戦う女・・・愛人と愛人の娘と私(門脇麦)
別メディアからのお下がり放送である。
オムニバスドラマ+トークショーというパッケージの全五話を連夜放送なのであった。
トークショーのメンバーはYOU、友近、エリイ(Chim↑Pom)、そして門脇麦である。
ガールズトークであるが・・・友近の「女子アナの悪口」、門脇麦の「男の子と度胸試しでバッタを食った話」などである。
メンバーの共通点は「子供の頃はママの買ったパンツを穿いていたこと」だった。
それはある意味・・・幸せなことだからな。
親の浮気、損失、離散に巻き込まれる子供は時にそういう幸せとさえ無縁になるわけだが。
で、『戦う女・第1回』(フジテレビ201504070025~)原作・小泉今日子、脚本・演出・垣内美香を見た。主人公はパンツ屋(女性向けのランジェリー・ショップ)の店員(門脇麦)である。店員は妻子ある男(山中崇)と不倫をしている。男は首尾よく立ち回っているつもりらしいが妻(篠原ゆき子)は夫の不審な行動を察している。日曜日にパンツ屋とのデートに出かけようとする夫に幼い娘(小菅汐梨)のお守を命じるのだった。
「たまの休日くらいのんびりさせてくれよ」
「休みの日くらい子育てに参加しなさいよ」
「・・・」
「だせー車」
夫と娘を残し、息抜きに出かける妻だった。
営業車の中で妻の残したシナモン入りドリンクのカップの口紅を拭うだせー夫。
「もうすぐお客さんがくるけど・・・いい子にしてるんだぞ」
「お客さんって誰?」
「お父さんの先生だ」
「先生?」
現れたのはパンツ屋だった。
だせー男は娘連れなのでデートの中止を申し立てるがパンツ屋は聞く耳を持たないのだた。
こうして・・・愛人と愛人の娘とパンツ屋は郊外へのドライブを開始する。
「これ、飲んでいい」
男の妻の飲み残しとは気がつかず、ドリンクのカップをとりあげるパンツ屋。
「あれ・・・シナモンが入ってる・・・シナモン嫌いじゃなかったっけ」
「君が好きだから・・・」
だせー男は正妻と愛人に間接キスをさせる無神経な男でもあった。
ピクニックエリアでパンツ屋の用意した生ハム入りのサンドイッチを食べる三人。
娘は父親の行動になんとなく不審を感じるのだった。
「生ハム美味しいぞ」
「いらない」
「美味しいのに」
「おしっこ」
「ええ~、さっき、大丈夫か・・・聞いただろう」
「私も行くわ」
「ええ~、さっき、大丈夫か・・・聞いただろう」
パンツ屋は愛人の正妻の娘と手をつないで林の中に消えるのだった。
「ええ~、その辺でかよ」
娘は父親の愛人に尋ねる。
「先生はお父さんに何を教えているの」
「お父さんはバカだから・・・いろいろとね」
「男の人は女の人と違ってバカだからね」
「だよね~・・・一人でできる?」
一人ではできない幼女である。
仕方なく・・・愛人の正妻の娘の毛糸のパンツとタイツとパンツを脱がすパンツ屋。
幼女は背中を向けた父親の愛人の鮮やかな下着の色に心を奪われるのだった。
「今日は毛糸のパンツじゃ暑いでしょう」
「でも・・・タイツと毛糸のパンツはセットだから」
「だったらタイツも脱いじゃえばいいでしょう」
「うん」
パンツだけになった幼女の股間を爽やかな風が吹き抜けるのだった。
「気持ちいいでしょう」
「うん」
なんとなく仲良くなる二人・・・大きくなって振り返ればいろいろとアレな思い出の一ページである。
美味しいものがある
たこ焼き
餃子
お好み焼き
帰り路で変な歌を歌う父と娘。
パンツ屋は急に悲しくなって泣きだすのだった。
だせー交際すぎるものな。
帰宅した娘は突然の遠出に疲れてぐったりと寝入るのだった。
帰宅した正妻は娘を起こす。
「こんな時間に寝たら夜、眠れなくなるよ」
「ママ・・・ママ・・・ママ」
娘は母親に抱きつく。
「なんで・・・タイツ脱いでるの」
「・・・」
「今日、暑かったもんね」
あふれ出す幼女の涙。
いろいろとだせー一日だったもんねえ。
基本的に人生なんてだせーもんだよねえ。
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