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2015年1月30日 (金)

パパとママに伝えてまだ好きだよと涙の炊飯器(松岡茉優)

「ねんりき」(橋本愛)が苦戦しているというのにリーダー主役回である。

しかも・・・これは「mother」の変奏曲・・・。

ポエム全開である。

ひどい父親とひどい母親に放置されて天才シェフが誕生するってひどい話じゃないか・・・。

一瞬で・・・「Nのために」・・・を越えて行ったぞ・・・。

そして・・・冴え渡るねぎの人の演技力。

そして・・・ようやくこの人だったのか・・・と萌えるお茶の間・・・。

中東のから騒ぎをつかのま忘れることができてよかったよ・・・。

で、『問題のあるレストラン・第3回』(フジテレビ20150122PM10~)脚本・坂元裕二、演出・加藤裕将を見た。世界観戦争では認識力の差が孤立を招く。意味もなく殺人を否定した方が強力だったりもするわけである。人質の無事を祈る人々はイスラームの歴史にそれほど興味があるわけではないしイラクとシリアとトルコとヨルダンがどのように国境を接しているかという地理にも興味がない。アッラーの神がどんな神かも知らない。人質交換の舞台になるのではないかと噂のトルコ・シリア国境の街・シャンルウルファの古都・アクチャカレの八千年の歴史も知らないだろう。アフラマツダとアーリマンが雌雄を決した決戦の地。戦い敗れたアーリマンはインドに逃れ宇宙神となる。しかし、アフラマツダもまた太陽神アッラーと明星ルシファーに分離し堕天使戦争に突入するのである。故郷を追われたユダの民はアクチャカレを通り約束の地へと導かれて行くのだ・・・悪魔の昔話はもういいんじゃないか。

謎のパーカーちゃんことビストロ「fou」のシェフ(予定)雨木千佳(曽我夏美→本川みのり→松岡茉優)はフォークを握りしめ、ビストロ「シンフォニック表参道」を経営する「ライクダイニングサービス」の社長・雨木太郎(杉本哲太)の元へと向う。

太郎は美女(夏月)と会食中だったが・・・娘を見出すと性欲をおさめ・・・手招きをする。

父親への愛と憎しみのカオスの中で千佳は殺意を躊躇するのだった。

千佳の中に眠る物語が今、語られ始めるのだ。

森村鏡子(臼田あさ美)の作る「お母さんの味」を飲みこむことができないのには理由があるのである。

田中たま子(真木よう子)が惚れこんだ料理の腕はともかく・・・千佳のことを何も知らないたま子は・・・「シェフをやめる」と言い出した千佳にうろたえる。

「どうして・・・」

「嫌だから・・・料理なんて面倒くさい」

「人生なんて面倒くさいものよ」と宥める女装好きのゲイのパティシエ・几(おしまずき)ハイジ(安田顕)・・・。

「人間も面倒くさい・・・地球が面倒くさい・・・」

言いたいことが上手く言えない千佳だった。

「嫌だということをやれとは言えないけど・・・もう一晩考えて・・・」

たま子は千佳のために用意したコックコートを贈るのだった。

しかし・・・翌朝・・・千佳はコックコートを切り裂いて消えていた。

開店二週間前のことである。

千佳は塒(ねぐら)にしていた漫画喫茶に戻る。そこには漫喫仲間の半田未子(ハマカワフミエ)がいるのだった。

「おかえり」

「ただいま」

千佳ははにかんで微笑む。

千佳は素晴らしいインターネットの世界にログインするとオンラインゲーム「R.O.H.A.N」の世界で野良兎となる。

《カナブンさんを見かけませんでしたか》

《最近、見ないね》

千佳はカナブンを訪ねて三千里の旅に出るのだった。

一方、「シンフォニック表参道」にはテレビ番組の取材で女子アナ(新井恵理那)が来店し、窓際痴漢・西脇(田山涼成)は太ももを堪能する。

「愚民ども」に見切りをつけて退社した東大出身の秀才・ゼネラルプロデューサー新田結実(二階堂ふみ)は闘争心に着火する。

食材の仕入れに出かけた市場の回転寿司で「シンフォニック表参道」のウエイトレス・川奈藍里(高畑充希)でイクラ争奪戦を繰り広げるのだった。

ここまでスルーしてきたイスラム風男尊女卑集団の中では人畜無害な軽さの星野大智(菅田将暉)は東大ちゃんを口説きだす。実は悪魔くんなんだろう・・・。

傲慢なシェフ・門司(東出昌大)は藤村五月レシピのフォン(出汁)を捨てオリジナルのフォンに取り組む。

「俺には俺のフォンがある」と叫ぶ門司は性格は悪いがシェフとしては一流なのである。

開店一週間前・・・。

「トュラトュラトュラトュラトュラトュラリャアラートュラトュラトュラトュラトュラトュリャリャートュラトュラトュラトュラトュラララ・・・」と歌いながらメニューを決めるチーム「アホ」のメンバー。

しかし・・・ソムリエ・烏森奈々美(YOU)とパティシェの他はほとんど素人のメンバーである。

明らかに大惨事の予兆が漂うのだった。

それでも・・・たま子は「静かな開店」を目指すのだった。

長い旅路の末・・・野良兎は・・・カナブンと巡り合う。

《ママ》

《あなた・・・千佳なの・・・》

千佳は・・・母親(堀内敬子)から親子三人の会食を提案される。

千佳は未子に嬉しそうに告げる。

「パパとママと食事をするんだ・・・親と・・・また一緒に住むことになるかもしれない」

「よかったね」

千佳は母親に会うために金髪を黒く染めるのだった。

ビストロ「fou(アホ)」の静かな開店日。

千佳は「シンフォニック表参道」で母親と再会した。

「美人になったわね」

「ママこそ・・・綺麗だよ」

「・・・」

最後に父親の太郎がやってくる。

しかし・・・太郎は株式市況のチェックに忙しい。

「今は別々に暮らしているそうだな・・・」

「・・・」

「千佳はひきこもりちゃんになったって言うじゃないか」

「・・・」

「母親が甘やかしすぎたんだろう・・・ウチの息子も用心しないとな」

千佳は知らなかった・・・父親が新しい家庭を持っていることを・・・。

「どうだ・・・金を出すから・・・今から大学を目指してみないか・・・千佳は料理が上手だそうだし・・・」

「・・・」

「二人で一緒に住めばいい・・・金は俺が出すぞ」

「・・・」

「なんだ・・・無口だな・・・千佳は昔はおしゃべりだったのに・・・オムライスが大好きで」

「幼稚園に入る前の話でしょう」

「お前たちを捨てたのは悪かったが・・・金は出してるんだ・・・愛がないことくらい我慢しろ」

「千佳はひきこもりなんかしてません」

「え」

「あなたに捨てられてひきこもったのは・・・私です。千佳は学校が大好きな子だったのです。私はネトゲにはまって・・・千佳が義務教育の間の九年間・・・一歩も部屋から出ませんでした」

「・・・」

「千佳は料理が上手になりました。義務教育の間・・・ずっと家で私のために料理を作っていたのです。私が死にたいと言い続けるのが心配で学校に行けなかったのです。私は目の離せない母親だったのです。そんなものを母親と呼ぶのかどうかは知りません。私は娘に毎日毎日死にたい死にたいと言いました。あなたに何人女がいたのか知らないけれどその女たちを毎日毎日殺したい殺したいと言いました。千佳が中学を卒業する年になった時・・・この子は私と一緒に死んでくれると言いました。だから・・・私は家を出たのです。この子を殺したくなかったから・・・この子を捨てたのです。あなたもひどい父親だったけど・・・私もひどい母親でした」

「いいじゃないか・・・こうして元気なんだから・・・二人でまた暮らせばいい」

「それはできません・・・私は妊娠して再婚しますから・・・」

千佳は凍りつき・・・そして微笑んだ。

「おめでとう・・・お母さん・・・よかったね」

母親は席を立った。

父親も席を立った。

千佳は未子にメールを送信した。

《私の孤独は完成しました》

門司のフォンも完成していた。

門司はオリジナルのフォンで作ったポトフを千佳のテーブルに運ぶ。

千佳はその味を感じた。

その時・・・ビストロ「fou」は初めての客を迎えていた。

通りすがりの団体さんは総勢17人・・・。

はりきってサービスを始めた一同。

しかし・・・ゼネラルプロデューサーが皿を割ったのをきっかけにミルクはこぼれソースは焦げ惨憺たる厨房となったのだった。

「もう・・・お客さんに謝るしかない」とソムリエ。

そこに・・・千佳がやってきた。

「助けて・・・シェフ」とたま子。

しかし・・・千佳は。

「嫌よ・・・料理なんか作ったっていいことなんかない。東大さん・・・どうしたの・・・私はこんなもんじゃない・・・って・・・あなたはそんなもんなのよ・・・私の友達、一日16時間働いて、立派に生きている・・・あなたなんか・・・それ以下よ・・・文句ある」

「その通りです・・・私は微生物以下の人間です」

泣きながら厨房を出るゼネラルプロデューサーだった。

かわいいよ、ゼネラルプロデューサーかわいいよである。

「死ねっ、人類死ね、地球死ね、宇宙死ね、みんな死ねばいい・・・こんなお友達ごっこのレストランなんてつぶれてしまえ」

「確かに・・・あなたの言う通りかもしれない・・・でも・・・ここは・・・レストランなの・・・お客様が料理を待っているんです・・・呪ってもいい・・・なんでもいいから・・・なんか作って・・・ここは厨房ですよ」

「・・・」

「・・・」

たま子の根拠なきガッツが勝ったらしい。

「オーダーは」

注文伝票を差し出すたま子。

「五分後にタラを出すよ」

「はいっ」

「でもミルクが・・・」

「そんなものどうとでもなる」

天才シェフは肉と魚を同時に焼き始めるのだった。

千佳の脳裏に揺らめく「チューボーですよ!」(1994年~)のイメージ。

巨匠がいるならアシスタントとゲストがいるのである。

「ハイジさんはサラダを・・・三千院さんはマリネを」

「はい・・・」

天才シェフは九年間の修業の成果を見せるのだった。

お米はいっぱいいっぱいお水を吸います

お水を捨てます

とぎます

お水を捨てます

とぎます

3回したらお水が半分透明になります

炊飯器にお米を入れます

ボタンを押して待ちましょう

はいよし

肉や魚はお友達です

仲良くしましょう

ご機嫌いかが?

熱くないですか?

冷たくないですか?

大事に大事に話しかけましょう

千佳は泣きながら料理を続ける。

テレビの料理教室を見て必死で覚えたレシピ。

大好きな母親のために・・・。

生きるために・・・。

千佳は泣きながら皿を洗った。

帰宅するまでが遠足である。

客がそれなりに満足して帰った後・・・千佳以外のメンバーは精根尽き果てる。

ハイジはおっさん化した・・・。

翌日・・・ビストロ「アホ」は暫時休業に突入した。

関連するキッドのブログ→第2話のレビュー

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コメント

キッドさん、お邪魔します

シェフの小中約9年間は、命がけの戦いだったんですね
母子を描かせたら坂元さん最高ですね
しみじみと見入ってしまいました
再婚しても女好きで毎回連れている女が違うパパは彼方に置いといて、ママ、シェフを連れ子に、一緒に暮らすという手はないの~とシェフが言えないんなら代わりに叫んでやりたくなりました

料理をするのはママのため
でもいくら料理したってママが振り向かないのなら
料理が憎悪の対象となってしまうのでしょうか

エンディング、きゃりーぱみゅぱみゅの声が、何を歌っているのかよく分からないのですが、優しくかさぶたを閉じてくれるように聞こえて、これまた切ないです

投稿: mi-mi | 2015年1月31日 (土) 00時15分

aDayinOurLife~ mi-mi様、いらっしゃいませ~アタラシイナニカヲミツケルネェ

テレビは・・・孤独な人間にとって
最良の友達であればいいと思います。

人間の友達がいない場合はせめて・・・ですが。

世の中にはテレビさえ与えられない子供も
いるでしょうが・・・
もう・・・絶句するしかないですからな。

シェフにとっては
テレビは料理教室の先生でもあった・・・。
死ぬほど料理番組ありますからねえ。
それをかかさず見て
勉強したわけです。

それを想像するだけで涙がとまりません。

父親はタフすぎて配慮にかけ
母親はメンタルが弱すぎる・・・。
愛されない子供はそれでも親を愛するしかない。
うっさい死ねっと言うしかないのですよね。

とにかく・・・シェフは
両親のいいところを受け継いだ・・・
それが慰めといえるでしょう。
たくましく・・・そして優しく・・・いい子に。

きゃりーぱみゅぱみゅは言葉遊びが過ぎるというか
だじゃれなおしゃれさんですからな。

問題がある問題ガールなのでしょうねえ。

投稿: キッド | 2015年1月31日 (土) 02時33分

YOU! タランティーノばりの"くだらない会話"の断片が楽しい。「あつねぇ、パフェとサンデーはどう違うんでっしゃろねー」

リーダーがまるで「二階堂ふみ」ってコみたいなマシンガンを連射する、これもまた痛心地いい。

初回三時間スペシャルでここまで一気に見たかった感じ。しびれた。死ぬ。駅長は(以下略)。

と思っていたら最後の最後で料理との会話、名シーン認定キタ。号泣。二度死ぬ。

投稿: 幻灯機 | 2015年1月31日 (土) 06時31分

✪マジックランタン✪~幻灯機様、いらっしゃいませ~✪マジックランタン✪

「注文が難しいのがカフェで優しいのが喫茶店」
「最近、注文できないネタを二度見た」
「志村けんのコントと相棒な」
「恐ろしい・・・街の中心部には行きたくない」
「高等遊民かっ」
「パフェはクリームでサンデーはアイスクリームだろ」
「お前が高校時代にバイトしていたサ店ではな」
「クリソワン、アイミティーワン」
「娘と父か」
「銀色のお盆でした・・・」

オレオ、ビッツ、アウシュビッツ・・・。

土食べますか、それとも自然を殺しますか。

ビビビの微生物。

今回、駅長多め、観光協会長少なめ、痴漢ハゲ普通だったな。

圧倒されるポエム。
もう・・・涙なくして料理番組は見れない。

そんな感じの第三話・・・。

リーダー万歳。
海はないけど夢はある。
親はなくとも子は育つでございます。

投稿: キッド | 2015年1月31日 (土) 16時18分

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