婚活刑事(伊藤歩)愛した男が必ず犯罪者という呪い(森カンナ)確率的におかしい(小池徹平)
さて・・・夏の気配がするよね。
雨が降って湿度は高くて・・・南の方で台風が発生して・・・。
七月だからな・・・。
あきらめろ・・・この谷間を越えたら・・・夏だよ。
それにしても「日本テレビ」はゴールデンタイムよりも深夜の警察の方が設定がまともだよな。
それにしても映画「スワロウテイル」(1996年)のアゲハも(35)である。
二十年か・・・。
最近ではスーパーでパートタイマーをしている笹本紗和(上戸彩)の浮気相手の晴鐘学園付属高校理科教師の北野裕一郎(斎藤工)の妻だった女が・・・遅咲きの主人公として降臨するのだった。
それにしても・・・もう少し・・・早くてもよかったよねえ・・・。
で、『花田米子が結婚できない・・・じゃなかった婚活刑事・第1回』(日本テレビ201507021159~)原作・安道やすみち、脚本・ますもとたくや、演出・遠藤光貴を見た。1980年度生まれを代表するスター女優の一人である伊藤歩だが・・・ここには広末涼子、田畑智子、竹内結子、田中麗奈、酒井若菜、小池栄子、優香、眞鍋かをり、野波麻帆、井上和香、新山千春、北川弘美、奥田恵梨華、菊地凛子などがいるのだった。・・・大変だなあと思うばかりである。
え~・・・「うぬぼれ刑事」というものがあります。
陣川兄妹もおるでよ。
まあ・・・それはさておき・・・警視庁両国警察署刑事課の刑事・花田米子巡査部長(伊藤歩)は交通課の小西弥生巡査(森カンナ)とともにホテルにおける婚活パーティーに参加していた。捜査のためではなく・・・婚活のためである。
しかし・・・花田刑事がターゲットにした男性は・・・突然、乱入してきた警視庁捜査一課の刑事・・・藤岡躑躅(小池徹平)により・・・暴行致死の容疑で逮捕されてしまうのだった。
ホテルのパーティー会場から・・・退散した花田刑事は・・・清掃会社の経営者で高校時代の同級生である福田潤平(和田正人)と「運命の再会」をする。
偶然につぐ偶然だが・・・もう・・・一種のお約束という他はないよね。
翌日・・・出勤した花田刑事は異動してきた藤岡躑躅警部と再会する。
藤岡警部は・・・花田刑事に・・・囁く。
「三十五歳からの婚活での成功は女性の場合およそ五十人に一人というデータがあります」
思わず故郷の鳥取弁で「だらず・・・(バカ・・・)」と罵る花田刑事だった・・・。
そして・・・闇金の経営者が殺害されるという事件が発生する。
現場に向かう刑事たち。
塚本課長(鈴木砂羽)は花田刑事と藤岡警部を組ませるのだった。
ひろし(ユイちゃんの兄)・・・じゃなかった藤岡警部はデータ主義のエリートである。
被害者の顧客データから・・・容疑者を絞り込む・・・。
最初の容疑者は・・・大金を入手していた。
しかも・・・その金は濡れていたのである。
現場では大量の被害者の流血があった。
金庫から持ち出された金も・・・血液で汚れていた可能性があった。
そして・・・容疑者の使用した金からは血液が検出されるのだった。
一件落着と見えた事件・・・しかし・・・藤岡警部は疑り深い性格である。
「用心深い被害者が・・・簡単に加害者の侵入を許したことが解せない」
やがて・・・藤岡警部は被害者の事務所の清掃を担当していた福田潤平に目をつける。
「潤平くんが犯人なんて・・・ありえません」
幼馴染を弁護する花田刑事。
その言葉に反応する同僚の宮谷刑事(升毅)・・・。
「まさか・・・福田を好きなのか」
「・・・」
「福田が犯人ね」と課長。
「どういうことです」と藤岡警部。
「米子レーダーです」
「米子レーダー?」
「彼女が愛した男は必ず犯罪者になるのです」と宮谷。
「そんなの偶然です」と花田刑事。
「馬鹿馬鹿しい・・・」と藤岡警部。
しかし・・・犯人は・・・福田なのである。
福田は被害者に父親を借金苦による自殺へと追い込まれていたのである。
鳥取に帰ろうとする福田を逮捕する・・・花田刑事。
「俺は・・・ただ・・・厳しすぎた借金の取り立てを謝ってほしかったんだ」
「ギリシャ政府みたいなこと言わないで・・・」
落ち込む花田刑事に藤岡警部は囁く。
「犯罪者が故郷を目指すのは・・・自殺目的の場合が多いというデータがあります・・・あなたは彼を救ったのかもしれません」
「・・・」
とにかく・・・これでワンクール押し切るらしい。
藤岡警部の異動も・・・警視庁警務部参事官の佐伯信二郎(大杉漣)が絡んだワケアリらしい。
まあ・・・のんびりと睡眠薬代わりで見る分には申し分ないドラマと言えます。
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