ラベンダーの香りの漂う時空(木村拓哉)過去の耐えられない重さ(上戸彩)
この世界に一人ではないことは幸福なのか・・・不幸なのか。
そもそも人は一人では生きられない・・・あるいは生きにくいわけである。
しかし・・・自分だけがいればいい・・・と思うことがある。
人間関係が煩わしいのは言うまでもない。
たとえば・・・近所を選挙でもないのに政党名を連呼しながら拡声器の大音量で「政治的なメッセージ」を叫びたてる車が巡回している時、体当たりで車を停車させ、運転手を引きずり降ろし「うるせえよ」と耳元で囁いてやりたいと考えても・・・いろいろなしがらみを考えて自主規制するわけである。
やりたいと思ったことをしないのはものすごいストレスだ。
ちなみに・・・このブログを読むためには検索してたどりつく必要がある。
それ以外の人は・・・愛読者である。
読むのも読まないのもあなたの自由である。
読んだ後に何かを感じる人もいるだろう。
人間はそういう時には表現したいこともあるので基本的にコメント欄はオープンになっている。
つまり・・・ここは双方向のメディアなのである。
もちろん・・・寄せられたコメントを公開するかどうかの判断はキッドが行うし、コメントに応答するかどうかもキッドが決断する。
しかし・・・公開されていないコメントを少なくともキッドは読むわけである。
そうでなければ公開されたコメントを読むことができないからだ。
ブログというメディアは素晴らしいインターネットの世界のほんの一部に過ぎないが・・・表現の自由を確保する場としては非常に優れていると言える。
基本的に表現の自由というものは「絶対」なのである。
いかなる規制も許されないから「自由」なのだ。
人間が一人しかいなければ・・・である。
しかし・・・人間の自由は衝突する場合があり・・・そこでは様々な軋轢が生じるものだ。
たとえば・・・このブログを読もうとすると否応もなく入ってくるメディア提供者であるココログの許可した広告のリンク。
開始当時から比べればものすごい情報量になってうるさいことこの上ない。
けれど・・・無料で表現をしている立場から・・・それをやめろとは言えないわけである。
なんという不自由さだろうか。
だが・・・表現する喜びはそういう書き手の不満を制圧するのである。
それでも書くのは自由である。
そして・・・書くからにはあらゆる自由のために書くのだ。
世の中のルールからどこまでも自由に書く。
「引用を拒否する権利」を主張するものはすればいい・・・しかし・・・こちらがルールを無視する権利もある。
そういう権利がないのであれば・・・自由なんてないのと同じだぜ。
自由とは失うものが何もないってことだから。
明日・・・このブログが消えていれば・・・それは自由であることの難しさの証明ということなんだな。
しかし、今はあなたがいて良かった。
独り言は虚しいものですから・・・。
で、『アイムホーム・第8回』(テレビ朝日20150605PM9~)原作・石坂啓、脚本・山浦雅大・林宏司、演出・田村直己を見た。久(木村拓哉)は妻・恵(上戸彩)のパーソナル・コンピュータのゴミ箱フォルダから恵とサッカークラブのコーチ・本城(田中圭)とのただならぬ関係を示す画像を発掘してしまう。そして・・・本城と恵が同時に喉の風邪に感染していることにオーラルでディープな唾液の交換など様々なあんなことやそんなことやこんなことを想像してモヤモヤするのだった・・・そこへ・・・恵が疑惑の息子・良雄(髙橋來)とともに帰宅するのである。
今回は原作の序盤のエピソード「アイジンの家」と終盤のエピソード「スバルの部屋」を交錯させた脚色になっている。香(水野美紀)が再婚していない点や・・・オリジナル・キャラクター本城の登場など・・・もはや・・・「もう一つの別の世界」となっている「アイムホーム2015」だが・・・麗しい愛人・杏子(吹石一恵)が実写化されたのは喜ばしいことである。妄想的には・・・恵と香、そして杏子、さらには娘のすばる(山口まゆ)、義妹の祥子(蓮佛美沙子)、そして派遣社員の小鳥遊(たかなし)優愛(吉本実憂)まで・・・みんなが家路久(木村拓哉)を愛しているわけである。・・・モテモテだな。
とりあえず・・・画像は見なかったことにする久・・・。
しかし・・・恵は夫の態度から・・・見られたことを察するのである。
ちなみに画像を繊細に見ると・・・そこには「2006年」という文字が見える。
つまり・・・それは・・・十年程前・・・久と恵が結婚する以前の画像なのであった。
十年前の画像を保存し続けるコンピューターは偉いという話なのだ。
ちなみに・・・このブログを書き始めたのが2006年で今使用しているのは当時から三台目のパソコンである。2006年の画像なんて・・・バックアップをこまめにする人だけが保持できる幻のアイテムだよな・・・お前が無精なだけだろうがっ。
もちろん・・・恵は本城となにやら密会しているので・・・「ほら・・・これ・・・懐かしい画像見つけちゃった・・・」となんらかのメディアで最近、受け取ったものかもしれない。
それはそれで・・・夫の立場から言えば・・・モヤモヤする話である。
そもそも「妻の浮気疑惑」というものは夫に様々な不安要素を感じさせるものだ。そのために脳内には不安を醸しだす脳内物質が多量に分泌され・・・この上なくモヤモヤするのである。大胆不敵にも主人公に感情移入していたものはいてもたってもいられなくなるという痛恨の一撃を・・・まあ、いいか。
モヤモヤから逃避するために・・・良雄から求められた付録の「お家の模型セット」の制作補助の仕事にとびつく久だった。
人間がサルを辞めてヒトになり、穴倉から出て家を作るようになってから・・・家路は常に歌われてきたのである。親の住む家、妻の待つ家。子供のいる家。一人暮らしの部屋でさえ・・・そこへ向かう人の心はどこか・・・せつないものなのだ。胸を一杯にするのが楽しさなのか苦しさなのかは別として。
この家族と一緒に暮らして行こうという決意が鈍る久なのである。
妻の不倫疑惑というモヤモヤを抱えて出社した久は次第に我を失っていく。
基本的に・・・記憶喪失者は精神が不安定なものである。
なにしろ・・・記憶と言う拠り所が曖昧なのだ。
事故以来・・・仮面にしか見えないけれど・・・献身的に自分を支えてくれた妻に秘密があること。それが・・・久の心を揺らしまくる。
心ここにない様子の久を案じて・・・第十三営業部の小机部長(西田敏行)は勤務終了後の酒席に誘う。
「浮気しているかもしれない妻と顔を合わせたくない夫」は誘いに応じるのだった。
家路家の崩壊の序曲である。
そもそも・・・憂鬱なこの物語は漸く本性を剥き出し始めたのだ。
家庭を捨てた父親を持つ久は理想の父親になるために家庭を捨てなければならないという矛盾を内在させているのである。
だから・・・過去の久は香とも離婚したし・・・恵に振り返りたくない過去を与えたのである。
家庭を大切にできない衝動を抱えた人間の屑・・・。それが本来の家路久なのである。
そのクズのクズたる由縁が明らかになろうとしている・・・。
模型作りの続きを一緒にしてもらうためにワクワクして帰りを待つ息子の良雄の希望を打ち砕くダメな父親となった久なのだ。
「何があったの・・・」
「酔えないんです・・・いくら飲んでも」
「そうなの」
「まったく酔えません・・・グースカピー」
「よ、酔ってるじゃん」
酔いつぶれて・・・タクシーに放り込まれた久は運転手に行先を告げる。
しかし・・・そこは家路家ではなく・・・白石杏子(吹石一恵)の暮らす部屋だった。
だが・・・久は例によって記憶の混乱を起こし・・・その部屋でカレーライスを作りはじめるのだった。
首尾よく野菜カレーを作り終わった時、玄関に人の気配がある。
「お帰り・・・杏子・・・って杏子って誰だよ」
正気を取り戻した久は見知らぬ家でくつろいでいる自分に愕然とする。
「やべえ・・・また・・・やっちゃった・・・」
あわててクローゼットに間男として隠れる久。
男性(田中要次)を伴って帰宅した杏子は「男にだらしない感じのセクシー美女」だった。
「本当にお茶飲んだら帰ってよ」
「お茶以外にもいろいろあるよ」
「やめてよ・・・不倫とか間に合ってるんで・・・」
「不倫もあるよ」
「あ」
久を発見する杏子。
「誰だ・・・こいつ」
「はじめまして・・・」
「久(キュー)ちゃん・・・」
修羅場は回避され・・・妻子のあるらしい男は帰宅し・・・仮面妻子のある久は杏子とカレーを食べるのだった。
「美味しい・・・」
「それで・・・あの・・・杏子さんと僕はどういう関係でしょうか」
「なんですって・・・兄さん・・・妹の顔を・・・」
「え」
「嘘です・・・本当に記憶喪失なんだ」
「・・・」
杏子は二年前から一年間、久と交際していたのだった。
二人の仲は久の左遷転勤によって清算されたという。
「交際って・・・」
「あの頃の久さん・・・凄かったわよ・・・四十八手ではすまずにものすごいプレーまで」
「そんな・・・」
「思い出したら・・・なんだか・・・プレーしたくなっちゃった」
「え」
「やろうよ」
「あ・・・もう・・・こんな時間だ・・・帰らないと」
「え・・・やらないで帰るの・・・」
「やらないで帰ります」
どんなプレーをしたのか思い出せない久は恐怖を感じたのだ。
家路家では妻と子供はすでに就寝していた。
(カレーがあります)という恵のメモをモヤモヤモヤモヤで見つめる久。
浮気してカレー帰宅してカレーは肥満の原因になるのでご注意ください。
妻の不倫に悩んでいた久は自身が過去に不倫していたことにショックを受けていた。
出社した久の元へ杏子が訪ねてくる。
「久しぶりだね・・・」と社員たちは杏子を出迎える。
「あの人誰なんですか・・・」
「知らないの・・・ミス葵インペリアル証券と言われた元社長秘書の白石杏子さん・・・」
「みんなが狙っていたのに・・・突然、退社しちゃって・・・」
「今は・・・生命保険の外交員なんだぜ」
口々に情報を伝える同僚たち。
「昨日はどうも・・・」
「はい」
脳殺フェロモンをまき散らす杏子に密かに久に想いを寄せる小鳥遊は殺意を感じるのだった。
久のモヤモヤストレスは高まる一方なのである。
その頃、恵は・・・案の定・・・本城と密会しているのだった。
「昔の写真が見つかっちゃった」
「昔の写真だって言えばよかったじゃないか」
「なんとなく・・・言い出せなくて・・・」
「僕にとっては・・・昔のことじゃないけどな」
意味深な発言をする本城なのである。
杏子は・・・久が忘れたメモ帳を届けに来たのであった。
「僕たちは・・・どうして・・・交際したんだろう・・・」
「私から誘ったのよ・・・だってあの頃のあなた・・・恰好よかったんだもの」
「・・・」
「奥さんとの関係が冷え切っているって言ってたわ・・・お嬢様育ちすぎて会話がかみ合わないとか・・・なんとか」
「・・・」
「それであんなことやそんなことそしてどんなこともする仲に・・・」
「うわああああああああああ」
一方で・・・久は小机から衝撃の事実を告げられる。
「君が・・・左遷された原因は・・・杏子ちゃんだよ・・・社長秘書に手を出した罪は重いよ・・・しかも不倫だ・・・社長は激怒されたよ・・・わかるだろう・・・」
「・・・」
混乱する久の元へ・・・すばるから呼び出しがかかる。
「大変なの・・・すぐに来て」
あわてて・・・野沢家に駆けつける久だった。
微笑んで久を迎えるすばる。
「えへへ・・・今日、お母さん・・・いないんだ・・・」
「え」
「なんだよ・・・急に・・・」
しかし・・・屋内に入った久は・・・野沢家のそこはかとない荒廃を感じる。
「どうしたんだ・・・お母さんは・・・」
泣きだすすばる。
「お腹すいたの・・・カニクリームコロッケが食べたい・・・」
仕方なくコロッケを作るすばる。
「お父さん・・・やっぱり上手だね」
「・・・」
「お母さん・・・天麩羅とか作らないから」
「コロッケは天麩羅じゃないぞ」
「お母さん・・・ガンなんだ」
「なんだって・・・」
蒼ざめる久。久の記憶の中では・・・香は今も久の妻なのである。
「この間・・・清原さんも作ってくれたけど・・・」
「清原さんって・・・」
「お母さんが再婚するかも知れない相手・・・私、嫌だったんだ・・・勝手に人の家でさ」
清原(山崎樹範)は香の仕事仲間だった。
この世界では・・・すばるの実の父親候補なのかもしれない。
この世界では・・・中学生すばるは・・・実の父親、幼少時代を過ごした久、そして香の再婚相手と・・・父親が変転していく落ちつきのなさである。
ある意味・・・かわいそうだ、すばるかわいそうだ・・・なのである。
「私・・・やっばり、お父さんがいい・・・明日もごはん作ってよ」
まあ・・・キムタク>やましげは仕方ないことだな。
「すばる・・・それはできない・・・無理なんだ」
久の記憶では今もわが子と言えるのは仮面の良雄ではなく・・・香の連れ子だったすばる(血縁関係なし)なのである。
しかし・・・現実では・・・すばるは五年前に別れた娘(血縁関係なし)なのだった。
そこへ・・・祥子がやってくる。
「お義兄さん・・・」
祥子の義妹としての願いは・・・久が現在の家庭で幸せになってくれることである。
「どうして・・・こんなに大事なことを・・・教えてくれなかったんだ」
「お義兄さん・・・わかっていると思うけど・・・もう離婚して・・・五年経っているのよ・・・」
「・・・」
「お義兄さんはすでに新しい家庭を持っているのよ・・・」
「だけど・・・僕にとっても・・・」
「もう・・・赤の他人なのよ・・・」
「別れた家族のことを心配しすぎたら・・・今のご家族は・・・どう思うか・・・考えてみて・・・」
考えてみなかった久である。
もちろん・・・久には記憶障害という重荷はある。
しかし・・・一つのことにこだわると・・・他のことはないがしろにしても平気な・・・クズの一面は・・・今もはっきりと現れているのだった。
その証拠に・・・すばるのことで頭がいっぱいになり・・・父親の帰宅を待つ良雄のことはどうでもよくなっているのである。
「お義兄さん・・・お姉さんには久さんが忘れている五年間があって今があるの・・・お義兄さんとは違う・・・好きな人がいるのよ・・・」
「・・・」
久にとって・・・それは受け入れ難い現実なのである。
家路家には「ひじき明太子」がある。
ひじきの苦手な久のために恵が工夫して作った逸品である。
それ以来、久はひじきが食べられるようになった。
しかし・・・久にその思い出はない・・・。
祥子は病室に立ち寄る。
「今日・・・お義兄さんが・・・」
「知ってる・・・すばる・・・叱られたくなくて先手を打ってメールしてきた」
「お姉さん・・・清原さんのことだけど・・・」
「いいの・・・今は・・・久の方がマシかもしれない」
「え・・・」
「清原さん・・・いい人でしょう・・・子持ちってだけでもアレなのに・・・ガンになった女を背負わせるの可哀想じゃない・・・その点・・・久はとにかく昔はひどいクズ男だったからね・・・なにしても平気かな・・・なんてね・・・」
「お・・・お義姉さん・・・」
「冗談だよ・・・」
しかし・・・香の精神は少し変調しているようである。
重い病は人の心を時に乱すものだ。
「あの写真・・・十年前なのよ・・・とっくに別れたんだけど・・・去年・・・幼稚園でバッタリあって・・・びっくりしちゃった・・・」
久はモヤモヤをついに恵にぶつけるのだった。
「どうして・・・昔の僕と君のことを話してくれないんだ」
「本当のことを言うと・・・きっと二人とも・・・耐えられないから・・・」
「え・・・」
モヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤ・・・モヤモヤの倍返しだった。
久は・・・杏子の部屋の鍵を返却に向かう。
「僕が・・・左遷されたのは・・・君との不倫が原因なのかな」
「そうよ・・・社長がえらい剣幕で・・・社内倫理的にも問題があったしね・・・まあ・・・社長は少し、嫉妬していたのかも・・・御蔭で私も辞めなくちゃならなくなって・・・まあ・・・今の仕事、気に入ってるけどね・・・キューちゃんには・・・お前のせいでとばされたって言われたし・・・」
「すまない・・・君にそんなこと言える立場じゃないのに・・・」
「いいのよ・・・不倫なんて・・・どっちが悪いってわけじゃないでしょう・・・不倫された相手にしたら・・・両方悪いのよ・・・」
「・・・」
「それに・・・奥さんと仲が冷えているなんて・・・浮気男の常套句でしょう・・・本当は仲睦まじい夫婦だったりしてね・・・」
クズ男にはもったいない・・・優しいいい女の杏子だった。
「とにかく・・・これ・・・返すよ」
「持ってていいよ・・・たまにくればいいじゃない」
「そうはいかないよ」
「本当にしないで帰るの・・・」
「・・・」
久は強烈な誘惑を振り切る。杏子の香水・・・ラベンダーの香りは・・・久の記憶を揺さぶる。
今の久はリセットされて・・・クズからの脱出のチャンスが与えられているのだが・・・。
その記憶は・・・不倫相手との刹那の関係に感じた安らぎを伴っている。
まさに・・・それは・・・久がクズであった証なのだった。
去って行った久の残り香を杏子は吸い込む。
杏子にとって久は・・・愛おしい男だったのである。
久はクズで・・・魅力的な男だったのだ。
だから・・・恵は雨の中・・・泣いたのだろう。
そして・・・昔の男に慰められたのだ。
恵と本城は今も密会していた。
「こうして・・・逢うのも・・・もうやめにしないと・・・」
「どうして・・・」
「・・・」
「俺は・・・あの日の君を知っているんだぜ・・・」
意味深な二人である。
魅力的な愛人をふりきった久だったが・・・すばると香のコンビは・・・やはり久の家路を妨害するのだった。
「お母さんが・・・」
病院に駆けつける久。
香は狂乱し・・・ベッドの上で暴れていた。
「香・・・」
「いや・・・もう・・・いや・・・」
久は理由もわからず・・・香を抱きしめる。
「香・・・とにかく・・・落ちついて・・・」
「お母さん・・・」
泣きじゃくるすばる。
そして・・・両親が不在の家で良雄は玩具の家を破壊するのだった。
良雄・・・不憫だよ・・・良雄・・・。
秘密めいた・・・エリート社員・久の顛末の鍵は小机社長に託されたらしい。
だが・・・それは・・・この家庭のゴタゴタぶりにくらべたら・・・どうでもいいのでは・・・。
久・・・現在の妻と子供が仮面に見える。
恵・・・クズだった頃の久の記憶に苦悶する。
香・・・ガン。
すばる・・・新しいお父さん候補に馴染めない。
良雄・・・クズだった頃の久に怯える。
杏子・・・一人泣き濡れる。
久の母・・・死に至る病。
久の父・・・認知症。
久の弟・・・経営難。
祥子・・・姉の家庭が大変なのに家族が出張先で大けが。
恵の両親・・・とにかく孫が可愛い・・・あ、ここは平和だ・・・。
いよいよ・・・物語はクライマックスに向かって行くんだな。
① 前妻・香と義理の娘・すばるの暮らす野沢家の鍵
② 友人・山野辺の居室の鍵
③ 良雄の玩具を隠した秘密の倉庫の鍵
④ 義父のワイン庫の鍵
⑤ 単身赴任をした南茨城の部屋の鍵
⑥ 実家の家路家の鍵
⑦ 別荘の鍵
⑧ 実の父の部屋の鍵
⑨ 愛人の部屋の鍵
⑩ 自宅の鍵
それとも・・・自宅の鍵は除外で・・・もう一本あるのかな?
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アンナ「キャー、妻として愛人として前の奥さんとして前の奥さんの妹として前の奥さんの娘として会社の同僚としてすべてのダーリンは私のものですぴょ~ん・・・どうした王子からの・・・ごめん・・・それはできない攻撃・・・せつないぴょん、せつないぴょん、せつないのぴょ~ん・・・久は本当の幸せを見つけることができるのでしょうか・・・本当の幸せ・・・それはきっと・・・青い鳥・・・最初からお家に・・・いるものなのかしら・・・じいや・・・クリコロ百個ね~みんなと食べるのぴょんぴょんぴょん」
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