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2015年11月19日 (木)

草莽崛起なくば王政復古なし(錦戸亮)忍法冥途の術(神木隆之介)黒髪ゴールドに染めて(黒島結菜)

国家は世界の縮図である。

「アラブの春」がシリアで高揚した時・・・危機はすでに芽吹いていた。

イラク戦争がなければ・・・こんなことにはならなかったと言う人はいるかもしれない。

しかし・・・どうしようもなくやりきれない気持ちがある限り・・・修羅場の絶えることはないのだ。

安全保障政策に対峙して・・・国会前で馬鹿騒ぎをする人たちは・・・それを馬鹿だとは思わないかもしれない。

沖縄県で県民に対する国家の不平等さを罵る知事はそれを正義と信じているのかもしれない。

しかし・・・どこかで・・・妥協しなければ・・・流血沙汰になるのである。

それでも人は戦う。

戦うことは生の証だから。

願わくば・・・何のために戦うのか・・・指導者は理解してもらいたい。

戦って・・・孤立して・・・自爆して・・・殺戮して・・・誰かが本当に幸せになりますか?

振りあげた拳を・・・相手が下ろすまで・・・自分の拳を振りあげる。

それを愚かだと本当に思わないのですか?

で、『サムライせんせい・第4回』(テレビ朝日201511132315~)原作・黒江S介、脚本・黒岩勉、演出・木村ひさしを見た。武市瑞山が切腹して150年。そして戦後70年である。150年から70年を引くと80年が残る。つまり・・・それは・・・1935年から1945年までの10年の差である。幕末から明治維新へ・・・瑞山の死後・・・それは起きた。激動を経て瑞山の死後70年で大日本帝国は絶頂を迎えた。そしてその後の十年ですべてを失うのである。ドラマの中でダイジェストで展開する日本の歴史は第二次世界大戦による敗北で荒廃した国土から始る。つまり・・・明治と大正と戦前の昭和はなかったことにされているのだ。戦後70年・・・つまり、今は・・・瑞山の死後、構築された大日本帝国の隆盛期そのものなのである。歴史が繰り返されるのかどうか・・・悪魔はニヤニヤしながら見守っています。

幕藩体制の中・・・士農工商の身分制度があり、武士の身分も将軍を頂点とした封建制度の中で厳しく定められていた。澱んだ安寧の中でひっそりと息をひそめていた志は・・・黒船の砲声で一挙に揺れ動く。

大人しくしていたら滅びてしまう・・・。

鬱屈していた魂はついに爆発し・・・テロの嵐が吹きまくり、ついには内戦勃発である。

黄泉の国を信じた男たちは・・・大和魂に殉じることを是としたのである。

今・・・同じようなことが中近東から西洋にかけて起きています。

うわあ・・・って思いますよね。

その尊皇攘夷熱に犯された草莽の中心人物の一人が・・・半平太(錦戸亮)である。

半平太は・・・「草莽崛起」を説いた吉田松陰の弟子・久坂玄瑞に激しく洗脳されてしまったのである。

一方・・・龍馬(神木隆之介)は・・・殺しに行った相手が勝海舟という超現実主義者だった。

吉田松陰の裏に潜んでいた海外渡航の夢を実現した男は龍馬に「世界」を吹聴するのである。

土佐藩に忠勤を尽くした男は主に切腹を命じられる。

日本国を穏便にまとめあげようとした男は何者かに暗殺される。

彼らは・・・信じていた。

「霊能真柱」に示されたように・・・死後の世界が俗界と隣接し・・・死者たちが生者の側に寄り添っていることを・・・。

だから・・・二人は平成の神里村で復活したのである。

「ちゅうことは・・・他にもだれか・・・こっちにきちょるかもしれんの」

「だね・・・となると・・・あの看板の場所が・・・キーポイントなのかもしれない」

「きいぽいんと・・・」

「謎を解く鍵のありか・・・だよ」

「なるほど」

二人は「ようこそ、神里村」の看板の前で大の字になってみた。

しかし・・・何も起こらなかった。

そこへ・・・駐在の中嶋(山本圭祐)が通りかかる。

「こんなところで・・・寝ていたら危ないよ」

「は・・・申し訳ござらん」

「ところで・・・ここで変わったことはありませんでしたか」

「そういえば・・・金髪ギャルが思い詰めた顔をして佇んでいたねえ」

「ギャル・・・山賊娘か」

「ああ・・・寅之助くんの彼女のサチコさんね・・・」

「ひょっとして・・・あの者も・・・慶応から・・・」

「どこへ行くの・・・」

「山賊娘を捜すのじゃ」

「闇雲に捜さなくても携帯で寅之助くんに訊いた方が早いよ」

「なんじゃと・・・」

寅之助(藤井流星)と赤城サチコ(黒島結菜)はコンビニの前でカップ麺を食べていた。

「ごめんな・・・金なくて・・・キツネうどんしか御馳走できなくて」

「ううん・・・キツネうどん・・・マジ美味いし」

そこへ龍馬からの着信がある。

「さっちん・・・一緒だけど・・・今・・・コンビニの前・・・」

その時、黒い車が停車し・・・ダークスーツの男・・・牧村(尚玄)が現れる。

あわてて・・・寅之助の陰に身を隠すサチコ。しかし・・・。

「こんなところで何をしているんです・・・さあ、参りましょう」

「嫌だ」

サチコはたちまち・・・男に連れ去られてしまう。

あわてて追いかけようとする寅之助は半平太と龍馬と合流する。

「山賊娘はどこじゃ」

「変な男に拉致されてしまった」

「らち・・・」

「かどわかしだよ」

「なんとっ」

「ち・・・もたもたしてるから見失ったよ」

「大丈夫、サチコさんの携帯のGPSで位置がわかるから・・・」

「なんじゃそれは・・・」

「グローバル・ポジショニング・システムの略だよ」

「ぐ・・・」

三人はとあるお屋敷にたどり着く。

「これは・・・城か・・・」

「あ・・・あの車だ」

「警察に通報するか・・・」

「いや・・・サッチンがヤバイことになっていたら・・・まずいじゃん・・・あ、東京弁使っちゃった」

「それ・・・横浜方面の訛りだから」

「ヤバイこととは・・・」

「闇金から借金してたりして」

「やみきん」

「やくざな高利貸しだよ」

「返済に困ってデリヘルしてるとか」

「デリヘル」

「遊女の出前ね」

「遊女を・・・出前・・・」

「とにかく・・・俺があいつを助けてやらなくちゃ・・・」

庭から侵入した三人・・・しかし・・・監視カメラでチェックされていたのだった。

「こらこら・・・」と出現するダークスーツの男。

「やばい」

しかし・・・玄関から登場するサチコによく似た夫人とサチコ。

「何事ですか」

「え・・・」

サチコはヤンキーから良家の子女に変身していた。

「サッチン・・・」

「あらあら・・・あなたたち・・・サチコのお友達・・・」

瞬時に状況を把握する龍馬・・・。

「あなたは・・・もしかすると」

「ええ・・・サチコの母でございます」

赤城綾乃(宮澤美保)は微笑んだ。

「えええええええええええ」と驚く寅之助だった。

正体を知られたサチコは困惑するのだった。

「せっかくいらしたのだから・・・お茶でも飲んでいらして・・・サチコのお友達がお見えになるなんて珍しいことだし・・・いっそ、お食事でもいかが・・・」

「はいっ」

お招きにあずかる三人だった。

寅之助と幸知子の青春譜

遡ること一年前・・・。

繁華街で不良中学生にからまれていた名門女子高校生のサチコは通りがかった「元北吾妻中の番長と自称する男」にピンチを救われる。

「彼」に心を奪われたサチコは「北吾妻 寅」で検索。

すると・・・寅之助のブログを発見。

寅之助が「カブトムシの輸入販売事業」などに失敗したヤンキーだと知る。

寅之助好みの女になるためにヤンキー修行をするサチコ。

コメントを通じて寅之助に接近し・・・現在に至る。

「ピュアだったんだねえ」

「ピュ」

「おぼこいね」

「未通女(おぼこ)か・・・」

「おぼこ・・・」

「こっちの話です」

「なんで・・・隠していたんだよ」

「父は・・・いい年してブラブラしている人間との交際を認めまないと思うので・・・」

「う」

「父が帰ってくるまでに・・・なんとかしないと・・・たとえば・・・スーツに着替えて手土産としてボルドーの最高級ワインを用意するとか・・・」

突然、無理難題を言い出すいろいろとピュアなサチコだった。

情報の検索を終えた龍馬は確認する。

「すると・・・君のお父さんは・・・資産家で県会議員の赤城拓馬さんなんだね」

「はい・・・」

「えええ」

寅之助は自宅に戻り、ホスト風のスーツを身に纏うのだった。

「なんだ・・・急に態度を変えおって・・・」

「サチコと結婚したら一生遊んで暮らせる」

「・・・男としてでかい仕事をするのではなかったのか」

「でかい仕事をするのは一生遊んで暮らすためじゃないか」

「・・・」

寅之助とは違い午前九時から午後五時まで生活のために村役場で働いている姉の佐伯晴香(比嘉愛未)はセクハラ上司・小見山喜一課長(梶原善)の命令で民家の床下に巣を作ったハクビシンを捕獲しようとしていた。

そこへ・・・寅之助から着信がある。

「なに・・・ボルドーワイン・・・何、言ってんのよ・・・お姉ちゃん、忙しいのよ」

「なんだ・・・」

「弟です」

「あの・・・ぼんくらヤンキーか・・・さっきもコンビニ前でブラブラしてた・・・ろくなもんじゃないね」

「なんでも・・・赤城拓馬さんに招待されたとかで」

「何っ」

村会議員への転身を考える小見山課長の目の色が変わった・・・。

「県議会議員とはなんじゃ・・・」

「ここは群馬県という二十万石くらいの大藩なんだけど・・・そこの家老みたいなものだね」

「なんと・・・」

半平太はかって土佐の家老同志の政争に翻弄されたことがある。

深尾、伊賀、窪川、五藤、祖父江、永原、土岐、福岡、野中など名門家老家には常に主導権争いがあり、藩主連枝の山内大学家や柴田家、五島家などの派閥に属した下級武士である半平太は当時の主流派の指導者吉田東洋の暗殺を請け負う羽目になった・・・これが切腹に至った要因となる。

半平太の心中には・・・忠臣と謀反人が同居しているのである。

「武士に身分の上下はない」という信念と「殿に愛されたい」という情念が複雑に絡み合う半平太なのであった。

会食の席に着いた寅之助、龍馬、半平太、そして赤城親子。

寅之助は「IT企業家」と嘘八百の自己紹介で虚勢をはる・・・。

赤城が家老筋と知って土下座する半平太だった。

「この度はこのような宴席にお招きいただき・・・恐悦至極でございます」

「なんだ・・・君は・・・」

「彼は・・・舞台役者で・・・幕末の志士を演じております」

機転を利かしてフォローする龍馬だった。

「ほお・・・面白い・・・君は・・・」

「武市半平太と申します」

「瑞山先生か・・・」

「私のことをご存じですか」

「私が政治家を志したのは土佐の英雄に感動したからだ・・・」

「私に・・・」

「いや・・・坂本龍馬先生だ」

ニヤニヤする龍馬だった。

「もちろん・・・土佐勤王党を結成した瑞山先生のことも龍馬先生の同志としてそれなりに評価している・・・」

「そ・・・それなりに・・・」

やや鬱屈した半平太だが前菜のジュレのあまりの美味に「うおおお」となるのだった。

食堂の書棚に「龍馬暗殺」の文字を発見する半平太。

「龍馬暗殺・・・」

「ほお・・・君も龍馬暗殺に興味があるか・・・」

「・・・」

「君は黒幕は誰だと考えるかね」

「龍馬・・・おんし・・・誰に・・・」

その答えはあまりに重大なので言葉を濁す龍馬・・・まあ、黒幕が誰かを龍馬自身が知らない可能性もあります・・・なのである。

「赤城先生は・・・黒幕について・・・どう思いますか」

「私は武力による倒幕を考えていた西郷隆盛が有力だと思うのだが・・・」

「西郷・・・薩摩の西郷吉之助か・・・」

「まあまあ・・・武市さん・・・昔のことですよ」

「君はどう思うね・・・」

教養に問題のある寅之助・・・。

それを知るサチコの顔は蒼ざめる。

「・・・ノブナガ・・・」

「ははは・・・確かに龍馬が明智光秀の子孫とした上で織田の子孫が関係しているという珍説もあるね・・・君はなかなかにユニークだ」

教養が深すぎるというのは考えものなのである。

怪我の功名で窮地を脱した寅之助だった・・・。

「さあ・・・飲みたまえ」

「これは・・・ぶどうの汁ですか」

「ははは・・・その通り・・・」

下戸として知られる半平太が高級ワインを口にした時・・・。

出世欲の塊である小見山課長が晴香とともに乱入する。

「私の部下の弟にあたる寅之助くんがお目見えを許されたと知り、まかりこし申し上げました。私、村役場の小見山でございます・・・あ・・・」

小見山はサチコを発見する。

「お気をつけください・・・この女・・・正体はヤンキーですぞ・・・将来はできちゃった婚でヤンママコース決定の下賤のもの・・・このような席に同席させることはありません」

「私の娘だが・・・」

「えええ」

「一体・・・どういうことだ」

赤城議員は娘を睨む。

「まったく・・・寅之助もサチコ殿も・・・身分を偽ってこそこそと・・・働きもせず色恋にうつつを抜かすなど・・・もっての他・・・親に隠れて男の元に通うなど・・・お家の一大事・・・」

言うだけ言って酔いつぶれる半平太だった。

「幸知子・・・」

「・・・」

サチコは外出禁止となるのだった。

虎のぬいぐるみを抱きしめるサチコである。

そこへメイドに化けた龍馬がやってくる。

「あなたは・・・ルパン?」

「囚われの姫を助けにきた忍びのものです」

「梯子・・・」

サチコは窓から脱出した。

事態に気がついた用心棒の牧村は龍馬を拘束し、サチコを追跡する。

そうとは知らずに家出のお手伝いをする小見山課長である。

佐伯家で意識を取り戻す半平太。

「・・・どうした」

「終わったよ」

「何故・・・」

「あんたがぶち壊したんだよ・・・本当のことを言って」

「なぜ・・・それがいかんのだ」

「あんたの時代で言えば・・・殿様の娘と・・・遊び人が付き合うようなもんなんだよ」

「今は・・・身分の違いはなくなったのであろう」

「そんなもの・・・なくなるはずないだろう」

「・・・」

「無理なものは無理なんだよ」

「龍馬の母上は・・・低い身分ゆえ・・・さしてはならぬ傘をさし・・・無礼を咎められ・・・お手打ちにあった・・・どのように腕を磨いても・・・郷士の子は郷士と定められている。そんな世であるが故・・・龍馬は国を捨てた。わしは・・・意見の違う上役を殺した。そうやって・・・戦う他はなかったのじゃ。今は・・・命を捨てることなく・・・戦うことができる時代になったのじゃろう・・・」

「・・・」

そこへ・・・サチコが飛び込んでくる。

「寅ちゃん・・・」

しかし・・・迷う寅之助・・・自分がサチコを幸せにできるのか・・・自信がないのだ。

到着した牧村はサチコを奪還するのだった。

「寅ちゃん・・・」

「サチコ殿の方が肝がすわっておる・・・」

「俺をなめるなよ」

決意して家を出る寅之助・・・。

しかし・・・牧村の用心棒的暴力は寅之助を圧倒する。

力尽きる寅之助・・・。

「お主の覚悟・・・見届けた・・・義によって助太刀いたす」

半平太が現れ・・・サチコは寅之助を介抱する。

「・・・この偽侍が・・・」

「一言申し上げておく・・・この武市半平太・・・真の武士である」

佐伯家の麺打ち棒で牧村を昏倒させる半平太。

「警察を呼べ」と赤城議員。

「お待ちください・・・」と緊縛されたメイド姿の龍馬。

「君は・・・」

「坂本龍馬です・・・素晴らしいインターネットの世界の情報によると・・・先生も高校卒業後・・・二十代半ばまで・・・定職につかず・・・ブラブラしていたとか」

「う」

「しかし・・・奥様に出会って・・・あなたは変わった・・・一念発起して今の地位まで上り詰めた」

「そうなのよね・・・彼・・・昔のあなたにそっくりなのよ・・・」と赤城夫人。

「そんな・・・」

「大丈夫よ・・・男を育てるのは女だから」

「・・・」

「先生・・・二人の交際を認めてくださるなら・・・とっておきの情報を教えますよ」

篠原理央(石田ニコル)の経営するカラオケスナック「カーニバル」で晴香は龍馬に問う。

「しかし・・・よく議員を説得できましたね」

「あんなもの・・・薩長同盟に比べたら何でもないですよ」

「薩長同盟・・・」と理央ママ。

「栃木の暴走族と群馬の暴走族を一つにまとめたようなものよ」

「えええ」

「赤城議員に何を教えたんですか・・・」

「暗殺事件の真相ですよ」

「真相って・・・」

「・・・秘密です」

幕末ファンなら誰もが知りたい話である。

誰が殺した坂本龍馬・・・

それは私よ 黒幕がそう言った

私が腕利きの刺客を放ったの

私が殺した坂本龍馬・・・

半平太は佐伯家の縁側にいた。

「何をお悩みですか」

佐伯先生(森本レオ)が訊ねた。

「士農工商のない世・・・しかし・・・何の教養もないものが・・・権利ばかりを言いたてる・・・はたして・・・それが正しいことかと」

「確かに・・・今は・・・当たり前のように・・・誰もが声をあげる世でございます・・・しかし、それが当たり前であることこそが・・・大切なことではないでしょうか」

「・・・」

コンビニ前に寅之助とサチコがいた。

「俺・・・バイトして・・・ファミレスに連れてってやるから」

「チョリ~ス」

「無理すんなよ・・・お前のヤンキー語・・・おかしいし・・・ありのままのサッチンでいいんだよ」

「・・・ありがとう」

世界が混沌の中にあっても・・・若者たちの愛が・・・輝くものでありますように・・・。

関連するキッドのブログ→第3話のレビュー

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コメント

キッドさん、
ちょりーっす!(˘έ˘)ヾ(゚∇゚*)バカコノ!
こんな挨拶をするばか者を、150年後を、
ペータ先輩は想像もしなかったでしょうに。パーリーピーポーピーポー
お調子者のずぶんを許して~

キッドさんの幕末話、いいですね~。
馬鹿にも親切(笑)

「遊女の出前」になるほど。
「未通女(おぼこ)」になるほど。
キッドさんが書いたらいいのに

幕末の武士はどうしても
『龍馬伝』メンバーで脳内変換しちゃうんですが、
井原龍馬でも観たかったです。
神木くんの楢崎にもそれはそれで違和感なく、
この世界で何を知ったのか気になるところ。

「書きたい時に書く」
この言葉に助けられてるんですけど…
ダラダラもいかんと思うこの頃だす(・o・)ゞ

こないなわてを見捨てんといておくれやすな

投稿: mana | 2015年11月21日 (土) 12時53分

|||-_||シャンプーブロー~mana様、いらっしゃいませ~トリートメント|||-_||

幼少の頃、避暑に行った山形県で
お店で買い物をする時に
「か~う~」と言いながら店内に入る人々に
ぴっくりぽんだったことがあります。
「買う宣言かっ」と直感した私は
その潔さに感嘆いたしました。

郷に入れば郷に従え・・・でございます。

昭和ヒトケタに生まれた方々は
幕末の偉人たちが目指した山の頂で生まれ
谷底に突き落とされた人たち・・・。
そろそろ・・・人生の終焉を迎える人たちは
ものすごい内部矛盾を抱えている・・・。
米国がリベラルな社会を与えてくれたという感謝の気持ちと・・・
東京で広島で長崎で惨いことをされた怨みつらみ・・・。
忘却できる人ほど幸せで
記憶力があるほど・・・ジレンマは強いようです。

そういう人々が表舞台から・・・消えた時。
つまり・・・幕末と明治を知るものが消えた時・・・。
人々は右往左往して・・・とんでもない選択をする。

今は・・・そういう時代なのだと・・・
このドラマを見ているとふと思います。

神木龍馬は・・・オリジナル色も強いですが
時々・・・歴代龍馬をパロっている気配があります。

今回は「仁」の内野龍馬を彷彿とさせるシーンがあったような気がします。

神木くんは「龍馬伝」龍馬から
「君の龍馬をやればいい」とアドバイスされたそうですが・・・。
いろいろ混ぜているお遊びをしている気がいたします。

キッドはどんな龍馬も龍馬なんだなあと考えます。

manaさんの内側からあふれる個性をいつも
楽しみにしておりますので
どうか・・・末長くお話をお聞かせくださいますように。

おわりにゃごやに栄光ちょり~す

投稿: キッド | 2015年11月21日 (土) 16時18分

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