64じゃなくていいのかしら~?(多部未華子)えむじゃない・・・ちょっとばかなだけ・・・たにまない(大倉忠義)
いろいろな意味で谷間がないのだな。
あるかないかの谷間を好む人も多いぞ。
要するにマザコンかロリコンかって話だよね。
男はその二種類しかいないのかよっ。
後はゲイね。
結局、倒錯してるのか・・・男かどうかも疑問だぞ。
もう・・・人間性を疑われる流れになってるぞ。
悪魔でございます。
木曜日と金曜日に精魂使い果たしたのか・・・。
春ドラマのレギュラー・レビューは今のところ・・・。
(月)「ストーカーさん、いらっしゃい」
(水)「精神分析家と芸者その心の闇」
(木)「アイムホーム」
(金)「アルジャーノンに花束を」
(土)「どS刑事」
(日)「花燃ゆ」
・・・週の前半、タイトルおかしいぞ・・・。
っていうか・・・大河以外・・・オリジナルドラマがないぞ・・・。
本当は「心ポッキー」には頑張ってもらいたかったんだが・・・ちょっとグダグタなんだよな。
ちんちくりんな男、心がからっぽな男、はみだした女、痛いおばさんになった女という四人が・・・あまりにもそのまんまで・・・ドラマというより深夜のドキュメンタリーになってる感じが・・・おいっ。
ちょっとおしゃれがすぎちゃったかなあ・・・。
一方、「ヤメゴク」は・・・反社会的組織員の社会復帰の話なので・・・茶化してどうする・・・というグロテスクな色眼鏡が邪魔をするんだな。
「救いようのない話を面白おかしく」はいつもの路線じゃないか。
ケイゾクの二人。トリックの二人。スペックの二人はある意味、大スターだからな。
「ヤメゴク」の二人だって大スターじゃないか。
でも・・・刑事より・・・チンピラとその愛人の方が似合うよね。おいおいっ。
そもそも初回は「2時間スペシャル」の枠がとれなかったので前後篇にわけましたって感じじゃないか。
妄想はそこまでだ。
とにかく・・・土曜日はあるかなしかの谷間でお届けします。
で、『ドS刑事・第2回』(日本テレビ20150418PM9~)原作・七尾与史、脚本・川崎いづみ、演出・中島悟を見た。この枠は特撮ドタバタドラマというジャンルを構築しつつあるわけだが・・・今回は特撮部分は控えめである。黒井マヤ巡査部長(多部未華子)の華麗なる鞭捌きとヒロインの代官山脩介巡査(大倉忠義)の虐待アクションに絞られている。もう少しあってもいいよね。飛翔するトロフィーの先端が代官様のお尻に刺さるか刺さらないかのところでマヤが嫉妬のために鞭でからめとるくらいの描写が好きだ。お前の好みじゃダメじゃないか。
「書店ガール」と「どS刑事」は共に格差社会における特権階級のお嬢様が主役である。「お嬢様」が主役というのは王道だが・・・今回の二人は庶民から見てリアルに嫌な感じのキャラで仕上げてきているところがチャレンジなんだな。格差社会である以上、庶民はこれに対応しなければならないという・・・おぞましさがファンタジー感を醸しだす。ヒリヒリ感の差は主演の演技者歴の差に過ぎません。
いきなり・・・バイキング小峠が職質を受ける。
マヤはタレコミですでに小峠(本人なのかよ)がヤクの売人だと知っているので、代官さまを消しかけたのである。
案の定、小峠は鬘の下に覚醒剤を隠し持っていたのだった。
「なんてコントだ」と叫ぶ小峠(だから本人なのか・・・小峠はヤクの売人なのか)・・・。
しかし・・・付近で「火炎壜投げ込み放火アベック殺人事件」が発生する。
被害者はヤクザとその愛人・・・らしい。
しかも・・・二人の被害者からは覚醒剤が検出され・・・入手先は小峠(だから本人か)・・・。
暴力団員(小峠英二)と被害者は同じ組織の構成員だったのだ。
被害者の荒木(中村憲刀)と由衣(西田麻衣)が殺害された動機を求めて、川崎青空警察署刑事一課強行犯捜査係は捜査を開始する。
課長の白金不二子警視(吉田羊)はマヤを支配できない腹いせに中華屋ケンちゃん(菅裕輔)の「大蒜三倍レバニラ炒め」に冷たい視線を送るのだった。
殺された荒木の所属する組織の組長(徳井優)に事情聴取する中根(中村靖日)浜田(八乙女光)ペア。
「ヤメゴクにもそのうち呼ばれると思いますが・・・ヤクザなのか刑事なのか」と目の下の隈を強調する組長。
浜田は組長の盆栽破損の折に土下座していたので濡れ衣を着て賠償責任を負う。
定年間際の近藤刑事(伊武雅刀)の執念の聞き込みに辟易する有栖川係長(勝村政信)だった。
その結果、首筋に鯉のタトゥーをした構成員・江沢(光宣)が捜査線上に浮上する。
早速、課長は取調を開始するのだった。
しかし・・・マヤはタレコミにより・・・犯人が別人であることを知っていた。
江沢は荒木に片思い中で・・・手料理を食べてもらうために料理教室に通っていた。
犯行時間は授業中だったのである。
セリフ回しがあまりにも下手すぎてよくわからなかったが京浜医科大学法医学・ケンケン准教授(ミッツ・マングローブ)から殺された由衣(西田麻衣)が歯列矯正中だったことを知るマヤ代官さまペア。
歯科医における治療ごっこ、婚活パーティーのボーリング大会、瞬間接着剤で両手にボーリングボールプレイを経て・・・。
結婚詐欺師・福本(ダンカン)とその配下女子たちにたどり着くアベック刑事だった。
「あなたは・・・キスの時に相手の鼻をなめる性癖があった・・・そのためにあなたは交際相手に嫌われた・・・その恨みがあなたを犯行に駆り立てた」
「そんなの・・・みんなするだろう」
しかし・・・全員の同意は得られなかった。
「くさいのよ・・・そんなことされたら・・・後でたまらなくくさくなるのよ」
「あああああああ」
代官さまの「ファイト」で詐欺師グループは全員逮捕されるのだった。
「ええと・・・僕たちは放火殺人犯を追ってたんですよね」
「放火殺人も・・・結婚詐欺も・・・一般市民を泣かせることに変わりはないわ」
「ヤメゴクの大島さんは戸田さんの演技そのものですよね」
「そんなこと知ったこっちゃないわ」
「64はおしゃれな二時間サスペンス二週連続拡大版ですよね」
「そういうのが好きな人多いのよ」
そして・・・夜の闇の中で・・・新たな事件が発生する。
このドラマがどこへ向かって行こうとしているのかが最大の謎である。
関連するキッドのブログ→第一話のレビュー
| 固定リンク
コメント