おへそは二度見せる(多部未華子)最終回サービスですね(大倉忠義)
また、つまらないドラマをレビューしてしまった・・・。
十三代目石川五ェ門かっ!
まあ・・・レビューしたんだから・・・本当は面白かったんだよな。
この世につまらないものなどない・・・。
誰だよっ!
しょうもないドラマほどかわいい法則です・・・。
どんだけ上から目線なんだよっ!
①うな丼 ②親子丼 ③カツ丼
歴史的に古いものから並べよ。
・・・並んでるじゃないかっ。
どんだけに・・・どんだけ~。
こうして・・・春ドラマはほぼ終了しました・・・。
で、『ドS刑事・最終回(全11話)』(日本テレビ20150620PM9~)原作・七尾与史、脚本・川崎いづみ、演出・中島悟を見た。川崎青空警察署(フィクション)管内で刑期を終えた「無差別傷害事件」の犯人が連続的殺害される事件が発生する。自警団のKDF「川崎デイジーフラッグス」の犯行と判明するが逮捕されたKDFのリーダー・赤沢(小林且弥)は警察庁の榊礼子警視正(青山倫子)が身柄を引き取ってしまう。その背後には警察庁審議官・東野清正警視監(石黒賢)が暗躍していることを察知する黒井マヤ巡査部長(多部未華子)だった。
ここで・・・例の一覧を確認してみよう。
巡査 遠藤鶴(本刈屋ユイカ)「ゴンゾウ 伝説の刑事」→代官様(大倉忠義)はココ!
巡査部長 恩田すみれ(深津絵里)「踊る大捜査線」→黒井マヤはココ!
警部補 柴田純(中谷美紀)「ケイゾク」→有栖川係長(勝村政信)はココ!
警部 大澤絵里子(天海祐希)「BOSS」→白金不二子課長(吉田羊)はココ!
警視 銭形舞(堀北真希)「ケータイ刑事」
警視正 銭形愛(宮崎あおい)「ケータイ刑事」→榊礼子はココ!(理事官級)
警視長 沖田仁美(真矢みき)「踊る大捜査線」
警視監 銭形泪(黒川芽以)「ケータイ刑事」→東野清正審議官はココ!
警視総監 橘朝子(かたせ梨乃)「奥様は警視総監」
ちなみにマヤの父親は警察庁次長(警視監)である。
警察官としての最高階級は警視総監だが・・・行政府としての警察庁には警察庁長官(階級外)というトップがいる。
ナンバー2が警察庁次長でナンバー3は審議官を含め、複数存在する。
ちなみに警視総監は警視庁(首都警察)のトップ。警察庁次長は全国的な警察組織の実質的トップと考えることもできる。
ちなみに・・・本来、神奈川県にある川崎青空警察署を管轄するのは神奈川県警察本部である。
東京本社の重役が支社の一営業所の顧客を接待するような異常事態だよっ。
「この件は終わりです」と宣言する白金課長だったが・・・鬱屈を抑えきれずに警察庁に向かう。
もちろん、マヤも勝手に同行するのだった。
応対する榊警視正・・・。
「手短に・・・」
「榊警視正は・・・家族を無差別殺人犯に殺害されていますね・・・そして・・・無差別傷害事件の出所に関するものなど内部情報が流出している。この件は・・・あなたの上も関係している」とマヤ。
「・・・」
榊警視正とマヤはにらみ合う。
「なぜ・・・挑発したのです」と白金課長。
「藪をつつけば蛇がでますから」
「・・・」
浜田刑事(八乙女光)は蛇につつかれて階段から転落し、近藤徳二巡査部長(伊武雅刀)は謎の集団に暴行されて負傷する。
そして・・・KDFのリーダー・赤沢が証拠不十分で釈放されるのだった。
「単独行動を禁じます」と白金係長。
「我々は・・・狙われているんですか」と怯える有栖川係長。
中華料理「来来軒」の従業員・ケンちゃん(菅裕輔)は恩人の近藤刑事の入院に憤慨する。
「警察官に暴力ふるうなんて・・・相手は一体・・・誰なんですか」
「警察官だったりして」と中根刑事(中村靖日)・・・。
目を見かわすどS課長とどS刑事だった・・・。
チューリップ型回転遊具で回るマヤと代官様。
「ストップ」
「ひらめきましたか・・・」
「・・・」
マヤは嘘の「代官様の母親の急病」で代官様を帰宅させると・・・単独行動をとるのだった。
たちまち・・・餌に食いつく・・・闇の警察官たち・・・。
「マヤの失踪」・・・驚いた代官様は・・・一人回転遊具でひらめきにチャレンジ。
京浜医科大学医学部の法医学准教授ケンケン(ミッツ・マングローブ)の存在を思い出す。
ケンケンは・・・マヤの鞭内蔵特殊警棒に発信器を仕込んでいた。
GPSで廃工場を割り出したケンケン。
代官様は・・・単身、捜索に向かうが・・・もちろん・・・あっさり拉致されてしまう。
何故か・・・マヤのお尻の匂いを嗅ぐ体位で拘束される代官様。
ものすごく変態的なサービスである。
マヤは凌辱と屈辱を同時に体験するのだった。
そこへ現れる・・・東野審議官。
「黒幕がそんなに簡単に現れていいの」
「延長なしなので」
「なぜ・・・こんなことを・・・」
「前科者の粛清は・・・再犯確率の低下を実現し・・・私の評価が上がります」
「私の父親が許さないわよ」
「あなたの父上は目の上のタンコブです・・・いつか除去します」
「・・・」
「私のアリバイが成立する時間に・・・あなたは死ぬのです」
「僕は殺してもいいですが・・・黒井さんは助けてください」
「君は・・・彼女のオマケで死ぬのだ」
「えええええええええええええええ」
その頃、ケンケンは事態を刑事一課に伝えていた。
白金課長と刑事たちは全員出動するのだった。
しかし・・・現場到着後・・・煮え切らない部下たちだった。
ああ・・・このドラマを見ると・・・いつもアニメ「ディック・トレイシー」が見たくなるんだよな。
ブル巡査部長とボケチャッタブルズだ・・・。
マヤは体位を変えて・・・お尻のポケットから・・・件の棒を代官様に取り出させようとするが・・・棒は床の隙間から落下してしまう。
「この役立たず」
「・・・」
しかし・・・二度目のチャレンジで接着剤どSを取り出すことに成功する代官様。
「やった・・・」
「あなたは何もしてないわ・・・あなたは単なる足手纏いよ・・・」
「足は纏いになりません」
「ばっかじゃないの」
過去の失敗を回顧されて・・・涙ぐむ代官様。
「そんな・・・まるで・・・ボクが・・・無能みたいじゃないですか」
「無能なのよ」
ついに泣きだす代官様。
泣き声を聞きつけて見張りの男がやってくる。
その足元を「どぴゅ~っ」と瞬間接着するマヤだった。
マヤの金的キック一閃で悶絶する見張りの男。
代官様は拘束具の鍵を発見するのだった。
一方・・・ついに突入した白金組。
闇の警察官と川崎青空警察署は銃撃戦を展開。
全弾発射の後で白兵戦「ファイト」に突入する。
代官様が例の棒を拾い・・・マヤにパスすると・・・おへそがサービスされる。
脱出しようとした東野審議官と榊警視。
しかし、白金課長が威嚇射撃でその足を止める。
「この国の法律では・・・私を裁くことはできない・・・」
拳銃自殺を試みる闇の審議官。
しかし・・・大盤振舞のおへそサービス(二回目)で阻止するマヤ。
屋上に揃う・・・マヤ、白金、榊・・・奥二重の女祭りか・・・。
「逮捕します」
「逮捕します」
マヤと白金は獲物を分け合うのだった。
こうして・・・神奈川県川崎青空区(フィクション)の平和は守られたのである。
狂気の連打だった春ドラマ・・・人間は狂気でも生きていけるという話がオチなのだ。
さあ・・・夏は・・・完全に常軌を逸している「岡田惠和版・ど根性ガエル」どえす。
一番楽しみだ・・・。
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