かわいい、あなたはかわいい(山下智久)私の前から突然消えたりしないでね(石原さとみ)
償いの「花言葉」というものは数少ない。
花言葉を贈る人々が謝罪というものに慣れていないためだろう。
基本的に「謝ったら負け」の傾向がある文化だからな。
どこの文化だよっ。
ちなみに「赤いアンスリウム」の花言葉は「煩悩」である。
「煩悩」とは「煩わしい悩み」であるから・・・「謝罪」ではないが・・・「煩悩があって・・・ごめん」という意味で高僧としてわびているわけなのだろう。
花言葉でストレートに「ごめんなさい」を意味するのは紫のヒヤシンスで「please forgive me」(どうかご慈悲を・・・)というニュアンスもある。
無邪気さゆえの罪を・・・勘弁してください的なトーンなら・・・ディアスキア(ニカクソウ)の花言葉が「私を許して」ということになっている。
謝罪することが善である・・・この国では・・・もっと「つぐない」を意味する花があってもいいよね。
で、『5→9〜私に恋したお坊さん〜・第3回』(フジテレビ20151026PM9~)原作・相原実貴、脚本・小山正太(他)、演出・平野眞を見た。「野ブタ。」や「銭ゲバ」などで脚本協力していた根本ノンジが脚本に参加したわけだが・・・原作からかなりアレンジしているだけに脚本家の複数化は賛成しかねる。どうしてもぶれるからね。今回、少し・・・そういう気配があった。「真犯人」を星川ひばり(加賀まりこ)にしたことで・・・「私が頼んだ」という星川高嶺(山下智久)のセリフの整合性や、星川ひばりが桜庭潤子(石原さとみ)の進路妨害をする必然性についての辻褄が・・・微妙に揺らいでいるわけである。全体の流れとしては問題ないのだが・・・ラブコメというのは精密機械のようなものでひとつの歯車が狂うととんでもないことになります。まあ・・・あくまで妄想なので見当違いかもしれません。
「本当はいい人」というのはお茶の間向けの常套手段だが・・・本来、この主人公は「本当は悪い人」で推したいのである。
だって恋に善悪は関係ないんだもん。
「あなたを幸せにすると決めたのです」
「私の・・・気持ちは・・・考えないんですね」
「・・・」
高嶺が「正社員採用試験」に裏から手をまわし「採用されていたのに不採用にしたこと」を告白したために・・・逆上する潤子であった。
「私がどれほど・・・正社員になりたかったか・・・そのために今までどれだけ頑張ってきたか・・・そういうすべてをあなたは踏みにじった・・・最低だ・・・私はあなたのことを絶対許さない・・・あなたのことを好きになるなんて金輪際ありえない」
泣きながら一橋寺を脱走する潤子だった。
街角でしゃがみ込み泣き濡れる潤子。
その様子を・・・じっと見つめるストーカー高嶺だった。
潤子の気持ちは晴れない。
とにかく・・・高嶺のことで頭がいっぱいなのである。
「がんばりましたね」と高価なハイヒールを履かせてくれた高嶺。
「どうして優しくしてくれるの」と問えば「あなたのことが好きだから」と答える高嶺。
しかし・・・その高嶺は・・・人として最低のストーカー独裁天上天下唯我独尊野郎なのである。
「こんな靴」とハイヒールを捨てかかる潤子だったが「靴に罪はない」と思いなおすのだった。
なにしろ・・・根が貧乏なのでもったいないと思うのだ。
哀しいぞ・・・潤子。
「残念会」の席でも落ち込み続ける潤子を案じる正社員講師の山渕百絵(高梨臨)・・・。
酒に飲まれた潤子は百絵の部屋にお泊まりなのである。
ジュンコとかモモエとか・・・いつの時代だと・・・一応言っておきたい。
あ・・・だから・・・毛利まさこ(紗栄子)なのか・・・今、気がついたのかよっ。
毛利まさこは狙った獲物であるエリート商社マンの三嶋聡(古川雄輝)を酔いつぶし、見事に肉体関係を結ぶ。
目が醒めた三嶋は・・・唖然とするのだった。
三嶋は「俺と潤子はそういうのじゃないから」と言いながら「そういうのになりたくてなりたくて仕方ない」男なのである・・・。それなのにジュンコじゅなくてまさこと・・・そこまでだ。
一方、二日酔いでのたうちまわった潤子は・・・百絵の秘密のカーテンを開いてしまう。
そこにあったのは百絵の「ボーイズラブ・コレクション」・・・。
百絵は「男子と男子があっはんうっふんする世界」が大好物の腐った女子だったのである。
誰にも知られたくなかった秘密を知られ・・・絶望する百絵。
しかし・・・潤子は気軽に一冊を手にとり・・・。
「こういうの嫌いじゃないかも」と救いの手を差し伸べる。
「え」
「一冊、借りてもいい?」
「ももももももももちろん・・・どんなのがいいかしら。花恋CIELダリアCharaコミックJUNE麗人コミックアクアBE×BOY GOLDアクアBLキングダムやはり最初はオーソドックスにシャア攻めのアムロ受けかしら・・・それとも思い切ってジョー攻めのおっちゃん受け・・・立ててジョー立てて・・・まあ、段平はワンコ攻めが基本だけどね・・・もうジョーが好きで好きでたまらないのです」
意味不明ながらも軽く引く潤子だった。
追い打ちをかける百絵の目ざましキャラ。
「トモカズ・・・そろそろ・・・立ててよ」
「トモガズ・・・朝からビンビン・・・」
「トモカズ・・・もう・・・おくれちゃうぞ」
くりかえしのギャグは三回だとしつこく感じる世代というものがあるのかもしれない。
潤子を引きたてようとニューヨーク帰りのジェネラルマネージャー・清宮真言(田中圭)は英会話学校ELA主催の「ハロウィン・パーティー」の責任者に彼女を抜擢する。
「生徒だけでなく・・・本部からも人が来るから・・・アピールするチャンスだぞ」
なんとか・・・落ちつきをとり戻そうとする潤子の前に・・・アンスリウムの花束を抱えて現れる高嶺。
潤子の厳しい拒絶反応に・・・教室に入るのもためらう高嶺なのである。
しかし、生徒なので入れてもらえるのだった。
「週末はHalloweenです・・・ハロウィーンについて何か知っている人はいますか」
「毎年10月31日に行われるお祭りで・・・起源は古代ケルト人にあると言われています・・・本来は秋の収穫祭としての行事でしたが・・・米国では魔女やお化けに仮装した子供たちが「お菓子をくれないと悪戯するよ」と近所の家を訪問する民間行事として定着しています」
「・・・」
「この花は・・・実は仏炎苞です・・・私の恋にもだえる心の象徴なのです・・・それゆえの・・あやまちを・・・あなたに・・・許して」
「授業に関係ないことを言う人には退席してもらいますよ」
「・・・」
潤子から事情を聞いた百絵は・・・「あなたはひどい人だ」と高嶺を詰る。
高嶺は・・・反論もできずに項垂れるが・・・百絵の追及を押しとどめる潤子。
潤子の中で・・・高嶺に一度は心を許した記憶と信じられない裏切りの記憶が葛藤し混沌としているのだった。
赤いハートの仏炎苞は揺れて・・・ELAの事務員・伊能蘭の手に落ちて行く。
スーちゃんとミキちゃんはいないんだな。
ELAの人気講師である木村アーサー(速水もこみち)は捨てられた子犬に弱いタイプらしく・・・高嶺に恋の手ほどきを開始する。
「女の子なんて・・・キスして・・・」
「失敗しました」
「ハグして・・・」
「ダメでした」
「かわいいよ・・・だよ」
「それは・・・まだ試していません」
「だろ」
「なるほど」
納得するところなのかどうかで沸騰する一部お茶の間。
自家用の滝に打たれ・・・断食・・・あるいは食が喉に通らない高嶺を・・・寺田光栄(小野武彦)や那覇三休(寺田心)・・・そして足利家の娘・香織(吉本実憂)までが案ずるのであった。
高嶺は・・・謝罪の心を示すために潤子の大好物のカニ三昧な弁当を作る。
しかし・・・潤子は拒絶。
豪華なお重はELAの事務員・伊能蘭の手に落ちて行く。
くりかえしのギャグなのでできれば三回欲しいところである。
中身がカニと知り、少し揺れる潤子。
ここは涎を垂らすくらいでいいよね。
高嶺が夢にまで見た潤子とのランチタイムは・・・ジェネラルマネージャー・清宮真言に奪われる。
ハロウィン・モードの可愛いお菓子で潤子を励ます清宮だった。
清宮がもっとも潤子のゴールに近い男なのだが・・・なんとなく・・・清宮はその気がないような気がして来たぞ。まさか・・・BLなんじゃないだろうな。
いや・・・奥手なだけだろう。ラスボスじゃないと。
やがて・・・高嶺は最後のチャレンジを開始する。
あやまちの修正である。
しかし・・・因果律を覆すのは難しい。
割れたコップは元に戻らないものだ。
ついには・・・清宮にも相談する高嶺だった。
事情を知った清宮は・・・潤子と高嶺の仲を取り持つ行動に出る。
だが・・・怒りの収まらない潤子は・・・高嶺に発言の機会を与えない。
「二度と、私の前に顔を出さないでください」
仕方なく高嶺は・・・潤子のいる世界から旅立つ決意を固めるのだった。
「何を言ってるの」
「山に籠ります」
「いつまで・・・」
「一生です」
「えええええ」
どうやら即身仏(ミイラ)になる決意をしたらしい高嶺に・・・二人の恋路を邪魔する女魔王・星川ひばり(加賀まりこ)は驚愕するのだった。
「だから・・・言ったじゃないですか」とひばりを責める寺田光栄・・・。
「だって・・・」とひばり・・・真相はこうなのである。
潤子が邪魔ものだと・・・檀家である英会話学校ELAの重役にこぼしたことが曲解され・・・潤子は宗派に対する不適格者として不採用になったのだった。
恐ろしい話である。
高嶺は・・・その決定を覆そうとELAの重役たちに働きかけていたのだった。
「それで・・・僕のところにも・・・なんとかならないかと相談にいらっしゃったのだ・・・しかし・・・定員のあることなので・・・決定は覆らなかった・・・」
「え・・・じゃ・・・あの人が・・・邪魔したわけじゃ・・・」
「ないんだよ」
にわかには信じられない潤子である。
一度・・・憎んだ気持ちがなかなかには褪めないのが人間である。
そして・・・ハロウィン・パーティーは始った。
魔性のものたちが集う邪悪な夜・・・。
「渋谷王子」こと高校生の蜂屋蓮司(長妻怜央)は王子に・・・女装高校生の里中由希(髙田彪我)は「不思議の国のアリス」に・・・コスプレするのだった。
潤子は魔女である。
三嶋とまさこは同伴で現れるが・・・冷やかされると「いや・・・僕たちはそういう関係じゃないから」と叫ぶ三嶋。
「ひでぶ」
そこへ・・・「助けてください」と駆け込む那覇三休・・・。
「高嶺様が・・・人跡未踏の深山に登ってしまいます」
「どのくらい人跡未踏なの・・・」
「52年かけてキタサンブラックみたいな・・・」
高嶺と半世紀も会えなくなるのは・・・嫌だったらしい潤子は走り出すのだった。
祭りである。
一橋寺に現れた潤子に戸惑う高嶺。
「どうして・・・正直に言わなかったの・・・」
「私は・・・あなたが不合格になったことを・・・心のどこかで喜んでしまいました・・・だから同罪なのです」
「正直すぎる・・・」
「あなたはかわいい・・・すべってころんで灰をまいた時も可愛かった・・・カニを食べる姿も可愛い・・・ずぶぬれの時、雑巾がけの時、眠っている時、泣いている時、怒った時・・・すべてのあなたがかわいくて・・・かわいくて・・・私はそれだけで・・・」
「ダメよ」
「・・・」
「私の許しもなく・・・勝手に何処かに言ったらダメよ」
「それでは・・・結婚してさしあげましょう・・・皆さんに披露宴の通知を出さなければ」
「だから・・・段取りがあるでしょう・・・」
「披露宴の前に挙式を・・・その前に・・・接吻を」
しかし・・・キスは許さない潤子だった。
「まずは・・・友達から」
「友達」
潤子は高嶺の手をとり・・・走り出すのだった。
たどり着いたのは・・・ハロウィン・パーティー。
「カニさんとトナカイさんのご到着です」
花→弁当ときてここが伊能蘭の第三のポイントだよな。こういうところが大切なんだけどな。
ニヤニヤさせるための一工夫が足りなくてもやっとするんだよな。
仲直りした二人を祝福する参加者たち。
しかし・・・その中でまず・・・アリスが名乗りを上げる。
「私・・・潤子ちゃんに告白する」
「え」
負けじと・・・三嶋が正体を現すのだった。
「大事な話がある・・・ちょっと来てくれ」
「え」
突然、潤子の唇を奪う三嶋・・・。
その光景に・・・地獄の門が開き、嫉妬の火炎がめらめらと高嶺の心を焦がすのだった。
ハロウィン過ぎればクリスマスは遠からじである。
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エリ「好きな人の前で他の男にキスされる・・・どんな高等プレイですか・・・そんなふしだらは許されないのでスー。でも、こっそりとならアバンチュールですか。チューはアバンチュールのチューでしゅか~・・・じいや、カニ皿盛りおかわりですよ~・・・大盛りでね~」まこ「あさが来る前はよる・・・はろうぃんかまぼこ絶賛発売チュー!・・・びっくりぽんでうどんのつけまとれるハビハビハロウィンメイクさんつけまつけて~」アンナ「月9の後はスマスマ・・・邪悪なダーリン待機中ぴょ~ん」シャブリ「あさが来たの水準に・・・負けるな夜ドラマなのでありました」くう「ですね~」mana「時代は結婚式に花婿の恋人が乗り込んで卒業する方向に・・・妄想高僧びっくりぽん」
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コメント
私の周りも、風邪が多くなってまいりました。
今年は、暖冬のようですが、
充分、休まれていますか?
あ~こういう展開に持って行くんだ(笑)
と、ビックリしました。
もう1話くらい、やらかした高嶺のキャラを
そのままでも、良かったかな~(笑)
私も、まさか!
清宮さんはBLなんてオチじゃないよね(笑)
思いました。だって、カニとトナカイで
パーティ会場に入ってきた時
明らかに、トナカイ高嶺の方に、微笑んでいましたもん!
原作を活かしつつ、オリジナルを入れて
どのような展開が待っているのか
楽しみでなりません!!
若い世代で、こんなにコメディの上手い女優さんは
稀です!最後のキス阻止のやり取り、笑いました!
投稿: ユキヒョウ | 2015年10月29日 (木) 11時01分
絶滅危惧種~ユキヒョウ様、いらっしゃいませ~山下君愛好
悪魔は風邪をひかないのですが
家人が次々に罹患して
少し、鬱陶しい感じになっております。
紅葉の季節に咳の音は侘しさを募らせますからねえ。
とにかく秋ドラマのレギュラーが決定したので
一息です。
日本シリーズ中継が少し面倒ですが
想定内ですし・・・。
オスカーの女優が事件を起こしたので
漣が波及しないかと・・・少し案じている程度。
「婚活刑事」が引退作か・・・。
ここには・・・国民的美少女が一人いますからねえ。
現実とは別にドラマでは
基本的になんでもありだと考えていますので
高嶺はもう少しとんでもない人でよかったと思いますが
お茶の間的にも帝国的にも限界がありますから~。
楽しいハロウィンでカレンダー的にはバッチリですが
「デート」のことを考えると
コスプレはもう少し趣味的で練ったものでも良かったですね。
高嶺トナカイと潤子カニには
もう少しうっとりしたかったので・・・。
まあ・・・009と003の完成度を越えるのは困難としても。
とにかく・・・潤子のふつうのかわいさと
高嶺の超然とした情熱が
クリスマスに花開くことを祈りたいと考えます。
投稿: キッド | 2015年10月29日 (木) 13時59分
じいやちゃま、trick or treat!なのです~。
まこちゃまの大型バッグにはたっぷりと入れてね。
Pセンパイも慣れない赤鼻トナカイでしたが
お坊さんでも
クリスマスもハロウィンも楽しめる時代なのが
嬉しいこの頃ですネ~。
まあ・・キスはまだですけれど
「かわいい」の連発にはちょっとキュンでした。
なんせ、寡黙さで言ったらピカイチの高嶺ですので。
でも「結婚して差し上げる」的セリフは
なかなか楽しめてます。
じいやちゃま、今宵はかぼちゃのパイを焼きました~。
こんな夜はラム酒をあわせてどうぞ~♪
投稿: エリ | 2015年10月30日 (金) 18時40分
✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿
お嬢様方のために
パンプキンパイをお焼きしました昔が
なつかしい今日この頃・・・。
サンクスギビング・デーとハロウィンの違いが
いまだに不明のじいめでございますが
基本的に
七面鳥かカボチャか・・・ということでしょうか。
まあ・・・秋に収穫を祝い祭りをするのは
万国共通と言えますのでしょう。
秋と冬の堺目は・・・逢魔の時の一種なのでしょうな。
ケルト人の収穫祭では
秋と冬の境界線であの世の扉が開き
精霊たちがやってくる。
精霊には悪霊もまじっているので
そのようなシーやバンシーが
悪さをしないように
「鬼は外」をするのですな。
豆の代わりにお菓子を与えるわけでございます。
そういう意味では一種の供養なのですな。
邪悪なものともそれなりに付き合う・・・
それは・・・人間の美点のひとつかもしれませぬ。
そして・・・ついに浸透した感じの
日本のハロウィーン・・・
やはりディズニー様のエンターティメント魂は
泣く子も黙るのでございましょうねえ。
まあ・・・秋はある意味、イベント不足でしたので
来るべきものが来たのでしょう。
思い切って沖縄に・・・ディズニーランドを作れば
すべて丸く治まるのではないかと
感じる今日この頃です。
僧侶もエンジョイするハロウィーン。
トナカイPはクリスマスの予告篇かもしれません。
このラブコメのおかげで
楽しいクリスマスシーズンになる予感がいたします。
投稿: キッド | 2015年10月30日 (金) 21時37分
キッドさん、こんにちは
ハロウィンなのに、まさかのカニ押し(^_^;)
ドラマでハロウィンといえば、
ERのシーズン始まりが毎回ハロウィンで、
医者も看護士も当たり前のように
仮装しつつ仕事していて、
ミイラ姿の患者が運ばれてきたりするのを見て、
アメリカって凄いなあ、
と思った覚えがあります。
モモエ先生は婦女子だけど、
レイヤーでは無かったのですね~
残念です(T_T)
おばあさんの差し金が分かりにくかったり、
潤子さんはNYかぶれの割にはおにぎり好きだったり、
と気になることは色々とあるのですが、
カニの折り紙と絵手紙風カボチャを見たら、
細かいことはどうでもよくなってしまいました(^。^;)
なんだか、すごく楽しくなってきました(笑)
カニ解禁もしていないのに、
あれだけ揃えられる高嶺さん、さすがです(^_^)
私は、今日はハロウィンだと忘れて町中に出てしまい、
えらい目にあってしまいましたが、
キッドさんは楽しまれましたか?
残り時間わずかですが、
Happy Halloweenということで失礼します
投稿: mi-nuts | 2015年10月31日 (土) 23時30分
✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭
商魂たくましい人々によって
煽動されて浮かれる一般大衆の皆様・・・。
日本の平和は素晴らしいの一言に尽きますな。
まあ・・・季節と季節の境界線に生じた
隙間から招魂された精霊たちが
悪戯しすぎないように祈るばかりでございます。
まあ・・・渋谷のスクランブル交差点は
バイオ・テロの恰好のターゲットですけれど・・・。
すでにハザードな映画にもなっておりますし・・・。
悪魔としましては
下級な悪霊たちと旧交を温めることができますので
なんとも言えぬ季節です。
ウイルス活動も活発になりますので
ご自愛くださりませ~。
ハロウィンで子供たちが
ご近所のじじばばにお菓子をもらえる・・・
それは北国のカマクラで
子供たちがおもちを焼くみたいなことでございます。
子供たちは人類の未来そのもの
老若男女から極道者まで
和気藹々でエンジョイするのは喜ばしいことですねえ。
かまってほしい女の子。
ちょっかいを出す男の子。
そういうものはニヤニヤ見守るしかございません。
ドラマですから少し大袈裟でも許容範囲。
なにしろ袈裟が基本の僧侶ですからな。
すでに一種のコスプレでございます。
そういう意味で主人公とヒロインのかぶりものは
もう少し・・・凝ってもよかったと思います。
まあ・・・そのあたりの匙加減は好みが分かれるでしょうが・・・。
仮装は楽しい。
七五三だって一種の仮装ですしねえ。
年齢限定の仮装から
いつでもどこでも仮装へ・・・。
それは世の中が豊かになった証拠とも言えましょう。
キリスト教では聖人たちの全員集合祭りですが
本来は先祖供養・・・。
善悪の境界を越えて霊があふれ出す冬の始り祭り・・・。
カニ三昧で供養したいと考えます。
カニ万歳、カニチャーハン万歳、カニの釜ゆで万歳!
投稿: キッド | 2015年11月 1日 (日) 10時38分
ハロウィーンて田舎者には別世界の感があります。
まぁクリスマスも仏教徒の日本人には異文化ですけどね。
イベントとして何でも楽しめるのは日本人のよい所でもあり、軽い所でもあります。
ドラマの軽さは好きです!
キッド様のおっしゃる通り悪い高嶺様を期待したのに。
普通にいい人になっちゃってるよ。
普通じゃない関係の二人の恋を描いて欲しかったな。
どSで変態チックで鬼畜だけど、愛の伝道師高嶺様の求愛が見たいんだよ!
でも月9だし、アイドルだし、ラブストーリーだしハードル高いのかな?
ドラマって脚本家の才能を凄いと感じるフレーズや流れってあるんですね。
2話見た時は期待したんですよね。
高嶺は嘘は嫌いですって言いながら、『私が頼んだんです』って嘘をついてたっておかしいよね?
やっぱり複数脚本のせいですか?
山に籠る流れも違和感。
普通に断食で倒れたじゃダメだった?
山に籠るから潤子の言葉で即撤回ってのがなんかモヤる。
すみません。流れが普通になったから余計に荒く感じました。
鬼畜な変人なら突っ込んで笑えたのに。
投稿: なっち | 2015年11月 1日 (日) 12時35分
帝国臣民はトンチキがお好き~なっち様、いらっしゃいませ~可愛いよ山P可愛いよ
心配症なのでふと危惧したわけですが
全体のトーンとしてはよくまとまっておりますので
まだまだ安心してよろしいのでは・・・ないかと。
まあ・・・山Pドラマなので
つい高水準を求めてしまうのですな。
基本的にここまで若手の脚本家が
がんばって仕上げている感じがして
いい感じでございましたからねえ。
余計な要素はいらないのではと思ったのでございます。
まあ・・・キッドは基本的に複数脚本家システムというのがあまり好きではないという背景もございます。
そういうのは黒澤明のような
絶対的権力者がいて成立するものだと思っていますので・・・。
脚本家も・・・ひとつのドラマの筋立てに
全責任がかかるという状況で
死力を尽くすべきなのですな。
まあ・・・それはそれとして・・・。
脇役たちのポジションも明らかとなり
それなりにパラエティーに富んだ第三回になったようです。
潤子がモテモテなのですが
高嶺がライバルたちをなぎ倒すのが見どころですからね。
それなりに強力なライバルがいた方が盛り上がりますからねえ。
今回は・・・ソフトに清宮が
ハードに三嶋が迫ってくる展開。
原作的にはもう少しそれぞれのキャラクターが
分散し群像劇的になっているわけですが
ここは主人公・ヒロイン推しで
上手に展開していると言えます。
どちらに傾いていくのか・・・
プロデューサーの腕の見せ所ということで
脚本補佐の投入・・・。
やはりちょっと不安かなあ・・・。
まあ・・・そうやって揺れる心も
ドラマ視聴の醍醐味の一つでございます。
ハロウィンで盛り上がる十月末・・・
先取りということではハロウィン・パーティーが
楽しかったので・・・概ねいい感じだったと
申し上げる他ありません。
いよいよ・・・中盤戦・・・盛り上がるとよろしいですなあ・・・。
投稿: キッド | 2015年11月 1日 (日) 16時35分