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2015年11月24日 (火)

毎日が二人の記念日なのです(山下智久)恋人にしてさしあげます(石原さとみ)

あれは・・・およそ五千年前・・・。

魔法王国バビロニアで魔法博士たちは使い魔として使役する獣を選定していた。

「ネズミ、牛、虎、ウサギ、ドラゴン、蛇、馬、羊、鳥、猿、犬、イノシシ・・・」

「猫はどうする」

「猫はだめだろう・・・」

「服従させるのが難しいものな」

「いや・・・可愛いから・・・」

「・・・」

で、『5→9〜私に恋したお坊さん〜・第7回』(フジテレビ20151123PM9~)原作・相原実貴、脚本・小山正太・根本ノンジ、演出・谷村政樹を見た。勤労感謝の日に結婚すると結婚記念日はいろいろとそれぞれが勤めて労い感じて謝る日になります。・・・そうなのか。外国人講師アレックスとブリタニーの結婚披露パーティーでこっそりと星川高嶺(山下智久)とイチャイチャしてしまった桜庭潤子(石原さとみ)はもしかしたら・・・自分は恋をしているのではないかと疑い・・・そわそわしてしまうのだった。

まあ・・・今回は完全に恋をしていることを思い知るわけですが・・・。

相思相愛になると終わりなので・・・潤子がその気になったところで・・・高嶺にピンチがやってくるという流れ・・・シンデレラで言うと・・・お城の舞踏会で踊っていたら・・・もうすぐ12時ってところでございます。お寺は門限厳しいらしい。

とにかく・・・高嶺の手を握り締めたら・・・胸がときめいてしまったらしい潤子。

夢の中でも・・・高嶺との甘いひとときを反芻。

目が醒めて逆上。

「夢か・・・よかった・・・いや・・・夢じゃない・・・なんで私はあんなことを・・・がっつきすぎて」

手を・・・。

「いやいや・・・あれは・・・結婚パーティーの空気のせいだ・・・幸せテロに巻き込まれた的な・・・おめでたい流れ弾に当たった的な・・・いやいや、このたとえ昨今、ヤバイだろう」

しかし・・・手をにぎって・・・うっとりと・・・。

あの人に逢いたいと思うほどに・・・。

「いやいやいやいや・・・まずい・・・この流れだと・・・結婚・・・お寺に嫁ぐことに」

思わずベッドの上で仁王立ちになるジャージ姿の潤子だった。

昨日までの自分と今朝の自分が激しく葛藤するのだ。

「第一・・・私・・・あの人のこと・・・好きなのか・・・好き・・・好きってなんだよ・・・まあ・・・いい人だとは思うけど・・・」

恋愛から遠ざかっていた潤子は胸に生じた気持ちを持て余す。

「いやいやいやいやいや・・・好きなのは清宮さんじゃなかったのか・・・こわくなって逃げ込んだだけじゃ・・・」

だが・・・自分自身に対する説得力に欠ける潤子だった。

その目に飛び込む・・・ニューヨーク行きの資金を貯めた貯金ボトル。

「そうだ・・・私には・・・色恋ではなく・・・ニューヨークで働くという崇高な目標が・・・」

恋愛ではなく・・・仕事が第一となんとか気持ちを切り替える潤子。

高嶺に対する「思い」から目をそらすことに成功した潤子。

しかし、寝室を一歩出るとそこには・・・朝から潤子の家族と談笑する高嶺が待っていた。

「・・・でしょうね」

どうしようもなく高まる「恋の衝動」をねじ伏せる潤子である。

だが・・・妹・寧々(恒松祐里)は「あの時のツーショット写真」を撮影していたのだった。

「お似合いだよねえ」

「・・・」

結婚式の招待状用として・・・すでに大量のプリントが終わっているのである。

「結婚してさしあげます」

「いやいやいや」

「二人は手を繋ぎ・・・愛を誓いました」

「誓ってません」

「心と心が結ばれました」

「・・・」

「目と目で通じあいました」

「工藤静香じゃねえよっ」

しかし・・・ご飯を盛り、味噌汁を置く高嶺が接近する度に「うわああああ」となってしまう潤子だった。

寧々は今回のミッションを公開する。

里中由希(髙田彪我)と蜂屋蓮司(長妻怜央)が寧々の誕生日を祝ってくれるというのだ。

キラリと光るストーカーの目。

「誕生日はいつですか」

「十一月二十三日・・・」

好きな人の妹の誕生日を放置できる高嶺ではないのだ。

「私が祝ってさしあげます」

「私は一月十五日」と母・恵子(戸田恵子)・・・。

「俺は八月二日」と父・満(上島竜兵)・・・。

「おねだりかっ」

「大切な家族の記念日はもちろん・・・潤子さんとの記念日はすべて祝います」

「記念日・・・」

「初めてあった記念日・・・初めてお泊まりした記念日・・・初めて膝枕した記念日・・・」

「一年は365日しかないのよ」

「重複した場合は記念時で・・・」

「時・・・」

「はじめて待ち合わせに遅刻された記念時、はじめてホテルに・・・」

「ああああああああ」

その時・・・朝の情報番組は星座占いを届ける。

星座は天空の十二宮に基づいている。

十二・・・それはあの時間を示す数字である。

シンデレラの魔法が解ける・・・約束の時間・・・。真夜中の十二時。

今日が終わり・・・明日になる一瞬。

午前九時から午後五時まで働いたビジネスマンが午後五時から午後九時まで英会話のレッスンを受け・・・そして・・・真夜中を目指してアレコレするわけである。

これはそういう話なんだな。

英会話学校ELAには高嶺の弟である星川天音(志尊淳)が出現する。

「どんな別嬪はんかと思うたら普通なんでびっくりぽんや」

天音は潤子に手を伸ばすが高嶺がガード。

「何故・・・ここに」

「冷たいなあ・・・兄さん」

「兄さん・・・」

「天音は十四歳の時から京都のお寺で修行している弟です」

「兄弟・・・」

「ほな」

「一橋寺」を支配する女魔王・星川ひばり(加賀まりこ)は高嶺と潤子の仲を引き裂くために天音を呼び寄せたのだった。

そもそも・・・潤子より足利香織(吉本実憂)が次期住職の高嶺の妻として相応しいと言っているひばりだが・・・。

「二人の仲を引き裂いてくれたら・・・あなたを次期住職にする」と天音に約束する。

言っていることが支離滅裂だが・・・ひばりか脚本家の頭がおかしいということだ。

「かわいい兄さんに女ができたからって・・・憎い俺にそんなこと言って・・・大丈夫ですか」

脚本の破綻を案ずる天音だった。

とにかく・・・高嶺と潤子のゴールを阻む・・・シンデレラの兄弟なのだから・・・まあ・・・仕方ないのだ。

もちろん・・・ひばりは育ての母のポジションである。

天音は・・・何故か・・・高嶺を・・・異様な感じで憎んでいるらしい。

その理由が・・・単なる優秀すぎる兄に対する嫉妬だったらどうしよう・・・。

お寺の縁側では那覇三休(寺田心)が説話を読んでいる。

「お釈迦様が十二神将のお供の獣を選ぶことになりました。智恵あるネズミはかねてから名誉を得たいと考えていたのでいろいろと企みます。お供は約束の日に先着した順番で決まります。一番手が予想される牛に面会したネズミは一番は譲るので同行したいと持ちかけます。牛はおだてられその気になります。それからネズミはネコの元へと出かけ・・・約束の日について一日延期になったと嘘をつきます。ネコは知らせてくれた礼を言うのでした。そして、約束の日、ネズミは牛の背中から飛び降りて一番乗り・・・そして・・・ネコは騙されたことを知り・・・ネズミに一言文句を言うために・・・ネズミを見れば追いかけることに・・・」

天音は三休に感想を問う。

「ネズミは悪い奴だと思います」

「それは・・・違うで・・・騙されたネコがアホなんや・・・」

「オレオレ詐偽の話ですか」

「そのたとえは・・・いろいろとアレやで」

とにかく・・・天音はいろいろと歪んでいるらしい。

ちなみに・・・十二支にまつわるエトセトラは・・・いろいろとあるが・・・選ぶのが天帝だったり、名もなき神だったり・・・すべては伝説レベルである。

問題は十二という「数」なのである。

ネズミは十二支の第一であり・・・つまり・・・真夜中を示す獣である。

ネズミの担当時刻は午後十一時から午前一時なのだ。

寝ずの身であり・・・陽を見ないことから・・・ヒミズの別名を持っている。

つまり・・・天音は・・・シンデレラを城から追い出す真夜中の鐘の音なのだった・・・。

ちなみに射手座は人馬宮であり十二支では寅(虎)である。

虎がネコの仲間であることは・・・間違いない。

ネズミはネコは騙せたが虎はだませない。

虎はひっそりと牛の背後からネズミを狙っているのだ。

高嶺よ、虎だ・・・虎になれ。

・・・もう、いいか。

清宮真言(田中圭)の言いわけには耳を貸さず、高嶺への恋心から目をそらそうと奮闘努力する潤子・・・。

しかし、自意識過剰になり・・・ELAの授業ではことさら高嶺を無視する方向に・・・。

「クリスマスについて・・・ご存じのことをお話ください」

「日本でクリスマスが広く知られるようになったのは1900年代とされています。そして、結婚する男女の多くは手を握ったことがあります」

「クリスマスと関係ないだろう」

「私を避けているようですが・・・」

「そんなことはありません」

そこへ・・・お誕生日会の打ちあわせのために寧々がELAにやってくる。

「あまり派手なことはダメよ」と釘をさす潤子。

「銀座のプリンセスホテルの朱雀の間を抑えてあります」

「歌謡祭かっ」

高嶺の示す長めの経文のような「寧々様十七才の御生誕記念大会演目」・・・。

「レディー・ガガとか・・・アヴリル・ラヴィーンとか」

「他に十組のアーティストを・・・」

「高嶺の舞って・・・」

「舞います」

「舞うのかよ」

「潤子さんの誕生日は武道館を」

「成り上がりもののリサイタルかっ」

「では東京ドームファイブ・デイズで」

「ツアーの締めじゃないっつーの」

二人のじゃれあいを・・・諦観の表情で見つめる清宮だった。

高嶺に気持ちが動いていくことを抑えきれない潤子。

眠ろうと思っても眠れないのだった。

冷蔵の父専用ビールで酒盛りを始める潤子。

「だから・・・無理だってーの・・・生まれも育ちも違いすぎるんだもの・・・大体、カニカマのことだって知らないだろうし・・・そりゃ・・・カニは好きだけど・・・カニカマのカニでもカマボコでもない存在のせつなさが・・・あの人にはわからない」

一橋寺では高嶺が潤子に贈るカニを吟味する。

「今日は・・・潤子さん・・・元気がなかった・・・厳選したカニを・・・」

「大体ビールなんか飲まないだろう・・・お坊さんってお酒いいんだっけ・・・飲んだら甘えてくるタイプだったりして・・・ぐへへ」

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花なんて申しますね・・・ボタンは花の王様、シャクヤクは花の宰相だと言うんで百合は差し詰めお姫様・・・この言葉・・・まさに潤子様のためにあるのです」

シンデレラ高嶺は「王子様のような潤子」を想うのですな。

「あの人・・・洋服とか着ないのかな・・・似合いそうなのに・・・下着は・・・ふんどしだったりして・・・いやいやいや・・・ふんどしなんて・・・ふんどし婚とか・・・いやいや食い込むばかりだし」と潤子。

「君待つとわが恋ひをればわが屋戸のすだれ動かし秋の風吹く・・・万葉集・・・」と高嶺。

天武天皇の妃であった額田王の一首である。

額田王の娘・十市皇女は天武天皇の兄・天智天皇の息子である大友皇子の妃となる。

しかし、十市皇女の父と夫は皇位を争い・・・壬申の乱となる。

額田王は絶世の美女で・・・二人の天皇と三角関係にあったという噂もある。

「夫ではない・・・近江の君を恋しく想っていると・・・秋風ですだれが動くのにも心が騒ぐ・・・」という浮気心を歌ったとされるのである。

つまり・・・浮気相手が天智(天皇)、不倫妻が額田王、夫が天武(天皇の弟)ということになる。

まあ・・・あくまで噂である。千四百年前の噂をいまだにしているというのは日本人の噂好きの極みといえる。

「いや・・・とにかく・・・あの人のことが・・・好きだなんてありえないから・・・」

「好きなんでしょう・・・」

「え・・・」

カーテンの向こうで眠っている寧々の寝言だった・・・。

しかし・・・それは図星なのである。

潤子と高嶺は今・・・深い絆で結ばれつつあったのだ。

毛利まさこ(紗栄子)は三嶋聡(古川雄輝)のことが眼中にない潤子に意見する。

「私は好きだった三嶋さんを諦めたのに・・・潤子先生は両天秤なんてズルイ」

山渕百絵(高梨臨)は妄想彼氏として三嶋聡に懸想しているので言葉を濁す。

潤子、百絵、まさこって・・・中三トリオか。

・・・それ・・・どうしても言う必要あるの。

現実と仮想現実の区別がつかなくなった百絵は三嶋の胸に飛び込んで木村アーサー(速水もこみち)の自信を喪失させるのだった。

まあ・・・このドラマではひばりと百絵は・・・ある意味、精神に問題がある人なんだよな。

しかし・・・人の恋路を邪魔する奴と・・・現実逃避する奴はラブコメの敵そのものだからな。

高嶺に何やら邪な執着を持つ天音は策を巡らす。

「住職の妻は一生寺から出られない」などと意味不明の潤子に対する脅しである。

天音は両親の死後・・・七才だった兄の高嶺に養育され・・・チェスも習得したらしい。

しかし・・・世界を支配しようとするひばりに京都に追放されて・・・何かを喪失したらしい。

変な京言葉を覚えた天音の悪意を敏感に感知する高嶺一筋の香織。

「何を企んでいるのです」

「まあ・・・合唱部同志・・・仲良くしようや」

「お断りだす」

まあ・・・あえて・・・言えば・・・こういう「駆け引きの世界」は相当に面白くないと・・・ラブコメでは不純物になるのです。

もちろん・・・「高嶺が何もかも失った乞食坊主になったら・・・潤子はどうするのか」という話ですが・・・潤子は王子様だし、高嶺はシンデレラですから・・・本筋ではないのですな。

これは「愛と金の話」ではなくて「ラブコメ」なので・・・。

「潤子さんをあきらめるか・・・一橋寺をあきらめるか・・・ばあさんを殺すか」

「追放の大罪であるパーラージカを述べなさい」

「淫戒・・・すなわち淫らなことをすること・・・盜戒・・・すなわち与えられていないものを奪うこと・・・殺人戒・・・すなわち人を殺すこと・・・大妄語戒・・・すなわち嘘を語ること・・・の四つや・・・」

「愛する人を愛するのは淫らなことではありません・・・与えられたものを受けるのは盗みではありません」

「・・・」

「だから・・・潤子さんを愛し、一橋寺を継ぐことは・・・正しい仏の道なのです」

「・・・兄さん」

云い負かされ・・・天音の瞳は荒むのだった。

高嶺の父親(故人)と高嶺の間をつなぐ雇われ住職である寺田光栄(小野武彦)は親友の娘である潤子と高嶺の結婚を応援し・・・ひばりに申し出る。

「もう一度・・・高嶺くんと話し合ってください」

「では・・・明日・・・八時に」

「それは・・・私から・・・兄さんに伝えますよって」

小賢しいネズミと化した天音・・・。

約束の日は・・・もちろん・・・寧々の誕生日である。

寧々のために買い物に出かける潤子と高嶺。

ガーリーなファッションを大人買いしようとする高嶺を潤子が戒める。

「ガーリー(乙女チック)のイントネーション・・・違いますよ」

「大人ガーリーって・・・なんでしょうか」

「オトナ女子風ですよ」

「・・・ああ」

人気のラーメン店に行列する高嶺と潤子。

「なんで・・・並ぶんですか」

「恋人なのでに並びたかったのです」

「恥ずかしいから大きな声で言わないで」

「恥ずかしいことなどありません・・・あなたこそ・・・他の男と二人きりになるなんて」

「何もしていません」

「何もしていなくても・・・許せません・・・私がどれほど心配したか」

「心配し過ぎですよ」

「いいえ・・・あなたは自分の魅力をもう少し自覚しなければいけません」

「魅力?」

「あなたは地球上のすべての男にとって最高に魅力的な存在なのです」

「それ・・・褒めてるの?」

「私は単なる事実を述べています」

「・・・」

ラブラブである。

ひばりとの約束を知らぬまま・・・桜庭家で楽しい時を過ごす高嶺だった。

はじめて潤子に手巻き寿司を作ってもらった記念日・・・お持ち帰り禁止・・・。

星座占いで高嶺も「いて座」と知った潤子は・・・英会話学校ELAの生徒ファイルで高嶺の誕生日を確かめた。

「え」

だから・・・二次会のカラオケパーティー直前。

潤子は高嶺に部屋の後片付けを頼む。

桜庭家で二人きりになる潤子と高嶺・・・。

「照明を消して・・・」

「え」

「いいから・・・早く・・・」

潤子の大胆な申し出に怒張する高嶺。

しかし・・・潤子が用意していたのは小さなバースデイ・ケーキだった。

「お誕生日・・・おめでとう」

かわいいサプライズである。

高嶺の頬を伝う涙・・・。

「両親が死んで・・・最初の誕生日・・・おばあさまと住職はなんでも望むものをくれるといいました。幼い私は両親をと無理難題を申し・・・それ以来・・・誕生日を拒絶してしまったのです・・・だから・・・自分の誕生日を忘れていました」

「馬鹿ね・・・」

「誕生日を祝ってもらうのが・・・こんなに嬉しいことだとは・・・」

「泣くことないでしょう・・・こんな小さなケーキでごめんなさい・・・」

「生まれてから・・・今までで・・・最高の誕生日です」

「・・・」

「あなたのことが好きです」

「恋人にしてさしあげます」

高嶺の涙をぬぐう潤子・・・。

見つめ合う二人・・・そこにお約束で桜庭トリオが乱入するのだった。

「早く・・・カラオケに行きましょうよ」

高嶺の持ち歌は「とんちんかんちん一休さん/相内恵とヤング・フレッシュ」だったらしい。

「すきすきすきすきすきすき、あいしてる」

「・・・最期の方、音程狂うよね」

「・・・音痴だったんだね」

盛り上がる桜庭家の人々・・・。

その頃・・・ひばりは・・・愛する孫にふられて・・・歯ぎしりするのだった。

潤子は・・・ベッドの中で高嶺の歌を思い出し・・・愛しくて愛しくて笑いがとまらない・・・。

また眠れないらしい。

高嶺がそばにいないことが淋しい潤子だった。

高嶺と潤子の愛は幸せの絶頂である。

しかし・・・変な歌を歌う高嶺の前に・・・親の形見の法衣を着た天音が立ちはだかる。

「アニソン三昧かっ・・・潤子の母ちゃんマチルダさんかっ・・・残念でしたねえ・・・兄さん・・・一橋寺は僕がもらいましたよ」

「・・・」

「ははは・・・兄さんに勝った・・・これから・・・兄さんの持っていたものは・・・全部・・・僕のものだ」

高嶺は生きながら地獄に落ちた弟を不憫に思うのだった。

そして・・・一橋寺の自動門は閉じる・・・。

関連するキッドのブログ→第6話のレビュー

59007ごっこガーデン。愛の天使が撃ちまくるカラオケボックス・セット。

エリラブラブでイチャイチャで・・・好きな人の一挙一動が愛しくて愛しくて仕方ない恋の絶頂、坊主に恋すれば袈裟まで恋しいのでス~。庶民のお誕生日はあんな狭いお部屋でするのでしゅか~。脱いだ靴は廊下まであふれだすのでしゅか~。日本間なのに立食でしゅか~。シングルベッドで淫らな行為に及ぶのでしゅか~・・・いろいろと興味深いものでス~。じいや・・・次はPセンパイとデュエットしましゅよ~・・・高嶺の舞バックダンサーズもよろしくお願いしまス~

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コメント

あの孔雀の衣装は、人を選びますね!
やっぱり、高嶺が似合う!!
でも、そろそろ、強力に引き裂く人が出てきてくれると
メリハリがあって、楽しいな~(笑)
なんて思っていたので、弟登場!!

でも、今回は、最初から、爆笑だったので
高嶺はふんどしなのか?に潤子ちゃん崩壊(笑)

折角、楽しみにしていた、お父さんのビールと
おつまみを食らい、妄想が最高!!
ここに出ている、リンちゃんも含め
表情が、みんな、崩壊中(笑)

英語で椅子に座りながら動いちゃって
両手上げ、ほかの生徒を制圧しちゃう
高嶺にも笑った。
後ろの生徒役の子が、思わず笑っちゃってる!
そのまま使ってる~(笑)手巻き寿司腐ります(笑)

今回も楽しませていただきました。

引き裂き計画に、香織も参戦するようなので
またまた、8話も楽しみです!!

投稿: ユキヒョウ | 2015年11月25日 (水) 12時51分

絶滅危惧種~ユキヒョウ様、いらっしゃいませ~山下君愛好

孔雀なのか鳳凰なのか・・・
ただいま・・・審議中でございます。
孔雀ですと倶摩羅天の乗り物ですし、
鳳凰は法王に通じ相続者に相応しい。
まあ・・・雑事ですけれども~。

兄に嫉妬する弟というキャラで天音登場。
「表参道合唱部」ではパーフェクトな善人キャラで
幼馴染の香織様の歪んだ心を矯正する役目。
おそらく・・・今回は攻守を変えて
似たようなことになるのではないかと邪推しております。

そもそも「一橋寺」は架空の寺ですが
血統による法統の継続ということでは
高嶺・天音兄弟の先祖には
親鸞クラスの大物がいて
「一橋寺」はその総本山というところ・・・。
おそらく・・・ニューヨーク支部がありますね。

檀家の実力・・・国王クラスですし・・・。

そういう相手に見染められているのに
「下着はふんどしなのか」で
頭を悩ませたあげく・・・
少し懸想するという潤子の揺れる心に乾杯でございましたな。

「いやいやいや・・・」と言いながら
すぐに「恋」に頬が緩み・・・有頂天・・・。

つかこうへいの晩年の舞台を務めた経験が
石原さとみの芸に磨きをかけたと言えましょう。

高嶺・潤子のかけあいにもますます艶がでてきましたねえ。

まさに・・・「静」と「動」の極致に近付いているようです。

高嶺と潤子の教室のコントも楽しいし
高嶺と天音の駆け引きもスリリング・・・。

そして・・・桜庭家の明るさと
星川家の暗さも素晴らしいコントラストになっています。

高嶺の舞は是非鑑賞したいですな。

素晴らしい舞で・・・絶賛の嵐となり・・・
幕が下りるくらいでもよろしいかと・・・。


投稿: キッド | 2015年11月25日 (水) 21時22分

キッドさん
こんばんは(*^^*)

もう第7話 大満足でした〜
私にとっては
どうも メインディレクターさんの回よりも
谷村さんの演出回が相性が良いらしいです
途中回までは原作をどんな風にアレンジするのか
ちょっとわからないでいましたが
第6話の展開を見て
ドラマ版 ごじくじは 誰もが楽しめる月9テイストに仕上げてくれるんだと確信し 第7話 終盤 2人の誕生日を祝うシーンでは
ドラマの世界にのめり込みうっとりしている自分がいました‼︎
サマーヌードでは そういう気分を味わえなかったので
ブザービート以来の感覚で なんだかとっても嬉しかったです😊

ただ高嶺が一橋寺に強い思いがあるのなら
第3話の言動が 整合性が取れていない部分がいくつかある気がして
3話の脚本がちょっと残念だったようにも思います

中盤までは
さとみちゃんのPVを見ているような感覚をおぼえる時もあり
主役2人の相性がいいのか悪いのか 正直 私にはよくわからなかったのですが 今は抜群にいいんじゃないかな〜なんて思えてきました
これからの2人の仲良しぶり 楽しく見ていきたいです(^-^)

投稿: chiru | 2015年11月26日 (木) 23時59分

シンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃいませ・・・大ファン

ここまで視聴率は

12.6%↘12.1%↘10.7%↗11.6%↗11.7%↘10.8%↗12.1%

・・・という推移。

1、2、3、6話が「ショムニ」(1998年)「やまとなでしこ」(2000年)「HERO」(2001年)などの大御所・平野眞の演出。

4、7話が「のだめカンタービレ」(2006年)「最後から二番目の恋」(2012年)の谷村政樹。

5話が「ようこそ、わが家へ」の相沢秀幸というラインナップ。

まあ・・・演出に関してはそれぞれの持ち味だと考えています。

ベテラン、中堅、若手とそろっているので目先が変わっていいというのもありますな。

四話から複数脚本家になって・・・辻褄合わない感じもありますが・・・その場の「面白さ」で押し切って行く感じが視聴率的には良かったようでございます。

まあ・・・とにかく・・・高嶺と潤子のコンビネーションが快調ですので・・・些少のもつれは気にならないのですねえ。

今回は・・・潤子が高嶺に恋をした後のスタート回。

まだまだ素直にならない潤子の・・・本心がだだもれなのが楽しいのでございます。

一方、高嶺は潤子との恋まっしぐらと仏の道のシリアス部分で両面を出してくる気配ですねえ。

まあ・・・悪の権化である天音も・・・
一種のツンデレですから
最期はデレるんですな・・・高嶺に・・・。

なにしろ・・・基本的に男性陣はみんな高嶺に
デレていく・・・という流れですからな。

今回の教室では蜂屋が完全に高嶺の味方でしたし。

三嶋も・・・清宮も・・・
高嶺の前では霞んでいく・・・という展開なのでしょう。

まあ・・・なにしろ・・・高嶺はシンデレラなので
物語の上では・・・何があっても無敵なのでございます。

投稿: キッド | 2015年11月27日 (金) 03時45分

じいやちゃま、こんにちは!

今日は手巻き寿司にしますわ~。
モノホン蟹とカニかまを一緒に巻くことが肝心ですの。
ドラマの凝縮した味わいを堪能なされてね~。

なぜか加賀おばあちゃまの錯乱の回でしたけれど
たぶん、きっと丸くおさまるでしょうね。
ラストのバースデーケーキも嬉し涙で終えたし、
笑って泣いてなかなか見せ場も盛り上げてくれてます。

あたし的にはじいやのごっこガーデンで
鼻血ブーの楽しさ倍増。
Pセンパイラブの皆さんもここで癒されて
楽しんでおられると想像しては
わたしも嬉しくなっていまする~~♪

そろそろじいやも走る12月目前!
忙しさも拍車をかけていますけど
どうぞ体には気をつけてね!
あとでマッサージの人を頼んでおきます。
そうそう今夜は冷えるので熱燗がいいですね。

投稿: エリ | 2015年11月29日 (日) 12時51分

キッドさん、こんばんは

平成生まれと話していると、
タイガーマスクはランドセル持ってくる
優しいおじさんだったり、
巧の理想の女性の1/3の原節子さんがご逝去されたり、
おそ松くん(オリジナル見たことないですが)が
おそ松さんになったり、
昭和は遠くなりにけり、なんだかなあという感じですね…

突然の干物女にびっくりぽんでしたが、
小さいケーキでの二人きりの誕生日会には、
ほろりとしてしまいました。
おばあさまの愛情も感じられましたし。

どうでもいいことですが、びーえるを扱っている作品で
ねこはあかん、とつい思ってしまいました…
小道具の雑誌もやり過ぎかとひやひやものでしたが…
次回は高嶺のヒロイン力全開ですね。楽しみです。

突然、冬が来た感がありますね。
どうか暖かくして、お過ごしくださいね

投稿: mi-nuts | 2015年11月29日 (日) 21時49分

✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿

本日はまこ様専用漁業潜水艦「たらば1号」が
寄港して巨大蟹が大量に水揚げされましたぞ~。

厳選された釜ゆでカニとまこかまカニを
セットでおためしくだされ。

なお、まこ様はただいま忌中でございます。

http://blog.goo.ne.jp/m_planet_shining/e/28b178f26cd0de51bbd6c70e9e1d4f0f

この場を借りてお悔みを申しあげておきまする。

ごっこガーデンでは半旗を掲げております。

喜びも悲しみも幾年月でございますねえ。

ドラマは浮世の憂さを晴らしてくれるもので
なければなりません。
その点、「5→9」は大合格でございます。

とにかく・・・高嶺と潤子の
コンビーネッションが抜群ですので
筋書きの些少のキズはまったく
気になりませんな。

本来、サプライズとは
本人同志の密かな喜びの中にあるもの
巨大なケーキがなくても・・・
心からの祝福こそが
心に幸せな驚きをもたらす・・・。
誠に素敵な展開でございました。

じいめもお嬢様方のお誕生日のケーキを
100メートルクラスから
10メートルクラスに
縮小すべきかどうか検討中でございます。

しかし・・・キャンドルは
10メートルクラスは必要でございますよねえ。

恋するハートを射抜く天使ロイドは
ドローンよりも有能ですぞ。

命中するとハート風船が膨らむ機能が
評判よろしいのでございます。

「すきすきすきすきすきすききっ」

おおお、P先輩ロイドが舞いはじめましたぞ~!

投稿: キッド | 2015年11月29日 (日) 22時12分

✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭

平成生まれの人もアラサーな時代でございますねえ。

キッドは筋肉が脂肪化して
パンツがどんどんビッグ・サイズになっていく恐怖で
「ホエホエ~」と叫んだことがあります。

いわゆるひとつの自分自身がデカパン化だよ~んでございます。

「おそ松さん」のアダルトちび太は
チビじゃないのかよっでございまする。

まあ・・・最近の社会情勢をみると
強ければそれでいいんだ気分は蔓延してますね。

高嶺がリッチなシンデレラで
順子が貧しい王子様という
逆転のアイディアを積み重ねているうちに
干物女に着地してしまったのが
一同爆笑ポイントですな。

部長と高嶺も少し、かぶっているのかもしれません。

僧衣も和装といえば和装だし
一橋寺には長い縁側がございますしねえ。

まあ・・・ポジション的には清宮ですが。

ある意味、「ホタルノヒカリ」に
アラプの大富豪が参戦してきた感じですからな。

地球の男に飽きるまでもう一歩でございます。

ラブコメは甘いひとときの夢・・・。

冷えて行く季節こそ・・・心温まる「愛」が
欲しいのが人間の宿命でございます。

まあ・・・猫がいればいいというのは
ある意味、負け惜しみですが
猫とアレコレしようとする人は
完全なる変態・・・。

「キャッツ」の愛好者には
きっとそういう人が混じっていると妄想します。

「ピンクレディー」だって・・・
どっちがタチなのか・・・明白でございますし~。

乾燥する季節・・・水分補給をお忘れなく。

投稿: キッド | 2015年11月29日 (日) 23時00分

古来より、女の子はみんな夢見るシンデレラだと思っていましたが、男の子もシンデレラになりたかったなんて!
『びっくりぽん』な逆転発想でした。

まさに高嶺の花だったんですね。

スキスキスキスキスキスキって音を外す一休さんまで、よく考えられた脚本で、二人のキャラクターが最高な形で着地した7話でした。
コメディのターンは大成功のようですね。
満足満足!

後は最終回に向けてラブ展開も最高の着地を見せて頂けたら、幸せな年を越せそうです。

ところで今から来年辺りのスペシャルの予想したら鬼に笑われますかしら?
数字的に微妙でしょうか?

投稿: なっち | 2015年11月30日 (月) 10時39分

帝国臣民はトンチキがお好き~なっち様、いらっしゃいませ~可愛いよ山P可愛いよ

高嶺の花だけに
最初はスルーしていた潤子王子。
ここからが根性のみせどころですな。
なにしろ・・・手にいれるためには
断崖絶壁を登る必要がありますので。

シンデレラの王子様も
城下の年頃の娘全員に
ガラスの靴をはかせるという
時間と手間のかかることを
執念で成し遂げておりますからな。

お付きの方々り苦労がしのばれまする・・・。

カラオケと聞いて一瞬ひるんだ高嶺が
アフターでスキップ。
楽しいですよねえ。

スペシャルは別として
このコンビでまた
ラブコメというのも楽しいですよね。

山P石原ラブコメ三部作くらいやってもよろしいと考えます。

変化球から入っているので
次は直球もありですし・・・。

投稿: キッド | 2015年11月30日 (月) 21時04分

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