みんな!エスパーだよ!番外編~エスパー、都へ行く~どエロいミニカースペシャルだに(染谷将太)
スピンオフなので・・・いや・・・「みんエス」なので・・・あまり、難しいことは考えたくない。
が・・・一応、時系列を見ておこう。
本編では・・・時間を遡上した主人公が最強エスパーとして覚醒し・・・地球を救うのだが・・・これはそれ以前の話である。
ヒロインが東京に転校し・・・失意の時間を過ごす主人公に発生した分岐の一つということになるのだろう。
ヒロインからの「謎のメール」を受け取った主人公は仲間と共に上京するのだった。
なにしろ・・・「映画化」も決定しているわけである。
もう・・・なんでもありの極みになっています。
で、『みんな!エスパーだよ!・番外編~エスパー、都へ行く~』(テレビ東京201504040012~)原作・若杉公徳、脚本・田中眞一(他)、演出・園子温を見た。分岐点ではエスパー美由紀(夏帆)が不参加である。浅見教授(安田顕)の説明では「処女を喪失すると能力も消失する可能性がある・・・彼女はもう処女ではないのかもしれない」ということだが・・・単にキャスティングできなかったんだろう・・・。映画版には出てもらいたいものだ。やはり・・・美由紀あっての「みんエス」じゃないか。
嘉郎(染谷将太)は東京に戻った浅見紗英(真野恵里菜)から「助けて」というメールを受信する。
紗英は消息不明となり父親の浅見教授は「誘拐」を疑い、秘書の秋山(神楽坂恵)に命じチーム・エスパーを上京させるのだった。
嘉郎は永野輝光(マキタスポーツ)、先輩の榎本洋介(深水元基)、同級生の矢部直也(柾木玲弥)とともに東京・浅草寺に集結し、紗英の通う定時制・都立汐満高校(フィクション)に乗り込むのだった。
転入生として・・・やってきたチーム・エスパーを待ちうけるのは・・・謎の女生徒たちである。
「もうすぐ・・・夜がくる・・・そしてどこかで・・・猫が鳴いている」
スケバン軍団を率いる冴子(桜井ユキ)がミニスカをはためかせる。
静かなるパンチラの予感・・・。
しかし・・・元が女子高で・・・定時制なだけに・・・女生徒たちはさらにエロに特化しているのだった。
キャバクラ嬢軍団を率いるタイトなドレスのハルカ(橋本マナミ)・・・風俗嬢軍団を率いるカリナ(平岡亜紀)に至ってはお店の制服かっ・・・なのであった。
勃起・・・いや奮起するチーム・エスパーである。
女生徒たちはなぜかミニカーを武器にプレイするのだった。
教室ではスケバン軍団がクラス委員の橘シズカ(北原里英)をいたぶっていた。
「てめえ・・・先公に・・・ちくっただろう」
「許して・・・ミニカーはやめて」
「こうしてやろうか」
「あ・・・そこは・・・」
ミニカーがまくりあげるスカートの裾・・・高まるパンチラの予感。
なにしろ・・・そういうドラマなのである。
そこへ・・・担任の梶本幸雄(片桐仁)がやってきて転校生を紹介するのだった。
女生徒たちはリップ型棒付きキャンディでチュッパしまくるのだった。
いわゆるフェラ顔サービスである。
なにしろ・・・そういうドラマなのである。・・・もう、わかったぞ。
そもそも・・・「劇場版」の宣伝も兼ねているのに・・・「劇場版告知」に一切、新撮映像がないという・・・製作快調ぶりなのだ。
梶本教諭の話では紗英は風邪を理由に欠席したらしい。
「しかし・・・こんな学校なので・・・嫌になったのかもしれない」
「スケベな生徒しかいないからね」
スケバン軍団のリーダー・冴子が嘯く。
橘シズカの危機を救った嘉郎はたちまち・・・紗英のことを失念してシズカとの恋に落ちるのだった。
何故か・・・もてもてのチーム・エスパー。
直也は風俗嬢軍団のスケベイス包囲網で心太(トコロテン)攻撃で骨抜きにされる。
心太を通して透視するとちょうどいい感じになるのだった。
・・・いつもは内蔵ばかり見ているからな。
洋介は冴子たちにスポーツカータイプのミニカーで責められ、絶頂を味わう。
そして・・・テルさんはキャバクラ嬢たちの特殊車両で使命を忘れるのだった。
孤立した嘉郎とシズカが激しいパンチラを見せるために激突する。
図書室の蔵書「団鬼六全集」を散乱させるシズカ。
「制服なんかでごめんなさい・・・水着に着替えるのでチャンネルはそのままで」
フィクションであることを登場人物が強調するメタフィクション(超虚構)の手法が今回の主題であることが暗示されるのであった。
フィクションであることを登場人物が無視していることが一種のお約束である以上、これはお約束に対するツッコミで・・・タブーを冒しているという意味ではボケでもある。
ボケであり、ツッコミであるというメタフィクションによってフィクションの存在基盤は脅かされるのだった。
水着に着替えたシズカはお約束で図書室の梯子に登るのだった。
何故か、水着より下着に反応する一般男子だが・・・図書室で見上げる水着にはより大きな反応があるのだった。
お約束で梯子から落下するシズカをお約束で受けとめた嘉郎はお約束でシズカの胸を掴み一部お茶の間を絶叫させるのだった。
ケータイ刑事もハロプロアイドルも通った道をAKB48メンバーも通って行くのである。
この道を女優に対するモラハラ通りだとかどっかのバカが言い出さないことを祈るばかりである。
そもそも・・・女優はパンチラしてナンボのビジネスなのだから・・・おいっ。
「私のミニカーは・・・エコカーなの」
汐満高校は生徒一人一人にミニカーがサービスされるのだ。
嘉郎の道路を環境に優しく走るシズカのエコカー・・・。
「急ブレーキ」
「あ」
「バックバック」
「あ」
「嘉郎くんは何キロで走りたい?」
「え」
「10キロ・・・50キロ・・・100キロ」
「免停になるだに・・・」
「だにだに」
基本的に・・・スタッフは・・・ゆうこりん(小倉優子)の「カーセブン」のCFがとことん好きなんだと妄想する。
「ミニカーを一緒に走らせたいだに」
激しく巨大なテントを張りながら嘉郎は欲情するのだった。
「だにだに~」
仲良くミニカーを走らせる二人・・・すると。
「おはよう・・・モーニングコーヒー一緒に飲もうよ」
モ娘。を口ずさみながら二人の傍らをさりげなく通りすぎる紗英だった。
「浅見さん・・・?」
「なんでここに・・・嘉郎くんが?」
「浅見さんが・・・助けてってメールを・・・」
「それは・・・1983年に結成された日本のロックバンド・あぶらだこのライブのチケットがとれなくて・・・なんとかならないかって・・・」
「学校を休んでたのは?」
「風邪を引いたのよ」
「なんだ・・・帰ります」
「待って・・・せっかく会えたのに・・・もう帰るの」
シズカは見つめるのだった。
「もう少し・・・いるだに」
紗英は二人を生温かく見つめるのだった。
浅見教授に電話で報告する嘉郎。
担任教師の名前を聞いた教授は蒼ざめる。
「なに・・・カジモトだと・・・」
嘉郎は紗英とシズカを見失い・・・ミニカー百合妄想に浸るのである。
二人ともエロいよ・・・二人ともである。
つまり・・・今回のゲストはめがねっ娘サービスなんだな。
一方、教授は秘書の乳を揉みながら・・・つぶやく。
「今回は・・・マケそうだ」
「・・・」
「やってみてくれ」
突然、流れ始めるインチキなエンディング・テーマ&クレジット。
「違う・・・間違っている」
「すみません」
秘書はどうやら・・・予知能力以外の能力を獲得したようだ。
それは時間に関係しているがメタ(超)超能力であるらしい。超々いい感じなのかもしれない。超々々いい感じ。超々々いい感じ・・・。
「今度はマケそうだ」
「マケますね」
これはフリなのだが・・・ほぼなんのこっちゃである。
再び二人を発見した嘉郎。
「一緒に星を見ましょう」
シズカは嘉郎を屋上に誘うのだった。
「私も一緒にいくわ」と紗英。
「あそこにあるのがはくちょう座のスピカ」
「スカイツリーが見えるよ」
両手に花の嘉郎は戸惑うのだった。
《なによ・・・この女・・・》
《田舎くさい女ね》
激しい乙女のライバル心がテレパシストの嘉郎に流れ込む。
いたたまれなくなる嘉郎。
二人になった紗英とシズカは火花を散らす。
「まさか・・・あなた・・・嘉郎くんのこと・・・」
「え」
そこへ・・・スケバン・風俗嬢・キャバクラ嬢たちが合同で現れる。
「嘉郎くんのことが・・・なんだって」
たちまち・・・緊縛されミニカー責めでパンチラでアッハーンである。
SMサービスだった。
そういうドラマだからね。
二人のどエロい画像を送信された嘉郎は驚愕する。
そこへ・・・教授から緊急通信が入る。
「すべては私の宿敵・・・カジモトの仕掛けた罠だ」
チームエスパーは紗英の救出に向かう。
しかし、立ちはだかるカジモトシスターズ。
カジモトは・・・超能力否定論者だった。
教授を否定することで地位を得たカジモトは・・・エスパーたちの出現により・・・窮地に立たされたのだ。
エスパーたちの童貞を喪失させ・・・超能力を消失させる・・・都立汐満高校・定時制はそのためにカジモトが仕掛けた罠だったのだ。
「さあ・・・童貞を卒業させてあ・げ・る・・・」
エロい女子たちの誘惑に揺れるテルさん。
「卒業するだに」
「何を言ってるんだテルさん・・・TENGAがあれば女はいらないっていつも言ってただに・・・僕たちは超能力で地球の平和を守る使命があるだに」
嘉郎の言葉に覚醒するテルさんだった。
「やるだに」
「敵の武器を奪うんだ・・・あのミニカーは・・・アヌスにさえ突っ込んでくるエロいものなんだに」
「なにっ」
興奮したテルさんは冴子のミニカーをサイコキネシス(念力)で吸引する。
裸体テレポートした洋介は全裸で女生徒たちを脳殺する。
直也は女生徒たちのカラダの秘密を暴露するのだった。
ついに囚われの紗英を救出する嘉郎。
教授たちも合流したところで・・・カジモトが現れる。
「これまでだ」
「ふふふ・・・まだ・・・お前たちには最後の敵がいる」
「なんだって・・・」
最後の敵・・・それはシズカだった。
「え」
「私はお父様のために・・・あなたに近付いたの・・・」
「そんな」
「二人は父と娘だったのか」
「私の復讐計画を紙芝居形式で披露しよう」
「残念だったな・・・カジモト」
「何?」
突然、エンディング・テーマ&クレジットが流れ出す。
「もう番組も終わりだ・・・だからお前は復讐することができないのだ」
「そんな・・・」
「お父様・・・私たちの負けよ・・・タイム・テーブルには逆らえないもの・・・」
父と娘は退場した。
「一分あまりました」
「巻いたな」
「巻けました」
「秘書の秋山くんはエンドクレジットを流す能力を身に付けたのだ」
ねえ・・・哺乳類はやめよう
爬虫類になろう
もう五回も発射しちゃった・・・
歌う石崎ひゅーい・・・踊り出す・・・ハロプロとAKBとTENGAのフィナーレである。
踊るエロ女生徒たち・・・。
風俗嬢軍団・・・リカ(澤真希)、ユキ(田代さやか)、ミリ(坂本亜里紗)、メイ(晴野未子)
キャバクラ軍団・・・エイミ(吉永まり)、アイリ(古川真奈美)、ユリエ(美咲こころ)、ミユナ(池上喜美)
スケバン軍団・・・妙子(黒岩(加藤)桃子)、充子(奥津菜々子)、彩子(広野未奈)、幸子(高柳結恵)
メタフィクションの勝利・・・劇場版もこの調子でお願いします。
関連するキッドのブログ→みんな!エスパーだよ!
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コメント
安易な企画に有象無象が何人出てきてもなんとも思わないがうなぎはやっぱり「持ってる」なぁ……と思ったらもっと「持ってる」のはやっぱり……。
でも本篇の浅見さんのほうが可愛かった(;_;)。
あと、ok牧場! かよ!? みたいな。
投稿: 幻灯機 | 2015年4月10日 (金) 22時19分
✪マジックランタン✪~幻灯機様、いらっしゃいませ~✪マジックランタン✪
うなぎの女といえば・・・すずですが
今はパッカーンで幸せになります。
朝はまれ母娘の乳とチチナシもキター!でエンジョイです。
そんな春に・・・巨大TENGAとふれあう浅見さん・・・。
パトレイパーのオンエアあるといいなあ・・・。
ふふふ・・・チーム・エスパー高校の廊下を行く・・・。
西部劇テイストでしたな。
まあ・・・これは・・・
ちょっとした春のおくりもの・・・。
「朝ドラヒロインになれなかったよ」みたいな
哀愁の美女軍団の幸を祈るばかりです。
リンクできなかった彼女たちの行く末を案じつつ・・・。
ホーン・ユキみたいになったら・・・ねえ。
ま、それも人生ですからな。
投稿: キッド | 2015年4月11日 (土) 01時32分
最後まで観ずで書いていましたが浅見さんは登場シーンだけがちょっと光線が難でしたが他はそうでもなかったっていうか、うなぎ×浅見、浅見×うなぎ…って……
4K版?? ちょっとオノデン行って4Kテレビ買ってきます(笑)。
あとドコモのdビデオでも何でも入るじゃんねー。
パトレイバー、iTunesかhuluでやってくれないしらん(バンダイかニコニコかー)。
"別ルート"?スピンオフものの鏡のような、メタメタした素晴らしいエンディングでございました。今日は、近所のビル屋上に今度できたらしいレストラン行ってケーキ食べてきます(~_~;。
投稿: 幻灯機 | 2015年4月11日 (土) 08時13分
✪マジックランタン✪~幻灯機様、いらっしゃいませ~✪マジックランタン✪
展開としては・・・やりやがったなあ・・・という快感がございましたよねえ。
美女軍団も全員AVでもおかしくない役柄なのに
割と地道な女優さんやモデルの方々・・・。
哀愁なんですな。
まあ・・・浅見さんとうなぎとはいえ一線級AKBが
あ~んなことをしているわけで
コレを汚れととるかかっこいいととるかで
おタクセンスが問われますよねえ。
まあ・・・四角度で言うと
幻灯機様好みですよね~キタリエは。
季節の変わり目に
みんエスやってもらいたい今日この頃です。
美由紀ちゃんも見たいだに・・・。
無性にシェフちゃんのポトフが食べたくなってきました・・・
投稿: キッド | 2015年4月11日 (土) 23時29分