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2015年4月22日 (水)

張り切って雑誌を妊娠させましょう(渡辺麻友)あのね附録を挿入して緊縛するだけだからっ(稲森いずみ)

「本は親友です」

・・・なんて言ってる人は人間としてダメに決まってるだろう・・・な第二回である。

ヒロイン(年長者)の一方的な思いこみだけでほぼ一時間・・・。

やはり・・・この脚本家の変態加減は半端ないな。

うっとりしてしまったぞ。

さて・・・(火)10時のドラマみつどもえ・・・。

初回は・・・。

「美女と男子」*6.8%

「マザー・ゲーム」*9.8%

「戦う!書店ガール」*6:2%

・・・と仲良く*発進である。

まあ・・・当然の結果だよな。

とにかく・・・かわいいよ、木村文乃かわいいよが首位にたったのだ。

苦節ヒロインである・・・よかったよね。

一方で「篤姫」と「江」で天国と地獄を見た脚本家の「美女と男子」・・・。原作もので成功してオリジナルで失敗した人のオリジナルなのだが・・・これは・・・明らかに韓国ドラマのエッセンスで仕上げてるよね。

韓ドラ風の主人公たち、韓ドラ風のストーリー、韓ドラ風の本数・・・。

もう・・・うっひゃあ・・・という感じしかしません。

まあ・・・需要はそこそこあるだろうから・・・それはそれでいいか・・・。

とにかく・・・今季の(火)はコレで決定します。

で、『戦う!書店ガール・第2回』(フジテレビ20150421PM10~)原作・碧野圭、脚本・渡辺千穂、演出・白木啓一郎を見た。第1回は「人より本を好きな人」のストレートな話だったが・・・今回はそういう人が「人としてどれだけ痛い目にあうか」というストレートな話である。もちろん・・・二人のヒロインの年齢差や経済格差は歴然なので・・・ヒロイン(年長者)の方が明らかに傷は深く破綻しているのであるが・・・ヒロイン(お嬢様)もいつかは通る道なのである。なにしろ・・・本しか愛していないのに人並みに人に愛してもらえるはずなんか・・・ないんだから~。

出版社の営業をしている柴田(長谷川朝晴)と結婚を前提に交際していたつもりの大手書店「ペガサス書房」吉祥寺店副店長の西岡理子(稲森いずみ)は突然の別れ話に驚愕するのであった。

自分では恋愛していたつもりだったが・・・柴田にとってはただの遊びだったのである。

なにしろ、柴田は「仕事関係で知り合った女の子を妊娠させ責任をとって結婚する」と言うのだった。

どう考えても「交際終了宣言」なのだが・・・「現実」というものの恐ろしさを噛みしめないタイプの理子はただただうろたえるのであった。

そして・・・柴田の相手を大手文房具メーカー会長の孫娘でクソ生意気な部下・北村亜紀(渡辺麻友)だと断定するのだった。

そもそも・・・相手の部屋の合鍵さえ持っていない状態で・・・それなりに大事にされていると思っているところが・・・かなり「痛い人」の理子なのだが・・・。

今回はその「痛さ」を全編に渡って炸裂させます。

その痛さは・・・「最後から二番目の恋」の適齢期の終わったヒロインを凌駕する・・・「適齢期終了直後なのに自覚がない」という恐ろしい状況によって展開するのだ。怖いぞ~。

お茶の間で自殺者が発生してもおかしくない痛さだよな。

同僚で親友の尾崎(濱田マリ)は既婚者であるために・・・腫れものに触る態度で理子に接する。

しかし・・・それは「別れ話」を「プロポーズ」と予想するほどの浅い付き合いの上での社交辞令なのである。

本当に親友なら・・・もっと早く「理子の間違い」を正すべきだもんな。

理子から・・・「彼」を略奪したのは亜紀だと聞かされ、義憤にかられるが・・・だからといって何をするわけでもないのだ。

もちろん・・・キャスティング的にどう考えても誤解なのだが・・・登場人物にそれを知る権利はないのだった。

書架の本の入れ替えについて感慨にふける亜紀。

「悩ましい問題ですよね。新しい本を並べるためには・・・古い本をとりのぞかなければならない・・・でも・・・新刊が次から次へと出るんだから・・・しょうがないですよね」

「しょうがないって・・・」

奪った女が奪われた女にそこまで言うかと歯ぎしりをする理子なのであった。

しかし・・・現実の恋愛への適応力がない理子は・・・奪われた怒りを奪った本人にぶつけることもできずに悶々とするのだった。

その心の鬱屈を・・・女友達に吐き出したい理子だが・・・女友達は基本的に既婚者であって・・・そう簡単に付き合えないのだった。

なにしろ・・・基本的に・・・人より本を愛している人なのである。

尾崎にも「子供のお迎えがある」と誘いを断られ・・・行きつけの店・・・屋良部守(マキタスポーツ)が店長の沖縄料理店はなぜか満員なのである。

実は・・・三田孝彦(千葉雄大)は明らかに理子に思いを寄せていて・・・謎の客(田辺誠一)も「今度、東京を案内してください」などと軽くお誘いをしている。

しかし・・・柴田への未練で呪縛された理子は全くそれに気がつかない。

つまり・・・理子の恋愛力は中学生レベルなのだった。

痛い・・・痛すぎるぞ理子。

そして・・・一人カラオケに逃避する理子。

泣きじゃくりながら・・・いつか柴田とデュエットした「ロンリー・チャップリン」を熱唱するのであった。

その醜態を・・・萩原麻美(鈴木ちなみ)、日下(伊野尾慧)、遠野由香(木﨑ゆりあ)の書店員トリオは偶然見てしまうのだった。

「恐ろしいものを見た」

「何も見なかったことにしよう」

「そうしよう」

家に帰った理子を待つのは定年退職したのではなくうらぶれた煎餅屋主人だった父親の達人(井上順)だけである。

どんどん憂鬱になっていく理子である。

一方・・・週刊誌では「四十女、別れ話のもつれから交際相手の男を刺殺」というこれでもかな見出しが躍る。

店長の野島(木下ほうか)にネタふりをされ・・・亜紀が率直な意見を述べる。

「四十にもなってそんなことをするなんてどうかしてます・・・さっさと頭を切り替えて次に行けばいいのに」

(お前が言うか・・・)と鬼の形相となる理子だった。

とにかく・・・柴田に相手が誰なのか・・・はっきりと確かめたいと考える理子。

いや・・・相手が誰でも問題は変わらないけどな。

ついに・・・柴田の自宅に張り込みである。

例の記事と・・・理子の思いこみの激しさから・・・そういう事態もあると・・・怯えている柴田。

とにかく・・・理子のことをその程度にしか思っていない男なのである。

夜の闇の中に佇む理子を発見した柴田は脱兎の如く逃げる。

「なんで逃げるのよ」

思わず追いかける理子。

追い詰められた柴田は・・・刺される恐怖から理子を突き飛ばして逃走するのだった。

「え」

転んで手首を捻挫する理子。

心身ともに痛いのだった。

こんなに痛々しくみじめなヒロインが・・・かってあっただろうか。

その憤懣はついに・・・亜紀と三田の歓迎会の夜に爆発するのだった。

やけ酒を飲み続け早めに店に到着した理子は・・・実は亜紀に密かに思いを寄せる編集者の小幡(大東駿介)に胸の内を吐露するのだった。

「とにかく・・・あの人とは一緒にやってられないの」

「いや・・・亜紀ちゃんはそんな人ではないでしょう」

「あなたは・・・あの女のことがわかってないのよ」

もちろん・・・到着した亜紀はその言葉を立ち聞きしていたのだった。

「どういうことですか・・・そんなに私をやめさせたいんですか」

「・・・」

「私・・・帰ります」

「ちょっと待って・・・これはあなたたちの歓迎会だから」

「あんなこと・・・言われて・・・歓迎されているとは・・・思えません」

「だって・・・どうせ・・・結婚して退社するんでしょ・・・」

「結婚・・・退社・・・」

「産むんでしょ」

「うむ・・・何を・・・」

「とぼけないで・・・フェアリー産婦人科に通院してるでしょ」

「ごかいです」

「え」

「二階の産婦人科じなくて・・・五階の歯科です」

「ええ」

「私が誰と結婚するんですか」

「柴田さん・・・?」

「なんで・・・私が柴田さんと結婚しなきゃいけないんですか・・・全然、好みじやないし」

「えええ」

「どうして・・・そんな話に・・・」

「結婚しないの」

「交際さえしてませんよ」

「あああああああああ」

(なんだってえ。ししししししばたさんとはむかんけいって。そんな。まさか。そんな。うそでしょでもうそじゃなかったらわたしのきもちがこんていから否定・・・最初からごごごごごかいだったらごかいだったらごかいだったらぬれぎぬ妊娠じゃなくてはいしゃなのはがいたいのむしばなのあまいものたべすぎなのしれつきょうせいなのえええええ冤罪・・・私が冤罪を思いこみの激しい刑事が手柄欲しさに罪なき人を罪に陥れるみたいな極悪なことを私がひーっそれは駄目・・・謝罪・・・どこから何をあやまればいいの・・・恥・・・恥だわ恥ずかしすぎて舌噛むレベルだわ江戸時代なら切腹だわわわわわわわわわわロンリー・チャップリンときがすぎわたしがきえてもとおくをみつめるめにかかかかかかかかかぜがうつる~)

「副店長」

その時・・・店長や三田が到着する。

「どうしたんですか」

「き・・・気持ち悪い・・・頭が痛い」

三田は理子の発熱に気がつくのだった。

「凄い熱です」

「そりゃ・・・大変だ」

「とにかく・・・僕が家まで送ります」

「君の歓迎会なのに・・・」

「大事な副店長ですから」

「三田さん・・・優しいですね」

亜紀は理子を背負う三田にうっとりとするのだった。

出迎えた父親は「お世話になりました」と頭を下げるのだった。

三田はカレーライスを振る舞われうっとりとするのだった。

「なにもかもわすられないよ・・・です」

「ははは」

「今夜はこれで失礼します」

「明日の朝・・・この家から出社すればいいよ」

「ぼくは出ていくのです」

「お世話になりました」

・・・もういいか。

目覚めた・・・理子は・・・もう痛さを通り越して何も感じない心境である。

ふと・・・謎の男との約束を思い出す。

約束の時間は過ぎているが・・・一応行くだけ行ってみようと思うのであった。

二時間遅れで到着すると・・・お約束の横断歩道の向こうに男はいた。

しかし・・・信号待ちをしている間に男は待ちくたびれて去って行く。

道に倒れて誰かの名を呼ぶこともできない理子だった。

もう・・・すごいな。

ヒロイン(年長者)の暴走を受けて・・・三田を呼び出す亜紀。

「昔・・・雑誌に付録を挟む作業をしていた時、三田さんに私は・・・」

「・・・」

「痛い・・・血が出ちゃった・・・あの時、私・・・紙で指を切っちゃって・・・」

「・・・」

「こんな作業・・・好きな人なんかいませんよね・・・と・・・そういう私に三田さんは・・・」

「・・・」

「雑誌に付録を挟んでいると・・・雑誌に命を吹き込んでいるような気持ちになると」

「・・・」

「ああ・・・この人は私と同じくらい本を愛していると確信したのです」

「・・・」

「私は三田さんが好きです・・・私と交際してください」

「ごめん・・・僕には他に好きな人がいる」

「え・・・ええ・・・えええ・・・私、ふられたんですか」

(小さい頃から愛されて愛されすぎて社会に馴染めないから本に愛をそそぎこんで本は裏切らないから幸せだった・・・そんな私が本を愛する人を愛したのにその人がこんなに本を好きな私を愛さないなんてありえるのかしらありえるのかしらありえるのかしらありえ)

「・・・」

ヒロイン(お嬢様)も・・・思いこみが激しいのである。

いや・・・ヒロイン(年長者)より・・・望んだものは何でも手に入る道を歩んできたので・・・さらに性質が悪いんだな。

そして、三田は・・・。

(君が本を愛していることはよくわかっている・・・でも僕よりも君よりも彼女は本を愛しているんだ・・・だって年季がちがうんだ・・・君は来るのが遅すぎた)

妄想はそこまでだ。

ああ・・・とにかく・・・凄いよね。

変態を極めてるよね。

もう・・・お茶の間の誰もついてこれないんじゃないかってレベルだよ。

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