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2015年5月17日 (日)

閃光!ヘソチラリズム(大倉忠義)山本美月ではありません(八乙女光)バッカじゃないの~連打(多部未華子)

初夏だからな。

冷やし中華はじめる季節かっ。

久しぶりにおヘソがサービスされました。

殺意に満ちた(木)(金)の後で止めを刺された感じでございます。

ミステリにはつきものの痴漢事件展開。

基本はこうだ。

①痴漢行為は犯罪です。

②痴漢は冤罪の可能性を含んでいる。

③痴漢は被害者の自演の可能性がある。

④痴漢がらみで被害者による加害者に対する強請が発生する。

⑤これらが複雑に絡んで殺人事件に至るケースがある。

このドラマの特徴は脱線である。

④あたりで脱線して②に戻り、衝突事故によって⑤という感じになっています。

しかし・・・見せ場でヘソをサービスしてくれたので本編の内容はどうでもいい感じになっています。

・・・おいっ。

で、『ドS刑事・第6回』(日本テレビ20150516PM9~)原作・七尾与史、脚本・川崎いづみ、演出・川村泰祐を見た。やはり・・・メインライターだと構成もセリフもグダグダ感が高まるよねえ。「北風と太陽」なんて決め言葉は・・・決めるところで決めないと。法廷で白金課長(吉田羊)が「これはどういうこと?」と聞いたら代官さま(大倉忠義)が「北風と太陽らしいです」と答え「?」となるくらいのわかりやすさでいいと思います。・・・ま、余計なお世話なんですけど~っ。ゆるい系なんだもんな。でも・・・どSがものたりないしい・・・だからゆるふわ系なんだよ。ゆるっとしてふわっとしてな。・・・もう、本題にはいれよ。

河川敷でヴィクトリア女学院の女子高生・河東めぐみ(恒松祐里)の遺体が発見される。

死因は頭部の傷・・・。暴行された形跡はなく・・・金銭などは残されていたが、携帯電話が紛失していた。

事件と事故両面での捜査が始る。

白金課長は学校での事情聴取をマヤ(多部未華子)に命じる。

マヤはヴィクトリア女学院の卒業生だったのだ。

しかし・・・代官様が驚いたのは・・・担任教師の小松原徹子(吉田羊=二役)が課長に瓜二つだったということだ。

しかも・・・双子でも親戚でもなくただのそっくりさんなのだった。

ゆるふわ系なのである。

マヤはかっての担任教師に軽く聞き込みをした後で・・・後輩たちに聞き込みをする。

その結果、河東めぐみが痴漢被害の常習者であることが判明する。

痴漢の常習犯でなく・・・毎日のように痴漢に会うことを生まれてから一度も痴漢にあったことのないマヤは不審に思うのだった。

そんな・・・多部ちゃんが・・・電車に乗っているのに痴漢しないなんて・・・ありえない。

何でお前が変態宣言しているのだ。

・・・失礼しました。

鉄道関係者に聞き込みに行ったマヤたちは痴漢事件が一度も立件されていないことを知る。

「示談ですか・・・心が広い子だったんですね」

「バッカじゃないの・・・」

有栖川係長(勝村政信)は河東めぐみが多額の銀行預金をしていたことをつきとめる。

痴漢加害者の事情聴取から・・・めぐみが大金を強請っていたことが判明するのだった。

一方、めぐみはデート・クラブで不純なアルバイトもしており・・・その関係者など不審人物が次々に浮上する。

もちろん・・・これはすべて例によってミスリード(されないけどな)のための煙幕であり・・・マヤはゆるふわ系特有の根拠のなさで・・・めぐみのクラスメートで学校を休んでいる水上香奈(森川葵)に焦点をあわせる。

あまりん・・・また君に会えたね・・・なんじゃ・・・お前はっ。

あまりんじゃなくて・・・香奈を尾行したマヤと代官様は・・・安藤理恵(玄覺悠子)と遭遇する。

香奈の父親・透(おかやまはじめ)は理恵に痴漢をした犯人として裁判中なのである。

「痴漢を装って強請をしていた女子高校生が死に・・・そのクラスメートの女子高生の父親が痴漢の犯人として裁判中・・・これってすごい偶然ですね」

「ばっかじゃないの・・・」

マヤは香奈を挑発するのだった。

「あなたのお父さんは痴漢したんですってね」

「父は痴漢なんかしません」

「根拠はあるの」

「このドラマ、基本的に根拠は必要ないって聞きましたけど」

「それは主人公だけに許された特権よ」

マヤは川浜線春峰駅と御風台駅間で起きた列車走行中の痴漢現場を再現するために・・・代官様を女装させようとするが・・・拒否され・・・やむなく浜田刑事(八乙女光)を起用する。

浜田はノリノリで山本美月に変装するが・・・変装したわけじゃないぞ・・・結局、お尻を代官様に触られたまま・・・強力接着剤Sの餌食となる。

いつものコーヒーカップで回る二人。

「もっと・・・もっと・・・」

「はい~っ」

「とめてっ」

「何か・・・分かりましたか・・・」

「北風と太陽ね・・・」

かったるいのでBARBER「代官山」の件をカットしたので意味不明になっています。

誰に何を説明しているんだ・・・お前はっ。

マヤは・・・真犯人に・・・ゆるふわになってもらうために・・・法廷に特別弁護人として乗り込むのだった。

いきなり・・・裁判沙汰である。

殺人事件とは無関係のような被害者のクラスメートの父親が被告の痴漢事件。

マヤは・・・酒に酔った被害者がバーで真相を喋っているVTRを入手していた。

そこには・・・被害者が・・・無実の罪の被告を嘲笑している場面が収録されていたのである。

「やってもいない痴漢の罪で・・・私は無実の男を刑務所に送り込んでやるの・・・すべての男に対する復讐なのよ」

「狂ってる」

「私を無能呼ばわりした男たちを私はけして許さない」

「あなたは・・・実際に無能なんでしょう・・・男性だけでなく・・・女性も口を揃えて・・・あなたのことを極めて無能と証言しています」

「きいいいい」

錯乱した・・・理恵は法廷で暴れるが・・・。

ファイト。ムチ。おへそ。逮捕である。

香奈の父親は無罪放免となるのだった。

「ありがとう・・・刑事さん・・・私、自首します」

香奈はめぐみの共犯者だったが・・・父親の事件が発生し、罪のない人からお金を強請るのはいけないことだと気がついたのだった。

「だから・・・もうやめようって・・・めぐみにいったら・・・もみ合いになって・・・めぐみは階段から落ちて・・・死んでしまいました」

「あなたには・・・死体遺棄および・・・傷害致死あるいは・・・殺人の嫌疑かかかります」

「・・・」

「あなたは・・・もっと早く気がつくべきだった・・・本当の喜びは・・・お金を得ることではない・・・人が嫌がる姿を観察することだと・・・」

「・・・え」

「ただの独り言よ・・・」

「独り言は一人の時に言ってください」

「大丈夫、オンエアの時にはカットになっていると思うから」

「どこに・・・そんな・・・」

根拠なんて必要ないのだ・・・どうせ妄想なんだから。

お前も・・・ゆるふわ系かっ。

今週の新事実・・・課長はネズミが怖い。とにかく・・・ゆるふわなんだな・・・。

関連するキッドのブログ→第5話のレビュー

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