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2015年6月 2日 (火)

どこにでもいる特別じゃない母は専業主婦A(相葉雅紀)私のお兄ちゃんが一人でできるワケがない!(有村架純)実名報道の判断は記者に委ねてください(沢尻エリカ)

「64」かっ。

ある意味、対極的だよな。

「暑苦しさ」と「生ぬるさ」の対決かっ。

どっちも否定するのかよっ。

・・・悪魔が担当しています。

(木)(金)で良心が披露困憊中か・・・。

日韓ハーフで杏の義母という女優は実力派だが・・・一部お茶の間をイライラさせるほどの能天気キャラの造形は実力を発揮しすぎている気がする。

「梅ちゃん先生」の良妻賢母でも・・・「あいくるしい」の不倫妻でも・・・とにかく・・・際立つ存在感が・・・臭いと感じる人には刺激的すぎるのですな。

キムチの話かっ。

そこまでにしとけよ・・・。

で、『ようこそ、わが・第8回』(フジテレビ20150601PM9~)原作・池井戸潤、脚本・黒岩勉、演出・相沢秀幸を見た。ついに名無しさん二号、名無しさん三号が登場である。本家名無しさんがまだいるとしたら・・・真犯人は四人なんだな。家族一人一人にストーカーならママに二人だったので五人目がいたりするかもな・・・。名探偵・神取明日香(沢尻エリカ)でオリジナル・シリーズにすればいいと思うよ。頼りにならない相棒・健太(相葉雅紀)と愉快な家族つきで・・・。七菜(有村架純)は静岡県の女子アナに就職させればスケジュール調整も容易だろう。・・・なんの話だよっ。

陶芸教室仲間のナカジマさんの家に空き巣が入り、現場には倉田珪子(南果歩)が波戸(眞島秀和)から贈られたアクセサリーと珪子の指紋のついたペットボトルが残されていたために・・・牧方刑事(乃木亮介)たちは珪子に事情聴取のための任意同行を求める。

しかし・・・そこは誰もが能天気になってしまう倉田家のファンタジー・フィールドなのである。

居合わせた明日香の指摘で・・・逮捕状のない刑事たちはお茶の間での事情聴取を強いられるのだった。

「私・・・うっかり他人の家に入ったりしません」

「本当?」と七菜は母を信用しないのだった。

「うっかり・・・人のものを盗んだりしません・・・」

「お母さんなら・・・うっかり逮捕されちゃうかもしれない・・・」と七菜は不安になるのだった。

「どう考えても・・・捏造っぽいですよね」と明日香。

「まあ・・・そうなんですが・・・物証がある以上・・・嫌疑がね・・・」

健太と太一(寺尾聰)はハラハラと見守るのだった。

役立たずの息子と父である。

倉田家の男どもがっ。

とにかく・・・健太の退院祝いは済し崩しに終了するのだった。

ナカノ電子部品では総務部契約社員のシルビア/西沢摂子(山口紗弥加)が「手形」に不安を感じると同時に太一の進退問題に言及する。

青葉銀行の触手として太一が出向先で定年を迎えることができるかどうかの正念場なのである。

太一は「例のドリル」の売却先企業の前途を危ぶみ・・・青葉銀行の知人(小市慢太郎)と連絡を密にするが・・・真瀬部長(竹中直人) の策謀の魔手は太一の部下・高橋(橋本稜)にも伸びて行く。

三千万円の損失の責任を・・・太一に押し付ける気配が濃厚なのであった。

太一は「善処する」と余裕を見せるが・・・残金不足となった取引先はすでにもぬけの殻なのである。

もう・・・ダメじゃないかな。

はたして・・・領収書刑事シルビアは・・・敵か、味方か・・・。

そして・・・太一の周囲に・・・名無しさんはいるのかどうか・・・。

まあ・・・基本・・・どうでもいい感じは拭えない・・・。

一方、母にかかった濡れ衣を晴らすために動き出す健太。

それを察知した七菜は明日香に救援要請をするのだった。

「お兄ちゃん一人では・・・どうにもならないと思うので」

「・・・ですね」

脳天気な母・珪子は陶芸教室の仲間たちに急襲される。

おそらく・・・ブローチを発見した中島夫人は桂子の犯行と決めつけているのだった。

そして・・・お茶の間の誰もが疑う民子(堀内敬子)はニット帽の女だった。

「ブローチは返したはずです」

「しかし・・・紛失した」

シラを切る波戸・・・。

しかし・・・明日香は波戸の車内に受信機を発見する。

防犯カメラで中島夫人が「どろぼう!」と書いた紙を投函したことを突き止めた健太&明日香は中島家の盗聴器検索を開始する。

盗聴器は波戸が生徒全員に贈った置時計から発見されたのだった・・・。

波戸は・・・セレブ主婦たちの・・・家を盗聴する・・・怪盗紳士だったのである。

ひっそりと受信範囲で盗聴を開始する波戸・・・。

「そこまでです」と主人公として決める健太。

「私はラジオを聞いていただけだ・・・」

「あなたは・・・録音もしていますよね・・・後でチェックをするために・・・」と明日香。

「う」

「刑事さんたちがすでに家宅捜索していますよ・・・ねえ」

「私たちの見せ場をとらないでください・・・署に同行していただけますか」と牧方刑事。

怪盗紳士は凄い敵意の視線で素人探偵たちを睨むのだった。

の、呪われそうだ・・・。

盗聴怪盗シリーズもあるな・・・ないぞ。

怪盗紳士は・・・倉田家に盗聴器を仕掛け、五万円を盗み、失恋の復讐のために桂子に罪を着せようとしたことをあっさり自供する。

しかし・・・明日香は・・・「桂子と波戸の密会盗撮写真」の撮影者について指摘する。

「そんなの・・・波戸が・・・」

「波戸・・・写ってますよね」

「あ」

「あ・・・じゃないですよ」

「でも・・・遠隔操作で自撮りを」

「なんで自分と人妻との密会写真を投函する必要が」

「あ」

明日香は桂子から二人のデートを知る人物・・・民子の存在を訊きだす。

のほほんと・・・容疑者宅に接近する健太。

荒廃した家の中で・・・民子は・・・ヘビースモーカーであることをアピールする。

「留守みたいです」

「洗濯物が・・・女物だけですね」

「・・・おかしいですか」

「だって・・・ご主人がいらっしゃるんでしょう?」

「あ」

「あ・・・じゃないですよ」

翌日も下村家にやってきた健太。

留守の庭を覗きこんだ健太は・・・そこに盗まれた中島夫人の宝石箱を発見する。

「あ」

しかし、明日香はいないのだった。

「母さん・・・民子さんの電話番号を教えてくれ」

電話で母親に尋ねる健太。

(民子さんなら今・・・家にいるわよ)

「え・・・すぐに逃げて・・・民子さん犯人だから」

(え・・・バカねえ・・・民子さんが犯人なわけないじゃない・・・ゴンッ)

「あ」

くりかえすが健太は単独行動だった。

息子を信用しなかった母は鈍器のようなもので民子に背後から一撃され昏倒する。

ついに・・・狂気のセレブ悪女となった民子。

魔法で灯油を亜空間から取り出すと・・・部屋に散布して・・・煙草を咥えるのだった。

殺し屋か・・・潜入工作員なのか・・・。

それとも・・・能天気過ぎる専業主婦を社会から追放する会の秘密実行員なのか・・・。

健太は・・・母の安否を求めて家路につくのだった。

がんばれ、健太。負けるな健太。このドラマの主役は君なんだから・・・。

2015年度倉田家嫌がらせ事件容疑者ランキング

①位 ニット帽の男(真の名無しさん)

②位 民子(犯行中)

③位 金庫から書類を盗む男(スクールゾーン)

④位 牧方刑事(太陽がまぶしすぎた)

⑤位 牧方刑事の名もない同僚刑事(スクールゾーン)

⑥位 その他の主婦(意外な犯人)

⑦位 青葉銀行人事部長代理(高田純次)

⑧位 蟹江タウン誌編集長(シルビアさんと何もなさすぎ)

⑨位 銀行員(小市慢太郎)

⑩位 ガス(101匹猫ちゃんロンダリングに疲れる)

名無しさん殿堂入り

コピーキャット万里江(逮捕)

盗聴怪盗波戸(逮捕)

関連するキッドのブログ→第7話のレビュー

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