ドクターカー(剛力彩芽)命なんて金で買えるだろう(中村俊介)
ドクターヘリは買えなかったので・・・ドクターカーにしたんだよな。
そうなんじゃないかな・・・。
絶望だ。絶望だ。絶望だ。
まあ・・・天使テンメイ様に教えてもらうまで気がつかなかった十周年である。
これほどひどいドラマのレビューが・・・二日目に来ても・・・それが宿命というものなんじゃないか。
それにしても・・・なんじゃこりゃ・・・というしかないレベルだよな。
この枠としても・・・最悪の部類なんじゃないか・・・。
まあ・・・ファンタジーと考えれば・・・これはこれで・・・。
そうとでも考えないと脚本家も演出家も頭おかしいとしか思えないからな・・・。
で、『ドクターカー・第1回』(日本テレビ201604071159~)脚本・深沢正樹、演出・橋本一を見た。ドクターカーとは医師を同乗させた緊急医療の特殊車両である。恐ろしいことだが実際に運用されているのだった。救急車との違いは・・・医師が同乗しているかどうか・・・だけである。もちろん・・・救命のためには治療の開始が早いほどいい場合があり、災害現場などに医師が直接臨場することは望ましいとも言える。しかし・・・「手遅れでした」と言いづらいんじゃないかな。そんなにしてまで助けなくてもいいんじゃないかな・・・とキッドはふと思うのである。
とにかく・・・都会では渋滞してたら・・・地下鉄の方が早いぞ。
朝城総合病院では・・・理事長の朝城涼子(かたせ梨乃)が亡き夫の「患者の元へ医師が行くのが一番」という往診精神に基づき、損得を度外視してスーパー・ドクターカーを導入し、ドクターカー・チームを結成したのである。
メンバーはドクターカー責任者で涼子の一人息子の勇介(中村俊介)、天才麻酔科医の草野弥生(久保田磨希)、ベテラン看護師の岡村(伊東孝明)、元救急隊員の専属ドライバー・権藤隼人(遠藤雄弥)・・・そして新人ドクターの天童一花(剛力彩芽)なのである。
つまり・・・セットは一つなので・・・ドクターカー・チームは24時間連続勤務で年中無休なのだ。
アホだな・・・。
バックアップチームとして・・・ドクターカーのオペレーションルームがあり・・・看護師の永峰(内藤理沙)がオペレーターとして配置されている。完全な人材の浪費である。
ドクターカーに搭載された実況システムで・・・病院の専門医たちからのアドバイスを受けることも可能である。
外科医の安住紗那(笛木優子)は暇らしく・・・いつもオペレーションルームで実況を視聴しているのだった。
バカだな・・・。
まあ・・・そういう意味でかなり・・・無理があるシステムなので・・・反対者も多い。
朝城総合病院院長の田所(木下ほうか)は病院を経営する身としてできればシステムそのものを廃止したいのだった。
救急車があれば充分だからである。
そして・・・どうやら・・・両親と明らかに確執のある勇介も「本音は・・・ドクターカーなんて一日でも早くぶっつぶしてやりたいと思っている」のだった。
つまり・・・ドクターカーを運用する医師は・・・新人ドクターの一花だけなのである。
そうなると・・・もう・・・一花は超常現象的なスーパードクターであるしかないのである。
そんな剛力彩芽(23)の演じる一花には6~7歳くらいの一人息子・一太郎(横山歩)がいる。
父親は・・・一花が医学生だった頃に交際していた年上の医学生で・・・一花が妊娠を告げる前に消息不明となったらしい。
一花はシングルマザーとして出産し、六年生の医学部を卒業し、二年の臨床研修を終えて現場に立ったとしても・・・まあ・・・いいかとしか言えません。
一太郎の養育問題を解決するために明朗活発な一花の母親の美奈子(東ちづる)が同居中なのだった。
そして・・・消息不明となった謎の医学生はドラマに深く関わってくる気配である。
もう・・・なんじゃそりゃあ・・・なんじゃそりゃあ・・・なんじゃそりゃあ・・・で日が暮れるのだった。
ついでに・・・勇介の父親も同じくらいの比重で謎の人物あつかいである。
まあ・・・本当にどうでもいいよね。
赴任一日目で大事故が発生。
現場で立ちすくむ一花を突き飛ばす勇介。
「邪魔だ・・・とにかく・・・一人を病院に搬送するぞ」
「それじゃ・・・ドクターカーの意味が・・・」
「救急車で充分だ」
「・・・」
意気消沈した一花は・・・一太郎に愚痴をこぼす。
「もう・・・ダメみたい」
「僕は保育園で相撲をとるよ・・・僕は負けないよ」
「わかった・・・お母さんも頑張る」
相撲の稽古からの母子抱擁・・・。
翌日、ドクターカー・サンダーバード2号の整備を終えた一花は見事に現場で緊急手術を行い患者の命を救うのである。
一体・・・お茶の間は・・・これから何を見せられようとしているのか。
想像するだけで震えが止まりません。
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