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2015年2月 1日 (日)

やつらの顔に泥を塗れ(神木隆之介)顔はいろいろとアレなんでボデイで(広瀬すず)

私は戦争いたしませんと言ってても宣戦布告されたらお手上げである。

日本海やら太平洋をはさんでいても狂信者の入国ははばめない。

一刻も早く改憲して自称イスラム国という国際ヤクザを殲滅できる体制を整えなければいけないのだ。

同胞を殺された大和魂を思い知らせてやるべきだ。

どうして誰もテレビでそれを言わないのか・・・不思議だ。

まあな・・・所詮、他人事だからな。

「フリーランスの人ばかり犠牲にするわけにはいかない」と既成メディアのコメンテーターが言っていたが・・・大企業の社員が外務省の通告を無視するのを上司は許可しないんだろう。

なにしろ・・・社として責任問われちゃうからな。

結局、うしろめたふぁー報道だからな。

自らの意志で犠牲になった人は自分を怨めばいいと思うよ。

「イスラム過激派の暴力を許さない」という立場に立てば・・・テロリスト集団「イスラム国」は敵そのものですから。

自分だけは安全でいたいなんて無理難題ですぜ。

それが世界観戦争というものなのです。

で、『学校のカイダン・第4回』(日本テレビ20150131PM9~)脚本・吉田智子、演出・鈴木勇馬を見た。手榴弾を泥団子に変え、顔ではなく身体を狙い、傷害罪ではなく器物破損にとどめる。自主規制につぐ自主規制で表現されるか弱い者の精一杯の抵抗の描写。パイ投げ合戦もできなければ海辺で泥仕合、雪山雪合戦も物議を醸しだす今日この頃、中東でテロリストがジャーナリストを殺そうがどうしようが日本のドラマやアニメとは何の関係もないのに所詮、お茶の間ビジネスなのである。空気を読んで自粛したければするがいいなんだな。本当に迷惑だな。テロリストもジャーナリストも。情報乞食の皆さんも。

昨日は車の中で寝たばこ

引火して燃えちゃった

なんじゃ・・・それは。

世界や人生と同じで特に意味はありません。

孤立無援だった明蘭学園生徒会長・ツバメ(広瀬すず)は車椅子の怪人・彗(神木隆之介)の誘導で油森(須賀健太)や脇谷玉子(清水くるみ)などの生徒会役員や、日陰クラブの草介(奥村秀人)など反プラチナ8の同志を獲得する。

奪還した生徒会役員室に帰還した生徒会役員たち。

しかし・・・室内は落書きだらけになっていた。

犯人は隣室の貴族部屋の明蘭学園の女王である麻生南(石橋杏奈)とお高くとまった仲間たちである。

プラチナ8の親たちの寄付金で運営される明蘭学園では教師と言えどもプラチナ8の機嫌が大切なのだ。

2年1組担任の壷井先生(金子ノブアキ)は明らかに犯人の外交官の娘・葉月エミリー(吉倉あおい)を擁護するのだった。

「確たる証拠もないんだから・・・生徒会でなんとかしろ」

「先生あなたはかよわき大人たちの代弁者なのか」

「もういいだろ」

生徒会役員泣き寝入りである。

「でも・・・なんとかしろってことは・・・好きにやっていいってことだよな」

「じゃ・・・おしゃれに改造しちゃおうぜ」

「ついでに学校新聞も作ろう」

「今までなかったのかよ」

「今時、新聞部なんてなあ」

「しんぶんし、下から読んでもしんぶんし」

出来上がった学校新聞を怪人に自慢するツバメだった。

「生徒会室落書き犯を許さないキャンペーン中よ」

「アホか・・・」

「なんでよ」

「そんなことしたって犯人を追及できるわけないだろう」

「でも・・・」

「デモなんて無意味だ・・・暴動まで発展しないとな・・・報道するなら醜聞(スキャンダル)だ」

「スキャンダル・・・」

「そうだ・・・大衆の嫉妬心を煽り、権力者を失墜させる・・・それこそが新聞の使命だ」

「えええ」

翌日、何者かの情報提供により生徒会広報担当の轟治(柾木玲弥)は学校新聞に「禁断の関係、妻子ある教師と生徒が不純な交際」と壺井とエミリーのみだらな写真入りの記事を掲載する。

熱狂する生徒たち。

エミリーと壷井は新聞を切り裂くが・・・号外が配布され・・・全校生徒の知るところになるのだった。

たちまち父兄からの問い合わせが殺到である。

誉田蜜子理事長(浅野温子)や金時教頭(生瀬勝久)に事情聴取された壷井は・・・。

「生徒から一方的に好意を寄せられただけで自分に疚しいところはない」と自己弁護するのだった。

「こんなことで・・・私たちの愛は壊れない」と強気だったエミリーも・・・壷井に冷たくあしらわれ、意気消沈するのだった。

「あんたのせいでこんなことになった」と言われて困惑するツバメである。

結局、壷井はほとぼりが冷めるまで研修旅行に出され、事件はうやむやのまま葬られそうになる。

「こんなことしなくてもよかったのに」と怪人を責めるツバメ。

「何を言っている・・・敵に打撃を与えたじゃないか」

「でも・・・エミリーちゃんが可哀想だもの」

「革命に犠牲はつきものだ」

「私は・・・革命じゃなくて・・・学校をよくしたいだけなの」

「この修正主義者め・・・」

「だって・・・結局、先生は逃げちゃったし」

「だったら・・・責任を追及すればいい」

「どうやって・・・」

「生徒の2/3の署名があれば教師および職員を解任できると生徒手帳に書いてある」

「すごい規則を作ったわね・・・誰なの」

「知らん・・・しかし、ルールはルールだ」

たちまち・・・始る壷井解任署名運動。

大義名分があるために生徒たちは盛り上がるのだった。

エミリーは壷井の名誉を守ろうと立ち向かうのだった。

「そんなのやめなさいよ」

「なんだ、不倫教師を庇うのか」

「そんな・・・不倫なんて」

「だったら・・・お前も署名しろよ」

「そうだ・・・お前だって犠牲者なんだから」

「署名」

「署名」

「署名」

「やめてください・・・そんな・・・魔女裁判的なキリシタン弾圧的な踏み絵みたいなことは」

「なんだ・・・生徒会長・・・悪を許すのか・・・アウシュビッツなんてなかったのか・・・強制労働かガス室かに選別されて母親が強制労働、母親の母親と母親の乳児がガス室に送られていく姿を目撃した特別枠の強制収容所楽団の演奏者の気持ちを考えないのか」

「そんな・・・アーカイブ見たなみたいなこと言われても困ります」

問題が紛糾したために・・・学校側は・・・壷井の自主退職と、エミリーのパリ留学の方向で動き出す。

プラチナ8もエミリーを見はなすのだった。

「どうして・・・」

「だって・・・禁断の愛なんて・・・ばれたらただのさらしものじゃない」とプラチナ8の頭脳である香田美森(杉咲花)は宣告するのだった。

「大人ぶっても・・・結局、お子ちゃまじゃねえ・・・」と女王・南はプラチナ8の印章をエミリーから剥奪する。

孤立したエミリーを慰めようとするツバメ。

「よしてよ・・・全部、あんたのせいでしょ」

差し出したマフラーは泥まみれとなり・・・返す言葉のないツバメ。

やり場のない気持ちをツバメは怪人にぶつける。

「あんたの言う通りにしたら・・・私の胸が痛い」

「俺が信じられないなら・・・二度と来るな」

「なによ・・・暴走爺がっ」

「だれがジジイだ」

しかし・・・結局・・・お互いを必要とする二人だった。

「どうすればいいの・・・」

「子供を傷つけても平気な大人は間違いを繰り返す」

「・・・」

「痛い目に合わせて・・・反省を促すしかないんだよ」

「そんなことできるの」

「手榴弾と・・・スピーチ・・・すべては・・・戦うための手段なのさ」

「私・・・自爆はできません」

「手榴弾は敵に投げつけるに決まっている」

しかし、手榴弾を投げて職員室を粉砕するとドラマが打ち切りになるので用意されたのは泥団子だった。

転校届けを出しに来たエミリー。

しかし、書類は泥団子がヒットして泥だらけになるのだった。

怒りの泥団子が壷井をヒットする。

「成績が悪い生徒を救済するといいながら・・・乙女の純情を踏みにじる・・・成績E評価の女生徒の身体を狙うなんて最悪よ・・・優しいフリして近付かないで」

悲しみの泥団子が教頭をヒットする。

「世の中は汚いんだから・・・汚れること慣れろ・・・汚い人間になれと・・・それが大人になることだと言う大人たち・・・子供にそんなことを教えるのがあなたの仕事ですか」

祈りの泥団子が校長をヒットする。

「もしもあなたが・・・先生だと言うのなら・・・不器用で・・・上手く汚れることのできない私に・・・上手な汚れ方を指導してください」

ツバメはエミリーに泥団子を渡した。

「やっちまいな」

エミリーは涙の泥団子を壷井に投げる。

「あんたなんて・・・好きじゃない・・・でも・・・憧れだった・・・先生だけが・・・私に優しくしてくれたから・・・最後まで・・・味方してくれると思ったから・・・」

職員室を取り囲む生徒たちは・・・歓声をあげるのだった。

「どうするつもりです」と教頭。

「すべてをなかったことに・・・」と校長。

「今さら・・・遅いかもしれませんが・・・すべての責任は私にあります」と壷井。

「何もなかったんだから・・・責任はないの」と校長。

しかし・・・服を汚された教頭の気持ちは・・・収まらなかった。

「校長は甘い・・・誰が・・・この学校の本当の支配者なのか・・・思い知らせなければならないな」

教頭・・・そう言って思い知らせたことのある登場人物をみたことがないことを指摘しておく。

「なかなかやるわね」と女王はエミリーの帰還を許す。

エミリーはツバメを見下すのだった。

「恋のひとつやふたつ・・・どうってことないのよ・・・あなたとちがって私はなんでも持ってるんだから」

「え」

こうして・・・すべては振り出しに戻ります。

なにしろ・・・お茶の間は革命(はな)より恋愛(だんし)ですからな。

関連するキッドのブログ→第3話のレビュー

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コメント

事件がどこで起きていようと警察機構が本当に改革されてしまったら現実(推定)と変わってしまうし、学校のカイゼンが一つひとつ行われてしまうにはまだ話数が若いし……

まぁ広瀬すず(特に声が良し)が毎週観られるようにこの学校はカイカクされなくてもいいような気すらしてきた上に携帯電話をソフトバンクに変えようかと一瞬思ってしまう今日このごろです(笑)。

ランキング大変動中
1位リーダー(株)
2位生徒会長2015
3位ヒミズ
4位生徒会長2014

最近ちょっとかしこさんとか興味が薄れてきた感あり(笑)。

投稿: 幻灯機 | 2015年2月11日 (水) 12時50分

✪マジックランタン✪~幻灯機様、いらっしゃいませ~✪マジックランタン✪

理想の警察も理想の学校も
争いの種でございますからねえ。
何が理想ってやつなんだでございますよねえ。

それはそれとして鈴音の響くような
すずちゃんボイスにうっとりなのですな。
でございましょうとも・・・。

ふふふ・・・女房も女優も
温故知新でございますよねえ。
あの頃のかしこさんに会いたくなったら
DVDやらブルーレイやらを
見るしかないのです。

キッドは
1位なんだなんだな
2位メルティーキッス
3位わーいエネゴリさんだ
4位このくそげぼやろう
5位東大ちゃん
流動中でございます。

あああ銭形愛がベスト5から落ちてる~。


投稿: キッド | 2015年2月11日 (水) 21時37分

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