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2014年12月17日 (水)

自由とは何も選択しないことなのだ(竹野内豊)

しかし・・・神はそれを許さない。

たとえば・・・選挙。

与党に投票するか・・・野党に投票するかの選択から自由になるために・・・どちらにも投票しないことにする。

しかし・・・すると・・・投票するか、投票しないかの選択で後者を選んだことになってしまうのだ。

そのことに気がつくとせっかくの自由が台無しなのである。

人生とは不自由なものである。

結婚するか・・・しないか・・・自由であるためには・・・「する」とも言えないし「しない」とも言えないのである。

優柔不断で煮え切らない男は自由なんだなあ・・・。

決断して・・・不自由になるか・・・すべての選択を保留して自由になるか・・・。

難しい問題である。

もちろん・・・ぐずぐずしていると・・・選択肢はどんどん狭まり・・・物凄く不自由な感じになったりもします。

あらゆる可能性に満ちた素晴らしいひとときは一瞬。

決断は慎重に・・・しかし、お早めに・・・。

そんな時・・・選TAXIがあればいいのになあ・・・と誰もが思うのだった。

で、『素敵な選TAXI・最終回(全10話)』』(フジテレビ20141216PM10~)脚本・バカリズム(他)、演出・筧昌也を見た。神ではなく髪を切る人だった枝分(竹野内豊)である。しかも、枝(えだ)が姓で分(わかれ)が名なのかもしれないのだった。枝分でフルネームって・・・変な名前。そういうことがなんとなくおかしいのは・・・相撲ロボやひなたロボがなんとなくおかしいのと一緒だな。だから・・・アーリンロボも面白いんだよな。あらゆる可能性の中から作り手はたった一つを選んでいく。その選択作業の深遠さ・・・。黒幕刑事になるか犯罪刑事になるか・・・それとも普通の刑事や普通の犯罪者になるか・・・人間かロボットか・・・犯罪ロボコップなのか・・・選ぶことの苦しみ・・・それは生みの苦しみなんだよねえ。その成果をお茶の間はなんとなくおかしいと思うんだよねえ。

もはやおなじみとなった「cafe choice」の光景・・・。

マスターの迫田(バカリズム)とウエイトレスの関カンナ(清野菜名)はなんでもありな感じのドラマを視聴する。

なんでもありのように見えて「犯罪刑事」も選択の結果なのである。

カンナはその選択の結果に夢中になるのだった。

一方で・・・枝分はメニューとにらめっこをして・・・ウエイトレスの宇佐見夏希(南沢奈央)は「いい加減にしてもらいたい」と態度で示すのだった。

いい子だが・・・少し冷たいのである。

最後に・・・常連客の標(升毅)が笑顔で入ってくる。

「今日があの日だよ・・・」

「・・・ああ、そうか」

そして・・・選TAXI抜きで・・・時は遡上を開始する。

所謂、回想に突入するのだ・・・。

それは・・・三ヶ月前のことだった・・・。

三ヶ月前の枝分は街の床屋さんだった。

客の無理な注文に応じるかどうかに悩む・・・優柔不断な理容店経営者にして理容師・・・。

待合室では・・・子供がコミック「おひとよしトレジャー/虫海暗」を鑑賞しているのだった。

結局・・・客の言いなりになる枝分なのである。

そして・・・街角のレストランでは・・・女(奥田恵梨華)が恋人を待っていた。

女は悩みを抱えている。

勤めていた会社を辞めて・・・花屋に転職するかどうか・・・そして・・・交際している優柔不断な恋人に結婚の意志があるのかどうか・・・なにしろ・・・もう三十三歳なのである。

ここまでキャスティングの選択が絶妙だったこのドラマ。最後に奥田恵梨華(33)というのも素晴らしい。出産後の初仕事か。

そして・・・やってきた恋人は枝分だった。

もちろん・・・このレストランは・・・プロポーズするに相応しいレストランなのである。

やがて・・・事件に巻き込まれる可能性のある店なのである。

しかし・・・それは未来の話。

枝分はプロポーズする気はさらさらなく・・・メニューとにらめっこである。

美しい恋人と・・・前菜から始って食後のデザートで終わる食事を楽しみたい・・・ただそれだけの男なのである。

そして・・・メニューとにらめっこをするのだった。

そんな・・・枝分に苛立つ女だった・・・。

「枝くんって・・・いつもそうね」

「?」

「優柔不断で何も決められないじゃない」

「僕はべつに優柔不断じゃないし・・・優柔不断だから時間がかかっているわけじゃない・・・」

「じゃあ・・・なんで・・・」

「注文したら・・・もう変更はできない・・・後悔しないように・・・最高の決断をだね・・・」

「そもそも・・・最初からそうよね」

「?」

「私から言い出さないと交際も始らなかったじゃない」

「・・・」

「時々・・・本当に私のことが好きなのかしらって思うことあるよ」

「どうして・・・」

「今日だってそう・・・このお店だって私が決めたんだし」

「だって・・・君の方が・・・詳しいでしょう・・・君にまかせた方が間違いがないと思うから」

「間違ったっていいのよ。たまにはあなたがセッティングしてくれてもいいのになってこと。あなたの選んだ店がたとえおいしくなくても・・・私、文句なんて言わないわ」

「ごめんね・・・」

「とりあえず謝っとけばいいと思ってるでしょ・・・」

険悪な雰囲気に弱い枝分はひとまずトイレに退散するのだった。

こういう時は・・・間をとってクールダウンするのがいいと考えた枝分。

例によってトイレットペーパーのロールチェンジをして戻ってくると・・・。

彼女は・・・帰ってしまっていた。

あわてて・・・追いかける枝分。

彼女はタクシーに乗って去っていく。

そして・・・おなじみのあの車がやってくるのだった。

選TAXIの運転手は・・・標だった。

彼女からのメールが届く。

≪先に出ちゃってごめんなさい。なんだか気持ちが冷めました。私たち きっと別れた方がお互いのためだと思う。さようなら 今までありがとう≫

「えええええええ」

「どちらまでお戻りになられますか?」

「あの・・・くる・・・タクシーを追いかけてください」

「無理ですね・・・もう・・・追いつけませんよ」

「そんな・・・」

「どうして・・・あの・・・くる・・・タクシーを追いかけるんですか」

「くる・・・タクシーって言わないでください」

事情を話した枝分に・・・選TAXIについて説明する標。

「そんな・・・過去に戻るなんて・・・非常識な・・・」

「まあ・・・論より証拠です」

異音が響き、「(タイム)バックします」の合成音声が繰り返される。

「なんですか・・・」

「タイムスリップ音ですよ・・・最新型の6なら・・・無音なんですけどね・・・これ5なんで・・・」

「でも・・・戻ってもどうしたらいいのか・・・」

「考える時間はたっぷりあったんだから・・・決めちゃえばいいでしょう」

「あ・・・なるほど」

半信半疑で店に戻った枝分は・・・時空修正前の一時停止状態を体験する。

「レアチーズケーキね」

「珍しい・・・すぐ決めた」

「優柔不断じゃないからね」

「ところで・・・今日は相談したいことがあって」

「?」

「今の仕事辞めて・・・夢だった花屋を開こうと思って・・・」

「・・・」

「どう思う?」

「僕は・・・反対だな・・・僕だって一応、経営者だからね・・・経営者の先輩としては・・・商売の世界は甘くないよ・・・夢だからって・・・長く勤めている会社をおいそれと辞めるなんて賛成できないな・・・」

「ごめん・・・ちょっと一人で考えたいから・・・先に帰るね」

「え」

メールが着信する。

≪先に出ちゃってごめんなさい。さっきの話で色々ふっきれました。私、枝くんとはやっていけないと思う。 だから、さようなら≫

仕方なく選TAXIに戻る枝分。

「どうしたの・・・」

「彼女の相談にも素早く答えたのに・・・」

「そうか・・・じゃ・・・女性の意見でも聞いてみるか」

「女性・・・」

そして・・・枝分は「cafe choice」に連れて行かれるのだった。

枝分の相談に乗ったのは・・・二人のウエイトレスだった。

その間、標はマスターと将棋を楽しむのだった。

「たまには・・・なんか賭けるか」

「ウインナークラブなんてどうですか」

「カニさんウインナーか・・・美味しそうだよね」

「ちょっとモーニングでトーストにつけて出したら結構、人気なんですよね・・・可愛いし・・・ま、ただのウインナーですけどね」

「俺が負けたら・・・」

「ダリナ共和国に行ってもらいます・・・」

「彼女さんはきっと・・・枝分さんにとりあえず話を聞いてもらいたかったんじゃないですか」

「いや・・・話は聞いたし・・・はっきり意見も言いましたよ」

「彼女さんは別に意見を聞きたかったわけじゃなくて・・・彼氏に背中を押してもらいたかったんですよ」

「・・・」

「大体・・・相談する時って結論は出てるんですよね」

「?」

「だけど不安だから・・・彼氏に応援してもらいたかったんだと思うな」

「・・・なるほど」

女心の分からない枝分なのである。

それが・・・三ヶ月前の枝分だったのだ。

異音が響き、「バックします」の合成音声が繰り返される。

「どう思う?」

「ほんとにやりたいんだったら僕としては彼氏として君を応援するだけだよ」

「ありがとう」

明るく輝く彼女の顔。

晴ときどき曇りのち嵐と目まぐるしく変わる気分屋の彼女と・・・優柔不断の極みである枝分。

ある意味、最高に面倒くさい二人である。

よくもここまで交際が続いてきたな・・・。

ハードルを超えた枝分が喜ぶ間もなく・・・次のハードルが迫る。

「転職の間に・・・少し休みがとれると思うんだけど・・・」

「?」

「旅行でもどうかしら」

「うん」

「枝君・・・旅行先をたまには決めてよ」

枝分にとってこれ以上なく高いハードルである。

「温泉なんか・・・どうかな」

「温泉は・・・行ったばかりじゃない」

「じゃ・・・沖縄は」

「沖縄は・・・もう少し、ゆっくりと行きたいな」

もう・・・こうなれば後はハワイしかないのだった。

そうなのか。もっとゆっくりしたいところじゃないか。

じゃ・・・ここはグァムかサイパンで・・・。

どこもかしこもゆっくりだぞ。

行きたいよねえ・・・南の島。

お前がかっ。

しかし・・・彼女の狙いはそういうことではなかったのだった。

「いい機会だし・・・うちの実家来る?」

「え」

「うちの親も枝くんに会いたがってるし・・・」

「そうだねえ・・・それは・・・またにしようよ」

完全に低気圧に向かって特攻した枝分だった。

たちまち暗雲が視界を閉ざす。

「枝くん・・・将来のこととか考えてるの」

「うん」

「この間・・・理佐の結婚式に行った時・・・思ったのよね・・・すごく幸せそうだなあって」

「そっかあ」

「そっかあ・・・何よ・・・そっかあって」

「いや・・・そっかあは・・・そのそっかあで」

「ごめん・・・先に帰る」

≪先に出ちゃってごめんなさい。だけど、さっきの話ではっきりとわかりました。このまま、一緒にいても先が見えません。 さようなら≫

第二回ウエイトレス相談室開催である。

「どうですかね」

「どうって・・・枝分さんはどうなんですか」と夏希。

「どうって・・・」

「結婚する気があるんかい・・・ですよ」とカンナ。

「いや・・・それは・・・あるけど・・・いつってわけじゃなくて」

「今でしょう」と夏希。

「年齢的には遅いくらいですよ・・・33才って私の周りじゃ・・・もうみんな子供が中学生の年頃ですよ」とヤンママ友達が多いらしいカンナ。

「・・・」

「男としてけじめつけないと・・・そこんとこ・・・よろしく・・・ですよ」

「わかりました・・・プロポーズします」

男として・・・という言葉に敏感な枝分だった。

おそらく・・・枝分にとって「男」は「パシリ」の対義語なのである。

選TAXIに乗り込んだ枝分。

「プロポーズするの?」

「はい・・・」

「枝さん・・・見違えたね」

「そうですか」

「男らしくなった」

「えへ」

「じゃあ・・・急いで行こう・・・飛ばしますよ」

異音が響き、「バックします」の合成音声が・・・。

「あ・・・やばい」

「何ですか」

前方に異様な光景が広がっていた。

停車する選TAXI・・・。

「取り締まりだよ・・・」

「取り締まりって・・・」

「タイムスリップねずみ捕り・・・」

黄色い防護服のタイムスリップパトロールがやってきた。

「あれは」

「タイム警官だよ」

「タイム警官?」

「おたく・・・だいぶ飛ばしちゃったね」

「すいません」

「はい・・・これ確認して・・・タイム制限速度から・・・30タイムオーバー・・・間違いないね」

「はい」

「お客さん・・・お急ぎのところすみませんね・・・しかし・・・安全なタイムスリップのためにご協力くださいね」

「はあ・・・」と枝分。

「これ・・・レッドタイム切符だねえ」

「すいませんでした」

「どうしたんですか・・・」と枝分。

「ごめん・・・枝さん・・・タイム免停になっちゃった」

「タイム免停?」

「タイムマシン免許停止処分ね・・・タイム交通法の規定で・・・90日間、運転禁止なの」

「え」

「でも・・・三ヶ月たったら・・・免停解けるから・・・そうしたら・・・90日間遡って・・・戻れるから・・・」

「え・・・その間・・・彼女とは別れたままですか」

「ごめん・・・でも・・・料金はこっちもちにするから」

「そんな・・・」

「で・・・相談なんだけどさ・・・」

「?」

「選TAXIって三ヶ月営業しないと・・・営業停止になっちゃうの・・・」

「はあ・・・」

「だから・・・代わりにやってくんない」

「え」

「タイム書類に記入して印鑑押してタイム二種免許のちょっとした講習受ければOKだから」

「・・・」

こうして・・・理容師・枝分は・・・臨時の選TAXIドライバーになったのだった。

つまり・・・枝分はずっと・・・彼女へのプロポーズを胸に秘めて・・・乗客の愛の物語を見守りながらトイレットペーパーのロールチェンジを続けてきたのである。

プロポーズに成功した男がいた。愛のトラブルを乗り越えたカップルがいた。結婚の挨拶に行く男女。愛の黄昏を眺めた男女。愛のバトルを重ねる男女。そして・・・愛のない不運な男たち・・・。

すべては・・・思い出の中に・・・。

そして・・・標のタイム免停は解けたのである。

「さあ・・・行きましょうか」

「・・・」

走りだした選TAXI・・・。

そこで・・・偶然・・・花屋で働く彼女の姿が目に入る枝分だった。

彼女は・・・生き生きと働いていた。

ここで・・花屋のパートナーが・・・男で仲睦まじいというオチもあったろうが・・・ここはもう一つ深い世界に落ちて行くのだった。

枝分の過ごした三ヶ月も濃密だった。

乗客との出会いの数々・・・。

それをなかったことになんか・・・できない。

そして・・・彼女が夢をかなえたこの世界も・・・きっと大切な時間の結果なのである。

「戻るのは・・・やめます」

「え・・・」

「だって・・・それが・・・一番素敵な選択だと思うのです」

それから・・・枝分がもう一度、彼女にアタックするかどうか・・・。

それは枝分の気持ち次第なのである。

戻ってやり直すよりも・・・今を大切にしたい・・・枝分はそう思うのだった。

「そうかあ・・・男だねえ」

「えへ」

「じゃあ・・・海でも見に行くか」

「今ですか」

「さあ・・・飛ばすぞ・・・」

アクセルを踏み込む標。

その時、警告音が鳴り響き・・・背後からタイム警官のイエロー・バイクが・・・。

もうしばらく・・・臨時休業する・・・枝分理容室なのである。

竹野内豊とバカリズム・・・この組み合わせの選択は・・・かなり冒険的だったと思う。

しかし・・・それは素敵な選択だったと・・・お茶の間の心ある皆さんは思いますよね。

そして・・・今度こそ・・・宇佐見夏希の回がありますように・・・。

セカンド・シリーズが選択されますように。

神に願うに違いない・・・ですよね。

関連するキッドのブログ→第9話のレビュー

Sentx010ごっこガーデン。ちょっとドライプしてトンネルを抜けたら雪山だったセット。まこちょこっと面倒くさいところがまた可愛いという不思議な魅力の枝さん・・・やはり・・・弱点あった方が親近感なのでしゅ~。温泉でしっぽりするためにガーデン飛び出して高速ぶっ飛ばしてたら・・・いつの間にか雪山遭難寸前になりましゅた~。じいや・・・半袖じゃムリなのでモフモフなMOZUコートくだしゃ~い。それから甘酒もプリーズ~!秘湯はどこぞに~くう最終回だけどエピーソードゼロ・・・そして伝説へ・・・これはタイムスクープを狙ってセカンドシーズンあるかどうか確認するために・・・未来に飛翔せねばなるまいて・・・だって面倒だけど素敵な枝分さんに逢いたいから~シャブリ「枝さんに楽しかった?と問われれば楽しかったと言う他ないのでありました~。血のり担当の森ちのりさんが実在するかどうかチェックしてきま~すikasama4「年賀状ラストスパートの季節ですな~。タイム違反にご注意を・・・あんぱんちレストランのエキストラの皆さんがちょっと大人しすぎたのが気になったわ~・・・時間が止まってたのかしら?」

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コメント

大好きなドラマのレビューが翌日読めるって やっぱり最高です(*^-^)
今クールの中で 一見安っぽいこのドラマがとてもお気に入りでした
最初は 時間つぶしに近い感じで見てましたが
軽いだけじゃなくて まったりしているのにセンスがよくて 連ドラとしてどう展開していくのが読めなくて
意表をついてくるので楽しかったです♪
神様と髪を切るをかけているのですね
先週見た時に 悪いことをした人には時間を遡らないので やっぱり神様なんだぁ って強く私も感じて
やっぱり神様でしたねぇ~とコメントしたんですが うまく反映しなかったみたいで 今週はPCからコメントしてます(たぶん 大丈夫なハズ)
海に誘っても来ないウェイトレス二人と枝分の距離感もいい感じで なんだかcafe choiceがもう恋しいです

最終回に関しては
ちょっと意外な展開だったので
実をいうと キッドさんのレビュー読んで より面白さを感じました。
もう スマホを片手にニヤニヤしている変な人になっちゃてましたけど(^-^;

次回は 宇佐美夏希の回がありますように☆

流れ星 もう一度君の竹野内さんもステキだったけれど
枝分さんのチャーミングさにはかなわない気がします!

投稿: chiru | 2014年12月17日 (水) 20時15分

じいや、3か月にわたるごっこガーデン、お疲れ様でございました。
今日は半年ほどタイムスリップして旬のすいかを持ってまいりましたわ。
温かいお部屋で召し上がってね。

最初は、ちょっとワンパタを危惧していたのですが見事に毎回捻ってきましたね。
大好きな人が好きなドラマに出ている幸せを噛みしめる事が出来た3か月でした。

もう今期のドラマも終わってしまいますわね…。
「ごめ青」が終わった段階でくうの青春も終わってしまいそうです(;_:)
今年もあと少し、お付き合いくださいませ~。

投稿: くう | 2014年12月17日 (水) 21時20分

シンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃいませ・・・大ファン

前倒しがいつもの感じになる変則的なシーズンに
おつきあいくださりありがとうございます。
日曜ドラマが面白いのは困るんですよね。
月9か日9がどちらも面白いのはものすごく困りますな。
まあ・・・うれしくもあるわけですが。

そして・・・一番・・・読めなかった・・・
これがものすごく傑作な感じに仕上がるという・・・
まさに神ドラマでしたな。

まあ・・・昔からチープは・・・
最高のおしゃれですからねえ。
限られた予算の中でアイディア勝負・・・。
まさに腕の見せ所・・・。

そして・・・主役の竹野内豊が・・・
ものすごいキャラクターを生みだしてくる・・・。
圧巻でございましたねえ。

その上で・・・人として大切なものは何か・・・という
物凄いテーマを淡々と語るという・・・
実にハートウォーミングな展開・・・。

そして・・・優しくてクールな「cafe choice」のメンバーたちの一般人としての存在感・・・。

もう・・・毎日一回は顔を出したくなるレベルの店ですよねえ。

セカンド・シーズンやるにしても
なんて・・・手頃なレギュラー陣なんだ・・・。

まあ・・・大体、やりつくしたので
このまま伝説になった方がおしゃれという考え方もありますけどねえ。

とにかく・・・枝分の正体を知った上で
最初から見直す楽しみはございますな。

結構・・・しみじみするのではないかと・・・。
恋を応援する枝分。
歯跡岩にこだわる枝分。
結婚についていろいろと反応する枝分。
そして・・・どこまでも道徳的な枝分。
存在そのものがなかなかに素敵でございます。

もう一度、枝さんに会いたい・・・ですよねえ。

投稿: キッド | 2014年12月17日 (水) 21時33分

❀❀❀☥❀❀❀~くう様、いらっしゃいませ~❀❀❀☥❀❀❀

雪山遭難セット名物のあつあつおでんが
いい感じに煮えておりますぞ。
こちらのおなべはもつの煮込みになっております。
おでんはからし、煮込みは七味でお召し上がりください。

暖かい部屋で食べる冷たいフルーツは
最高でございますねえ。

そして・・・チープな竹野内豊のゴージャス感も
格別でございましたな。

ネタについては・・・ある意味、何がださいか
分かっている職人なので
心配なのは脚色でしたが・・・
申し分のない仕上がりでございましたねえ。

脚本協力者たちとの素晴らしいコンビネーションだったと考えます。

複数ライターによるチームワークの一つのお手本になるのかもしれませんな・・・。

あざとさのまったくないプレーンなドラマ・・・。

これぞエンターティメントでございますよねえ。

いよいよ・・・終盤戦。

ひとつ、またひとつと名作が完成を迎えて・・・。
今年も暮れかかりますな。

充実した年の瀬をお過ごしくださいますように・・・。

投稿: キッド | 2014年12月17日 (水) 21時53分

バカリズムさんは大好きで、でも、もっと意地悪だったり、ひねくれた展開になるのかと思ってました。

思いの外、温かくのんびり楽しめる話が多くて、そんな中でふと考えることもあり、今まであまり味わったことのないドラマでした。

最終回、枝さんが戻らない選択をしたのが、じわじわ来ました。良かったです。

ぜひ、次が見たいですね。勿論、奈央ちゃんも再登場で…。

最後に流れる今までの乗客達を見て、ちょっとしんみりしてしまいましたが、今は枝分でフルネームがツボで、思い出すたびに、笑いがこみ上げてます。

投稿: ギボウシ | 2014年12月17日 (水) 22時21分

オチツキレイセイシズカナヒト~ギボウシ様、いらっしゃいませ~ワクイエミダイスキ!

劇団ひとりと比較するとやはりバカリズムは
アブノーマルじゃない・・・ということですね。

トイレットペーパーにこだわっても
お尻につけたまま人前にさらしたりはしないのですな。

ゴッドタンかっ。

そういう意味で実にモラルな感じのこのドラマ。

最後まで選べない感じがよろしゅうございました。

自由とは失うものが何もないっていうこと。

だけど自由であるためにはあるとかないとかにもこだわれないのですから・・・。

まあ・・・彼女さんは花屋にいるわけだし・・・
かわいいウエイトレスもカフェにいる・・・
戻る必要ないですから~。

誰も選ばなければ世界中の女子とつきあえる・・・
可能性があるわけですから~。

まあ、なんでもありはなんにもなしと同じでございますけどねえ。

そして・・・今年も過ぎ去れば去年でございます。時間とは恐ろしいものなのです。

投稿: キッド | 2014年12月18日 (木) 00時07分

第一話を振り返ると、確かに「床屋のオヤジ」って雰囲気ありましたねー(笑)。その床屋での「大丈夫です」(現代語)もちょっと終盤での枝分の「大丈夫です」に繋がっていましたね。

ここ数日、ふとタクシーの電光刑事もとい電光掲示に「戻走」って書いてないか目で探してしまう今日このごろです。

今年の流行語は「シックス」だよなぁ……。"皆んな" シックスにしたわーとかそれシックス?とか言うもんなー。ガッツ石松

投稿: 幻灯機 | 2014年12月20日 (土) 10時46分

✪マジックランタン✪~幻灯機様、いらっしゃいませ~✪マジックランタン✪

キッドは竹野内豊は・・・床屋のポスターのモデルを
やっているような気がして仕方ありません。

パンチパーマのあの人のように
オールバックは・・・枝分・・・。

昔・・・「瑠璃の島」で美容師をやってましたてけど
床屋さんの感じも意外にあってる・・・。
というか・・・いつにないキャラクター造形で
うざくてかわいいにまで到達した今回。
そうか・・・床屋さんじゃ・・・確かにそうだねえと
妙に腑に落ちましてございます。

電光刑事かっこいいなあ・・・。

でも・・・映像化すると電飾刑事になっちゃうんだろうなあ・・・。

セブンはとにかくかっこいい気がしますな。

セブンになったら考えたいと思いますな。

しかし・・・エイトも捨てがたいしな~

投稿: キッド | 2014年12月20日 (土) 20時31分

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