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2015年11月 3日 (火)

夏ばっぱではありません(山下智久)膝枕ならしてさしあげます(石原さとみ)あて馬スターにさよならだ(田中圭)

じわり・・・と群像劇になってきたな・・・。

同じ変態でも「のだめカンタービレ」のような名作コミックと違って・・・本当に変態の原作だからな。

これを二人のスターのラブコメに仕上げるのが腕の見せ所なわけだな。

ついに連名の脚本家になってしまったぞ・・・。

これはプロデューサーが「極悪がんぼ」で負った傷の深さを物語っているな。

セレブと貧乏太郎」とか「月の恋人〜Moon Lovers〜」とかも・・・貧富の差へのこだわりがラブ・ロマンスに影を落とし過ぎてギリギリだったんだよな。

現実では確かに「マネー」と「恋愛」は切っても切れない要素なのだが・・・。

ドラマの「ラブ・ロマンス」はそれを越えた地平にあるんだよな。

今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせて見せる・・・ほど好きだっていう・・・。

そういう話の本質を見失わないといいよねえ。

で、『5→9〜私に恋したお坊さん〜・第4回』(フジテレビ20151102PM9~)原作・相原実貴、脚本・小山正太・根本ノンジ、演出・谷村政樹を見た。原作と脚本と演出はドラマの額縁のようなものである。原作はそれ自体が芸術だが・・・それを素材として脚本家と演出家という職人がドラマという作品に仕上げるわけである。基本的に重要なのは脚本家で・・・素晴らしい脚本ならどんな演出家でもそれなりの作品に仕上げることができるが・・・脚本が失敗作ならどんな演出家にも傑作を仕上げることはできない。いい脚本にいい演出・・・これがもちろん理想である。そういう意味ではスタッフの誰かがこだわっている「心がポキッとね」で見たばかりの遊び心がここにあります的なタイトル出しは好みが分かれるところだが・・・今回はギリギリセーフの仕上がりだったと考える。足し算でなくて引き算が望ましいのである。お茶の間はただ・・・心がホットになる恋愛物語が見たいだけなのだから・・・。

本当は桜庭潤子(石原さとみ)を愛しているのだが・・・親友のフリをしているエリート商社マンの三嶋聡(古川雄輝)は・・・ストーカーのようにストレートな星川高嶺(山下智久)の登場に思わず潤子の唇を強奪して・・・気持ちを伝えようとする。

最愛の人が他の男とキスしているのを見せられショックを受ける高嶺・・・。

女装高校生の里中由希(髙田彪我)もまたショックである。

どうやら・・・ニューヨーク帰りのジェネラルマネージャー・清宮真言(田中圭)もショックだったらしい。

そして・・・三嶋を狙う毛利まさこ(紗栄子)も・・・。

群像劇的な大波紋である。

しかし、潤子は「酒の席で狂犬に嚙まれたなもの・・・」と三嶋の「恋心」をスルーするのだった。

そして・・・ビンゴで「全自動ドラム型洗濯機」を射止めるのだった。

高嶺が搬送した賞品に熱狂する桜庭家の人々・・・。

「ありがとうございました・・・もういいですよ」と高嶺をあしらう潤子。

「よくはありません」と潤子を説教する高嶺。

「いつまで・・・ガダガタ言ってんの・・・事故みたいなもんだからしょうがないでしょう」

「やったわねえ・・・洗濯機のための貯金どうしようかしら」と母・恵子(戸田恵子)・・・。

「お母さん・・・コツコツ貯めてたものねえ」と妹・寧々(恒松祐里)・・・。

「うちもパーティーでもしようか」と個人タクシーの運転手である父・満(上島竜兵)・・・。

「破廉恥な・・・みっともないとは思わないんですか」と高嶺。

「えっ」と顔色を変える満。

しかし・・・高嶺は潤子としか話していないというコントである。

「だから・・・不可抗力ですから」と高嶺の追及に弁解する潤子。

二人の世界を追及するのが困難な家族団欒の間でもわが道を行く高嶺がもたらす悲劇である。

まあ・・・傷つくのが満なのでお茶の間的には問題ないらしい。

「旅行なんてどうかしら」

「行きたい行きたい」

「お父さん仕事休むよ」

「恥を知りなさい」

「ええっ」

「酔っ払っていたわけですし」

「どこ行く」

「沖縄とか」

「やはり温泉がいいんじゃない」

「もうそれ以上言わないでください・・・吐き気がする」

「えええ・・・あんまりだよ・・・高嶺君」

「?」

今回は三周して基本に忠実だ。二周だと一種のスカシのギャグになるが・・・それは火傷の素だからな。スカシの場合は同じパターンを三度やって充分に馴染んでから・・・「やらないのかよ」というのが筋なのである。・・・なんの話だよっ。

「それより・・・温泉よ・・・どこ行く・・・そうだ・・・高嶺くんも来れば」

「ボーリングしましょうよ」

「行きます」

「友達は行きません」

「婚前旅行もかねて」

「友達でしょう」

「友達から結婚なんてすぐよね」

「僕たちは早かったね」

「すぐにお泊まりだったし」

「どこで」

「私の実家」

「まあ・・・実家なら」

「その時、潤子が出来たんだ」

「やめて」

「潤子さんが」

「そこは掘り下げない」

「お泊まりがきっかけで結婚したのよね」

「やめてよ」

「お泊まりで結婚・・・お泊まりで結婚・・・お泊まりでけ」

こうして・・・一橋寺宿坊作戦がスタートしたのだった。

素晴らしい一幕であり・・・こういうものの丁寧な積み重ねがクリスマス・イブに続く道であるといいねえ。

それはホーリーナイト・・・聖の夜なのだから・・・。

「宿坊ですと・・・」と両親が事故死した高嶺のためにつなぎの住職を務める寺田光栄(小野武彦)・・・。父親代わり光栄は高嶺の恋の応援団である。

親鸞のように・・・人としての自由な精神の動きこそが・・・御仏の道と心得る宗派らしい。

「宿坊って何ですか」と最年少小坊主の那覇三休(寺田心)・・・。

「宿坊とは・・・僧侶や参拝者のために作られる宿泊施設です。この寺の場合は一般の人々を寺にお泊めしておもてなしし・・・仏教について親しんでもらう狙いがございます」

「私は反対です・・・元総理大臣の法要が近いのですよ・・・新しい事業を始める時期ではありません」と高嶺の恋路を邪魔する女魔王・星川ひばり(加賀まりこ)は正論を吐くのだった。

ひばりは由緒正しい一橋寺に心を奪われた亡者なのである。

後継者が由緒正しいものであることを一番に思う鬼婆なのだ。

由緒正しい檀家である足利家の娘・香織(吉本実憂)を高嶺の許嫁と決め、潤子を不倶戴天の敵と定めている困ったお方である。

しかし・・・高嶺の思いは「お泊まりで結婚」なのであって・・・ひばりの地方出張を狙って、宿坊作戦を開始する。

英会話学校ELAで高嶺は潤子を誘う。

「お断りします」

だが・・・高嶺は権力にものを言わせ・・・ELA本部から通達を発する。

「一橋寺の宿坊に逗留することを命ず」

どんな社命だよっ。

仕方なく・・・BLマニアの正社員講師・山渕百絵(高梨臨)を同伴する潤子。

潤子、百絵、まさ子って・・・中三トリオか。

・・・それ・・・どうしても言う必要あるの。

百絵は「お坊さん→男色→美坊主」という発想でノリノリである。

百絵の要求に応えカメラの前でポーズをとる一教寺・美僧侶軍団。

しかし・・・予定を早めに切り上げ・・・ひばり来襲である。

高嶺はこそこそと潤子たちをいつもの離れに隔離するのだった。

ELAの人気講師である木村アーサー(速水もこみち)は高嶺の恋の師匠として招聘されるのだった。

潤子をひばりから隠蔽する作戦で・・・熟女キラーの腕前を発揮するアーサー師匠。

「夜空に星が一つ足りないと思っていたら・・・ここにいらっしゃったのですね」

「まあ・・・」

美辞麗句に頬を染めるひばりだった。

潤子をもてなすために徹夜でカニを茹でた高嶺。

「あら・・・豪華なのね」と百絵も驚く。

「カニ・・・」と目が眩む潤子。

「高嶺君がすべて用意したそうですよ」と助け舟を出すアーサー師匠。

高嶺に胃袋を掴まれる潤子だった。

「法要があるのにそんなに無理して大丈夫なんですか」

「・・・」

「寝不足なんじゃ・・・」

「眠っていません・・・瞑想ですよ」

写経などを済ませると・・・早くも暇を持て余す宿泊客。

「ゲームなどいかがですか・・・」

「ゲームなんてあるんですか」

「百人一首があります」

「坊主めくりですね」

何故か・・・坊主めくりに熱狂する潤子だった。

運命なんだな。

嬉々として坊主をめくりまくる潤子以外は睡魔に襲われる一同。

「もう寝ましょうか」

「・・・眠っていません・・・瞑想ですよ」

高嶺は潤子と一夜を共にしたかったのだが・・・結局、枕を並べる四人である。

潤子・高嶺・師匠・百絵という並び・・・。

師匠は百絵を背後から攻めるのだが・・・処女なので凍りつく百絵。

その反応の無さに・・・深読みしすぎた師匠は・・・自縛されてしまうのだった。

(おかしい・・・百絵先生の心が読めない)

(男の人と寝ている・・・男の人と寝ている・・・男の人と寝ている)

一方・・・潤子は少なからず高嶺を意識している。

(きっと・・・私をじっと見ている)

(・・・)

(ああ・・・気になってしょうがない)

(・・・)

(自然な感じで寝がえりをうって)

見開いた高嶺の目と遭遇する潤子・・・。

「きゃあ・・・」

「どうしました」

「潤子さん・・・」

しかし・・・高嶺は目を見開いたまま熟睡しているのだった。

「・・・お疲れだったのでしょうね」と師匠。

「・・・」

ここで・・・師匠とともに・・・百絵も・・・高嶺応援団になったようだ。

翌朝・・・廊下で潤子は高嶺と遭遇する。

「その花は・・・」

「毎朝・・・私の両親の墓に備えているのです」

「え・・・」

「幼い頃・・・両親は事故で・・・」

高嶺の孤独な生い立ちに心が揺らぐ潤子・・・なにしろ・・・舅とか姑がいないのはある意味、得点が高い。・・・おいっ。

しかし・・・そこに猛獣ひばり登場である。

「け、汚らわしい・・・」

「お、お許しください」

「潤子さんに罪はありません」

「きーっ、許しません」

宿坊作戦終了である。

さて・・・波紋のその後である。

あの夜を機会に交際しようとしていた三嶋は「酒の上の戯れ」で「セクハラ扱い」でぎゃふんである。

三嶋を狙うまさ子は「収入三千万ないと射程外」と心にもない絶縁宣言をして涙。

「あの夜は何もなかった」と聞かされて露骨に安堵する三嶋だった。

しかし・・・それが本当かどうかはまさ子のみぞ知るである。

泣いているまさ子は高級なお店の経営者である高校生・「渋谷王子」こと蜂屋蓮司(長妻怜央)に遭遇する。

「面倒くさいことしているね」

「高校生には関係ないわ」

だが・・・引き籠りになっている女装少年のために・・・妹・寧々をつかって渋谷王子は潤子を高級ホテルのスイート・ルームにおびき出すのだった。

面倒臭くないのか。

ちなみに・・・桜庭一家は熱海温泉旅行中である。

そして・・・ジェネラルマネージャー・清宮真言はデスクから古い手紙を取り出す。

「いつか・・・一緒にニューヨークで」という潤子の手紙。

そして・・・「一緒にニューヨークで暮らそう」という・・・清宮自身の出さなかった手紙である。

2012年に・・・清宮はラブレターを出せなかったらしい。

やはり・・・お前もかである。

まあ・・・どう考えても当て馬なんですけどね。

女装少年を案じて・・・ホテルを訪ねる潤子。

少年は裸になって・・・気持ちを伝えるのだった。

「僕は・・・潤子ちゃんが好き・・・」

「えええ」

状況を知って駆けつける高嶺。

そこで高嶺が見たのは・・・泣きじゃくる少年を慰める潤子の姿だった。

「君が・・・男だと言うことは知っていた」

「えええ」と高嶺の心眼に驚く潤子。

「君の気持ちはよくわかる・・・愛する女性が目の前で他の男性とキスをするところを見せられては・・・心が砕ける思いでしょう」

「やめてください」

「しかし・・・そういう試練に立ち向かうのが・・・人の道なのです」

「何・・・言ってるんですか・・・」

「励ましています・・・彼と私自身を」

「先生・・・僕のこと嫌いになった」

「そんなことありませんよ・・・あなたは私の大切な生徒ですから」

常に恋愛モードにはならない潤子らしい。

少年の頭を撫でる潤子に・・・嫉妬で心が砕ける高嶺である。

桜庭家に戻った高嶺と潤子・・・二人きりの夜である。

「たとえ・・・男の子でも・・・心を許してはいけません」

「・・・」

「あなたは隙だらけなんです」

「隙なんてありません」

「今だって」

タンスを叩く高嶺・・・。

「壁ドン↘・・・です」

「壁ドン↗・・・ですよ」

見つめ合う二人・・・そこへお約束で帰還する旅人たち。

「これ・・・お土産・・・」

熱海製のクマの置物、熱海製の熊手、熱海製の木刀をもらう高嶺であった。

熱海・・・なんでもあるな。

その頃・・・意味ありげに客を見つめる女バーテンダーのいる店で親密になる三嶋と清宮。

「そうか・・・思いは伝えないとね」

「はあ・・・」

「僕も・・・好きな人には好きだと言わないとダメだと最近、思い知ったよ」

「はあ・・・」

翌朝・・・ELAの事務員・伊能蘭(中村アン)は潤子に高峰の欠席を告げる。

「ご病気だそうです」

「・・・」

「潤子先生のために無理をしていたからなあ・・・」と高嶺を応援する師匠。

「そんなこと言われても・・・」

「ですよねえ・・・でも・・・大事な法要・・・あるんですよね」

百絵はなんとなく・・・師匠に同意するのだった。

高熱を発し病床に伏す高嶺を・・・許嫁の足利香織は懸命に看病する。

仕方なく・・・高嶺の見舞いにやってきた潤子。

応対するものの無いまま・・・かなり馴染んできている寺の中に侵入である。

「それじゃあ・・・高嶺は絶望的なんですか」

廊下に響くひばりの声を立ち聞きして身を竦ませる潤子。

そして・・・香織が水を汲みに行っている間隙を縫っていつもの離れに到着である。

「星川さん・・・大丈夫ですか」

「潤子さん・・・来てくれたのですか」

「無理をするから・・・」

「お願いがあります・・・」

「できることなら・・・してさしあげます」

「手を握ってください」

「・・・はいはい」

その手に縋り・・・身を起こす高嶺・・・。

「寝ていなくちゃ・・・ダメですよ」

「あなたの手料理が食べてみたい」

「私・・・下手ですけど・・・」

「あなたと・・・デートがしたい・・・」

「・・・はいはい・・・」

「あなたと・・・夫婦になりたい・・・あなたと家族になりたい」

「・・・それは無理だって言ったでしょう・・・病気だからって調子に乗りすぎです」

「・・・」

脱力して潤子の膝に頭を落す高嶺・・・。

「しばらく・・・このままで・・・よろしいですか」

「・・・いいですよ」

眠りに落ちる高嶺・・・。

その有髪の頭をそっと撫でる潤子・・・。

二人のいい感じに立ちすくむ香織だった。

翌朝である。

布団の中で一人目を覚ます潤子。

すでに僧衣に身を包んだ高嶺と廊下で遭遇する。

「大丈夫なんですか・・・」

「あなたのおかげで・・・全快いたしました」

「嘘・・・!」

愛の効力である。

霊験なのだ。

「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時・・・」

智恵を求めるものは自由自在に真実を見極めるものとなる。

新たなる悟りを得たように法要の務めを果たす高嶺だった。

その姿を忌々しく見つめるひばり・・・。

「ひばり様・・・私はあきらめません」

香織の続投宣言である。

悪の組織の総裁と構成員のような二人だった。

そして・・・当て馬の真打ち登場である。

潤子に電話する三人の男たち。

潤子を求める三嶋・・・そして高嶺。

しかし・・・潤子は清宮の前に姿を見せる。

「一緒にニューヨークに行こう」

ついに・・・清宮は高嶺の恋敵としての正体を明かしたのだった。

潤子・・・本当に・・・モテモテだな。

関連するキッドのブログ→第三話のレビュー

A001ごっこガーデン。平成財閥秘蔵曼荼羅ご開帳セット。

エリキャー、隣りで高嶺P先輩が寝ていると考えただけではうぅ~んでス~。そして、なし崩し的膝枕の術にうっとりなのでス~。次々と二人の仲を邪魔する悪の秘密組織・・・そして繰り出される怪人たち・・・。いきなりキス魔人やラブレター出せない男、そして少女みたいな美少年に負けてはなりませぬ~。がんばれ、高嶺P先輩・・・私をめくるめく曼荼羅無限の桃源郷に連れてって~!・・・そして坊主めくりで徹夜するのでス~・・・じいや、P猫ロイドをよろしくね~」

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コメント

今回は、すんごい詰め込み感がいたしました。
高嶺じゃなくても、目を開けて寝られると恐い(笑)
てっきり・・・生きててよかった(笑)

今回は、壁ドンってウルトラマンに出てくる怪獣みたいだし、ボケが可愛かった!
ここから、香織さんが、じわじわと本腰入れてくれると
面白いのですが・・ちょっと、香織さんが可愛そうな感じがしたので、
高嶺が、今ままで、ストーカー要素満載だったのに、
実直で、良い人になっちゃったから、肩入れしすぎて、
潤子が憎くなりました(笑)

投稿: ユキヒョウ | 2015年11月 4日 (水) 12時32分

絶滅危惧種~ユキヒョウ様、いらっしゃいませ~山下君愛好

冒頭でコミカルな雑談大会。
かみあわない会話がかみあうおかしさ。
言葉の遊びとしてはテクニカルながら・・・
高嶺という文句ない男との縁談を望む家族と
本人の軋轢と・・・
高嶺の純粋無垢な恋心・・・。
そして・・・少しずつ馴染んでいく潤子。
見事なホームドラマでしたねえ。

ここから・・・高嶺の味方と
潤子の味方か交錯する
眠れない夜のコント。

そして・・・脇役たちの準備運動をはさんで
女だと思ったら男の魔球をはさんで
高嶺と潤子の痴話喧嘩のコント。
オチとして登場する潤子ファミリー。

最期はシリアスモードで
主人公とヒロインが一歩前進。

からの・・・恋敵の本命お披露目。

ドタバタの中の起承転結で
あっという間の一時間でございました。

まあ・・・妄想的には
すでに肉体関係のある二人。
まずは桜庭家で・・・。

次に宿坊で4P。

スイートルームで潤子と少年愛。
高嶺参戦で傷心慰安3P。

そして・・・またもや桜庭家で・・・。

最期は看病プレーで朝までと・・・。

高嶺も潤子もやりまくっているわけですが・・・。

原作とは表裏一体のお茶の間向け進行ですからねえ。

まあ・・・ヒロインがそんなにゆるゆるでは
18禁になってしまいますか・・・これでいいのだ
と申すしかございません。

ちなみに高嶺と香織も裏ではやることはやっているので案ずることはないのですぞ~・・・どんなエロゲなんだよ

投稿: キッド | 2015年11月 4日 (水) 14時17分

キッドさん
こんばんは(*^^*)

ふふふ 夏ばっぱより目を見開いて寝てたので
潤子じゃないけれど ちょっとギョッとしちゃいました^ ^
宿坊にお泊まり編
とっても楽しかったです♪
初見の時は それほど気にならなかったんですが
お寺での四人がとても楽しかったので
何度か見直しをすると
別のエピソードが挟まれるのが ちょっと
邪魔に思えてしまって
一気に見せてくれたらもっと堪能できたのに
と残念な気持ちにもなりました

ただ メイン2人以外ではアーサー先生と百絵
清宮で話をまわして欲しかったので
お寺のシーンも多くって一番 満足できた回でした

登場人物が多くて話自体は今のところ やや浅い気がするので
コメディーとして主役2人のかけ合いで笑わせてもらえれば
それだけでいいかな
と今は思っているので 5話がシリアスな展開やあまり過激な展開になって
欲しくないと思ってますが
願いは叶うでしょうか?ちょっと心配です(^^;;

ほんと 足し算ばかりじゃなくて
引き算を番組スタッフにはお願いしたいです←切実‼︎

投稿: chiru | 2015年11月 4日 (水) 20時48分

シンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃいませ・・・大ファン

目を開いて眠っているというのは
簡単な様でかなり難しい演技でございます。
もちろん・・・身近にそういう人間を
知らない人にとって見たことのない顔ですし
それでいて・・・眠っている感じを
醸しだす必要がある。
山Pはちゃんと
眠っている感じがしました。

四人のコントは
プレイボーイと処女。
ドラマ的には童貞と・・・経験値不明の女。
そういう組み合わせで・・・
なんとも寸止めのエロスが漂っていましたな。
まあ・・・思春期のドキドキ的な展開で
お茶の間的にはよろしかったのではないでしょうか。

周囲の登場人物は
あくまで主人公とヒロインのための障害物ですので
それなりに時間をとるのも
ある程度は必要です。
今回は配分的には問題なかったと考えます。

これ以上過ぎると
群像劇要素が強くなり
この題材としては少しルーズな感じになってしまうと思われます。

コメディーではタイトであることが
重要なポイントになります。
緊張がなければ緩和が生まれませんので・・・。

原作的には・・・ヒロインがモテモテというのが
主軸ですが・・・
ドラマは・・・主人公とヒロインの恋の成就が
メインとなっているはず・・・。

今回の配分がギリギリですよねえ。

まあ・・・清宮に関しては
キャストが心得ている感じがしますが・・・
三嶋は少し・・・見せ場を作ろうとしている気配が
ございますよね。

もう少し・・・慎重な演技プランで臨むことが必要でしょうなあ。

まあ・・・渋谷王子もいるし・・・
少しキャスティング過剰なので
演出がセーブすることになるでしょう。

熊野前商店街の皆さんとか・・・
微妙なシーンもありますが
まあ・・・この辺は許容範囲にしないと・・・
ドラマの本質を見失いますからねえ。

医者、葬儀社、そして僧侶。

山Pの「死にまつわる三部作」と考えるとなんだかすごいわけですが・・・。

楽しいドラマなのでエンジョイしたいと思う今日この頃です。

投稿: キッド | 2015年11月 4日 (水) 22時12分

キッドさん、おはようございます

潤子さんのご家族は、潤子さんが高嶺さんに、
ものすごく愛されていることが分かっていますよね。

高嶺は、純粋というか、周りの人の意見を
素直に取りいれる面が、表れてきましたね。
お泊まり、ってそういうことじゃないですよね(^_^;)
発想が依子さんみたい…

高嶺にとっては、ストーカー行為は
悪気があってのことではなくて、
心の底から潤子さんを心配しているんですね。
学歴も地位もあるけれど、狭い世界で育ってきたから、
分からないことが、いろいろあるということで。

タンスにドン!も面白かったです(^_^)

清宮さんもいい感じに、粘着質だし、
童顔が気になる三嶋さんが、
あおりを受けて、可哀想になってきました。
アドバンテージ生かせてないですよね。

吉本美優ちゃんも、可哀想なだけの人ではなさそうで、
先が楽しみです。

話は変わりますが、
「掟上~」でコードブルー白石先生を彷彿とさせる
ガッキーが見られて、嬉しかったです(^_^)
あんな髪型でも違和感なく、可愛いのって凄いです。


今期は面白いドラマが多くて、
レビューも大変だと思いますが、
お疲れがでませんように、
解禁したばかりのカニをどうぞ

投稿: mi-nuts | 2015年11月 7日 (土) 06時01分

✭クイーン・オブ・ザ・ランチ✭mi-nuts様、いらっしゃいませ✭親切百回接吻一回✭

本日のゲスト・ランチは・・・

A 中華屋さんのカニチャーハン
B 洋食屋さんのカニピラフ
C お寿司屋さんのカニちらし

になっております。
お好みでどうぞ。

キッドはカニチャーハンが大好物でございます。

潤子さんの家族は・・・
娘が玉の輿に乗ることを
物凄く願ってますな。

っていうか・・・高嶺を昔から知っている感じ?

オリジナル設定なので
何か仕掛けがあるのかもしれません。

高嶺はまさに・・・温室育ちのお坊さん設定なのでしょうねえ。

女性に対する免疫ゼロみたいな・・・。

なにしろ灰をかぶって一目惚れですからねえ。

謎の宗派である一橋寺ですが・・・
三休がいるくらいですから
橋の上でとんちを利かせる宗派かもしれません。

まあ・・・なんとなく親鸞系ということなのでしょう。

親鸞は源平時代の青春スターでもございますからねえ。

女色に溺れ、煩悶しつつ・・・キスもできないと言う。

タンスにドンドンタンスにドン。
匂わないのが当たり前・・・でございます。

清宮、三嶋もいい感じに
出そろってきましたな。
御仏に仕える身なので
恋敵にもなんとなく優しいという・・・今回の展開。

そういう意味では香織様も・・・
お情けをもらえるかもしれないと言う・・・。

月曜日はラブコメでニヤニヤ
火曜日はメイサと菜々緒でヒヤヒヤ
水曜日は石橋杏奈でハラハラ
木曜日はぼんくらでまったり遺産でくらくら
金曜日はアリスでコウノドリでサムライで
土曜日はガッキー祭り・・・。

今季は殺意に満ちております・・・。

まあ・・・ドラマが面白くて
死んだ人はいない・・・と思いますが
冬間近・・・ご自愛くださりますように・・・

投稿: キッド | 2015年11月 7日 (土) 19時34分

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