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2015年3月15日 (日)

主人公は唇を(神木隆之介)奪っちゃいましたからね(広瀬すず)私なんか16才で全裸披露よ(浅野温子)

素晴らしい革命の世界へようこそ。

まあ・・・革命なんてクズのすることだからな。

とりあえず・・・16才の現役美少女高校生が毎週見られたので・・・お茶の間男子は万歳三唱するしかないのだった。

何よりも・・・バッチリ主演なのである。ほぼ全シーンに出ているからな。

地獄先生ぬ〜べ〜」丸山隆平

金田一少年の事件簿N」山田涼介

弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜」二宮和也

ここのところ・・・ずっと主演が男子だったしな。

その前が「戦力外捜査官」武井咲(20)だけどな。

土曜ドラマは一年の半分は女子高校生ヒロインにしてもらいたいよな。

それでこそ男女同権だよな。

それにしても広瀬すずの快進撃は凄いよな。

今回も危なく「全部出たと~チューしたと~(広瀬すず)」というタイトルにしそうだったからな。

個人的には今季一番だよな。

お前・・・クズだな。

だって・・・。

(月)凝りすぎ

(火)最悪

(水)谷間

(木)三人娘待ち

(金)短いのだ

(土)かわいい

(日)そうせい

・・・ほらな。

クズすぎる・・・。

で、『校のカイダン・最終回(全10話)』(日本テレビ20150314PM9~)脚本・吉田智子、演出・南雲聖一を見た。明蘭学園高等学校の不祥事が明らかとなり、理事長兼校長の誉田蜜子(浅野温子)は窮地に立たされる。復讐を果たした車椅子の怪人・雫井彗(神木隆之介)の真の目的を知った生徒会長・ツバメ(広瀬すず)は衝撃で失神するのだった。

すべては・・・夢だったのか。

怪人と過ごした胸躍る輝かしい日々は・・・。

風に吹かれた革命の季節は・・・。

時代遅れの「いちご白書」は・・・。

いじめによる障害者の発生とその隠蔽。

誉田校長のイメージダウンは明蘭学園高等学校のイメージダウンである。

高校は存亡の危機にさらされるのだった。

保健室で目覚めたツバメを見守る同志たち。

学園の女王・麻生南(石橋杏奈)、みもりんこと美森(杉咲花)、会計玉子(清水くるみ)・・・ツバメを含めて四天王だな。

「彼は・・・彼は・・・どこ・・・」

「いつの間にか消えちゃった」

「学校にはいない」

「学校は大変なことになっているよ」

「彼に・・・彼に・・・会いに行かなくちゃ」

革命ツバメ軍団リーダーたちはツバメとともにマスメディアの包囲網を突破し、丘の上の洋館に急ぐのだった。

待ちかまえる雫石(伊勢崎)だった。

「どうして・・・あんなこと・・・」

「最初から言ってるだろう・・・お前に学校をのっとれと・・・すべては計画通りだ」

「そんな・・・最初から私を利用していただけだって言うの」

「その通り・・・お前と校長に世間の注目を集め・・・すべてを吹き飛ばすためさ」

「みんな・・・彼と二人だけにして」

革命リーダーの言葉は絶対なのである。

ツバメは怪人と対峙するのだった。

「私は・・・あなたを信じてた・・・全部ウソだったって言うつもり・・・」

「だから・・・そうだって言ってるだろう・・・すべては終わったんだよ・・・校長は終わりだ・・・そして学校も終わりだ」

「私はそんなこと信じない」

「え」

「学校を終わりになんかさせない」

「ええ」

「私は学校を守る・・・生徒会長だもの」

「えええ」

怪人は校長と対峙するのだった。

「そんなに・・・私を憎んでいたとは・・・」

「こんな身体にされて・・・水に流せるやつがいたら・・・バカじゃないか」

「それもそうね」

「とにかく・・・これでチェックメイトだ」

「甘いわね・・・私がこんなことで終わると思うの」

「何・・・」

「学校は別の法人に売却するわ・・・学校は名前を変えて・・・私はそこで理事長を務める」

「しぶとい人だ・・・しかし・・・俺にはまだ最後の手段がある」

「・・・」

「死ぬ気になったらなんでもできますからね」

「伊勢崎・・・」

革命軍指令部に怪人から情報が入る。

「理事長は・・・学校を売却する気だ」

「そんな・・・」

「トクサ枠がなくなれば・・・お前たちはおしまいだ」

報告を受けて騒然とする生徒たち。

「私たちはみんなを見捨てたりしないわよ」と女王。

「そうだよ・・・生徒会長・・・みんなで楽しく学園生活を過ごそう」とみもりん。

「ありがとう・・・みんな」

「どうするんですか」と玉子。

「みんなで・・・学校にひきこもりましょう」

「いや・・・そういう時はたてこもりです」と副会長油森(須賀健太)・・・。

「よし・・・学園占拠だ」とキングの夏樹(間宮祥太朗)・・・。

「我々は戦うぞ」

「おー」

・・・なのだった。

全校生徒六百人は学校に立て籠もるのだった。

「六百人もいたのか」

「すごい団結力」

「みんな・・・お祭り騒ぎは大好きなんだ」

その夜のニュース。

「全校生徒が立て籠もるという前代未聞の事件が起きています。全員が未成年なのでモザイクすぎてなんだかよく分からない事態ですね」

「昔だったらタオルで顔を隠すところです」

「サングラスですよね」

「大沢たかおは部屋がまぶしすぎてサングラスをして寝るそうです」

「バツイチですけど独身ですよね」

「一般女性はラクダよりたかおが狙い目ですよね」

「君といた夏から二十年ですねえ」

「瀬戸朝香と同級生役だったんですよね・・・十歳も年上ですけどね」

「なんちゃって大学生ですよね」

「まあ・・・学園紛争の頃は彼らも生まれたばっかりですけどねえ」

「この雰囲気分かる人・・・もう定年ですよね」

「浅野温子がどれだけ凄い美少女だったか知ってる人もな」

「バリケード万歳」

「とにかく・・・元総理大臣よりバカで面白い状況です」

革命指令部に誉田校長から情報が入る。

「伊勢崎は・・・明日・・・とんでもないことをするかもしれない」

「校長は・・・学校を売り飛ばすつもりですか」

「・・・」

生徒会長は立ち上がるのだった。

「お集まりの皆さん、明日、三者会談を行います。校長と伊勢崎さんが学校に来たら道を開けてください」

そこへ・・・徳次郎(泉谷しげる)たち保護者軍団が食糧の差し入れをもって陣中見舞いに来るのだった。

「みんな、がんばれ」

「ありがとう、おじいちゃん」

「共闘と連帯だ」

金時教頭(生瀬勝久)と教師たちも生温かく生徒たちを支援するのだった。

「生徒会長・・・やりたいようにやればいい」

「ありがとう・・・教頭先生」

「教頭と連帯だ」

「だじゃれか」

そして・・・決戦の日は来た。

車椅子の怪人と学校売却書類を持った校長が現れる。

通学バスのゲートが開く。

生徒会長がバスの屋根に登り、どよめく報道陣。

「美少女生徒会長だ」

「ピンクのジャージを脱いだぞ」

「生放送だから顔は映すな」

「生脚をアップしろ」

「伊勢崎・・・一体・・・何をするつもり」

「あなたの罪を糾弾するために・・・この命を捧げてやる」

制服のネクタイで自分の首を締める怪人。

「バカ」

徹夜で考えた最後のスピーチを開始するツバメだった。

「ひどいことをされて悲しいのはわかります。ひどいことをした人に怒る気持ちもわかります。でも死ぬなんて馬鹿げている。死んだら世界が終わってしまう。死んだら世界を変えることなんかできない。あなたが死んだら・・・私の世界も変わってしまう」

「・・・」

「誉田校長の机には・・・あなたの資料がありました。あなたは・・・この学校を・・・卒業もしていないし・・・退学にもなっていない・・・あなたは留年扱いです」

「え」

「去年も・・・一昨年も・・・ずっと留年です」

「ええ」

「校長は・・・あなたが帰ってくるための素晴らしい学園を・・・目指していたんです」

「えええ」

バスから飛び降りてツバメは怪人にキスをするのだった。

「さあ・・・学園ラブコメを始めましょう・・・」

仕方なく拍手する報道陣一同だった。

革命は終焉し・・・学校に平和が戻ったのだった。

誉田校長はすべての責任をとり・・・金時校長にバトンタッチすると微笑んで教育界を去る。

ツバメと怪人はラブラブである。

「卒業まではお預けですよ・・・不純異性交遊になっちゃいますから」

「だれが・・・お前なんかと」

「それにしても・・・やっぱりコスプレみたいですよね」

「それが年上の人間に言うセリフか」

「なんですか・・・後輩のくせに」

「ぐぬぬ」

「私が三年生、あなたは二年生なんだから・・・上級生に対して敬意を払ってください」

「・・・」

革命よりも愛の方が大切だという話である。

そして、いじめのない学校、クズのいない社会は夢のまた夢なのである。

さらば・・・青春なのだった。

関連するキッドのブログ→第9話のレビュー

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コメント

三ヶ月間、眼福耳福だったよもとい楽しかったですねぇ。NET土曜学園ドラマ枠(変格『ギャルサー』よりもある意味もっと変格でしたなあ今回)よ永遠に。

来週からは「俺の先輩が年下美少女のわけがない!」が始まるわけですね。教頭が実はFM番組持っていたり、校長が自宅でパスタ屋さんしていたり、クイーンは卒業して気象庁に勤めていたりのラブコメがもう楽しみで楽しみで、『明日の光をつかめ』でお姉さん(ゾンビ)がタンポポハウスに立て篭もったシーンを見返したりして一週間過ごしたいと思います。オマージュなんだろうか……

投稿: 幻灯機 | 2015年3月15日 (日) 06時15分

✪マジックランタン✪~幻灯機様、いらっしゃいませ~✪マジックランタン✪

この枠はファンタジー空間ですからな。

前番組なんて手が鬼です。

苛められ、はぶられて・・・孤立無援の子供は
結局、自分で自分を助けるしかない。
そういう真実を
革命ごっこというファンタジーの中で
高らかに歌い上げるという今季最高傑作でしたな。
心眼で見れば
物凄い六百人です。
ここからは周辺の学校に
戦闘員を送り込んで
革命の火の手を広げてもらいたいところでございます。

ヒロインが美少女すぎて
全国の小学生男子が
最後のキスシーンで失恋しトラウマを残しまくったことでしょう。
大切なことですな。

そして・・・みんな深夜アニメに流れて行くのです。

さすがにこれだけメンバー揃うと
鈴木先生ヒロインの一人も出番なしでしたけどねえ。

お姉さんの血をときどき感じることがありましたが
短くても輝け・・・乙女ですな。

ああ・・・気象庁が怪獣発生を予報しています。
ゾンビ前線も発表になりました。
今年のゾンビは例年並みか・・・。
アリスとすずのバイオハザードとかも見たいです。

投稿: キッド | 2015年3月15日 (日) 08時44分

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