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2015年5月23日 (土)

あんたの顔なんか見たくない・・・あんたなんか死んだ方がいい・・・と私は母親に言われたことを記憶しています(山下智久)

素晴らしいインターネットの世界にある人間の愚かさについての情報・・・。

ほとんどのネズミには興味のない光と影をひょっとしたらアルジャーノンは見ていたのかもしれない。

世間知らずの子供がつかのま味わう優越感。

人間よりもイルカを愛する人々の興奮。

はした金のために死体を埋める人。

自分を守るために他人を傷つけることに夢中になる人。

自分以外の人間を蔑むために努力を惜しまない人。

何かを求めて彷徨う人々・・・。

そういう人たちの原動力は「英知」なのである。

「英知」だけが人に幸福をもたらすのだ。

たとえ・・・一寸先が闇だったとしても・・・。

で、『アルジャーノンに花束を・第7回』(TBSテレビ20150522PM10~)原作・ダニエル・キイス「Flowers for Algernon」、脚本・池田奈津子(脚本監修・野島伸司)、演出・松田礼人を見た。「知」が人間にもたらす様々な不幸。知性を誇る人々はそれを「知」とは呼べないと言い逃れる。「知」と「愚」が表裏一体のものであることを理解する「知」に欠けているからである。それでも人間は「知」に期待する。子育てをする様々な動物たちよりも・・・人間がずっと上手に子供を育てることができると証明しようとする。しかし、運命は人知を越えて・・・人間を嘲笑するものだ。「知性」の光と影をあますところなく謳いあげる・・・この物語はそういう「知の結晶」のひとつである。

「アルジャーノン効果の福音」を世に示すとある学会の会場。

ALG試薬の投与とナノマシーン埋め込み手術によって知的障害者ではなくなった白鳥咲人(山下智久)は第一被験者であり、同時に脳生理科学研究センターの研究者として檀上に上がる。

「世界に存在する膨大な知識、それを理解する知能、そしてそれを活用する知性・・・それを英知とあえて呼ぶとすれば・・・かっての私は・・・英知のもたらす恩恵から疎外されていた・・・と言えるでしょう」

スクリーンには知的障害者だった咲人の記録映像が映し出されている。

「無垢だった彼は・・・無邪気に微笑んでいるように見えるかもしれません。しかし・・・彼の理解をはるかに超えた現実は・・・彼にとって常に脅威でした。彼には善悪の区別ができません。ルールというものが理解できず、してはいけないことをして・・・叱られることになる。しかし、彼はなぜ叱られるのかは理解できないのです。彼が常に微笑んでいるのは・・・叱られることを恐れるからです。微笑んでいれば人々の叱責が和らぐことを彼の拙い知性は学んだのです。彼の微笑みはそういう憐れな防御の姿勢だったのです」

静まりかえる会場の聴衆。

「しかし・・・今の私には・・・彼のように微笑み続ける必要はありません。世界に守るべきルールがあることを知っているからです。運命が私から奪い去った知性を・・・私に与えてくれたアルジャーノン効果に私は感謝します。世界は今も愚かさによるあやまちを繰り返しています。学ぶべき知識を学べない人々は世界に貢献することは難しい。学校も教師も・・・知的障害者を指導する能力を充分持っているとは言えません。しかし、「英知」から疎外された人々を救う手段がついにもたらされたのです。アルジャーノン効果によって人類の知性は飛躍的に向上するでしょう。無益な争いの根底にある愚かさは解消され・・・素晴らしい新時代が到来することを・・・私は最初の被験者として願います。私にそう考える力を与えてくれたアルジャーノン効果の開発者・・・蜂須賀氏にもう一度・・・盛大な拍手を・・・」

聴衆は沸き立ち惜しみない拍手をおくる。

「素晴らしいスピーチだった・・・」

蜂須賀大吾部長(石丸幹二)は「理想の息子」を抱擁する。

蜂須賀は押し掛けた取材陣に応対するために再び檀上に上がる。

咲人は控室に戻った。

咲人は眩暈を感じていた。

聴衆の中に・・・亡き父・白鳥久人(いしだ壱成)の姿を見たような気がしたのだった。

(馬鹿な・・・パパは・・・死んでしまったのだ)

刻一刻と進化する咲人の知能は合理的な説明を求めて推論を重ねる。

(パパの未整理の記憶が・・・意識に混入してきたのか)

咲人はそれが幻視であったと結論付けようとしていた。

咲人の中にはアルジャーノン効果の恩恵以前の膨大な記憶が蓄積されている。

ほとんどが関連付けられず放置されていた記憶である。

現在の咲人は記憶された出来事の意味を吟味することが可能であった。

しかし・・・すべての記憶を完全に理解することは・・・今の咲人にも困難なのである。

そこには・・・二十八年間の咲人の人生のすべてが記録されているからである。

死んだ父親の幻影は・・・そういう情報処理の過程で生み出された。

咲人はそのように考える。

しかし・・・咲人の異常に気がついた人間が二人いた。

一人は・・・咲人が自分のために捧げられた犠牲であるという衝撃の事実を知らされた河口梨央(谷村美月)・・・。

そして・・・もう一人は信念に基づき続けて来た研究に懐疑的になった望月遥香(栗山千明)だった。

遥香は・・・アルジャーノン効果が人間の精神に恐ろしい副作用をもたらしているのではないかと疑念を持ったのである。

漠然とした性善説の信奉者である遥香は・・・尊敬する蜂須賀の思考に邪悪な歪みを見出し、咲人がその影響下に置かれることで本来持っていた善良な精神を失いつつあるのではないかと危惧したのである。

遥香は愚かにも邪悪な知性の存在を否定する思想を持っているのである。

しかし・・・遥香に内在する矛盾が・・・咲人への率直なアドバイスをためらわせていた。

控室にやってきた遥香は言葉を捜すうちに無為な時間を過ごす。

そこへ・・・キモオタメガネ男子として猫背の眼鏡っ娘をこよなく愛する小久保研究員(菊池風磨)が理想の癒し系眼鏡っ娘である咲人の妹・花蓮(篠川桃音→飯豊まりえ)をエスコートして現れる。

「やあ・・・咲人さん・・・紹介するよ・・・君の可愛い妹・・・花蓮さんだ」

幼い花蓮が・・・幼い咲人にどんな仕打ちをしたのか・・・預かり知らぬ小久保なのである。

「お兄ちゃん・・・私・・・小さかったので・・・お兄ちゃんのこと・・・よく覚えていないの・・・でも・・・お兄ちゃんのことを大好きだったことは覚えている・・・だから・・・お兄ちゃんが生きていると知って・・・会いたくてたまらなくなったの・・・こうしてお兄ちゃんに会えて・・・とてもうれしいわ」

「確かに・・・君は幼かったので記憶違いをしているよ。君は知的障害者だった兄をひどく憎んでいた。君はよく・・・君の幼い・・・友人たちにこう言ったものだ・・・あれは本当のお兄ちゃんではない・・・お兄ちゃんは拾われて家に来たんだってね・・・君はいつも・・・僕がいなくなればいいのにと僕に言ってたよ・・・お兄ちゃんがバカだなんてサイテーだって」

「・・・」

「今の僕には特に君に用はない・・・だからここから出ていきなさい」

「・・・お兄ちゃん」

「出て行け」

花蓮は言葉を失い、茫然と部屋を出た。

展開に驚いた小久保はあわてて後を追う・・・。

遥香はついに重い口を開いた。

「今のあなたには・・・知的障害者を兄に持つ・・・幼い子供の日常の困難さを想像できるはずでしょう」

「だから・・・彼女が自分にとって都合の悪い過去をなかったことにしたように・・・僕にもそうしろと?」

「あなたは嘘は嫌いですものね。でも・・・私にはあなたが本心を隠しているように見える」

「・・・」

「だってそうでしょう・・・あなたが・・・過去の家族の過ちを本当に許す気がないのなら・・・なぜ花束を持って・・・お母様に逢いに行ったの・・・」

「そして・・・どうなったか・・・あなたは知っているはずだ」

「お母様も・・・苦しんだのよ・・・その結果・・・心が」

「責められるのは捨てた母親ではなくて・・・捨てられた子供なのか」

「昔のあなたなら・・・妹さんが・・・あなたを慕って会いにきたことを素直に喜んだはずよ」

「それは・・・彼が・・・ひどい仕打ちをひどい仕打ちだと気付かないほど愚かだったからだ」

「・・・咲人さんのことをそんな風に・・・言わないで」

追い詰められた遥香は暴力衝動に突き動かされ咲人に手を挙げる。

しかし、それは咲人になんなくガードされるのだった。

「私も・・・咲人です」

咲人は遥香を見つめる。

遥香は・・・耐えきれずに咲人から目をそらすのだった。

しかし・・・遥香の言葉は・・・咲人の心に反省を促す。

咲人にとって遥香は世界で一番好きな女の子・・・。

天使も同然だったからである。

(その通り・・・今の僕には・・・母や妹の苦悩は理解できる・・・そしてそれを許容することも可能だ・・・裏切られることには慣れているのだから)

咲人はもう一度・・・家族との関係修復を試みることにするのだった。

「白鳥さんの質疑応答の時間になりました」

研究員の一人・・・小沼由美子(松本若菜)が呼び出しにくる。

咲人の心の変化を読み取れない遥香は取り残された気分を感じるのだった。

アルジャーノンは咲人を見つめる。

咲人は研究所の中庭に咲いた黄色い花を見る。

黄色が好きなのは誰なのか?

咲人の母親・窓花(草刈民代)は黄色い毛糸で何かを編み始める。

柳川隆一(窪田正孝)は広場で飛ばされた黄色い風船を見る。

黄色い風船は隆一に咲人を思い出させる。

あれは・・・いつだっただろう・・・咲人が黄色い風船を追いかけて煙突に登ってしまった。

咲人が隆一にとって・・・憐れを誘う同僚だった頃・・・。

「話・・・聞いてるの」

東京麗徳女子大学の学生である小出舞(大政絢)が隆一に声をかける。

河口梨央と檜山康介(工藤阿須加)・・・四人はダブル・デートをしている。

「聞いてるよ・・・とにかく・・・梨央ちゃんの病気は・・・治るわけだろう・・・」

「何を他人事みたいに・・・」

「え・・・他人事じゃないの・・・」

「ま・・・あんたと・・・私たちは確かに他人だけどね・・・」

「えええええ」

「とにかく・・・あの咲人さんが現れてびっくりよ・・・そして・・・感動的なスピーチ」

「・・・」

「運命よねえ・・・」

「運命か・・・」

そうなのだ・・・咲人がいなければ・・・前科者の花屋の従業員と・・・女子大生がこうしてデートしていることもなかった・・・と隆一は思う。

梨央に想いを寄せる康介の気持ちはさらに複雑だった。

「でも・・・咲人さんが・・・私のための実験台だったなんて・・・私・・・なんていったらいいのか」

「そんなことあえて言わなくてもいいんじゃないか・・・自分が実験台だなんて言われて・・・いい気分のわけないし・・・」

鬱屈をなだめながら康介は梨央を慰める

「だよな・・・最近、咲人ちゃん・・・傷つきやすいお年頃だから・・・」

「傷つきやすい・・・」

「なにしろ・・・いきなり・・・知らないで済んでたことをさ・・・ものすごいスピードで知りすぎちゃうわけで・・・」

「そうかもね・・・小学生がいきなり・・・大人になっちゃったんですものね」

「とにかくさ・・・咲人が賢くなったクスリで・・・梨央ちゃんのしんこーせいようそせいなんたらでせんえんせいいしきなんたらが治るんでしょう」

「進行性ようしょせいしょうがいよ」

「言えてねえ・・・」

「うるさいわね」

「とにかく・・・終わりよければすべてよしじゃん」

隆一の軽薄さになんとなく癒される三人の若者たちだった。

白鳥家には「ドリームフラワーサービス」の竹部順一郎社長(萩原聖人)が訪問していた。

竹部と・・・親友の妻である・・・未亡人との関係性は具体的には描かれない。

竹部は未亡人・窓花に気があるがそれを隠しているようにも見えるし、結局、なんだかんだ深い仲になっているようにも見える。

咲人の妹の花蓮は二人の仲を公認しているようにも見えるし・・・気付かない風を装っているようにも見える。

しかし・・・様々な状況が・・・竹部に未亡人との交流を・・・咲人に知らせていない結果を生んでいるわけである。

ま・・・息子を捨てた母親と・・・息子の面倒を見ている父親代わりの男が・・・性的交渉を持つことは・・・どこか汚れたものを感じさせないこともないのである。

この曖昧さはかなり深みがあるな。

「咲人が怒るのは仕方ないわ・・・あなたは・・・咲人にひどいことしたから・・・」

「そうなんだ」とうなだれる花蓮。

「でも・・・気にすることないわ・・・私はもっとひどいことをしているんだから・・・」

そこまで分かっているが・・・頭のおかしい・・・窓花なのである。

竹部を見送りに出た窓花・・・。

その仲睦まじい姿を一輪の黄色い花を持った咲人は見た。

咲人の花は・・・なかなか愛する人に届かないのだ。

「咲人・・・」

「・・・」

気不味い空気が・・・竹部と未亡人の不適切な関係を物語るのである。

不倫とは言えないが・・・儒教的には二夫に見えずが道徳的なのである。

とにかく・・・咲人にとってはいろいろな意味で裏切られた状況なのだった。

「夢を届ける安全運転花に込め」

よくわからない標語の下で・・・咲人の状況を話す遥香。

「つまり・・・研究所での仕事が忙しい・・・というわけですね」

「ですが・・・咲人さんが・・・ここでこれまで通り仕事をして・・・お仲間の皆さんと過ごすことに価値があると思うのです」

「価値が・・・」

「ここは・・・咲人さんにとって・・・故郷のようなものだと私は思います」

「まあ・・・ろくでもない故郷ですがね」

「ひどいな・・・社長」

従業員たちは笑う。

「まあ・・・ここにいるのは問題のある奴ばかりですからね・・・そう言う奴らにだって・・・気を許せる場所は必要でしょう」

「しかし・・・僕にはもう・・・必要ないようです」

「咲人さん・・・」

「咲人・・・」

「母といつから・・・交際していたのですか」

「いつって・・・」

「ひょっとして・・・父が生きている間からですか」

「なんだって・・・」

「妹はあなたの娘だったりして・・・」

「おい・・・まさか・・・それは冗談のつもりか・・・」

「なぜ・・・母のことを隠していたのです」

「それは・・・」

「僕に・・・話しても・・・仕方ないからですよね」

「・・・」

「母と寝たのですか」

「咲人・・・」

思わず手が出る竹部。

「・・・」

冷やかに見つめる咲人。

「出て行け・・・」

「はい」

「咲人さん・・・」

「仕方ないでしょう・・・ここに僕の居場所はもうないのです」

「・・・」

隆一と康介は咲人に何か言いたかった。

しかし・・・言葉は見つからないのだった。

無言の別れ・・・。

遥香は自分が咲人に追い詰められているのを感じる。

「人間は・・・何かを手に入れた時・・・何かを失くすものでしょう・・・」

「・・・」

「私は・・・お利口さんになった・・・だから・・・馬鹿ではいられない・・・ただそれだけです」

「・・・」

遥香には分かっていた。

咲人に自分が求める・・・無垢ゆえの純粋さ・・・。

それを咲人から奪ったのが遥香自身であるということを・・・。

昔・・・遥香は・・・蜂須賀を愛していたような気がする。

そのために・・・遥香は・・・咲人を犠牲にした。

今・・・遥香は・・・蜂須賀に幻滅している。

だからといって・・・犠牲にした咲人を・・・手に入れようとする自分は・・・あまりにもひどい女なのではないか。

遥香はそういう幻の自分に呪縛されているのである。

咲人の加速する精神的進化は・・・そのすべてを見通している。

追い詰められた遥香は・・・ALG試薬に激しい憎悪を感じる。

「こんなものがあるからいけないの」

遥香の気持ちは原爆を生みだした原子物理学者の気持ちなのである。

遥香は恐ろしい科学の成果を床に叩きつけた。

「何をしているんですか・・・」

小久保は遥香の狂態に驚愕する。

蜂須賀は・・・自分の研究が賞賛を集めたことを確信した。

隠していた不都合な事実を明らかにする時が来たのである。

杉野(河相我聞)は「興帝メディカル産業」の河口社長(中原丈雄)を招く。

「娘の病状は進行している・・・投薬を開始してくれ」

「残念ですが・・・それはできません」

「なぜだ・・・」

「お嬢さんの病状に・・・ALGは適合しないことがわかったのです」

「なんだと・・・」

同席していた梨央と舞に驚きが浮かぶ。

蜂須賀は無表情に告げた。

「残念です」

「すぐに・・・別の可能性を・・・」

「残念ながら・・・我々にはそのような余力がありません」

「なに・・・お前にいくらつぎ込んだのか・・・わかっているのか」

「もちろん・・・今やそれ以上の資金援助が・・・世界中の企業から・・・約束されておりますので」

「お前・・・最初からそのつもりで・・・」

「滅相もありません・・・すべては運命です」

「・・・」

「お察しします・・・私も・・・大切な一人息子を亡くしていますから・・・」

蜂須賀は微笑んだ。

それを・・・相手の娘本人の目の前で言う蜂須賀に・・・杉野は狂気を感じる。

杉野はそっと梨央を伺った。

梨央は微笑んでいた。

謎の微笑みに杉野は戸惑った。

隆一は舞に呼び出された。

「ついに・・・俺と他人じゃなくなる気になったの」

「だめだったのよ」

「え・・・何が・・・」

「クスリが効かないって・・・」

「え・・・じゃ」

「だめになったのよ・・・」

泣きだす舞を・・・いい女だなと思う隆一。

気のいい女だ・・・。

そして、隆一は途方に暮れた。

ひまわり寮の康介の部屋に・・・梨央がやってきた。

「・・・私・・・やはり花になってしまうみたい」

「聞いたよ・・・舞ちゃんが隆一に話して・・・俺は隆一から聞いた」

「私・・・もう覚悟はできていたの・・・だから・・・咲人さんと出会って・・・絵本のような恋をしたの・・・咲人さんなら・・・私が花になっても・・・」

「悲しまないだろうからか・・・それともすぐに忘れるだろう・・・そう思ったのか」

「そうね・・・でもね・・・私・・・檜山さんには・・・私のこと・・・ずっと忘れないでいてほしい」

「なんだよ・・・それ」

「目の前がチカチカして・・・気が遠くなるの・・・最初は数分だった・・・気がつくと記憶のない時間が過ぎている・・・それがだんだんと長くなって・・・今は一度、ブラックアウトすると・・・五時間くらい過ぎちゃう・・・そのうち・・・眠っている時間と気を失っている時間がつながっちゃいそう・・・」

「・・・」

階下では男たちが色気づいていた。鹿内大(勝矢)が下卑た笑みを浮かべる。

「なんだよ・・・咲人のコレ・・・康介に乗り換えたのか・・・いいねえ・・・娑婆は・・・淫乱な女が花盛りだ・・・喘ぎ声でも聞かせてもらおうかな・・・」

「やめてくださいよ」と隆一が男気を示す。

「なんだよ・・・お前、まさか順番待ちか」

「病気なんですよ・・・」

「え・・・エイズかよっ」

「その発言・・・もはや危険領域ですよ・・・彼女・・・眠ったままになっちゃうんです」

「なんだそれ・・・」

「一生・・・眠り続ける病気なんですよ」

「・・・」

その時・・・康介の慟哭が響く。

一同が駆けつけると・・・梨央は意識を失っていた。

「やりきれない・・・誰か・・・助けてくれよ」

「なんだよ・・・セカチューかよ」

「ポケモンか」

「そりゃ・・・ピカチューだよ」

「彼女も長澤まさみも綾瀬はるかも・・・みんな巨乳だよな・・・」

「そこかよっ」

「ここね・・・いい場面なんですけど・・・」

「ま・・・きっと・・・誰かが助けてくれるよな・・・」

「ですね」

「主人公が天才なんだから・・・」

「おいっ」

「いい加減にしろっ」

「もう、いいわっ」

「ありがとうございました~」

人間は母の胎内で生物の進化の歴史を再現すると言う。

細胞から魚類、両生類、派虫類を経て哺乳類へ・・・。

出産された乳幼児は人類の発展の歴史を追体験するという。

原始的な狩猟生活から道具を作ることを覚え、言葉を知り、愛を感じ、競争を学び、複雑な社会生活の営みへ・・・。

保護を必要とする長い幼年期の停滞を脱した咲人は暗黒時代から科学文明の時代へ驚異的な速度で到達していた。

弱肉強食と平和共存の理念が渦巻く現代社会の様相を咲人は超活性化した知性で見渡していく。

蜂須賀との夕食会に遥香が現れず、美しい研究員の小沼が着席する。

「今後、君の身の周りの世話は小沼くんに担当してもらうことになった」

「遥香・・・望月さんは・・・?」

「彼女は研究所を退職した・・・」

「退職・・・?」

「よろしくお願いします」

「安心したまえ・・・小沼くんも望月くんに勝らずとも劣らない優秀な研究員だ」

「・・・」

野心に満ちた眼差しで小沼は咲人を見つめる。

アルジャーノンのデータを解析中の小久保に咲人は訊ねる。

「望月さんはなぜ退職を・・・」

「退職・・・解雇だよ・・・なにしろ、試薬を破棄しようとしたんだから」

「そんなことをしても無意味でしょう」

「しかし・・・試薬の合成方法は蜂須賀先生だけが知る極秘事項だし・・・」

「・・・成分が明らかなのに」

「特殊なレシピがあるんだ・・・それより・・・僕は妹さんに一目惚れしちゃったんだけど・・・」

「お好きにどうぞ」

「メールアドレスを教えてくれないか」

「個人情報の入手には本人の同意が必要です」

「・・・」

咲人は試薬の合成方法についていくつかの可能性を思案する。

その中からもっとも合理的な手段を選択するのに一秒ほどを費やした。

研究員たちは・・・そんなこともできないのか・・・と咲人は驚くのだった。

咲人はアルジャーノンのデータを速読するといくつかの指示を小久保に送る。

ピックアップされた数値の異常を解析する必要があった。

小久保はアルジャーノンに給餌をする。

「お前の兄弟が・・・お前に異常があるって言ってるぞ・・・そんなことはないよな・・・痛っ」

小久保はアルジャーノンら指先をかじられた。

「どうしたんだい・・・ベイビー・・・」

「ロンドン、パリ、ニューヨーク、そして北京のアカデミーから講演依頼が来ている」

夕食の席で蜂須賀が告げる。

「咲人さんにはパスポートの手続きにお時間を割いていただきます」

「今、研究について課題が出ています」

「研究が成果をあげるためにも・・・世界との連携は必要だ」

蜂須賀の中で・・・ノーベル賞という栄誉に対する期待が膨らんでいる。

「望月研究員の解雇の件ですが・・・」

「長い・・・研究生活が・・・彼女にストレスを与えたのだろう」

「教授が面倒を見るのですか」

「ははは・・・何故だね・・・ああ・・・あのキスの件か・・・遥香くんは君の誤解を解いていないのか」

「誤解?」

「あの頃、君はマザーコンプレックスから発展した擬似恋愛感情を遥香くんに抱いていただろう・・・君の要求に応えるように私は彼女に指示した。ところが・・・彼女は偽りの恋愛はできないと言った。私はそんなことはないという実例を示すために・・・彼女にキスしてみせたのだ」

「彼女の心を尊重しなかったのですか」

「物事には優先順位というものがある。あの時点で私がもっとも尊重しなければいけなかったのは・・・咲人・・・君だ。そしてそれはこれからも変わることがない・・・私にとって最も大切なのは・・・咲人・・・私の息子・・・ただ一人だよ」

「・・・」

咲人は退席することを選んだ。

「やれやれ・・・私の息子は性的にはまだ未熟だ・・・奥手なんだねえ」

「咲人さんは非常に魅力的ですよ」

「君が・・・彼を導いてくれたまえ」

「御意」

しかし・・・咲人には蜂須賀の尊大な心が手にとるように分かっていた。

息子を喪失した蜂須賀は研究に没頭し・・・ついに理性を喪失していたのだった。

蜂須賀の肥大した自我はバランスを失い、狂気へと傾きかけている。

咲人は蜂須賀に冷水を浴びせる必要を感じた。

咲人にとって蜂須賀はもはや「知的障害者」の一人に過ぎなかったのだ。

咲人は知性の遥かな高みから蜂須賀を見下ろしていた。

目の前に「パパの幻」が現れ・・・咲人に微笑みかける。

(わかっているよ・・・パパ・・・この世に父親は一人だけだ)

研究員たちは「咲人レポート」を渡され・・・我を失った。

蜂須賀が研究室にやってくる。

「なんだ・・・今日はパスポート取得の手続きを・・・」

「海外旅行には行きません」

「何を言っている」

「この研究所も・・・今日で退職します」

「そんな勝手が許されるか・・・試薬の投与はどうするつもりだ」

「蜂須賀部長・・・」

杉野は「咲人レポート」のデータを示した。

「咲人さんは・・・試薬の合成方法を確立しています。しかも・・・おそらく・・・蜂須賀先生の合成方法より・・・スマートな行程で・・・簡単に試薬が調合できると・・・」

「そんな・・・私がこの研究にどれだけの歳月をかけたのか・・・わかっているのか」

「しかし・・・事実です」

「短い間ですが・・・お世話になりました・・・蜂須賀博士・・・あなたの偉大な功績には感謝します・・・どうか・・・科学者としての志をお忘れなきよう・・・」

「志・・・だと」

「心がなければ・・・すべての科学は単なる自然現象になってしまいます」

「心・・・」

「人類にとって一番大切なのは・・・真心です」

チャイムが鳴った。

遥香は咲人の突然の訪問に驚く。

そう・・・最初もこうして私は驚いた。

それから・・・アルジャーノンを逃がして・・・彼に拾ってもらって・・・。

彼を暗闇から引き上げようと手をさしのべ・・・。

神への供物として捧げて・・・。

生まれ変わった彼を応援して・・・。

私は彼のホームランを見たのだ。

そして・・・私は・・・。

Some say love it is a river(愛は川)

Some say love it is a razor(愛は刃)

Some say love it is a hunger(愛は飢餓)

I say love it is a flower(いいえ、愛は花)

「どうしたの・・・」

「研究所を辞めて来た・・・行くところがないんだ・・・ここに置いてもらえないかな」

「・・・」

「あのキスのことなんて本当はどうでもよかったんだ」

「・・・」

「僕がずっといらだっていたのは・・・」

「・・・」

「遥香・・・君が僕への気持ちをごまかそうとしていたからだ」

「・・・」

「本当は恋してるくせに・・・本当は愛してるくせに」

「・・・そうよ」

「もう一度、言ってごらん」

「あなたに・・・恋をしているわ」

「もう一度・・・」

「咲人さん・・・私が世界で一番好きな男の子は・・・咲人さんです」

「もう・・・僕は子供じゃないよ」

「ええ・・・今の素敵な男性になった咲人さんを私は愛しているの・・・」

咲人は遥香にキスをした。

遥香は愛の花が開くのを感じる。

二人は裸になって・・・愛する男女がすることをした。

遥香の心に花園が広がる。

暗闇の中で遥香は輝く光を見た。

咲き誇る愛の花・・・。

その頃・・・アルジャーノンは運命の中にいた。

「アルジャーノン・・・そっちじゃないだろう・・・アルジャーノン」

知能も性体験も咲人に追い抜かれたことも知らず小久保はうろたえた。

関連するキッドのブログ→第6話のレビュー

Hcal007ごっこガーデン。愛と運命の小さなお部屋セット。

エリもう一度、もう一度って・・・どんな恥ずかしいプレーなんですかーっ。ドSモードで責められてうっとりとろりんなのでスー。原作に救いがあるのかどうかは・・・意見の別れるところですが・・・ドラマ・オリジナル・キャラクターの梨央がこういうことになると・・・助かるのは「一人だけ」がセオリーのような気がしまス~。そしたら・・・そしたら・・・咲P先輩の運命は・・・うえ~んなのですかーっ。ドラマの前の関東限定コラボCM・・・せめて愛嬌に満ちた咲人さんに戻れますように・・・乙女の祈りを捧げまス~

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コメント

キッド様こんばんは。
山Pドラマになると決まってキッド様のブログに遊びに来ています。(その他は特別気になった時だけ…ごめんなさい)
今回は、役者山下智久さんを最大限に活用して頂けているように感じられ、毎回楽しく見ることができます。キッド様も満足されているようにお見受けいたします。
これからまた、見ていて苦しくなる展開になると思いますが、前半の咲人とどう変わるのかも楽しみたいと思います。
最終回までキッド様風味のアルジャーノンに花束をも楽しみにしています。
暑くなって参りますがどうぞご自愛下さい。

投稿: くりくりぼうず | 2015年5月23日 (土) 22時00分

parkingcherryblossomサクラサクラノ~ くりくりぼうず 様、いらっしゃいませ~ハナビラニノッテドコニcherryblossomparking

ただ今、扇風機を起動させるかどうか・・・思案中でございます。

もう少しだけ我慢したい・・・。

季節の変わり目、ご自愛くださいませ。

キッドのブログinココログは
テレビを視聴してのキッドの雑感メモですから
ご覧になって感想が気になった時だけ
お越しくださるだけで充分でございますからね。

キッドのように毎日テレビばかり見ていたら
確実にバカになってしまいますから~。

天は二物を与えず・・・と申しますが
スターには美しさと賢さの両方が要求される場合が
ございます。

そう言う意味で「アルジャーノンに花束を」は
役者山下智久さんの魅力を堪能できる
素晴らしいコンテンツに仕上がっておりますねえ。

その知性のきらめきにときめき
その美しさにうっとり・・・
そして・・・作品の持つ深みを
あますところなく伝える主人公にトレビアンを捧げたい今日この頃でございます。

可愛がられたけれど蔑まれもした昔の咲人。
あまりの高貴さに妬まれる今の咲人。
どちらも咲人なのに
周囲は別人を見る目で見る。

ここに人間の悲しさがあるわけでございますよねえ。

そして・・・これから咲人を翻弄する運命の日々・・・。

最後までじっくりと楽しみたいと考えています。shine

投稿: キッド | 2015年5月24日 (日) 00時18分

キッドさん
こんばんは(^^)

野島版アルジャーノンも後3話になり物語も佳境にはいってきましたね!
7話は咲人が真心に気がつく見所満載の回でしたが ラストの これ山pじゃないと成立しない台詞だし月9でもなかなか 見れないラブシーンに全てを持っていかれてしまい
遥香が咲人が恋愛感情を持ったのはいつからだったのかな とかで頭がいっぱいになってしまい恋愛要素満載すぎたんじゃないかと見終わった直後は心配になってしまいました
でも見直すと黄色に対するこだわりや猿回し 何もかもが意味があり 深い回にも思えました
ながら見の視聴者に気を引くように作るのが今のドラマには必須な気もして何回も見て気づかせるドラマが良いドラマなのか よくわかりませんが最後まで堪能したいと思います
キッドさんの言葉のチョイスのほうが 私にはわかりやすいです
ラストのシーンにローズの歌詞がピッタリ過ぎるほどピッタリだったこと
ブログを読んで気がつきました!!
脚本家 演出家のこだわりが随所に感じられ贅沢な気分にさせてもらってます

投稿: chiru | 2015年5月24日 (日) 00時55分

cherryblossomシンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃいませ・・・大ファンheart04

現在、キッド標準時はシェスタから目覚めたタイムでございます。

野島版アルジャーノンはやはり近親相姦的景色に
満ち満ちているのでございますよねえ。

今回は一種のクライマックス。

遥香を愛した咲人と
咲人を愛した遥香が・・・
愛し合うという一種のハッピーエンドでございます。

お伽噺ならこれでおしまい・・・
しかし・・・物語はいよいよこれからでございますね。

さて・・・咲人にとっては
擬似母親である遥香は
母親との近親相姦の投影・・・。

遥香は献身的な傾向があり
擬似父親を求めているわけです。
蜂須賀博士に
花ではなく愛を求めたのに得られず
その花を届けにきた咲人が
蜂須賀を越える存在となって
遥香は本当の愛に気がつくと言う趣向。

尊敬できる男性に
いつでも身を捧げたいと
願っていた遥香にとっては
まさに・・・誠の愛を得たわけです。

さて・・・真心とはなんでしょう。

真実の心という意味では
いつわりのない心ということになります。

しかし・・・本当の心というのが
本当にあるのかどうかは謎です。

ここでは・・・神の世界を求める心・・・
あくまで真実の影にすぎない
この世で
真実を求めてやまない
プラトン的な愛の追及という意味で
咲人は「まごころ」を
使用していると解釈しております。

自分たちがみんな
神の手による
猿回しの猿だということを
忘れてはならない・・・と悪魔は邪推いたしまする。

くりかえされる黄色の描写。

黄色が好きなのは咲人なのか・・・。
それとも窓花なのか・・・。

母と子の愛と支配の関係も
いろいろと暗示的ですねえ。

もちろん・・・咲人には
妹との近親相姦願望もございます。

それは梨央によって果たされる。

梨央の病気は咲人によって克服される可能性がありますが
それは・・・無能だった兄としての
妹への謝罪の代償的なものとなると思われます。

「ローズ」は一種のレクイエムですからね。
誰もが鎮魂される運命にあるけれど
せめて魂が愛の記憶によって刻まれるといい・・・。

すべての愛の花はそのために花開く。

そしてすべての花は魂に捧げられることになるのですな。

キッドの妄想が快調に花開く・・・。

このドラマはもはや名作と呼べると考えます・・・。shine

投稿: キッド | 2015年5月24日 (日) 08時45分

こんなにドSだった?ドS攻撃に笑ってしまった(笑)
まさかの攻撃だったので(笑)
多分、山Pファンはベッドシーンはダメなのかな??
キスシーンも、ダメってなってるらしいから、尚更!
綺麗なシーンだったけど、正座で?横向き???
なんて不自然なんだ~(笑)
ここが、超えられると、もっと、役者として飛躍できる
と思うのです(笑)

今回は、今までとは違って、詰め込み感が
あるように思ってしまいました!!

後!3回!たったの3回!!
施設に収容されるのは、原作でも分かっているのですが
どうなるか、分からないけど、
ただ、今から?めちゃくちゃ、泣きそうな気がします。

投稿: ユキヒョウ | 2015年5月24日 (日) 10時04分

キッドさん、こんにちは(*^^*)
久しぶりにコメントさせて頂きます。

次回こそは、素敵な作品でありますようにと祈り続けて…やっと願いが届きました。一話視聴後、安堵と興奮で…ひとり舞い上がってしまいました…良作の予感は確信に変わり、今後の展開が楽しみで待ち遠しいです。

野島さんはどんなラストを用意してくれているのでしょうか…ローズはレクイエム…静かな気持ちで見届けたいと思います。

投稿: しずく | 2015年5月24日 (日) 17時17分

snow絶滅危惧種~ユキヒョウ様、いらっしゃいませ~山下君愛好cat

どSどえ~す!

まあ、この場合はもはや、神レベルに達した
咲人の知性が・・・
父として人の子たる遥香に優しく命じている・・・
そういう解釈になっています。

まあ、神のすることは
ノアの方舟の洪水とか・・・
人類にとって・・・どSの振る舞いなのでございますけど。

「学校のカイダン」で
神木くんと広瀬すずちゃんの
キスシーンがあり
男子小学生が多数トラウマを経験し鬱になったという
噂がありますすが・・・
スターと擬似恋愛するお嬢様たちに対する配慮は
ビジネスとしてパランスが大切ですな。

しかし、お茶の間ドラマとしては
遥香の背中といい
咲人の胸板といい
美しいシーンを醸しだしていたと考えます。

うっとりでしたな。

今回は優等生から超優等生そして超人へと
最後のステップをかけあがりましたからね。

登場シーンごとに
知能指数が150↗170↗200↗1000
という感じに飛躍していく迫力が圧巻でしたな。

遥香のいる前で
「ほら・・・君のおかげで・・・僕のいる場所なくなっちゃったよ・・・君としてはどうしてくれるの」
とプレッシャーをかけて行く感じ。

「何もかも捨てて君のところにきたボクをそれでも君はシカトするのかい・・・」

このジワジワとくる上から視線の甘えぶり。

陥落しないわけにはいかない遥香なのでした・・・。

主人公とヒロインが結ばれる王道展開ですからねえ。

もしも全十話なら
来週はピーク(山頂)でのひととき。
そして、セミファイナル、ファイナルは
怒涛の下山ということになるのでしょう。

赤ちゃんの無垢は来た道・・・
老人の老醜は行く道・・・

人はおおかれすくなかれその道を行く・・・。

そういう運命を描くドラマは・・・
素晴らしいものになるに決まっているのでございます。typhoon

投稿: キッド | 2015年5月24日 (日) 21時48分

basketball(o^-^o)ブザビもピー~しずく様いらっしゃいませ~コドブもピー](o^-^o)parking

変わらぬものを見たかったり
新しい何かを求めたり
お茶の間というのはわがままなものですからねえ。
スタッフも知恵をしぼっているわけですが
どうしてもアタリハズレはありますからな。

そういう意味ではずさないコンテンツで
実力を遺憾なく発揮できるのは
スターにとっては喜ばしいことでございましょう。

脚本監修・脚本ペアも
なかなかにスムーズな展開でここまで
ストーリーを積み上げてきました。
構成も素晴らしいし、一つ一つのセリフも味わい深い
そして光と影に気を使った演出も
なかなかに味がございましたね。

始ったものはいつか終わります。

その「間」をいかにエンジョイするかは
それぞれのやり方次第・・・。

オリジナル設定とあわせて
「アルジャーノンに花束を2015」の世界を
じっくりと堪能したいと考えています。shine

投稿: キッド | 2015年5月24日 (日) 21時57分

キッド様、こんにちわ!
7話の怒濤の展開面白かったです。
キッド様のレビューを読んで、理解し難い場面もバッチリ脳内補完できました。ありがとうございます。

遥香との愛の交わりは、母親に得られなかった愛の代替の様なものなのでしょうか?。
咲人が竹部社長に不信を抱き、暴言をぶちまけるシーンは、父親への不義を責めるというより、咲人自身の嫉妬に感じました。
近親相姦的愛情なのか!そうなのか!野島め!
どこか、普通のラブストーリーと違うはずですね。
ならば、たっぷり堪能させて頂かなくてわ。

しかし相変わらず脱がされる山P。
女性ファンには美味しいけど、これは男性も見たい人が多いのではないでしょうか?
普通の男が言えない様な台詞を言わされたり、男性の願望を一身に背負っている、いや野島の願望を背負ってる山Pって事なんでしょうか?

ありがたい話ですけどね。

投稿: なっち | 2015年5月25日 (月) 07時41分

cherryblossom帝国臣民はトンチキがお好き~なっち様、いらっしゃいませ~可愛いよ山P可愛いよmoon3

まさに怒涛の展開でしたね。

竹部社長と咲人の会話は
様々に解釈できるあえて
本当のことなんか誰にもわからないことを示す名場面。

竹部は図星をつかれて殴ったのか
やりたくても我慢していたので殴ったのか
咲人のために教育指導的になぐったのか
咲人の口をふさぐたるになぐったのか
どのようにも解釈できる。
一方で咲人は
ただ推理を述べただけ
母親の不実がゆるせなかった
竹部のことがうらやましかった
あえて竹部をおこらせるために
どのようにでも解釈できます。
人間の心がわかったような気になるのは
基本的に勘違いってことでございますよね。

そういう意味で
なぜ、遥香を咲人は愛したのか・・・
それは永遠に謎なのです。

それでも人はもっともらしい解釈を
したがるのですよねえ。

咲人との出会いは手術前。
咲人は遥香のキラキラしたものに惹かれます。
それからアルジャーノンのママだと知る。
やがて手術後の咲人は
遥香が知的で美しい女性だと知って行く。
一目惚れのようでもあり
だんだん好きになっていったようでもある。
人の好みは容姿だけでも母親や初恋の人、好きなスターなど愛の記憶の積み重ねで形成されてまいります。

人間は時には好みでないものを好きになったりいたしますので・・・。

脚本監修的には
愛欲はルール無用の側面がございますね。
近親相姦的願望を否定するよりも
それも愛、これも愛、きっと愛、多分愛的な・・・
肯定要素が強い。

娘を父親が変な意味で好きになったらだめなんだぞ・・・
とタブーを示すが
でも好きになっちゃったらしょうがないよね・・・
的な・・・。

咲人が竹部社長との対話をしている時
咲人の知的レベルにもよりますが
案外・・・
「そんなにこそこそしなくても・・・僕なら平気だからお好きにどうぞ・・・」
と咲人は言っていたのかもしれませんね。

まあ・・・いけない愛ほど萌えるタイプの人は
そこを追及しても構いません。

男女に関わらずみんな裸は好きなのですな。
だって・・・自然そのものだから。
しかし・・・裸にもまぶしい裸
きたえぬかれた裸
だらしない裸
息を飲む裸
がっかりな裸などがあり
ショービジネスに生きるものは
それなりのハタガを見せなければならない宿命でございます。

うつくしい裸は・・・ありがたやありがたやと拝む他はないのです・・・。shine

投稿: キッド | 2015年5月25日 (月) 20時10分

はじめまして、キッド様!
ドラマを楽しむのに想像力って大事ですよね!想像の入る余地のないドラマってきっとつまらない。私の中で遥香が咲人を愛するようになる流れの補完はしっかりできてます。社長とのいきさつのストーリーも色々想像してます!さすがにキッド様ほどの多彩な想像は出来てませんが><これをこの先どう裏切ってくるのか楽しみです。

投稿: りん | 2015年5月25日 (月) 22時16分

sprinkleparkingImagination( ̄▽ ̄)~りん様、いらっしゃいませ~phantasia( ̄ー ̄)parkingsun

ドラマを楽しむために想像力は必要ですし
ドラマは想像力を高めるために有効でございます。

想像力には二つの側面があるとよく言われます。

イマジネーションを日本語に訳した人は
像(カタチ)を思い浮かべる力となかなかに含蓄のある言葉を作ったわけでございます。

しかし、このカタチはひとつには記憶にあるカタチと
もうひとつ、見たことのないカタチの二種類があるのですね。

ドラマの物語のカタチは記憶の中にあるカタチと寄り添って人生に意味を見つける手伝いもしますし、

まだ経験していない人生のカタチを予想させる刺激ともなります。

このドラマは「頭のよくなるクスリ」があったら・・・
人間は今より幸せになれるのか・・・という
幻想世界を提出しています。

愛が人間を幸福にするのかと同じように
正解は人それぞれの問題・・・。

誰もが咲人のような人生は経験できないとも言えますし
人間はみんな咲人のようなものとも言えるわけです。

キッドのブログはほぼ妄想で出来ていますが・・・
りん様の想像力が
りん様の人生を豊かなものにするのは
おそらく間違いがないでしょう。

想像を裏切られる喜び・・・。

それこそ人生の醍醐味でございますよね。sprinkle

投稿: キッド | 2015年5月26日 (火) 05時51分

キッドさん、こんにちは(^_^)

サクもドエスのSランクお兄ちゃんだったのねー、
などと、のほほんと見ていたら、
上のコメント欄を読んで、襟を正す思いです。
単なる野島先生の性癖かとスルーしていたら、
そんなに深い意味があったとは…

そういえば、父殺しとも思える描写もありますね。
(余談ですが、蜂須賀先生の本当の息子が、
科学では無くて音楽の道に進んだのも、
確執があったのかな、とつい想像してしまいます)

幼い咲人に生きる術を教えてくれた
後ろメタファーならぬ久人パパ、
親戚でも無いのに面倒をみてくれた社長、
知性を与えてくれた博士、
それぞれ、良いところも悪いところもあるけれど、
咲人にとっては、かけがえのない父親ですよね。

来週の予告の「対等の親友」に泣けましたわ。
これからの展開に光差す道筋が見えてきたのには
ホッとしています。
その折には、小久保くんにも義弟として、
ぜひ咲人を支えていただきたいと切に願いますけど…
大丈夫かなあ…
(レビューの最後、噴きました)

コメント欄も盛り上がっていますね。
ついつい、こちらまで嬉しくなってしまいます。
本レビューの再構成も大変だと思いますが、
お身体にはお気をつけてくださいね。
とにかく暑いですしwave

投稿: mi-nuts | 2015年5月26日 (火) 11時39分

crown✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭parking

買い物に出かけマーケットがひんやりしていると
これは・・・もう・・・今夜・・・凄く蒸すのか・・・と
嫌な予感におびえる季節でございます。

昔・・・夏が待ち遠しくてたまらなかった人間と
自分が同一人物なのか・・・疑わしくなるのですな。

昔のサクもサクも今のサクもサクなのに・・・。

ふふふ・・・ガチャッとサクが買えたら
街中はサクを連れたお嬢様方で満ちるのですな。
ある意味、絶景でございます。

サクとハルカが愛し合っていたことに
驚いた方々は
RCサクセションを聴くべきです。
愛し合っているのが
人間の真の姿なのでございますから~。

清志郎に愛し合ってるか~いと問われたら
イエーッと答える他ないのでございます。

蜂須賀=天馬博士は・・・
アトムの身長が伸びないと癇癪起こす前に
アトムから伸縮自在の人工細胞について
教えてもらえばよかったのだ・・・。

ともかく・・・咲人は
知的障害者であるがゆえに
普通の人より深い父親からの愛情を注がれ・・・・
母親を含める女たちから疎外されていた・・・
という見方もできますな。

そういう意味で花になる定めの梨央は
まさに天使であり聖母だったのでございましょう。

蜂須賀は・・・モラルを息子に求めながら
それで免罪符を得た気になってしまう愚か者でもあります。

お金で買えないボクの愛・・・というのが分からなかった。

超絶モラリストとなったサクは
ハルカしか愛せないと信じているのでしょうねえ。

これを越えると物凄いプレイボーイになるかもしれませんな。

博愛主義者に・・・。

サクの目標は
お利口さんになって
みんなの役に立って
みんなに喜ばれること・・・。

おそらく・・・サクはその目的を達成してくれるでしょう。

そうであってほしいものでございます・・・。shine

投稿: キッド | 2015年5月26日 (火) 22時03分

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