夕陽は一番星に追われて消えるけれど(亀梨和也)山猫たちの旅は続く(広瀬すず)
素晴らしいものが何かを決めることは生きている証のひとつである。
日曜日の昼下がりに近所のラーメン屋で一杯のラーメンを食べることは素晴らしい・・・かもしれない。
人間たちは・・・いろいろな意味で・・・素晴らしいものを決めるゲームに夢中になっているということもできる。
時々・・・そういうものは交差していく。
たとえば・・・第39回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品となった映画「海街diary」は素晴らしい・・・かもしれない。
そこには今季のドラマを彩る女優のうち・・・「怪盗山猫」の千葉すず、「真田丸」の長澤まさみ、「わたしを離さないで」の綾瀬はるかが登場している。もちろん・・・夏帆が欠けているが・・・それはたまたまだろう。
はるか、まさみ、夏帆の三姉妹は・・・見事なふくらみを持つ女優の集合体である。
しかし・・・今回、チャイナドレス姿を披露したすずもまた・・・なかなかなのであった。
四人が一同に会する映画は・・・特に一部の人間にとって素晴らしい・・・かもしれない。
キッドもまた・・・それを素晴らしいと思うが・・・スレンダータイプも・・・素晴らしいと思う。
何かを素晴らしいと思うこと・・・それがコアである・・・かもしれない。
ゲームの世界では・・・複雑さは・・・かもしれないと付け加えることを求めるのだ。
ちなみに「いつ恋」の有村架純は新人俳優賞と優秀主演女優賞を獲得している。
第39回日本アカデミー賞とは無縁だっが・・・「ちかえもん」の早見あかり、「ダメ恋」の深田恭子、「スミカスミレ」の桐谷美玲が素晴らしいのも・・・間違いない・・・かもしれない。
それは同じ「コア」から・・・生まれ出るものだからである。
で、『怪盗 山猫・第8回』(日本テレビ20160305PM9~)原作・神永学、脚本・武藤将吾、演出・西村了を見た。ゲームに満ちた世界では・・・「コア」は「妥協」の産物である。「日本国政府」と「沖縄県民の代表である県知事」は「訴訟合戦」より「一時的な休戦」で「合意」に達する。「決定的な決裂」は「内戦勃発」の可能性さえ含んでおり・・・「利得分配」に適さないという判断を双方が持っていたということになる。つまり・・・「コア」とは「交渉の余地」なのだ。怪盗探偵・山猫(亀梨和也)は「あなたのコアは何か?」と問いかけ続ける。相手のコアを知ることにより・・・交渉の余地を見出そうとする。山猫は躊躇なく盗むが・・・大切なものを奪うことには逡巡する。その微妙な差異を理解する人は多くないにしても・・・。
このドラマは「正義」についてのゲーム理論の展開という側面を持っているのである。
大人は子供に「正しく生きる大切さ」を教えるものだ。
しかし・・・「正しさとは何か?」を常に問い続けることも教えなければならない。
子供たちは時々・・・その曖昧な教えに・・・大いに戸惑うべきなのである。
それが・・・人生というものなのだ。
それを忘れれば・・・最悪の結末が待っている・・・かもしれない。
山猫は悪徳警官の関本修吾警部(佐々木蔵之介)と「山猫ウルトラクイズ」で対決する。
山猫は懐かしいゲームで楽しむが・・・悪徳警官もそれなりに楽しむ。
出題者は路地裏のカフェ「STRAY CATS 2号店」のマダム・宝生里佳子(大塚寧々)・・・。
判定者は魔王こと高杉真央(広瀬すず)・・・。
観客として雑誌記者の勝村英男(成宮寛貴)はイベントのくだらなさを揶揄する。
「山猫が侠武会から盗んだ金額は?」
「一億二千百万円」
「赤松杏里の本名は?」
「セシリア・ウォン」
「都知事が黒幕だったテロリスト集団は?」
「ウロボロス」
次々と正解を重ねる山猫・・・。
不正解の悪徳警官は・・・今は亡き細田(塚地武雅)の開発した電撃グッズで痺れる。
お仕置きをするのは魔王で・・・愉悦を感じる「悪い顔」に勝村は震えるのだった。
結局・・・その遊びは「目の前で都知事の自殺を許し・・・謹慎処分となった悪徳警官を叱咤激励する意味」を含んでいる。
敗者となった悪徳警官は・・・謹慎終了に伴う出勤を強制されるのだった。
「ずる休みはだめよ」なのである。
「北浦警察に隕石が落ちればいいのに」
「小学生か」
「いってらっしゃい」
「いってきます」
こうして・・・チーム山猫に日常が戻って来た。
しかし・・・それは・・・最終対決に至るゲームの始りだった。
巨大な資本力で・・・国家を支配する結城天明と・・・山猫の決戦は近付いていた。
細田の実家の工場跡地の地下で・・・電子的虚像のユウキテンメイと対峙した山猫。
「オマエニハ失望シタ・・・」
「・・・」
「関本ノ調教ガ甘カッタ」
「・・・」
「オマエニハ・・・ナニモカエラレナイ」
ユウキテンメイは・・・悪徳警官の名をあげて・・・消える。
邪悪なマスクをかぶったユウキテンメイの正体は不明である。
出勤した悪徳警官に冷たい視線を送る北浦警察署の刑事たち。
悪徳警官が予想した通り・・・霧島さくら刑事(菜々緒)は眼鏡を冷たく光らせ・・・狂犬刑事である犬井克明(池内博之)は土佐犬のように睨む。
あくまで・・・悪徳警官の主観である。
終業時刻に悪徳警官の携帯端末に着信があり・・・顔色を変えたラクダは・・・定時で署を出る。
「都知事の自殺に不審な点はなかったんですか」とさくら・・・。
「特にはな・・・秘書がグラビアアイドルである一点を除いては・・・」
「この女・・・売春組織の一員だった門松殺害現場にいました」
「何・・・」
「山根さんと一緒でした・・・」
謎の女(中村静香)の写真を見つめる二人の刑事・・・。
山根とは・・・怪盗山猫の仮名である。
謎の女の格闘技術に圧倒された記憶を反芻してさくらは唇を噛みしめる。
悪徳警官は・・・ユウキテンメイの邸宅を訪問していた。
「藤堂ヲ失脚サセタ罪ハ重イゾ・・・」
「申し訳ございません」
「山猫ハモハヤ不用ダ・・・」
「・・・」
「オ前ガ殺セ・・・サモナクバ・・・かめれおんニ命ズル・・・」
悪徳警官は・・・藤堂都知事と同様に・・・結城天明に支配されていた。
悪徳警官はそれを山猫に隠していたのである。
お約束のビルの屋上に山猫を呼びだす悪徳警官・・・。
「すまないが・・・死んでくれ」
悪徳警官は拳銃の引き金を引く。
しかし・・・不発だった。
「やけ酒飲んで眠っている間に・・・不発弾にチェンジしておいた・・・」
「なんでだ・・・」
「お前には盗聴器を仕掛けている・・・お前がユウキテンメイに会ったことも知っている」
山猫は悪徳警官の首に絞め技を決める。
「やめろ・・・殺す気か」
「お前が先じゃないか・・・」
悪徳警官は・・・家族写真を見せた。
「すまない・・・離婚した妻と子供を・・・人質にとられている」
「家族の命と引き換えに俺の命を奪うのか・・・それがお前の覚悟か・・・」
「しょうがないじゃないか・・・山猫よりわが子だ・・・それが人情ってもんだろう」
「開きなおるのかよ」
「・・・」
「どうするつもりだ・・・」
「こうなったら・・・結城天明をつぶすしかないな・・・」
「最初から・・・そうしろよ」
「俺だって・・・そうしたかったよ」
「つまり・・・結城天明を殺すより・・・俺を殺す方が簡単だと考えたんだよな」
「ま・・・いいじゃないか・・・終わったことだ」
都内の明るい喫茶店。
謎の女は狂犬の呼び出しに応ずる。
「さくらさんはお元気?」
「お前と会ったら殺しそうだと言っていた」
「あらあら・・・」
「お前・・・一体何者だ」
「それより・・・もっといいことを教えてあげるわ・・・」
「質問に答えろ」
「あなたは・・・飼い犬だけれど・・・飼い主は国民だと思っているでしょう」
「・・・」
「しかし・・・本当はそうではないとしたら・・・」
さくら刑事は狂犬から話を聞いた。
「つまり・・・警察は・・・そのユウキテンメイとかいう男に影から支配されていると・・・自殺した都知事も・・・セクハラ上司も・・・みんなユウキテンメイの飼い犬だって言うのですか・・・どんな・・・ここだけの話なんですか」
「信じるかどうかは・・・あなた次第・・・じゃなくて・・・とにかく・・・本庁の公安に行って・・・ユウキテンメイが実在するかどうか・・・聞きだす」
「その男・・・確かに政界の黒幕として君臨していたという噂があったけど・・・十年ほど前に死んだという話です」
「なんだと・・・」
「いいですか・・・その男・・・大東亜戦争のドサクサに紛れて・・・大日本帝国の巨大な軍資金を着服したという人物なんですよ・・・終戦から七十年たっているんです・・・そういう立場にいたとしたら・・・百歳を軽く越えてますよ」
「百歳を越えてる老人なんて・・・いくらでもいるだろう・・・それにしても・・・お前、詳しいな」
「陰謀論マニアです・・・」
二人は・・・公安で・・・悪徳警官の姿を目撃する。
「どうして・・・セクハラ上司がここに・・・」
「陰謀の匂いがするな・・・」
狂犬は公安の人間に噛みついた。
路地裏のカフェ「STRAY CATS 2号店」・・・。
「これからは・・・ユウキテンメイとの命がけの勝負になる・・・」
「奴を潰すには資金源を断つしかない」
「だから・・・ここからは俺と関本のおっさんで・・・」と山猫。
「今さら・・・おりられないよ」と魔王。
「細田さんの仇を討たなきゃならないし・・・」
マダムも勝村も不退転の覚悟だった。
「公安から得た情報では・・・結城天明に関する情報は・・・秘密の資料館である・・・警察歴史館に保存されているそうだ・・・しかし・・・現場の関係者によればそんな情報はないという」
「警察図書館には・・・秘密の資料室があるわ」
「なに・・・」
「ハッカーにとっては常識だけど・・・電子化されていない資料だから・・・内容はわからない」
「怪盗探偵の出番ということだ・・・なあ・・・相棒」
「え・・・俺・・・」
勝村は茫然とした。
そして・・・二匹の山猫は警察歴史館に侵入した。
魔王はあらゆる回路を通じ閉鎖された電脳空間にさえ侵入可能なスーパー・ハッカーである。
素晴らしいインターネットの世界に接続されていないシステムをハッキング対象へと引きずりこむことができるスーパー・ナチュラルな能力を持っているのである。
警察歴史館のセキュリティー・システムは瞬時に書きかえられ・・・疑似情報を信じ込む。
山猫は秘密の部屋に通じる通路に侵入し、囮山猫・カツムラによって麻酔ダーツ、粘着床などの障壁を労せず突破するのだった。
「助けてください・・・」
「靴脱げよ」
「・・・あ」
しかし、山猫侵入を予測した狂犬が通路に到着する。
催眠スプレーで対応する山猫。
秘密の部屋の捜索を開始する二匹の山猫。
カツムラは・・・「㊙結城天明資料ファイル」を発見する。
「まるで・・・罠のようなわかりやすさだな・・・」
「ここまで侵入するものの存在を・・・想定していなかったんじゃ・・・」
「にゃ~るほど」
だが、覚醒した狂犬は囮山猫を人質にとり・・・山猫の確保に成功する。
「ついに・・・山猫をつかまえたワン」
仮面を取ろうとした狂犬は「ビビビ」と痺れるのだった。
「痛・・・」
「電撃マスクにゃ」
そこへ・・・悪徳警官とさくらが到着する。
「先輩・・・」
「・・・」
見つめ合う素顔の勝村とさくら刑事・・・。
護送用のパトカーは二台・・・。
さくらは勝村に告げる。
「いつか・・・こんな日が来るのではないかと・・・惧れていました」
「君とは・・・長い付き合いだからね・・・」
一方・・・悪徳警官と狂犬と山猫。
「お前は・・・何を狙っているんだワン」
「それは・・・これから・・・教えてやるニャン」
悪徳警官からパスされた手錠の鍵で手錠を解錠し・・・油断した狂犬を密着格闘技術で昏倒させる山猫。
「勝村を解放しろ」
奪った拳銃で悪徳警官を人質にとり・・・勝村を奪還する山猫。
「いいか・・・勝村はあくまで・・・人質だ」
「・・・」
山猫カーが到着し・・・山猫と人質の勝村を回収するのだった。
「山猫が・・・人質をとって逃走中・・・緊急手配願います」
だが・・・山猫カーは街の中で煙のように消えてしまうのだった。
ソファがマーサージチェアに換装された路地裏のカフェ「STRAY CATS 3号店」・・・。
「複雑だわ・・・」
「難しいの・・・」
「いいえ・・・ファイルは中学生でも解ける暗号化しかしてないけど・・・これで・・・チーム山猫の仕事も終わりかと思うと・・・」
淋しさを感じる魔王にマダムは厳しい顔を見せる。
「あなたは・・・表の世界に戻らないとダメよ・・・」
「・・・」
「でも・・・お店でアルバイトするくらいなら・・・いいわよ」
「え」
「路地裏のカフェSTRAY CATSは不滅だから・・・」
魔王の顔に喜びが満ちる。
山猫は問う。
「あらためて聞こう・・・お前のコアとはなんだ」
「生きる余地をさがすことよ・・・そして大切なものを守り、共に生きていく可能性をいつも探し続けること」
「ゲーム的だが・・・正解だ」
山猫は魔王の頭を撫で・・・わしゃわしゃにした。
「やめて」
「どうだ」
「やめろってんだろうがっ」
「にゃあ」
山猫は叱責された。
「解けたわ・・・大量の丸福金貨は細田工場の地下から・・・結城天明の屋敷に公安が移送している。結城天明の屋敷は・・・国有地よ・・・しかも・・・所轄官庁は不明・・・実質・・・警視庁公安部の秘密事項ね・・・」
「つまり・・・警視庁公安部はまるこど・・・ユウキテンメイの所有物なのか・・・」
「結城天明屋敷の地下に・・・巨大な金庫がある」
「それを持ち出すには・・・」
「さあ・・・どういう形で富が所有されているか・・・わからないから」
「それを確かめなければならないな・・・」
決戦を前に・・・さくらに呼び出される勝村・・・。
例によって窓の外には・・・ラブホテルがそびえ立つ・・・。
巨大な「HOTELプロポーズ」の看板が輝いていた。
「先輩・・・お誕生日おめでとうございます」
「毎年・・・ありがとう・・・重いね」
中身は・・・「結婚情報誌」だった。
「・・・」
「中身も重いね」
「先輩はあくまで・・・人質なんですよね」
「・・・」
「どうして・・・泥棒なんかとつきあうんですか」
「法律の枠内で悪事を為すものと・・・法律に触れながら悪事を暴くもの・・・どちらが正義なんだろうか」
「私にとって・・・法律を順守することが正義です・・・日本は法治国家ですから」
「右京さんは・・・そういうけれどね」
「え」
「ダークカイトは・・・厨二病だったから・・・」
「・・・なんの話ですか」
「いや・・・カラVS右京さんだと・・・噛みあわないだろうなと思って」
勝村の携帯端末に着信がある。
「・・・女ですか」
「いや・・・編集長からだ・・・え・・・山猫の連載記事は終了ですか・・・いえ・・・結構愛着があったものですから・・・わかりました」
勝村は・・・さくらを残し・・・仕事に着手した。
カメレオンの正体は・・・雑誌記者でほぼ確定し・・・。
ユウキテンメイの正体として・・・。
雑誌の編集長・水上(村杉蝉之介)が浮上するのだった。
・・・お前かっ。「あまちゃん」ワールドよりの使者か。
本当は百歳なのかっ。
カメレオンはともかくとしてテンメイが編集長なら・・・それは意外なのかもしれない。
もちろん・・・電話の相手が本当に編集長だとは限らないわけだが。
さて・・・マジシャンのアシスタントの衣装は・・・。
① バニーガール
② チャイナドレス
③なんとなくミニスカート
どちらにしろ・・・足元が問題なのだが・・・勝村の疑似誕生会の余興でマダムのマジックのアシスタントを務める魔王はゆるふわ緊縛でバスト強調、スリット控えめのサービスだった。
アシスタントが脚線美を強調するのは観客の視線を誘導するための擬装の一種である。
二匹の山猫は「青春アミーゴ」的に友情を深める・・・。
山猫の音程が外れている熱唱・・・。
夢の中にだけある理想郷へ続く道を捜して・・・旅する若者たちのバラード・・・。
囮山猫は悪徳警官かせ痺れるブーツを贈られる。
そのうっとりするような履き心地・・・。
そして・・・最後の晩餐は終了する。
結城天明の屋敷・・・地下金庫の扉に難なくたどり着く・・・二匹の山猫・・・。
しかし・・・すでに警察は動き始めていた。
急を知らせようとする悪徳警官を狂犬が制する。
「あんたの手錠の鍵をどうして・・・山猫が持っていたのか・・・説明してもらおうか」
「盗んだんじゃないのか・・・泥棒だから」
「ワン・・・」
「ニャア・・・」
しかし・・・金庫の鍵は開かなかった。
「魔王・・・どうした」
電子の要塞で魔王は驚愕する。
「システムに・・・罠が仕掛けられていたの・・・私のシステムは・・・のっとられた・・・スーパーナチュラルな人工知能に・・・」
「なんとかしろ・・・」
「どうにもならないよ・・・」
勝村は・・・カメレオンに変身した。
「なんだって・・・」
「魔王はうっかり・・・システムに悪いクスリを飲ませてしまった・・・君が僕を信用したようにね・・・」
「・・・なんだ・・・お前は俺と一緒で楽しくなかったのか」
「楽しかったよ・・・しかし・・・君はコアの本質を見誤ったのだ」
「・・・」
「人には譲れない一線がある。人と人とは許容範囲を探り合う・・・その合意のひとつがコアだ・・・そして・・・コアがなければ殺し合う・・・それがゲームのセオリーなんだよ」
「心のコアと心のコアが通い合うなんて・・・幻なのかい?」
「変わらない忠誠・・・それもまたコアなんだよ・・・」
カメレオンは山猫を撃つ。
「細田には四発プレゼントした・・・君には五発あげるよ」
腹に銃弾を食らい、血しぶきをあげて悶絶する黒猫・・・。
もちろん・・・それは・・・細田の遺品・・・血糊の噴き出す防弾ベスト着用なのは明らかなのだが・・・。
山猫の心は・・・友情の終焉に軋むのだった・・・。
落日の果ての夜の世界では信じるものは裏切られるのが宿命なのである。
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