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2016年3月 2日 (水)

私と結婚してください(深田恭子)お断りだ(ディーン・フジオカ)

今季の選ばれた七本はどれも素晴らしい。

その中でも・・・一人で見なければならないと感じるのがこのドラマである。

なにしろ・・・見終わった時にかならず・・・にやついちゃっているわけである。

テレビを見ながらニヤニヤしているところを悪魔は他人に見られたくないものなのだ。

悪魔にも恥じらいがあるのかよ。

もちろん・・・見終わった時だけでなく・・・見ている間に一度、ニヤニヤしてしまうと・・・ずっとニヤニヤしているわけである。

桃源郷というものがあるとすればこういう世界なんだな。

今世紀最高のニヤニヤしてしまうドラマと言っても過言ではないな。

なにしろ・・・登場人物がみんな「好人物」なのだ。

いい人ばかりでドラマを作るのは難しいと考える人は・・・このドラマの完成度を見習うべきである。

みんないい人で・・・心が休まりつつ・・・ニヤニヤしてしまう・・・一種の危険な香りさえするな。

で、『ダメな私に恋してください・第8回』(TBSテレビ20160301PM10~)原作・中原アヤ、脚本・吉澤智子、演出・福田亮介を見た。主人公の柴田ミチコ(深田恭子)が「好きな人」を自覚するまでに七話を費やしたわけである。ベタなラブコメのお手本なんだな。なにしろ・・・本当は好きなくせに・・・おやおや・・・とお茶の間は思うしかないわけでニヤニヤが止まらないことになるのである。「ホタルノヒカリ」の「部長」と「雨宮」が「主任」と「柴田」に置換されただけと考える人もいるかもしれないが、「干物女」と「三十路の処女」ではかなり違うニュアンスも生じる。「人口爆発」→「人口減少」→「人口消滅」の流れが進行中の日本国の象徴とも言えるドラマなのだ。

黒沢歩(ディーン・フジオカ)が「好きだ」と気が付いてしまったミチコは婚約中の最上大地(三浦翔平)に婚約解消を申し出る。

これはもう「ダメな人」なのであるが・・・超善人設定らしい大地はこれを優しく許容するのだった。

もちろん・・・両親の入院加療中という負い目が大地にもあるわけだが・・・それならそれで・・・「承知の上での結婚」こそが「ダメじゃない人」の道なのである。

しかし・・・そうはしないし・・・できないミチコなのだった。

居候を決め込んでいる晶(野波麻帆)の部屋から即時退去を命じられるミチコ。

なにしろ・・・歩に対する未練がある元・恋人の前で・・・歩への恋を宣言しているミチコなのである。

当然の報いなのであるが・・・「私・・・なにか悪いことしたかなあ」と本心から思うのだった。

完全に「ダメな人」です。

しかし・・・晶はそういうミチコをお茶の間レベルで可愛く思っているのである。

「私・・・結婚相手を探すサイトに登録したの・・・いつでも相手を連れこめる体制が必要なのよ・・・三十越えた女の仲良しごっこに費やす時間はないの」

「せめて・・・一ヶ月の猶予を」

「明日、出て行って・・・」

「ひえ~」

当然の結果なのだが・・・晶がまた超善人設定なので・・・テリー(鈴木貴之)に命じて送りだすミチコの荷物の送り先が・・・喫茶「ひまわり」なのであった。

ミチコと歩の・・・「幸せ」を願ってのことだった。

敵に塩を贈るにも程がある善人ぶりである。

もう・・・ニヤニヤするしかないにゃあ・・・。

便利グッズの会社「ライフニクス」で大地と遭遇するミチコ。

会わせる顔がないミチコなのだが・・・大地は優しく微笑む。

「元カレだけど友達だし・・・またカレになれるかもしれないんだから・・・普段通りでお願いします・・・」

「大地くん・・・」

「え・・・二人は別れたんですか」

中島美咲(内藤理沙)は「ミチコと大地の破局」を社内に一斉通達するのだった。

「彼氏がいる身で・・・三十過ぎて婚約解消したミチコさんに慰める言葉もないのですが・・・ファイトです」

門真由希(佐野ひなこ)はミチコを真摯にミチコを労わる。

「え・・・彼氏いたの」

「残業しないのは彼氏に美味しい夕飯を作ってあげるためです」

「ぎょえ」

販売本部長の森努(小松和重)もミチコにさりげなく言葉をかける。

「仕事に打ちこみなさい・・・そうすれば時は過ぎていく」

「・・・地獄じゃ」

自分から婚約を解消しそれほど不幸でもないミチコを職場の人々は生温かく見守るのだった。

こうして・・・再び・・・喫茶「ひまわり」の居候となったミチコだった。

就寝前に歩と並んで歯磨きタイム。

今や・・・それも・・・ミチコの至福の時なのである。

思わず、うっとりとしてしまうミチコ。

しかし・・・歩は殺気を放つのだった。

「なんで・・・そんなに睨むんですか」

「先にガンつけたのはそっちだろう」」

ガンのくれあいとばしあいは・・・元ヤンの習性だった。

そして・・・焼き魚付き朝ごはんに心ときめくミチコだった。

ホッペにも服にもごはんつぶをこぼし・・・歩に注意されることも喜びなのである。

味噌汁は鍋が空になるまでおかわりするのだった。

心の底からダメな人だった・・・。

そんなミチコの平和を揺さぶる故郷の母・奈津江(山下容莉枝)からの電話。

「え・・・おばあちゃんの法事のこと・・・あ・・・婚約者を連れていくって話・・・あの・・・彼、ちょっと仕事が忙しくて・・・え・・・もう親戚中に話をしちゃったって・・・そんなことを申されましても・・・」

ひまわり従業員一同は事情を察するのだった。

「俺が・・・代役を務めます・・・ミチコさんには本当に感謝してるんで・・・」

テリーは申し出るが・・・。

「金髪はちょっと・・・」

「じゃ・・・私が」とポチ(クロちゃん)・・・。

「いろいろと問題が・・・」

そして・・・ついにスポットライトがあたるタマ(石黒英雄)だった。

痩せても枯れてもエリートヤンキーである。

なんだろう・・・このポジション。

ついに・・・ドラクエCMまでサプリに奪われてしまった国民的アイドル女優みたいに・・・人生の光と影なのか・・・。

「がんばるっす」

「そのっすって言うのはですますでお願いします」

「がんばりますっす」

「なんだろう・・・っすの強化月間なの」

常連客の鯉田(小野武彦)も巻き込んで・・・家族に対応する訓練のコント。

ミチコの家族は・・・祖父、父母、そして妹らしい。

「祖父はマカロンが好物で・・・母は陶芸教室が趣味、お父さんはプロレス好きで・・・」

「だーっ」

「全日の馬場さん贔屓です」

「あ、ぽー」

しかし・・・結局、「不良言葉のす」が改善できないタマ。

「無理っす・・・すって言うなと言われるとますますすっと言いたくなるっす」

土下座してお役御免を願い出るのだった。

終わりか・・・タマの出番終わりか・・・。

ニヤニヤしつつも・・・芸能界栄光と下積み物語の暗闇を垣間見るよね。

なにしろ・・・実際の芸能界は可愛ければ許される社会じゃないからな・・・。

基本的に果てしなき搾取と暗黒の袋叩きシステムだからな。・・・おいっ。

油断は禁物なんだよな・・・おいおいっ。

泣くな、あまちゃん・・・おいおいおいっ。

まあ・・・ほっとくしかないわけだがな。

仕方なく・・・山梨県の片田舎にある実家の寺に・・・一人帰省するミチコだった。

「婚約凱旋おめでとう」の横断幕を用意する柴田家一同。

マカロン好きの祖父・・・智文(不破万作)

プロレス好きの父・・・秀輔(佐戸井けん太)

陶芸好きの母・・・奈津江

油断のならない妹・・・明日香(小島藤子)

申し分のない・・・布陣である。

「あら・・・婚約者の方は・・・」

「それが仕事で・・・」

「えええええ」

落胆する家族たち。

「本当は・・・婚約したなんて・・・嘘なんじゃないの」

明日香は疑いの眼差しをそそぐ・・・。

そこへ・・・逆光で登場する歩・・・。

「遅れてすみません・・・仕事を終えて追いかけたのですが・・・少し、迷ってしまって」

「どうして・・・」

「寺マニアだからだ」

こうして・・・お約束の偽の婚約者展開開始である。

できる男である歩は・・・マカロンを手土産に・・・さりげなく母親の手作りの器を褒め・・・婚約者を装うのだった。

「こんな素晴らしい方がミチコと婚約してくださるとは・・・ウチの娘のどこがお気に召したのかしら・・・」

ストレートに探りを入れる母だった。

もちろん・・・結婚詐欺を疑っているのである。

「娘さんは・・・ミチコさんは・・・明るくて・・・・・・・・・・よく食べて・・・・・・・・・・・・」

「それだけですか」と疑う妹の明日香・・・。

「・・・かわいくて・・・好きなのです」

歩に「好き」と言われて・・・そういう「役の上での話」なのだが・・・絶頂感を感じるミチコだった。

思わず・・・ミチコの足指を握り潰す歩。

「ひでぶ」

ボロを出さないために散歩に出かける二人。

山梨の夜は早い・・・間もなく宵闇が押し寄せミチコは母校に忍びこむ不良生徒を発見する。

「ほっとけ」という歩の制止をふりきり・・・乗り込むミチコ。

不良生徒たちは・・・黒板にペイント・スプレーで悪戯書きをしようとしていた。

「やめなさい・・・」

「うるせえ・・・婆・・・」

その時・・・突然流れるピアノの音・・・。

呪いのベートーヴェン・・・ピアノソナタ 第14番 「月光」・・・。

「あれ・・・聞いたら死ぬって言う夜のピアノでごいす・・・」

「きゃああああああああ」

迷信深い山梨の中学生は逃走するのだった。

音楽室で歩を発見するミチコ。

「ピアノまで・・・なんで・・・なんでもできるんですか」

「兄が好きだった曲だ・・・兄はもっと上手だったよ」

「・・・」

「余計なことに首をつっこんで・・・いざとなったら人に助けを求めるのか」

「でも・・・一人だけ・・・乗り気でなかった子がいたから・・・気になって」

「・・・」

客間に「床」を用意してもてなす母・・・。

二つ並んだ布団に萌えるミチコだった・・・。

「私・・・自分の部屋で・・・」

「嘘がバレるだろうが・・・」

ドキドキするミチコ・・・そこに母親が・・・。

「お先に・・・お風呂をご案内して・・・」

「・・・お寺のお風呂をご堪能ください」

「・・・」

歩が入浴中・・・思わず・・・布団を密着させるミチコである。

お約束で戻ってくる歩だった。

「お母さんが・・・お前も先に風呂を使えとおっしゃってたぞ・・・」

「早かったですね・・・」

ときめきながら・・・入浴をすましたミチコ・・・。

サービスが一方的である。

缶ビールとおつまみをかかえてルンルンである。

しかし・・・すでに・・・歩は爆睡しているのだった。

「主任・・・」

しかし・・・恋する相手の寝顔を見て・・・下半身に着火するミチコだった。

思わず・・・歩の唇を奪うのである。

同時に覚醒する歩。

「・・・」

「・・・」

しかし・・・処女なのでそれ以上の攻撃は不可能なのだった。

そして・・・歩を苦しめる爆寝相の悪さ・・・。

「好きですサーロイン・・・」

寝言もダメな人だった・・・。

翌朝・・・実家の寺で祖母の法要が営まれる。

「お前・・・酔うとキスする癖があるのか」

「忘れてください」

「じゃ・・・ノーカウントだな」

「・・・はい」

しかし・・・一度目のキスも・・・二度目のキスも・・・しっかりカウントしているミチコなのである。

その頃・・・喫茶「ひまわり」を訪ねて事情を知った花屋「クレッセント」の春子(ミムラ)はいつもの定食屋に・・・。

そこへ・・・婚活に失敗した晶もやってくる。

「あら・・・」

「あれ・・・」

「ここ・・・ミチコさんに教わって・・・」

「私も・・・」

「あの子・・・いい子よねえ」

「そうですね・・・」

「今日は・・・どうしたの」

「ちょっと・・・ふられちゃって・・・」

「そうなの・・・一度聞いてみたかったんだけど・・・どうして歩くんと別れちゃったの」

「あんたのせいだ」とは言えない晶・・・。

「やはり・・・あの店のせいでしょうか・・・勝手に始めちゃって・・・」

「一さんがね・・・親の会社を継ぐって決めたのは・・・歩くんに自由に生きてもらいたいって・・・気持ちだったのよね・・・それが・・・めぐりめぐって・・・仇となったのかもしれないわねえ」

「・・・」

「でも・・・今日がダメでも・・・明日があるから・・・お互い・・・頑張るしかないよね」

「ですね」

未亡人と・・・永すぎた春に終止符を打った女は・・・お互いの孤独を持ち寄って温まるのだった。

幻影の「素晴らしい結婚」を求めて・・・滅びに向かう日本の女たちは・・・それほど不幸なわけでもないのだった。

「子育て支援のために保育士の月収を二十万円から三十万円にするべきです」

「しかし・・・財源が確保できません」

「介護士の月収を二十万円から十万円にすればいいのではないですか」

「介護士のなりてがなくなり・・・鉄道会社が破綻します」

「え」

「風が吹かないと桶屋は儲かりません」

「何を言っているのですか」

「たとえです」

「公務員の月収を三十万円から二十万円に引き下げるのはどうですか」

「そんな答弁を役人が書くはずないじゃないですか」

「ですね」

「クリントンとトランプはどうなるのかしら」

「トランプが勝つわね・・・そしてとんでもないことになればいい」

「ですね」

嘘の婚約者でありながら・・・並んで焼香をするミチコと歩・・・。

「このまま・・・本当になればいいのになあ・・・」と祖母に願わずにはいられないミチコだった。

ミチコの祖父であり・・・住職でもある智文は法話を宣・・・。

「故人のいいところは・・・合掌すればいつでも話せるということです・・・」

感銘を受ける歩だった・・・。

用意された「お食事」の席・・・。

「何故・・・脱サラして・・・喫茶店経営を・・・」と娘の婚約者の経営状態を探るミチコの父。

「それは・・・」

ふと言葉につまる歩。

「みんなに寄り添いたいと・・・思っている人なんです・・・可哀想な人を見逃せないんです」

「・・・」

「お客様の心に寄り添う・・・そういう素敵な喫茶店なんです」

歩を弁護するミチコだった。

「いつも門を閉じないお寺と同じようなものですな」と助け舟を出す祖父だった。

やがて・・・座が盛り上がり・・・柴田一族の定番であるヘソ踊りタイムがやってくる。

「さあ・・・どうぞ・・・あなたも・・・」

「そ・・・それだけは」

「まあまあ・・・いいじゃないですか」

次々に裸になる一族の男たち・・・。

覚悟を決めた歩も脱ぎ始める・・・。

「嘘です・・・この人はアルバイト先の喫茶店のマスターです・・・」

「えええええ」

「へそだけは・・・勘弁です・・・イメージ的に裏のおっさんとは違うのです」

擬装婚約・・・終了である。

「親の欲目で・・・息子たちには見えなかったようだが・・・私にはわかっておりました・・・」

「お姉ちゃんに・・・こんな素敵な婚約者がいるわけないものね・・・」

「お恥ずかしいことで・・・」

「娘のこと・・・よろしくお願いします・・・」

一家で見送る柴田家だった。

「すぐに・・・犬や猫を拾ってくるダメな姉ですが・・・よろしくお願いします」

妹は健気に姉の唯一の美点を推奨するのだった。

拾われた犬も・・・歩に縋るのである。

心温まるミチコの一族・・・。

手を振り笑顔で見送る一族を思わず振り返るミチコと歩だった。

無人のバス停で・・・バスを待つ二人。

「早く帰りましょう・・・家に・・・」とミチコ。

「ああ・・・」と応ずる歩。

「そして・・・私と結婚して下さい」

捨て身のミチコである。

だが「断る」歩だった。

いくら、ニヤニヤしてもまだ最終回ではないからである。

関連するキッドのブログ→第7話のレビュー

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コメント

もうなんなんでしょうね、三本分ぐらいの要素を詰め込んだ怒濤の展開!

ワタシ的には『白衣のなみだ』を観てから『電王』観た石黒英雄なんですが、こやつで替え玉を行くと見せかけて(えー、そこで主任じゃないのかよーと思わせて)やっぱり無理っス! ススス!

野波麻帆とミムラの幸せな会話風景…! 有村架純と高畑充希が台所でふたり語りしているところと並んで今期印象的なシーンでございました。

しかもハスっぱな?妹の小島藤子が似合いすぎてる(笑)。

もう「門真さんかわいいよ門真さん」なんて言っている場合じゃなくなってきてしまいました。

投稿: 幻灯機 | 2016年3月 2日 (水) 21時22分

主任のお断りキターー*\(^o^)/*

もう昨夜のダメ恋 最高に楽しかったです
キッドさんのレビューを読んでいるだけでも
めちゃくちゃ にやけてしまいます
私にとってはちょっと気持ちが弱った時に
見直したい 完全に癒しドラマになりました
DVD視聴者プレゼントが告知されたら
本気でハガキ出しちゃいます^ ^

主人公の実家に行くということで
登場したゲストもピタリとハマっていて
なんだか ただのおバカドラマではなく
作り手の能力が高くて よくまとまっている感じですね

深キョンは声も可愛くて ただただ愛らしく
無邪気なミチコにピッタリですね
ミチコが天然な分
包み隠さず喋る明るいキャラなのに
人の気持ちを察して 相手が傷つくことは
自分の胸にしまう晶が本当に好きで
彼女の心の奥底の哀しみが感じられるたびに
ドラマが奥深くなるように思えます

あと二話で2人が結ばれるところまで行くのか
ちょっと気になりますが
ほんわかした ダメ恋ワールド
永遠に続いて欲しいので ミチコの結婚はまだ先でもいいかな(*^^*)

投稿: chiru | 2016年3月 2日 (水) 21時48分

✪マジックランタン✪~幻灯機様、いらっしゃいませ~✪マジックランタン✪

「エリートヤンキー三郎」といえば浅井春菜(倉科カナ)が(19)の初々しさでございます。

最初で最後の当たり役になってしまうのか石黒英雄~。
まあ・・・結構コンスタントに出ていますけどね。

いきなり「アホ」の役で当たると後がこわい例ですな。

あまちゃんも・・・心配っす。

野波麻帆とミムラのせつないシーンもよかったですな。
「モテキ」と「ビギナー」の交差点でしたな。

小島藤子は今年度初・・・土俵際なのか。
がんばれ・・・ふーちゃん。

門真さんの彼氏いる宣言で眼鏡っ子ファン脱力か!

投稿: キッド | 2016年3月 3日 (木) 01時04分

シンザンモノ↘シッソウニン↗・・・chiru様、いらっしゃいませ・・・大ファン

渾身のプロポーズをきっぱり断る主任・・・。
一同総ニヤニヤでしたな~。

久しぶりに悪魔としての変身が解けて猫になってしまうドラマですにゃ。

婚約解消から始まりプロポーズ玉砕で終わる。
実にダイナミックな展開で・・・
脚本家がなかなかのテクニシャンであることが
よくわかる構成でございました。

待ちに待ったタマの出番も
無理なく出来上がっていて
納得のフリオチ・・・。

あらゆるものにツッコミを入れている
ミチコの心の声ですが・・・
自分の人生だけは思い通りにいかないという
皮肉も効いておりますな。

大好きな家族に見送られて
自分の中では最高潮のプロポーズだったのに・・・。

一方で努力したのに報いられない晶も・・・
ひょっとしたら独り相撲だったのかもしれない。
春子を意識しすぎて自分を見失ったとも言えますな。
しかし・・・春子はたしかに強敵・・・。
底抜けの人の良さで晶の善意を凌駕していきます。

二人から見れば・・・ミチコは
まだまだ中学生くらいの精神状態ですよねえ。

「恋」に関しては・・・。

いよいよ・・・冬ドラマも終盤戦。
それぞれの「春」がゆっくりと近づいておりますねえ・・・

投稿: キッド | 2016年3月 3日 (木) 01時22分

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