サムライせんせい(錦戸亮)孫の手で変質者から仄かに香るブラを奪還始めました(比嘉愛未)ちょり~す(黒島結菜)
「無痛〜診える眼〜」「遺産争族」「釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~」をなぎ倒してこれか・・・。
これだ。
今、「あさが来た」も「花燃ゆ」も明治時代に突入しているからねえ。
そういう意味では唯一の幕末ものと言える。
現代が舞台じゃないか・・・。
「あさが来た」で・・・主人公が蒸気機関車を物凄い感じでイメージしてたよな。
「誰もが知っていることを知らない」という人を馬鹿にする「人」の愚かさというものをもっともっと伝えてもらいたいよねえ。
そういう「人」は基本的に「何も知らない」場合が多いんだよねえ。
それにしても素晴らしいインターネットの世界の噂では「第10回全日本国民的美少女コンテスト」でグラビア賞だった紅蓮女が麻薬及び向精神薬取締法違反(所持)容疑で警視庁組織犯罪対策5課に逮捕されていたらしい・・・。
一部愛好家の皆様の心痛・・・如何許りか・・・。
噂ではコレにも出演していたらしい・・・当然、出番はカットだよな。
重要なシーンでなければ良いが・・・。
国民的美少女系に汚染が拡大していないことを祈る今日この頃である。
遺法薬物には手を出すな・・・美少女は特に・・・なのである。
で、『サムライせんせい・第1回』(テレビ朝日201510232315~)原作・黒江S介、脚本・黒岩勉、演出・片山修を見た。時間跳躍ファンタジーである。基本的に現代人が過去に跳躍するものと・・・過去の有名人が現代に跳躍するものがある。もちろん、現代より未来や、より過去に跳躍する場合もあるが・・・現代と歴史との関連性を描く場合には現代と過去の往還がわかりやすいわけである。今回は幕末の有名人が現代に時間跳躍してきたら・・・という話である。跳躍してくるのは土佐勤王党の首魁・武市瑞山(1829~1865年)である。
ふたゝひと 返らぬ歳を はかなくも 今は惜しまぬ 身となりにけり
あの日に帰りたいと思っても過去には戻れないという虚しさを死んでしまえばもう感じない・・・と辞世を残して切腹して果てる武市半平太(錦戸亮)・・・。
夫の切腹の沙汰を知り・・・半平太の妻・富子(谷村美月)は高知城下を刑場へとひた走る・・・。
「おまんさまあ・・・おまんさまあ・・・」
愛妻があなた、あなたと叫ぶ声も虚しい慶応元年閏五月十一日(1865年7月3日)・・・。
土佐藩郷士・武市瑞山・・・享年37。
目覚めると半平太は・・・見知らぬ山村にいる。切腹のための白装束のままである。
そこは・・・群馬県吾妻郡神里村(フィクション)・・・。
通りかかったヤンキースタイルの若者たち・・・佐伯寅之助(藤井流星)と赤城サチコ(黒島結菜)は驚愕するのだった。
「異人(外国人)か・・・」
「丁髷・・・」
「チョリ~ス」
そこは西暦2015年・・・平成の世だった。
半平太は150年の時を越えてしまったのである。
「ここは・・・地獄なのか・・・」
「?」
しかし・・・自分が生きているようだと感じた半平太は・・・土佐勤王党の仲間が・・・救出してくれたのかもしれないと・・・希望的観測をする。
紛れ込んだスーパーマーケットで・・・「ヤキソバ」を試食した半平太は・・・「泥色の蕎麦のあまりの美味しさ」に感嘆するのであった。
通報を受けて駆けつけた神里村役場のなんでもやる課の職員・佐伯晴香(比嘉愛未)は半平太の異装に驚く。
晴香のセクハラ上司である小見山喜一課長(梶原善)は「変質者」に慄くのだった。
洋装の異人たちに囲まれて逃げ出した半平太は・・・商品を破損してしまいお尋ね者となる。
駐在の中嶋和樹(山本圭祐)は「ちょっと駐在所でお話しましょう」と呼びかけるが・・・相手が横目(警察官)の類と察した半平太は一目散に走りだす。
「変な走り方なのに・・・なんて早いの・・・」
驚嘆する晴香だった。
一年八箇月の獄中生活で衰弱している半平太は精根尽き果て路上に倒れる。
そこへやってきた篠原優菜(岩崎春果)・・・村の小学生たち。
「お侍さんだ・・・」
「お侍さんだよ・・・」
小学生たちは学習塾を経営する佐伯真人(森本レオ)に生き倒れの侍の存在を伝える。
真人先生は・・・半平太を自宅に連れ帰り介抱するのだった。
目覚めた半平太は・・・見慣れぬ晴香のブラジャーを手にとり・・・思わず匂いを嗅ぐ。
そこへ・・・帰宅する真人の孫である晴香と寅之助の姉妹・・・。
「へ、変質者・・・」
「この武市瑞山・・・変節などはせぬ・・・」
「わ、私のブラを返しなさいよ」
「ブラ・・・とな」
真人は慌てず騒がず・・・半平太に食事を与えるのだった。
「あなたは・・・」
「武市半平太と申す」
「そうですか・・・ここはあなたがいた慶応の世から・・・百五十年の後・・・平成の世です」
「・・・なんと・・・」
「はい・・・」
真人の落ちつき・・・物凄い度量・・・あるいは・・・何らかの事情を知っている者か・・・。
「ここは日の本なのか」
「日本国となりました・・・」
「土佐藩は・・・」
「土佐藩も幕府もありません・・・」
「今上天皇は・・・」
「孝明天皇から明治天皇、大正天皇、昭和天皇を経て・・・今は平成の御世でございます」
「そ、それでは・・・勤王の志は・・・」
「はい・・・今では日本国民の誰もが・・・象徴的に勤王でございます」
しばし・・・感涙にむせぶ半平太。
しかし・・・徹夜をしてテレビを視聴し・・・現代のなんたるかを垣間見た半平太は・・・。
世の変節を直感するのだった。
「このような・・・アホの世を作るために・・・わしらは・・・殺し殺されたのか・・・」
半平太は絶望を感じる。
迫りくる西洋列強の手から皇統を守るために尊皇攘夷の志を掲げ、反対派を粛清しまくり・・・その果てに君命により切腹を申しつけられた我が身を虚しく感じる半平太。
その頃・・・上司にお尻を触られても無言で堪える現代人の晴香は親友であり、優菜の母でもあるシングルマザーの篠原理央(石田ニコル)の経営するカラオケスナックで愚痴をこぼす。
「まったく・・・変質者騒ぎで大変だったのよ」
「そんで・・・ペータさんだっけ・・・どんな人なの」
「幕末の人だって言うのよ」
「バクマツ・・・」
「ええとねえ・・・平成の前の昭和の前の大正の前の明治の前ね・・・」
「原始時代・・・」
「そこまではいかないけど・・・」
「日本にアメリカの軍艦が最初にやってきた時、百五十年前の日本の政府・・・幕府は凄く弱腰だったの・・・このままでは日本は外国の植民地になってしまうかもしれないと・・・みんなが立ちあがったわけ・・・武市半平太は土佐勤王党のリーダーだったのよ」
「え・・・ペータ先輩って・・・族のリーダーだったってこと・・・」
「・・・まあ・・・似たようなものよ」
翌朝・・・武市半平太は・・・あの場所にいた。
孫の晴香とともに・・・置き手紙を残して去った半平太を捜す真人先生。
「半平太さん・・・」
「何してるのよ・・・」
「ここが・・・私の来た場所だ・・・ここにいれば帰れるのではないかと思ってな」
「帰ったって・・・切腹するだけでしょう」
「しかし・・・こんな世は嫌だ・・・誰もが西洋にかぶれて・・・大和魂のかけらもない・・・」
「そんな世ですけど・・・私はこれから出勤して働かなきゃならないんです」
「はちきん(金玉八個分の男たち(普通は四人)を手玉にとる女)が・・・」
「誰が広末涼子だって・・・」
「・・・おいっ」
「だれか・・・そういう道具を持っておらんのか」
「タイムマシーンは・・・ド・・・いえ、まだ発明されていません」
「そうか・・・」
「あなたが・・・あなたたちの努力で守られた・・・この世に来たのは・・・何かの縁でございましょう・・・来たからには・・・いつか戻るのかもしれません・・・それまでは・・・この世で生きていくのも・・・天命かもしれません・・・」
「天命・・・天が私に・・・何かをさせようと・・・」
「そうだ・・・どうでしょう・・・私の塾で先生をやってみては・・・」
「私が・・・」
武市半平太は・・・真人先生の大きさを想う。
もしも・・・かっての自分が現代人に会い・・・百五十年の時を越えて来たと言われたら・・・おそらく・・・問答無用で斬ってしまう・・・。
それに比べて・・・真人先生の心の広さは・・・。
半平太は・・・現代の子供たちと向き合うことにしたのだった。
その頃・・・東京では・・・殺人事件が発生する。
指名手配となった橋本(渋谷謙人)は神里村に潜入するのだった。
橋本となんらかの接点を持つジャーナリストの楢崎(神木隆之介)は神里村に武士が現れたという情報に驚く。
「武市半平太の画像」を見た楢崎はさらに目を瞠るのだった。
どうやら・・・楢崎は・・・武市半平太を知っている人物らしい。
楢崎龍といえば・・・坂本龍馬の正妻である。
ひょっとしたら楢崎の正体は・・・まあ・・・坂本龍馬なわけですが。
学習塾の子供たちに相撲を指南し・・・母親たちに白い目で見られる半平太。
さらに塾をさぼった二人の男子が行方不明になってしまう。
「コンビニの裏の森」という子供たちの言葉を手掛かりに・・・捜索を開始する。
恩人である真人先生に迷惑をかけるわけにはいかないのである。
佐伯姉弟と夕暮れの森にやってきた半平太だった。
その頃・・・子供たちは・・・森の中の廃屋で殺人犯・橋本に監禁されていた。
丸腰の武市半平太は・・・果たして・・・子供たちを救うことができるのか。
関連するキッドのブログ→ごめんね青春!
→龍馬伝
まこ「龍馬と半平太は親戚なのでしゅか」
じいや「坂本龍馬の父親の兄の妻の姉の娘の夫が武市半平太でございます」
まこ「・・・?」
じいや「武市半平太の妻の母親の妹の夫の弟の息子が坂本龍馬でございます」
まこ「・・・??」
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