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2015年9月29日 (火)

デート~恋とはどんなものかしら~2015夏秘湯(杏)めくるめった刺し痴情のくんずほぐれつぽんぽこぽん(長谷川博己)

谷間なのに・・・これか・・・。

いや・・・一時間でさえ・・・再現率高めの上・・・長めになるのに・・・。

二、二時間って。

ま・・・流しておこうよ・・・軽くさ。

だな・・・。

佳織(国仲涼子)も諸事情で別人のようだったしな。

小顔エステと金髪化で誰でも別人になれるんだよ。

結局、別人かよっ。

今回もフリオチのテキストのような展開・・・声のみの出演でフリ、別人のような本人の登場でオチとかな。

数えだすとキリがないんだよな・・・「花火見物なんてダサイ」からの「たまや~」みたいなストレートなものから・・・19年前の夫婦喧嘩から・・・愛から憎しみが生まれ、憎しみを上回る愛による仲直りまでという複雑なフリオチまで・・・ふっておとす、ふっておとす、これでもかとふっておとす・・・連続攻撃だ。

今や・・・追従を許さない領域だよな。

で、『デート〜とはどんなものかしら〜2015夏 秘湯』(フジテレビ20150928PM9~)脚本・古沢良太、演出・武内英樹を見た。発達障害者であり、高学歴者でもある藪下依子(内田愛→杏)と高等遊民と自称するニートの谷口巧(長谷川博己)はともに恋愛不適合者と自覚しつつ・・・結婚を前提とした交際を続けている。恒例の時間軸の転換によって・・・物語は巧の温泉旅行へ向かって突き進む前日譚となっている。このドラマではこの手法が非常に効果的だが・・・下手に真似すると火傷するのでご注意ください。

19年前・・・今は亡き小夜子(和久井映見)は夫の俊雄(松重豊)の浮気を疑い、過激な夫婦喧嘩を展開する。愛するゆえの「醜態」というものは・・・依子にとって「大いなる謎」となるのだった。

46日前・・・制限時速30キロで港の見える丘公園に向かう依子。巧との三十五回目のデートは花火見物だった。

レギュラーシーズンの展開を受けて・・・人ごみの中で怯える巧と・・・ガッツを見せる依子、花火でそれなりに興奮し・・・成長を感じさせる二人。

そして・・・いよいよ・・・二人の契約結婚のための契約内容は完成する。

「合意ということでよろしいですね」

「合意します・・・また・・・プロポーズしなければなりませんね」

「いえ・・・谷口さんは素晴らしいプロポーズをしてくれたので・・・今度は私がお返しをいたします」

「お返し・・・」

「準備中なので・・・期待してお待ちください」

「・・・」

ラス前のオチのためのフリである。

フリオチを楽しむドラマの場合、お茶の間はかなりの記憶力を要求される。認知症の人には無理なドラマなのである。

フリは一種の刺激であり・・・人間の記憶器官をくすぐる。オチの部分でフリの記憶が再生される時、一般人は快感を覚えて病みつきになるのである。不感症の人には無理なドラマなのだな。

契約書にもいくつかのフリが潜んでいるが重要なのは「性交渉の開始時刻が21時から23時に変更になったことである。

42日前・・・谷口家では依子と巧の婚約発表が行われる。

巧の母・留美(風吹ジュン)は招待客のために御馳走を準備している。

テレビで「痴情のもつれによる凶行」という物騒なニュースが流れる。

原因は恋人の浮気らしい。

突然、依子は契約の中に「浮気に関する項目」がないことに気がつく。

しかし・・・留美は「巧に限って浮気はないでしょう」と母親らしい断定をする。

「一人とさえ・・・恋愛ができないのに・・・二股とか・・・ねえ」

結婚を前提としている二人を前にしてアレな発言だが・・・。

「そうですねえ・・・巧さんには荷が重いですね」と同意する依子。

巧は対抗意識を燃やして「藪下依子が昼顔とか無理ですよね・・・巨乳じゃないし」と言わなくてもいいことを言う。

恋愛は苦手だが・・・本当はお互いに相手に恋をしている二人は水面下で火花を散らすのだった。

これが・・・今回の主題としてのフリになっている。

愛の中に潜む・・・独占欲や・・・支配欲・・・それをいかに克服するのか・・・という話である。

やがて・・・依子に失恋した鷲尾(中島裕翔)や谷口努(平田満)、巧の悪友で佳織の兄である島田宗太郎(松尾諭)が顔を揃える。

巧に失恋した佳織が顔を出しにくい席に出席した・・・鷲尾は・・・「依子さんに未練はない」といいながら・・・二人の「契約結婚」に否定的な言動を始める。

「僕は・・・依子さんにめくるめく恋をしてもらいたかった・・・」

「だから・・・そういうのは僕たちには無理なんだよ」

「臆病者・・・だったら・・・僕はあなたから依子さんを奪う」

叫びながら退席する鷲尾・・・。未練たらたらなのである。

「ますます・・・面倒くさいやつになってきた」

「昔の青春ドラマみたいだ」

「一番若いのに・・・」

「そこが彼の可愛いところ・・・」

大人たちは感想を述べ合う。

しかし・・・巧と依子には・・・鷲尾の言葉が重くのしかかってくるのである。

1024は2の10乗なので10月24日は結婚式場の予約が一杯と考える特殊なロマンチストの依子の心を案ずる巧だった。

よからぬことが起こる予感というフリである。

戦争というフィクションを疑似体験したからといって戦争を始めるバカにはなりたくない巧だった。

依子は職場でバカなOLたちの雑談を耳にする。

「結婚する前に同棲するのは是か否か」

「お試しするのはいいが・・・同棲すると別れる場合にもめる」

「だから・・・半同棲がいい」

依子は下々の言葉にも耳を傾けるエキスパートなのであった。

こうして・・・依子による巧との半同棲計画が発動するのだった。

おい・・・このペース・・・危険じゃないか。

島田宗太郎と妻の不和の原因がコロンビア人女性にある件はカットしたぞ。

今、書いてるだろう・・・。

依子によれば半同棲とは一週間の50%を共に過ごすことになる。

つまり、一日おきである。

基本的に巧は家事担当の専業主婦で・・・依子は出勤して家計を支えるという役割分担のために・・・同棲中は・・・巧は二人の住居となる依子の官舎で過ごさなければならない。

引き籠りの巧にとって・・・蔵書やお気に入りのフィギュアなどの・・・自分の一部と分離して過ごすのが苦痛である。

さらに・・・整理整頓に執着する依子のために・・・雑然とした空間を放棄しなければならない。

そして几帳面な依子のたてた分刻みのスケジュールの中で・・・依子の献立通りの食事を準備しなければならない。食材もどこで何を買うか・・・きっちりと決められている。

一種の自閉症相手の保護者を一種の自閉症者がすることになる。

これはもう・・・いろいろな意味で心が痛む。

依子の要求をクリアできない巧。

四角四面のジャガイモなんか・・・美味しいわけがないと叫ぶしかないし。

乱雑に切られたジャガイモは依子にとってはストレスなのである。

なんとか・・・スケジュール通りの性交渉に挑む巧は・・・タブーであるアヒル口や・・・タブーそのものに萎えるのだった・・・。

そして・・・あげくの果てがお互いの拘りを主張して衝突である。

なにしろ・・・譲れないものが多過ぎる二人。

半同棲は最悪の幕切れを迎えるのだった。

しかし・・・それでも・・・依子は巧を愛しているし、巧は依子を愛している。

二人は・・・かねてから約束していた依子の母の墓前で婚約の報告をするのである。

そこで・・・巧は妖艶な美女で・・・竹久夢二(1884~1934)の交際相手の一人と同じ名前の謎の女・ヒコノ(芦名星)と出会うのだった。

引用というのは大きな意味でオチである。夢二というカテゴリがフリになるのである。

引用によるフリオチを楽しむドラマの場合、お茶の間はかなりの教養を要求される。わかるものだけがわかればいい教養のない人には無理なドラマなのである。

もちろん・・・巧はたちまち・・・ヒコノにうっとりしてしまう。

巧が心の中で浮気をしたことをたちまち察する依子・・・。

いろいろなことが読めない依子だが・・・そこだけは読み切るのが一つのオチなのだ。

巧が浮気をすることに・・・恐怖する依子だった。

待てど暮らせど来ぬ人を 

宵待草のやるせなさ

想ふまいとは思へども 

今宵は月も出ぬさうな

巧が他の女に心を移せば・・・依子は巧とデートができなくなってしまうのだ。

依子は契約事項に浮気の項目を追加する。

これは・・・依子が巧に許す範囲のフリである。

①食事をするのはよい

②キスは人種によってはよい

③相手の家を訪問することはよい

④23時を過ぎてはいけない

ヒコノと再会した巧は・・・浮気にならない範囲で・・・ヒコノとの逢瀬を開始する。

しかし・・・その密会の現場を偶然、鷲尾が発見してしまう。

それを知った依子は・・・嫉妬のレンジに静かに着火するのだった。

依子は国家公務員の同期生で捜査のプロ(えなりかずき)から探偵の奥義を学ぶのだった。

島田宗太郎や留美(風吹ジュン)は依子の厳しい追及により・・・情報提供者として協力することを余儀なくされる。

「私は・・・息子を売ったのよ・・・」と嘆く留美。

しかし・・・ゴルゴ13と化した依子は周囲の人々を次々と不眠症に陥れて行く。

一同爆笑の連続である。

だが・・・鷲尾と依子の張り込みも交わし・・・尻尾をつかませない巧。

「踏まぬなら踏ませてやろうこの地雷」

一句を読んだ依子は「一緒に温泉旅行に行こうでも直前にキャンセルして・・・巧の行動を見守る計画」を立てるのだった。

無理矢理・・・旅立つ巧。

尾行する宗太郎・・・。

修善寺温泉で・・・ついに巧の前にヒコノが姿を見せる。

ワサビ味のソフトクリームを食べながら・・・。

まだあげ初めし前髪の

林檎のもとに見えしとき

前にさしたる花櫛の

花ある君と思ひけり

やさしく白き手をのべて

林檎をわれにあたへしは

薄紅の秋の実に

人こひ初めしはじめなり

・・・と島崎藤村(1872~1943)の「初恋」を口走るのだった。

そして・・・二人は古風な温泉旅館へ・・・。

確証を得た依子は包丁を研ぐ・・・。

戦慄の予感に・・・谷口家、藪下家の親たちも修善寺へと急ぐ・・・。

のんびりと温泉につかっていた巧は・・・嫉妬に狂った依子の凶刃に襲われるのだった。

由緒正しいドタバタ闘争劇の果てに石鹸に足を取られて岩風呂に沈む依子だった。

「公務員が痴情のもつれで刃傷沙汰・・・逮捕」のニュースがオチである。

しかし・・・それはもちろん・・・依子の夢というオチ。

そして・・・ヒコノは温泉旅館の女将だったというオチ。

さらに・・・ヒコノは未亡人で・・・亡き夫が巧に似ているというオチ。

亡き夫の老母に巧を会わせていたというやや苦しいオチ。

ついに・・・ヒコノは幼馴染と再婚しているというオチである。

つまり・・・巧は・・・表面上は無実だったというオチ。

気まずさに満ちる一同だった。

特に・・・原因となった鷲尾は・・・罪滅ぼしをしなければならず・・・巧と依子に二人きりになる機会を作る。

「あるはずのない秘湯に二人を導く作戦」である。これがフリなのだ。

もちろん・・・道なき道を直進する依子が巧と二人で遭難するオチである。

帰ってこない二人を捜索する鷲尾と俊雄が二手に分かれるというフリ。

巧と依子は・・・お約束の山小屋に避難する。

見上げる天井の穴の果ての星空。

カレンダーをフリとするスーパームーンのオチ。

「月がきれいですね」

「月は見えません」

夏目漱石(1867~1916)の「英語の授業で I love you を月が綺麗ですねと意訳した伝説」を披露する巧。

依子は巧の教養にうっとりとする。

「私・・・巧さんの心を独占したいのです」

「僕の心なんかでよければすみずみまで全部あげます・・・そのかわり君がほしいです・・・すみずみまで全部ほしいです 」

見つめ合う二人は23時過ぎなのですっかりその気になるが・・・そこに俊雄が到着するオチ。

帰り道で三人は本当に秘湯を発見するオチ。

昼下がりの月が出ているオチ。

そして・・・国家公務員の人脈を駆使した横浜市消防音楽隊の協力による依子のマーチングバンド・パフォーマンスでプロポーズ。

美しいよ、依子、美しいよオチ。

結局、契約書を一から作り直すオチ。

秘湯の命名権オチ。

「依子の湯」オチ。

変顔オチである。

そして・・・リーガルハイの忘れられたあの人(フリ)のように・・・忘れられる鷲尾(オチ)・・・。

峰不二子 ○

峰竜太 ×

オチです。

関連するキッドのブログ→デート〜恋とはどんなものかしら〜・最終回

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コメント

昨日は良いお天気だったせいか
帰りがけに見たスーパームーンに人恋しさがまして
ちょっと切ない気分になってましたが
デートオンエア日までも念頭においてのネタフリ
リーガルの時もそうでしたが
見終わった後の高揚感 ハンパないです
脚本だけでなく演出も素晴らしくって 本当笑わせてもらいました(*^^*)

序盤は杏ちゃんはちょっと色気が足りない気がしていましたが
終盤は恋に初心な依子が可愛くって思わず涙が
で ラストのプロポーズでスタイルの良さを見せつけられ
ギャップがなんとも魅力的でした

嫉妬をテーマにした極上のラブストーリーを見て
遅ればせながら
レギュラーシーズン 最終回
脚本家がぶれずに恋の本質を描ききっていたことに気がつきました

こんなステキなドラマ

また見たいし たくさんの人に見てもらいたいです☆

投稿: chiru | 2015年9月29日 (火) 22時52分

シンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃいませ・・・大ファン

月は間接太陽でございます。
太陽の光が月に反射して地球に降り注ぐ・・・。
ロマンチックですな。
どこがだよっ。
まあ・・・キッドはそういうことにワクワクするタイプです。

昔、「パンパカパーン、今週のハイライト!」
というフレーズがありまして・・・
依子の「ポンポコポ~ン」には
激しく萌えるのでございます。

なんともいえない可愛さがございますねえ。

現実というフィクションもフリとして使う。
文豪や詩人もフリとして使う。
自作のドラマさえフリに使う。
脚本家には計算ずく・・・の達人を感じますな。

まさに「そろばんずく」だ・・・。

「あなたのお名前なんて~の」
それはトニー谷だ。

少し「あさが来た」に影響されています。

お父さんが「しりとり」をはじめた時にも
おいど(お尻)を思い出す。

こういう計算外の連想が生まれるほど
フリの濃度が高いのでございます。

「ちょっとだけよ~」
それは加藤茶だ・・・。

「リーガルハイ」と「のだめ」の結婚的な素晴らしさを
感じます。

壮絶な夫婦喧嘩のあとで
いちゃいちゃする両親・・・。

依子にとってそれは「謎」であり「憧憬」なのですよねえ。

依子は天才・・・巧は天才を理解することのできる凡人といった風情がございます。

巧は明らかに依子のファンなんですよねえ。

凄いのは天才の方が常識的で
凡人の方がダメ人間というポジション・・。

普通の「肉じゃが」にプレッシャーを感じる依子の
憐れさを巧は感じ取れるわけです。

そんなおかしな二人の恋は
面白いに決まってるのでございます。

「つづき」が早く見たいですなあ・・・

投稿: キッド | 2015年9月30日 (水) 00時48分

こんばんは。遅コメで失礼します
いやぁ、連ドラの谷間の長いSPドラマは、
ブロガーとしてビミョーですよね(^^ゞ
ま、見なきゃいいとか、書かなきゃいいとか、
逃げ道はいくらでもありますが♪
 
とはいえ、実際に見るとあちこち笑えます。
僕的には、エンドロールにドンと出た
「国仲涼子」の文字が突っ込みのツボかも(笑)
  
よく出来た恋愛コメディーなのに、視聴率が
ビミョーな所もまた面白いですね。
見てる視聴者の評価はかなり高そうだけど、
本放送の平均は12.5%どまり。
SPは9.5%に沈んだとかいうお話。
 
まあ、もう1本はSPを追加すると予想しますが、
主役2人が持ってる数字や独特のキャラ設定、
教養の要求に加えて、時間軸も影響してそうです。
本放送だと極端に複雑な回もありましたよね
僕も日時のテロップを見逃したことがあって、
ハッ?って感じになりました(^^ゞ
本気でジーッと見てくれっていう主張かも。。
  
フリオチ連続攻撃も、高齢者や子どもには辛い所。
映画館なら笑う所だと分かるけど、家で見てると
単なる笑えない慌ただしさかも知れませんね。
 
僕的には、フラッシュモブの古いフリに対する
マーチングバンドのオチだけでも満足でした
滅多に見ないコスチュームに萌えるし♪
  
ちなみに夏目漱石の翻訳問題は、おかげさまで
地味にアクセスを稼いでくれてます♪
貴重な情報、どうもでした
ま、お互い、荷物片付けも忘れずにってことで(笑)
  
ではまた。。

投稿: テンメイ | 2015年10月 3日 (土) 19時47分

○-○)))テンメイ様、いらっしゃいませ。○-○)))

最近、何回か、一部権利を主張する団体から
クレームがありまして
著作権というものにそれなりに配慮しなければならない気分になりました。
そもそも・・・悪魔にはパクリパクラれて
創作というものは深まっていくという信念が
あるわけですが・・・
世知辛い世の中は頭の悪さで勝負してきますからねえ。

悪魔としては
善意をゴリ押しするしかないのでございます。
バカな子ほど可愛いわけですから・・・。

そういう意味で・・・優れた作品であるために
再現率が高まる作品はなるべくスルーしたくなる
今日この頃・・・。
どんどん傑作になっていくこのシリーズは
困ったものなのです。

世の中は「面白いもの」を求めている人であふれている。
しかし・・・面白がるためには
ある程度・・・つまらなさを越えて行く必要がある。
神秘的なプレーのための
退屈な反復練習・・・。
体育会系では当たり前のことが
文化系には理解できなかったりします。

そういう中途半端な文化人が・・・
のさばる世界では
退屈な結末が横行いたしますな。
まあ・・・お茶の間的視聴率で言えば
10人に1人はもはやヒットなんじゃないか・・・
そう考える今日この頃です。

テレビドラマなんて・・・じっくりと見るに値しないと
ほとんどの人が思っている前提で
ドラマを作る人々の
力量は・・・切磋琢磨できないという危惧があります。

まあ・・・そういう時にもやる人はやるわけで
このドラマの脚本家は奇跡の一人と言えましょう。

フラッシュモブというより
サプライズにサプライズで答える主人公に
パートナーは必至に理解を深めようとする
そこが麗しい感じでしたな。

ショーほど素敵な商売はないのですし。

妄想を結晶化させたいと最近・・・
追い立てられる気になるのですが・・・
日常がなかなか・・・それを許さない。
自分の記憶に自信を失いつつある最近・・・。
すでに素晴らしいインターネットの世界があるのに
それがなかった時の外部記憶の・・・
膨大な山・・・。
その中に秘められたものが
誰かの役に立った・・・
それだけでちょっと嬉しい感じがいたしました。

整理整頓は・・・人間の基本ですが・・・
アナログ・メディアへの速やかなアクセスは・・・夢のまた夢でございます。

投稿: キッド | 2015年10月 3日 (土) 21時32分

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