恋仲(本田翼)僕は戦わない(福士蒼汰)マゾの転校生(野村周平)
さて・・・どうしようかなあ・・・。
なんちゃって高校生トリオの織り成す青春絵巻からの・・・ベタベタメロドラマの開幕である。
ヒロインの可憐さから言えば・・・文句なしなのである。
悪魔の虜囚となって辱しめられたヒロイン。
そんな哀しいヒロインを・・・魔的な呪縛から・・ちょっと情けない感じの主人公が恋の魔法を駆使して解き放つことができるのか・・・。
まさに・・・エロゲの世界なのである。
あるいはスーパーマリオの世界なのである。
もう・・・「LOVE理論」の世界そのまんまなのだ。
いやあ・・・これを選択して完走できる自信はあまりないなあ。
果てしないくりかえしの世界が待っているのだろうしなあ・・・。
(月)「恋仲」(仮)
(火)「DN」(仮)
(水)「リスク」
(木)「TのT」
(金)未定
(土)「ど」
(日)「花」
暑いので・・・結論は先延ばしにしたいのです。
それ・・・主人公的な選択だぞ・・・。
で、『恋仲・第1回』(フジテレビ20150720PM9~)脚本・桑村さや香、演出・金井紘を見た。そもそも初恋が実らないのは・・・①こわいもの知らずの高め狙いのバッターが②三振の山を築くからである。当然、高め同志は実っていることは言うまでもない。幼馴染の二人。男子は昔はチビだったけれど今は水泳部のエース・・・ただし本番には弱い。女子はコミック「ワンピース」の好きなボーイッシュな社長令嬢・・・ただし社長は小林薫である。二人は高校生にんって・・・ようやく・・・恋の相手として互いを意識する・・・お似合いの二人なのである。しかし・・・そこに・・・兇悪な転校生がやってきて・・・二人は引き裂かれてしまうのだった・・・。
すごい話だな・・・。
それにしても・・・極悪な転校生・蒼井翔太を演じる野村周平・・・発達障害の男とか・・・リベンジポルノも辞さないストーカーとか・・・そういう役柄定番にしているのか・・・。
富山のとある高校・・・。
全校生徒の期待を背負った水泳部のエース・三浦葵(福士蒼汰)は大事なレースでフライングをする本番に弱い男・・・。
幼馴染の芹沢あかり(本田翼)を女として意識しているが・・・そのことを表現する勇気も自信もないのだった。
あかりは・・・葵の心はお見通しだが・・・なるようになるはずだと・・・その時を待っている。
しかし・・・恋の道が平坦ではドラマにならないと信じるスタッフたちは蒼井翔太を東京から召喚するのである。
葵もあかりも・・・暖かく転校生を迎えるが・・・邪悪な転校生は邪な目であかりをロック・オンするのだった。
「花火大会に誘ったら交際申し込み」という「告白できない人のための救済処置」により・・・ついに・・・葵はあかりへのアタックを開始する。
しかし・・・あかりの父・寛利(小林薫)は危ない筋から借金をして・・・会社は倒産寸前だったのである。
あかりを密かにマークしていた蒼井翔太は・・・借金とりから逃げ出した葵を捕獲・・・翔太の前でこれみよがしに・・・慰める。
二人の仲を怪しんだ葵は・・・失恋ラーメンに逃避するのだった。
そういう状況を悟ったあかりは・・・蒼井翔太の魔手を振りほどき・・・花火の下を葵の元へ・・・急ぐ。
「浴衣・・・似合ってないでしょう・・・」
「そんなことな・・・」
あかりはファーストキスを葵に捧げる。
しかし・・・翌日芹沢一家は夜逃げするのだった。
それから・・・七年・・・「あかりが描いた理想の家」を作るために建築家になった葵だった。
あかりが消えた夏を・・・胸に秘めて淋しく過ごしてきた葵・・・。
しかし・・・葵は引越し先を・・・メモに残していたのだった。
それを・・・悪魔が強奪していたのである。
七年目・・・突然・・・葵を訪ねてきた蒼井翔太・・・。
「僕の恋人を紹介するよ・・・芹沢あかりだよ」
あまりにベタな展開に気絶するお茶の間の人々・・・。
葵の周辺には妹の大原櫻子をはじめとして新川優愛、山本美月、吉田羊なども配置されているが・・・最終回、葵がどんな風にゴールを決めるのか・・・それだけのために1クールなのである。
うわあ・・・だな。
あかりは失われた「本」を発見するよねえ。
葵はもう「かけら」を読めないんだよね。
傷つきたくなくて大けがするんだよねえ。
東京のアオイは・・・証拠の品を捨てられないんだろう。
愛されなくても愛せるタイプだからな。
最高に傷つく瞬間を待ってときめくんだな。
マゾだもんな・・・。
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