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2015年5月16日 (土)

望んだものが手に入らないことは珍しいことではありません(山下智久)

世界は刺激で満ちている。

生物は刺激に反応して変化する。

誘蛾灯に誘われて昆虫は短い生涯を終えるのである。

人間は光の反射によって光景を感じる。

光による刺激は情報として処理され、記憶されると同時に、時には身体に興奮状態をもたらす。

目の前に障害物があるという認識は回避行動を選択させる。

処理速度が速ければ速いほど迅速な対応が可能となるのである。

現在の主人公は人為的に脳神経の処理速度を高められている状態だと妄想できる。

頭が良くなったからと言って体技が向上するのはおかしいと考える人は・・・知性というものの正体を誤解している可能性がある。

ボクサーがパンチを防御するのは知性の働きなのである。

その証拠にパンチドランカーはパンチをよけることができない。

アルジャーノン効果による脳機能の活性化によって・・・主人公は常人の動きを洞察する。

そして・・・素早い回避行動に必要な身体制御を余裕で行えるのである。

天才的なアスリートというものは恐るべき知性を秘めているのだ。

それを表現するかしないかは・・・個人の資質の問題なのである。

で、『アルジャーノンに花束を・第6回』(TBSテレビ20150515PM10~)原作・ダニエル・キイス「Flowers for Algernon」、脚本・池田奈津子(脚本監修・野島伸司)、演出・酒井聖博を見た。少女マンガの伝説的な手法に「メガネをとったら美少女」というものがある。本当にそういうものがあるのか・・・誰が始めたのか・・・そういう研究は別人にまかせるとして・・・その手法に秘められた知性というものを妄想しておく。まず・・・美少女というものがあることを少女マンガ家(主に女性)は認めている。そして美少女は必ず男子生徒の心を奪うものだという確信があるわけである。一方でメガネ少女は美少女ではない。つまり、美少女ではない少女である。美醜と言う対比によれば醜い少女と言ってもいいが、ここは配慮して普通の少女ということにしておく。つまり・・・メガネ少女は全員がメガネをとったら美少女なのである。恐ろしいほどの美へのこだわりと・・・自分勝手な解釈が秘められているのが「メガネをとったら美少女」なのである。逆説的に・・・同一人物であるが何らかの変化が生じることによってなかった恋が生じることを少女マンガ家たちは暗黙の了解として提示している。つまり、基本的に本質は問われないのである。この物語のヒロインである望月遥香(栗山千明)は科学者としての理性によって「メガネをとったら美少女」の呪縛に抵抗する。しかし、その抵抗は虚しいものなのだ。一方でキモオタメガネ男子でDTの小久保研究員(菊池風磨)は生物的に同種の「眼鏡っ娘」なら交尾が可能であると判定する。神話は新たな神話を生むものなのだ。これ以上の言及は避けよと多重人格会議で裁定されました。

世界で一番キスしたい女性である遥香が自分ではない男性・脳生理科学研究センターの蜂須賀大吾部長(石丸幹二)とキスをしているのを目撃した「ドリームフラワーサービス」の従業員である白鳥咲人(山下智久)は・・・アルジャーノン効果による脳の活性化が麻痺するほどの刺激を受けるのだった。

混乱した咲人はかねてから自分に好意を示す河口梨央(谷村美月)をドライブに誘う。

咲人のショックを受けとめる覚悟を持つ梨央は咲人を抱擁し唇を奪う。

世界で一番キスしたい女性ではない梨央とキスをしたことにより・・・咲人の興奮は鎮静化するのだった。

夜が明け・・・「興帝メディカル産業」の社長令嬢である梨央の別荘のベッド・ルームで目覚める咲人。

全裸の咲人は全裸の梨央の手を振りほどき・・・瞑想にふける。

白鳥咲人監視員の一人、杉野(河相我聞)はモニター車から発信する。

「今・・・覚醒しました・・・性交渉はなかった模様です」

連絡を受けた蜂須賀は転送されたデータを解析する。

「遥香くんに情事が発覚する可能性を考慮したか・・・いや・・・童貞特有の気遅れに過ぎないかもしれないな・・・もったいないことだ」

しかし・・・恐ろしいことに梨央は巨乳ではない設定なのである。

隠し切れてないがな・・・。

一方、遥香の心は揺れていた。

夢にまで見た蜂須賀部長とのキス。

しかし・・・それは愛の表現ではないことが経緯から明瞭だった。

しかし・・・そう見せかけたプレイの可能性もある。

それにしても・・・予想以上に心が騒がないことを意外に感じる遥香だった。

それよりも・・・咲人に見られたことが気にかかるのだった。

もちろん・・・当然よ・・・実験対象でもあり、その推薦者であることから保護対象でもある咲人に無用な刺激を与えてしまった科学者として・・・反応がきになるのは・・・。

けれど・・・それだけとは言えない。

全くの対象外だと思っていた咲人が・・・瞬く間に魅力的な異性に変貌を遂げていることは明らかな事実だった。

まさか・・・私は・・・彼に魅了されている?

いけないわ・・・そんなことはあってはいけないわ。

科学者がマウスに恋するなんて・・・間違っているもの・・・。

遥香は必死に現実から目をそらすのだった。

葛藤から逃避するために咲人のデータ解析に没頭する遥香。

そんな遥香は蜂須賀から呼び出されるのだった。

蜂須賀への恋愛感情と咲人への恋愛感情を天秤にかけながら・・・やってきた遥香はそこに両者が揃っていることに激しく動揺するのだった。

「彼は・・・実の母親に会いたいそうだ」

「え」

意表をつかれる遥香。

遥香は咲人との恋愛を禁じる方便として・・・自分を咲人の擬似母として位置付けている。

それは・・・咲人が実の母と別離していることが前提なのである。

咲人が実の母親と面会してまえば・・・自分の立場が揺らいでしまうと遥香は感じる。

まさか・・・そのために・・・彼は母親と会うつもりなのりか・・・。

私の逃走経路を塞ぐ気か・・・。

「彼は・・・ご母堂の住所を知らないそうだ・・・君は手術の許可を得るために咲人くんのご母堂とコンタクトをとっただろう」

「はい・・・」

「彼に教えてやってくれ」

「それでは・・・私が案内します」

「その必要はありません」と咲人は落ちついた口調で言う。

「しかし・・・突然、咲人さんが行ったのでは・・・お母様が混乱なさるのでは・・・」

「母は知的障害者だった僕を・・・遠ざけたわけですが・・・今の僕は・・・もはや、知的障害者とはいえないでしょう・・・違いますか」

「そうですね」

「きっと・・・母は喜んでくれます。遥香さんの手を煩わせる必要はないでしょう。それに僕も親子水入らずで・・・対面を果たしたいのです」

「・・・わかりました」

「一夜にして彼は素晴らしい成長を遂げたと思わんかね・・・一体何があったのだろう」

蜂須賀は素知らぬ顔で遥香に問いかける。ちょっとした悪戯心なのだろう。蜂須賀はすべての関係者を支配下に置いているという自信があった。

「それは・・・」

遥香は何事もなかったように振る舞う咲人の心理を読みかねていた。

「咲人くん・・・君に見せたいものがある」

蜂須賀は研究所内の咲人のプライベート・ルームを公開した。

「ここが・・・君専用の勉強部屋だ・・・私からのささやかな贈りものだよ・・・君の勉強に必要なものが他にあれば・・・申し出てくれたまえ」

自分だけの勉強部屋・・・咲人は一瞬、苦悩を忘れる。

蜂須賀が自分に寄せる好意を信ぜずにはいられない・・・咲人なのである。

満足そうに教授は立ち去る。

咲人と二人きりになった遥香は関係修復をせずにはいられない。

「あの・・・昨日のことだけど・・・」

「一人にしてもらえませんか・・・勉強に集中したいのです」

言い繕うことを拒絶されたことで遥香は・・・咲人の中に例の件への拘りがあることを直感するのだった。

二人の男に縛られた遥香は宙吊りになった自分をイメージする。

遥香は修羅場からの撤退を選択するのだった。

咲人はその行為を・・・自分の気持ちに対する拒絶と判断した。

咲人の中で遥香は聖なる存在としてのバイアスによって美化されている。

遥香が売女のようなふたまたをかけることは想定外なのであった。

咲人は遥香の聖なる耳飾りを取り出した。

それは・・・知的障害者として死んだ咲人と・・・アルジャーノン効果により蘇生した現在の咲人の境界線を象徴するアイテムである。

その輝きは色褪せない。

(愛している女性が自分以外の男性を愛している・・・それはそれほど特殊な状況ではない・・・この心の痛みをのりこえるためには・・・感情に蓋をするのが効果的だろう・・・彼女への思いを封印する・・・時はいつの日にも親切な友達・・・過ぎて行く昨日を物語に変える・・・本当にそうなのか・・・実験してみる価値はあるだろう・・・)

咲人は自分の机の引き出しに・・・輝くものをそっと収納した。

神様・・・できるなら・・・私に・・・ベンツを買ってください

いかしたピンクのメルセデス・ベンツを

咲人は虚空に響く歌姫の声を聞いたような気がした。

咲人は基礎的な認知心理学の文献を読破する。

自分の知力がどのような方法で向上したのか・・・興味が湧いたのだった。

ママはきっと・・・質問する。

どうして・・・お利口さんになれたの?

すると僕はこう答える・・・体裁つけて・・・。

咲人は微笑んだ。

遥香は教授に提案する。

「咲人さんの住居であるひまわり寮にも観測機器を設置してはどうでしょうか」

咲人の推薦者である遥香は咲人が常時監視対象に置かれている状況からは疎外されている。

蜂須賀だけがすべての情報を統括しているのである。

蜂須賀は第一被験者の遥香に対する特殊な感情を刺激として利用するために遥香に一部の情報を秘匿していた。

「・・・よかろう・・・咲人くんの知的進化は常時進行中だからな」

「24時間であれほどの・・・変化が起きるとは予測していませんでした」

「そうだね・・・彼はすでに感情をコントロールする段階に進んでいる」

「なぜでしょう・・・誰にも教わらずに・・・」

「世界が彼を導いているのだ・・・」

「世界が・・・」

遥香の中で教授に対する不信感が芽生え始めている。

盲信的な追従からの脱却・・・それが咲人に対する感情に影響されていることに遥香はまだ気付かない。

遥香の精神は動揺しているのである。

モニター機器の設置に訪れた遥香に竹部社長(萩原聖人)が応対する。

「ご協力に感謝します」

「いや・・・凄い機械ですね・・・咲人は眠っている間も・・・監視されちゃうわけですか」

「・・・」

「何を考えているか・・・わかるわけですよね」

「そこまで科学は進化しておりません・・・神経細胞活性化の程度が分かるだけです」

「つまり・・・興奮しているか・・・どうかとか・・・」

「まあ・・・そうですね」

「それも・・・なんだか・・・アレですね・・・夜の部屋で一人・・・男が興奮しているなんて・・・もう」

「・・・」

「あ・・・こりゃ・・・失礼・・・咲人は研究所ですか?」

「今日は・・・白鳥窓花に面会に行かれてます」

「え・・・」

「その・・・本人の希望でしたので・・・」

「それは・・・不味いかもしれません」

「何か・・・不都合でも・・・」

「咲人のお母さん・・・窓花さんは・・・メンタルに少し問題が・・・あるのです。お会いになった時に感じませんでしたか・・・」

「さあ・・・確かに咲人さんに対しては感情的な態度でしたが・・・それは彼の知的障害の問題が尾を引いているのかと」

「母親が子供を捨てるんです・・・もう・・・その時点でまともじゃないんです」

「・・・」

遥香は竹部社長から窓花(草刈民代)に精神科の通院歴があることを明かされた。

遥香は自分のうかつさを知りながら白鳥家に向かう。

咲人は花束を抱えていた。

アルジャーノンのママである輝きの人・・・遥香に求めて得られなかったものを・・・本当のママから与えてもらうのだ。

賢くなった自分を見て母はどんなに・・・喜ぶだろうか。

咲人は遥香への思いを封じるためにも・・・無償の愛を求めていた。

チャイムを鳴らす。

「お花のお届けです・・・」

窓花は不審げな顔を見せる。

「ママ・・・」

「咲人・・・」

窓花の顔に浮かんだのは喜びではなく・・・恐怖だった。

「ママ・・・」

「何しに来たの・・・」

「ママ・・・僕は・・・」

「来ないで」

咲人は・・・心が崩壊していく音を耳にする。

朝帰りをした咲人を職場の同僚として事情聴取した隆一(窪田正孝)は康介(工藤阿須加)に同意を求める。

「おかしいだろう・・・一晩一緒にいて・・・何もないなんて」

「・・・」

「ベッドで手をつないでましたなんてさ・・・」

「手をつないでいたかどうかもわからんぞ」

「なんでだよ・・・咲ちゃんはもう・・・ホームランを打てる男なんだぜ」

「野球と・・・そういうことは違うだろう」

「いや・・・咲ちゃんのバットはビンビンだったはずだ」

「よせよ・・・」

「なんでだよ・・・お前・・・まさか・・・咲ちゃんに嫉妬してんのか」

「・・・」

「おいおい・・・いくらなんでも・・・梨央ちゃんは・・・無理だよ・・・咲ちゃんがどうのこうのじゃなくて・・・考えてみろよ・・・向こうはお嬢様・・・俺たちは前科者だぜ」

「そんなこと・・・お前に言われるまでもない」

「・・・マジなのかよっ」

隆一は困惑した。

東京麗徳女子大学の教室で小出舞(大政絢)は梨央を問いつめる。

「本当に何もなかったの・・・裸になったのに・・・」

「服が濡れてしまったからよ・・・」

「それで・・・抱き合って・・・ベッドに入って・・・」

「それだけです」

「それって・・・ある意味・・・失礼な話じゃない・・・」

「よく・・・わからないけど・・・私はすごく幸せだった・・・」

「まあ・・・あんたがいいなら・・・いいけど・・・とにかく・・・急にいなくならないでよ・・・あなたのお父さんに連絡もらった時には心臓止まるかと思ったわ」

「お父さんに・・・なぜ・・・」

舞は一瞬・・・答えに迷う。

しかし・・・嘘をつきたくない気持ちがごまかそうとする理性に勝った。

「私・・・あなたのこと・・・お父様から・・・聞いてしまったの」

「私のこと・・・」

「病気のことよ・・・」

「私に嘘はなしよ・・・友達だから・・・」

「友達だから・・・知られたくなかった・・・」

「そういうのをね・・・水くさいって言うの・・・分かる?」

「初めて・・・その言葉を使っている人に会ったわ」

「私も・・・使ったの初めて・・・だけどどういう意味なのかしらね」

「お酒を水増ししたのよ・・・つまり・・・他人行儀ってことよ」

「・・・あんたって・・・よくわからない」

「処女だって・・・知ってることは知ってるの」

遥香は白鳥家のチャイムを鳴らした。

応答はない。

そこへ・・・花蓮(篠川桃音)がやってくる。

「母に何か御用ですか」

「あなた・・・咲人さんの・・・妹さん」

「・・・兄のお知り合いですか」

花蓮と咲人は室内に入り・・・散乱した部屋と蹲る窓花を発見する。

「お母さん・・・どうしたの」

「いや・・・いやなの・・・」

「お母さん・・・」

「咲人は・・・いやなの・・・」

「すみません・・・すぐに落ち付くと思います」

「・・・」

「母は・・・知的障害者の兄を受け入れられなかったのですが・・・そういう自分自身も受け入れられなかったのです」

「・・・」

「ずっと・・・精神が不安定なんですよ・・・失礼ですが・・・あなたは・・・」

遥香は身分を明かした。

咲人は自宅に戻っていた。

モニター車から杉野は蜂須賀に報告する。

「ようやく・・・鎮静化しました・・・事故でも起こしたらどうしようかと思いましたよ」

(彼は今・・・世界の不条理を克服しようとしているのだ)

「不条理・・・ですか」

(そうだ・・・あるいは人生がけして思い通りにならないことを・・・)

「それを思い知るのは・・・」

(知性化だよ・・・知性化そのものだ)

「・・・遥香くんが到着しました」

(監視をつづけたまえ・・・)

美しい遥香の登場にマヨネーズご飯をどんぶりで食べていた鹿内(勝矢)たちは興奮する。

「咲人さんは・・・お帰りでしょうか」

「部屋にいます・・・案内しましょうか」

丁重に断った遥香の後ろ姿を従業員たちは羨望の眼差しで見つめる。

(ちくしょう・・・咲人の野郎・・・うまいことやりやがって・・・)

(バカだったくせに・・・)

(アホだったのに・・・)

しかし・・・更生を目指す男たちは口を慎むのだった。

咲人の部屋に鍵はついていなかった。

「お母様のところで・・・何があったの?」

「僕が・・・母に何かしたとでも・・・?」

「そんなことは思わないわ・・・」

「ただ・・・想像してたのと・・・違っただけです」

「・・・」

「僕は・・・もっと歓迎されると思っていた・・・しかし、実際は招かれざる客だった・・・それだけです・・・母は僕が復讐に来たとでも思ったのでしょう」

「そんなことはないわ・・・ただ・・・ちょっと・・・お母様は精神的に不安定な状態が続いているそうよ・・・あなたのことも・・・後ろめたい気持ちがあるっていうか・・・」

「母が自分の行動に自責の念を感じて精神失調になった・・・僕はそう推測して納得しましたよ・・・問題ありません」

「・・・あの・・・昨日のことなんだけど・・・あれは誤解なのよ」

「それについては・・・過去のことですし・・・もう結構ですよ・・・嘘は嫌いなんです」

遥香は言葉を封じられた。

自分が何を言いわけしようとしていたのかわからくなったのだ。

あれは・・・偽りのキスだった。

だから自分は満足しているわけではないと・・・。

それとも・・・本気のキスではないから・・・あなたが傷つく必要はないと。

いや・・・もはや・・・自分が蜂須賀の本気のキスを求めているのかどうかも自信がなくなっていた。

そもそも・・・彼は・・・誤解などしていないのではないか。

私を信じてよ

あなたを傷つけるつもりはない

そんな気はないのよ

私を信じてよ

たとえ私があなたを傷つけたとしても

そんな気はなかったって

遥香には分かっていた。咲人のためと言いながら・・・咲人を蜂須賀に犠牲として捧げたのが自分自身であることを・・・。

咲人は梨央のことを考えていた。

梨央は今の処・・・咲人の希望を叶えてくれた相手だった。

呼び出しに応じ・・・咲人を抱きしめてくれた。

しかし・・・彼女もまた・・・咲人を裏切るのだろうか。

梨央に裏切られた時、咲人は自分自身がどう変化するのか・・・それを恐れた。

母親のように・・・遥香のように・・・。

それを回避する手段を咲人は考える。

迷路の中を彷徨う咲人。

咲人はひとつの解答を得る。

裏切りを防ぐためにもっとも有効な方法は・・・先に裏切ることだった。

「君とはこれきりにしたい・・・」

「何故・・・」

「君は・・・絵本のような恋を求めているのだろう・・・」

「絵本のような・・・」

「かっての僕は・・・君の期待に応えることのできる存在だった」

「・・・」

「無垢で・・・君に何も求めない・・・知的障害者だったからだ・・・」

「・・・」

「しかし・・・今の僕は・・・そうではなくなってしまった・・・」

「・・・」

「だから・・・君の相手にはなれない・・・」

「・・・」

「それは・・・僕にとって時間の無駄だから」

「時間の無駄・・・」

「さようなら」

「・・・」

咲人は梨央の裏切りをシャットアウトしたのだった。

梨央は茫然とした。

咲人はALG研究チームの議論に参加する。

「正常なシナプスではスパインが発達するが・・・記憶に支障があるケースでは未発達であることによって・・・」

杉野の言葉を咲人は遮った。

「カルシウムイオンの局部的増加を阻害しているという予測ですか・・・」

杉野は言葉を奪われて驚く。

「その通りだ・・・」と蜂須賀が応じる。「スパインの回復を促すことも一つの重要課題と言える・・・神経細胞の正常化メカニズにATGがどのように関与しているのか・・・まだ未解明の部分は残されている・・・どうやら・・・君の知識は我々に追いついたようだな」

「自分の現状を正確に把握しようとしない人間は少ないでしょう」と咲人は答えた。

「諸君・・・我々は・・・新しい研究員を迎えることになったようだ」

「僕が・・・ですか」

「そうだ・・・君はアルジャーノン効果の研究者として・・・自分以上の適任者がいると思うかね」

「それは・・・データ不足です」

「謙遜の必要はあるまい・・・どうかね・・・そろそろ・・・今の職業や・・・住居とは決別しては・・・」

「それは・・・少し考えさせてください・・・そこには・・・友人たちがいるのです」

「そうか・・・しかし・・・その友人たちは・・・君に相応しい存在と言えるのかな・・・だが・・・それもまた・・・君の自由だ・・・とにかく・・・君の経済的自立は保障したい・・・君名義の限度額なしのカードを用意した。受け取ってくれるね」

「ありがとうございます」

研究員たちは拍手で咲人を迎え入れた。

咲人は女性たちに比べて男性との人間関係にはそれほど複雑な要素はないと思いたがっていた。

確かにかっては・・・知的障害者として対等ではなかったかもしれない。

しかし・・・今は咲人の方が賢いと言える。

仲間たちがアドバイスを必要とした時・・・今の咲人なら適切な意見を述べることができるだろう。

そうすれば・・・彼らは感謝してくれるはずだ。

女性たちの影に苛まれた咲人は男たちの光に希望を見出そうとしていたのだ。

それは童貞が女性に幻想を抱くようなものだ。

咲人は研究チームに参加し・・・健康を維持するためにトレーニングを開始する。

もちろん・・・それは同時にアルジャーノン効果が人体に与える影響を検証するためのものでもあった。

日に日にたくましくなる咲人を・・・遥香は複雑な思いで見つめるのだった。

彼を今ある姿に導いたのは・・・自分だ。

遥香はようやく・・・それを認め始めていた。

「これがALGですか」

「そうだよ・・・リノール酸系酵素の一種を使った配糖体だ・・・これが君の未発達だったシナプスを再構築する魔法の薬だった」

小久保は咲人の質問に応える。

研究員たちは咲人に対してレベルBの情報開示を許されていた。

もちろん・・・トップシークレットを知るのは蜂須賀だけである。

レベルBは咲人に対する人権無視の監視を知らない遥香と同じレベルの情報である。

「あなたは・・・記録によれば僕への投与に反対していますね」

「そうだ・・・時期尚早と思ったからだ・・・しかし・・・蜂須賀部長に押し切られた・・・今となっては杞憂だったけれどね」

「遥香は賛成したんですね」

「そりゃ・・・そうさ・・・君の推薦者だもの」

咲人は遥香の意図を正確に読みとることができた。

(ひとにぎりの善意と・・・愛する蜂須賀博士への忠誠心か・・・)

咲人よりもはるかに己を知らない康介は情熱に突き動かされていた。

東京麗徳女子大学にやってきたのだった。

僥倖に恵まれた康介は・・・舞の不在を喜んだ。

「どうなさったの・・・」

「君に会いたくて・・・」

「まあ・・・」

「わかってる・・・君が咲人と結ばれたってことは・・・でも・・・俺、どうしても君のことが忘れられなくて・・・」

「結ばれたって・・・」

「・・・」

「咲人さんにはお別れしようって言われてしまいました・・・」

「なんだって・・・」

康介は幸運の訪れに大量の脳内麻薬性物質を放出する。

しかし・・・その時・・・梨央は発作を起こして意識を喪失していた。

「梨央ちゃん・・・」

康介は助けを呼ぶべきか・・・迷う。

しかし・・・梨央の体臭が康介を惑わせる。

今・・・高嶺の花である梨央は他の誰のものでもない。

そう思うと康介は身動きできなくなった。

そこへ・・・舞が血相を変えて駆けつける。

意識を取り戻した梨央は病院で検査を受けた。

そこへアルジャーノン効果研究の影のスポンサーである梨央の父親・興帝メディカル産業の河口社長(中原丈雄)が現れた。

「お父様・・・もう病院での検査は終わりにしたいのです」

「何を言ってる・・・」

「私は残された時間を・・・自由に生きたい」

「梨央・・・お前は治るんだ・・・」

「何をおっしゃってるの」

「画期的な治療法が完成したのだ・・・次の学会での発表を一緒に見る予定だ」

「まさか・・・」

「奇跡が起きたんだよ・・・」

「・・・」

食堂でギャンブルに興じる男たち。

鹿内は咲人に声をかける。

「お前も一緒にやんねえか」

「僕は勉強しなければなりません」

「また・・・お勉強か・・・一体、何をそんなに勉強するんだ」

「人間は・・・少しでもチャンスがあるなら・・・全力でチャレンジするべきなのです。鹿内さんにだって学べることはあるはずです」

「なんだとこら・・・」

「暴力では何も解決しません」

「俺の気分がスカッとするんだよ」

しかし、空を斬る鹿内のパンチ。

咲人の活性化した脳細胞には愚鈍な常人の動きはスローモーションのように映る。

「暴力なんて・・・虚しい行為ですよ。非生産的です」

「てめえ・・・」

「まあ・・・まあ・・・咲人には悪気はないんですよ・・・一種のお勉強バカみたいなもんですから」

隆一は場を宥めるのだった。

「咲人・・・お部屋に行こうねえ・・・」

「お勉強バカって何ですか・・・」

「だから・・・勉強しすぎて空気が読めなくなる奴のことだよ」

「・・・」

隆一は咲人の部屋についてきた。

「なぜ・・・部屋に来たのですか」

「今日は・・・鹿内の大将・・・虫の居所が悪いんだよ・・・康介がいれば・・・いいのに・・・あいつ、肝心の時にいないから」

「僕は大丈夫です・・・空気を読みます」

「それだよ・・・その口の聞き方が・・・危険なんだよ」

そこへ・・・康介が戻ってきた。

「よかった・・・」

「咲人・・・お前・・・梨央さんにひどいこと言ったそうだな」

「え」

三人は公園に来た。

「僕は・・・彼女と交際する気はないので・・・正直に伝えただけです」

「彼女にだって・・・色々と事情があるんだよ・・・察しろよ」

「何をですか・・・知的障害者だから安心して近付いてきた彼女のために・・・知的障害者を演じろっていうのですか・・・僕は嘘は嫌いです」

「なんだって・・・」

「それに・・・僕はともかく・・・檜山さんだって・・・彼女と愛し合うことは難しいでしょう。彼女の地位と前科者では釣りあいません」

「な・・・なんだって」

「おい・・・咲ちゃん・・・それは言いすぎ・・・檜山もさあ・・・咲ちゃんは・・・母親に会いにいっていろいろあったみたいだから・・・今日はそっとしておいてやってよ」

「母親のことは無関係です。僕は乳離れをしたのです。柳川くんこそ・・・お母さんとは縁を切った方がいいですよ。依存関係を続けると・・・双方がダメになることがデータとして明確になっています」

「なんだと・・・こら」

「結局・・・あなたたちは・・・知的障害者だった僕の方が好きなんですね。自分より愚かで・・・見下ろすことができて・・・癒される・・・だから・・・そうでなくなった僕が・・・許せないんだ」

「え」

「咲人・・・何を言ってるんだ」

「人間は集団の中で・・・自分より下の存在がいることに安心する傾向が顕著なのです」

「咲人・・・」

「どうやら・・・もう・・・僕はあなたたちに必要とされない存在みたいだ・・・」

「おまえ・・・どうしちゃったんだ」

「おまえ・・・誰なんだよ」

「僕は・・・白鳥咲人です・・・脳生理科学研究センターの研究員です」

咲人は・・・かっての仲間たちに別れを告げた。

結局・・・人間は・・・誰もが・・・咲人を見下していた。

そして・・・都合のいい時に利用していたのだ。

「僕は・・・もう・・・ルアーではありません」

「・・・」

咲人は赤い車で研究所に向かった。

飼育室からアルジャーノンを取り出す。

そして・・・プライベートルームに籠るのだった。

「僕は・・・結局・・・一人ぼっちだ・・・アルジャーノン、友達はお前一人だよ・・・お前も・・・そうなんだろう・・・」

アルジャーノンは咲人の言葉に耳を傾けた。

愛は花のようなもの

だけど季節はめぐっていく

君はもしかしたら・・・

冷たい土の中で・・・

冬を過ごしているだけなのかもしれない・・・

来るべき春を待つ薔薇の種のように

学会の日がやってきた。

控室で・・・咲人は蜂須賀に尋ねた。

「どうして・・・僕は舞台に立つ必要があるのでしょうか」

「君は・・・過去の自分を隠し続けることができると思うかね」

「いいえ・・・いずれ・・・僕の存在は明らかにされてしまうでしょう」

「その時・・・知的障害者だった自分を隠していたことが・・・君の誇りになるかな」

「いいえ・・・それは恥ずかしいことです」

「それなら・・・あえて・・・嘘をつく必要はないだろう・・・」

「しかし・・・僕はこわいのです・・・」

「こわい・・・何が・・・」

「知性を獲得した僕のことを・・・結局、誰も喜んでくれません・・・僕はすべてを失ってしまったような気分になることがあります」

「人間は・・・不公平な存在だ」

「不公平・・・」

「そうだ・・・この世には価値のある人間とそうでない人間がいる・・・」

「価値のある人間・・・」

「そうでない人間は・・・価値のある人間を羨むものだ・・・君は自分の価値を投げだす人間をどう思う・・・」

「愚かだと思います・・・」

「その通りだ・・・君には私がいる・・・それでは不満かね」

「私には・・・あなたがいる・・・それで充分です」

遥香は二人の会話を立ち聞きしていた。

「先生・・・お時間です」

「よし・・・行こう」

遥香は・・・咲人に精一杯の忠告をした。

「だめよ・・・そっちに行っては・・・」

「・・・」

「あなたは・・・純粋で・・・優しくて・・・」

「そして・・・愚かだったのです」

「・・・」

「あなたには・・・感謝しています・・・僕を賢くしてくれたのは・・・あなただから」

研究所で・・・結局・・・留守番をしていた小久保は・・・咲人を訪ねて来た花蓮に遭遇する。

理想の女性にめぐり会えたと確信する童貞だった。

価値を失い見捨てられつつあるアルジャーノン担当として疎外されていることも苦にならないのだった。

「兄はいないのですか」

「どこにいるか知ってます」

蜂須賀の画期的な成果の発表は続く。

「ATGの効用により・・・知的障害者ゼロ社会が到来します・・・その記念すべき被験者を紹介しましょう」

父親は娘に言った。

「いわば・・・お前を助けるための実験台だ・・・」

「実験台・・・」

知的障害者時代の咲人の映像が映し出され・・・梨央と舞は息を飲む。

「そんな・・・」

「彼は・・・もはや・・・知的障害者ではありません・・・今では・・・我々のグループの優秀な研究員となったのです・・・白鳥咲人くん・・・どうぞ、舞台へ・・・」

明るいステージに高価なスーツに身を包んだ美しい青年が現れた。

聴衆は万雷の拍手で・・・奇跡の人を迎えるのだった。

咲人は今、脚光を浴びていた。

まるで・・・花が咲いたように・・・。

関連するキッドのブログ→第5話のレビュー

Hcal006ごっこガーデン。朝まで一緒の白いベッドルーム・セット。

エリぼぎゃあああん。朝まで一緒で・・・何もしないなんて無理なのでスー。あんなことやこんなことをやってやってやりまくるに決まっているのでスー。でも、山P先輩となら・・・ずっと手を握って寝顔を見ているだけでも充分に満足できますよ~。最初の一週間くらいは・・・もうそれで大満足間違いなし~。咲人は花のように咲いたのですね・・・でも・・・咲いた花は・・・うえ~んなのでしょうかーっ

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コメント

イヤー!あの「愚かだった」の氷の表情がすばらしい!
かつて、天才を演じた藍沢先生とは、違いました!!
さすがです!!

4話でもありましたが、ショック療法を受ける度
知能と人格が変化するんですね。
母と対面した前と、後では、表情も人格も変わっていましたから!!
遥香への愛も、アルジャーノンを連れ戻しに来た時から
賢いから連れ戻しに来たとの言葉も覚えていて、
アルジャーノンのママと自分が、ママにして欲しかった
事が重なって、好きになっているのかなって!!
こう思うと、かなり泣けます!!

赤い車にも、意味があるんでしょうね!!

バカ勉強して、空気読めない、こういう人いるな~って
思っちゃいました。素晴らしい!!

投稿: ユキヒョウ | 2015年5月17日 (日) 11時03分

snow絶滅危惧種~ユキヒョウ様、いらっしゃいませ~山下君愛好cat

ドクター藍沢もアンバランスな心を抱えていましたが
咲人はさらに深刻なアンパランス状態ですからねえ。
しかも・・・あのセリフには愛も絡んでいる。

冷たくしかも情熱を秘めて・・・という深みがありましたな。

愛のゲームは裏切りのゲームでもあります。

裏切り続けていては愛は得られない。
しかし、裏切られたら心が傷つきます。

隆一や康介に
自分が愛されつつ利用されていたことを知る咲人は・・・。

隆一の「対等ではない」の真意に気がつく。

蜂須賀が「それでいい」と教えれば藁にもすがりたくなる気持ちで受け入れるわけです。

裏切りには裏切りで応じるわけです。

そういう意味では梨央に対して
咲人は甘えているわけです。

一方、裏切られても
実の母や・・・遥香のように
慕う気持ちが変わらないという恐ろしさが
咲人を戸惑わせる・

利用されていることがわかっていても
裏切りかえせない相手・・・。

もう笑うしかない状態ですが
皮肉というジョークもその一種。

裏切られても愛している遥香には
皮肉で応じるしかない・・・。

よく計算されたセリフの展開です。

咲人は人の言葉に耳を傾け、理解しようとする。
しかし・・・理解力には人それぞれ・・・。

舞の使った「絵本のような恋」を
咲人が梨央に対して使うというような場面。

隆一の「対等」と蜂須賀の「対等」・

言葉の重ね方がテクニカルでトレビアンでした。

咲人は善意で発言しているのに
相手は曲解する。
空気とは・・・結局、エゴの暴走に対する抑止力のようなものなのでございます。shine

投稿: キッド | 2015年5月17日 (日) 15時18分

キッドさん、こんにちはhappy01

学会前に、動画流出しなくて良かった、と
胸をなで下ろした次第ですが、
モニタリングが小久保くんではなかったのは、
蜂須賀先生のご配慮でしょうか(^_^;

中二病全開の咲人さんが不憫ですわ。
傷つきたくなくて、心に蓋をしているから、
見えるものも見えなくなっちゃうんですよね。

咲人さんは手術前から向上心のある努力家だったから、
気持ちも分からなくもないんですが。
(デートの依子もそうだったけど)
正論って、相手の逃げ道無くしてしまいますからね。

トヨタ86のCMでアナザーストーリーが流れていますが、咲人が本当にほしかったのは、この世界だったんだ、と
見るたびに泣きそうになります。
次回は真実の愛で救われるといいなあ、と思います。
(ディズニー映画の見過ぎ)

それにしても、
小久保くんの妙な恋愛相談とか、
咲人さんの愚痴とか聞かなきゃいけないアルジャーノンが気の毒すぎる今日この頃です…
(きっと、本人それどころではないはず…)

投稿: mi-nuts | 2015年5月21日 (木) 16時21分

crown✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭parking

いわゆるひとつのマッド・サイエンティストものの一つと考えられる原作。

そういう意味では蜂須賀も遥香も小久保も杉野も
それなりに「ALG効果はあります」的な危うさを
醸しだしておりますな。

もちろん・・・人格者も偉大な発明をする場合もありますが
ちょっと狂っているほうが・・・何かを成し遂げる感じがございますからねえ。

咲人は天才となってその一員に加わる・・・。
せつなくも悲しい終わりの始りです・・・。

しかし、ドラマ版はきっと何か救いがあるのでは・・・と
予測しております。

脚本監修の人も最近、甘めですからな。

全身全霊で短縮された人生を進む咲人・・・。
長い幼年期の膨大な記憶があるので
それなりに周囲に対応するのですが
なんといっても・・・基本的に社会的弱者ですからな。

これでもまだ素直に対応していると思われ・・・。
もっと屈折してもおかしくないのでございます。

自分が・・・去年まで
知的障害者だった人生なんて・・・
常人には想像もつきませんからねえ。

隆一や康介がいくら・・・
優しい心を持っていても
咲人のメンタルを推量する知能はないのですから・・・。

咲人はお利口さんになって・・・。
お母さんや・・・遥香に・・・
隆一や康介に・・・
喜んでもらいたかった。
みんなの役に立ちたかった。
・・・ただそれだけのことだったんですよね。

しかし・・・現実では
真実の愛はただ残酷なものでございます。

永遠の少年の人生を選べば大人にはなれない。
白雪姫が幸福になれば魔女は不幸になるのですな。
王子と結婚できるのはシンデレラだけ・・・。

アルジャーノンは
自分の名前を伝えることができる
言語能力を有しています。

「ニンゲンッテアホダナア・・・デモソコガカワイイ」

といつも思っているのでしょう。

一夫一婦制には・・・もう飽きちゃったのかも・・・。typhoon

投稿: キッド | 2015年5月22日 (金) 00時20分

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