サラブレッドとライオン(竹野内豊)捕食するわよ(松雪泰子)オリーブオイルで(上野なつひ)
次々と最終回となっていくな。
(月)「ラヴソング」は*9.3%でフィニッシュ。平均視聴率は*8.4%であれたが・・・最期が↗なので希望がある。
(火)「重版出来」は*8.9%でフイッシュ。平均視聴率は*8.0%でこれも↗である。
(水)「世界一難しい恋」は堂々の16.0%フイニッシュ。平均視聴率も12.8%で*のない世界だ。
(木)「グッドパートナー」はここまで・・・12.9%↘*9.9%↗10.5%↗11.1%↘*9.1%↗*9.3%↗11.7%↘11.5%と来ているのでなんとかフタケタを確保しそうな感じである。
視聴率の上では十年に一度の傑作も・・・可もなく不可もない作品もあまり変わらないのが世界というものだな。
春ドラマも残りは「お迎えデス。」と「ゆとりですがなにか」となった。
「ゆとり」は変則レビューなので(月)には最終回となるわけである。
ああ・・・今年も夏が来る・・・しかも五輪の夏である。
揺れ続ける列島は・・・なにやら恐ろしい気配に満ちているけどな。
次は誰が叩かれるのか・・・私やあなたではないことを祈りたい・・・。
で、『グッドパートナー 無敵の弁護士・最終回(全9話)』(テレビ朝日20160616PM9~)脚本・福田靖、演出・本橋圭太を見た。十年に一度の傑作の後だと些少、見劣りするがこれはこれで澱みなく展開し・・・まずまずのフィニッシュを迎えている。結末が予想通りすぎて・・・まさに「予定調和」の趣きだが・・・安心して見られるドラマだってあってもいいわけである。愛を誓った夫婦が別離するのは・・・それなりに理由があることは間違いない。しかし・・・一時の気の迷いの可能性だってある。考え直すならお早めに・・・という話でした。
ヴィーナス法律事務所の代表弁護士・美山亜希子(峯村リエ)からヘッド・ハンティングを受ける夏目弁護士(松雪泰子)・・・返事を保留している過程で・・・新たなる案件が持ち込まれる。
神宮寺法律事務所が顧問を務めるレストランチェーン「ナギダイニング」の社長夫人・名木裕子(戸田菜穂)が・・・夫の名木登志夫(橋本さとし)と離婚し、フラワーアレンジメントの会社「花凜」を起業したいと相談に訪れたのである。
名木夫妻には子供はなかったが・・・咲坂健人(竹野内 豊)と夏目は家族ぐるみでのつきあいがあった仲だった。
名木夫妻の結婚は2008年の六月・・・八年目の離婚沙汰なのだった。
「なぜ・・・」
「主人は私を従業員としか思ってないし・・・私が新会社を設立することに反対なの・・・だから、私は離婚して独立することを決意したの・・・こちらで・・・新会社の法律顧問をお願いしようと思って・・・」
「ご主人は離婚に同意されたのですか・・・」
「いいえ・・・」
「そうなると・・・ナギダイニングの法律顧問を務める私たちは弁護士倫理的に・・・敵対する可能性のある裕子さんの・・・代理人を務めることは困難なのです」
「・・・」
困惑する裕子の顔を見て・・・決断する夏目だった。
「突然ですが・・・こちらを辞めようと思います」
夏目の言葉に驚く神宮寺所長(國村隼)・・・。
「理由を聞かせてもらおうか・・・」
「裕子さんの弁護を引き受けたいのが直接の動機ですが・・・咲坂先生と距離を置いてみようと思う気持ちもあります」
「それでは・・・引きとめられませんね・・・」
咲坂と夏目を離婚前から知る神宮寺にはなにやら思うところがあるようだった。
夏目の胸の内を察しているようである。
夏目が去ることに驚く・・・所員一同・・・。
「離婚した時は・・・辞めなかったのに・・・」と咲坂。
「あの時は・・・私の方が出て行ったら・・・負けだと思っていたから」と夏目。
「・・・」
夏目のアソシエイト(助手)だった赤星弁護士(山崎育三郎)は動揺する。
「僕は・・・どうなるのでしょう・・・」
しかし・・・神宮寺は微笑む。
「君は昇格するんだ・・・今日からパートナー弁護士だ」
「え」
たちまち・・・ウザキャラブームの火付け役として・・・調子に乗るレッドである。
「今日から僕のことは・・・赤星先生と呼んでくれたまえ」
「さっきまで泣いていたのに・・・」と呆れるパラリーガルの茂木さとみ(岡本あずさ)・・・。
「君が弁護士なら・・・アソシエイトをお願いできるのに・・・残念だ」
「人生いろいろあるけれど・・・されど進むが人の道・・・命の重みを感じなさい」
「銭形命かっ」
「勇者ヨシヒコと導かれし七人のヒサ役があるのかドキドキよ」
まあ・・・このドラマの見どころはキッドにとっては岡本あずさ一点だからな。
そろそろ・・・ヒロインぐらいあってもいいよねえ。
波瑠より一つ年下なんだし・・・そこかよっ。
とにかく・・・こうして・・・名木夫妻の離婚問題に関して・・・咲坂は夫側、夏目は妻側に分かれ・・・ついに雌雄を決することになる二人なのだった。
その頃・・・懲りない猫田弁護士(杉本哲太)は素晴らしいインターネットの世界で新たなるお見合い相手として水田まり(上野なつひ)と出会っていた・・・。
どこからか・・・エコエコアザラクの呪文が聞こえてくるのだった。
なにしろ・・・水溜り・・・なのだ。
連続詐偽事件でもいいくらいのキャスティングだな・・・。
何故か、最近注目のウザキャラを二枚揃えたり・・・ベタな三枚目を何重にも準備したり・・・手ゴマを揃え過ぎた上で・・・あたりさわりのない筋運び・・・。つまり・・・いきなり水田まりさんが魔女だったり、吸血鬼だったりしてもなんの問題もないお膳立てなのである。
ものすごく奇妙な物語なんだな。
「法的に問題はないが不適切」という意味不明の恐ろしい呪文が蔓延し・・・本当はどこにもない「絆」を誰かが引きちぎっているようだな。
神宮寺法律事務所のどこかレトロな佇まいとは一線を分かつ・・・無機的で巨大なビルに内蔵されるヴィーナス法律事務所である。
敵地に乗り込む咲坂弁護士とそのアソシエイトである熱海弁護士(賀来賢人)・・・。
何故か・・・トップの美山亜希子が出迎えるのだった。
美山は咲坂と夏目が元夫婦であることを知っており・・・ある種の警戒感を持っているのだろう。
男女同権主義者と・・・女尊男卑主義者の問題の装置だが・・・これは発動させないらしい。
熱海より優秀そうなアソシエイト高木黎弁護士(小池由)が登場する。
しかし・・・熱海と同じように高木もゆとり世代であり・・・野獣のような夏目に翻弄される気配をのぞかせる。
熱海・・・咲坂・・・VS・・・夏目・・・高木
・・・というようなシンメトリーな構図にある程度固執しているのだろうな。
「みんな仲良く」が浸透した熱海の精神を脅かす・・・咲坂と夏目の殺気の応酬・・・という脚本の狙いが・・・お茶の間にはあまり伝わっていないわけだが・・・長期シリーズを狙った展開なら・・・そういう一方通行を狙った主張というのは許容範囲なんだな。
じわじわ浸透すればいいわけだからな。
主人公とヒロインの視点で考えるとここまでは「離婚した夫婦が職場の同僚」という奇妙な構図から・・・「離婚した夫婦がライバル」という落ちついた構図への転換が示されたわけである。
最初から後者で始らなかったということは・・・次のひねりがオチということになる。
「離婚した夫婦がライバル」の方がダブル主役方式としては正解なのに・・・あえて・・・「離婚した夫婦が職場の同僚」からスタートした意図が明白となるわけである。
「裕子さんは・・・離婚を望んでいます」
「その前に・・・裕子さんは独立の際に取締役を務めるナギダイニングから二名の従業員を引きぬいています」
咲坂は熱海を促す。
「これは会社法第355条違反となります。取締役は、法令及び定款並びに株主総会の決議を遵守し、株式会社のため忠実にその職務を行わなければならない・・・のに会社からあえて従業員を離反させたわけですから」
「なによ・・・それ」と夏目。
「次に・・・裕子さんはナギダイニングから顧客名簿をコピーして持ち出した疑いがあります」
咲坂は熱海を促す。
「これは不正競争防止法の第二条第一項第四号の窃取、詐欺、強迫その他の不正の手段により営業秘密を取得する行為又は不正取得行為により取得した営業秘密を使用し、若しくは開示する行為に抵触します」
「そんな・・・言いがかりじゃないの」と夏目。
「以上の二点において・・・損害賠償訴訟を起こす準備があります」
「まず・・・離婚の問題を片づけましょうよ」
「さらにいえば・・・裕子さんの新会社は設立資金について疑わしいところがあります・・・もしも・・・ナギダイニングの資金からの無断流用ということになれば・・・刑事告訴も考えられる・・・離婚どころではないでしょう」
「刑事告訴・・・」と思わず動揺する高木・・・。
「こちらからは・・・慰謝料など二億円を請求します」とふっかける夏目だった。
第一回代理人交渉終了である。
「問題点を持ちかえって検討ということになりますが・・・問題点をすりかえるのはほどほどになさってくださいね」
「なに・・・」
会議室からエレベーターに向かう通路で上司が・・・元夫にモードを切り替えるのを無駄に機敏な感覚でキャッチする熱海である。
あわてて・・・エレベーターのスイッチを無駄に連打するのだった。
「なによ」
「そっちこそ・・・いいがかりってなんだよ・・・弁護士の使う言葉かね」
「咲坂先生・・・ここは敵陣ですから」
「あなたの口癖でしょう・・・言いがかりはよせよお」
「俺はそんなこと言った覚えはないぞ・・・ママ」
「ケンカをふっかけたのはそっちでしょう・・・パパ」
エレベーターが到着し・・・興奮した上官を敵地から引きずり出す新兵だった。
「なんだとおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・」
下階に去り行く咲坂を冷たく見下ろす夏目・・・。
事情を知らないらしい高木は・・・唖然とする。
「パパって・・・?」
クライアントの裕子と打合せをする夏目は・・・裕子の周辺に出没する男の存在が気になるのだった。
「今の方は・・・どなた・・・」
「私のマネージメントをしてくだっている高部さんです」
「彼と何か・・・契約しましたか・・・」
夏目は咲坂の指摘した開業資金の出資者が気になっていた。
離婚訴訟では・・・クライアントに不倫の疑惑があることは避けたいところである。
夏目の直感が・・・お茶の間レベルで・・・高部プロダクション社長(羽場裕一)から漂う「犯罪者の香り」を嗅ぎ取っていたのである。
一方・・・咲坂はクライアントの名木登志夫から漂う犯人臭には無頓着だった。
妻の不在を酒に溺れることで回避する夫には同情を禁じ得ないのである。
登志夫は法的にはあまり有効とは言えない「結婚契約書」を見せる。
結婚式のプランの一種だった・・・「二人の誓い」である。
「夫は妻を助け・・・妻は夫を助けること」
「食事の好みはお互いに歩みよること」
「夫婦喧嘩は一時間まで」
他愛もない熱愛中の二人の戯言に・・・哀愁を感じる咲坂だった。
家に帰れば娘のみずき(松風理咲)の家庭教師・島谷涼子(宮﨑香蓮)と家政婦のグエン(上地春奈)から責立てられる咲坂・・・。
夏目の事務所替えを知らされて気に病んだみずきがテストで〇点をとってしまったのだという。
一種のストライキである。
「馬鹿だな・・・ママはみずきから離れたりしないよ・・・わかるだろう」と慰めるみずき。
「離れて行くよ・・・パパから離れて行っちゃう・・・」と問題点を指摘するみずきなのである。
返す言葉のない咲坂だった。
「ある日突然・・・出て行って・・・離婚届けが送られてきた」と嘆くクライアントの登志夫。
咲坂もまったく同じだったらしい。
夫婦喧嘩の延長で離婚調停に挑み・・・勝ちとったのは娘の傷心だけだったとは・・・咲坂はようやく自分の愚かさを認めた。
第二回代理人交渉・・・。
結婚契約書を提示する咲坂。
「そんなものに・・・法的効力は・・・」と高木。
「だけど・・・ここに・・・問題は話し合って解決すると誓いあってる・・・別れるにしても・・・もう一度・・・本音をぶつけ合えば・・・修復可能ではないかと・・・提言します」
「あれを出して・・・」と夏目。
高木は・・・裕子夫人と高部社長との契約書を示す。
「一点は開店資金についての契約書・・・一点は芸能プロダクションとしてのマネージメントについての契約書よ」
「なんじゃ・・・こりゃ・・・」
「ひどいでしょ・・・提供資金三百万の顧問料としての同額返却とか・・・マネージメント契約解除の違約金二千万円とか・・・」
「悪質な契約詐欺の手口じゃないか」
「今回の騒動は・・・レストランの客としてやってきた高部が裕子夫人の不満に巧妙につけ込んで示唆したものと考えられるわ・・・」
「世間知らずの奥さんを口八丁で誑し込んだか・・・」
「裕子さんの独立への意欲は本物だけど・・・夫婦仲を壊さなくても成立していたはず・・・」
「先にこちらに相談してくれたらよかったのに・・・」
「問題は・・・今の理不尽な状態をどうするかでしょう」
「ここは・・・共通の敵の排除ということか・・・」
「え・・・共闘するんですか・・・」と呆れる高木だった。
「よくある展開です」と元夫婦と付き合う先輩である熱海が同情するのだった。
「奥さん・・・話が長くなりそうなので・・・後は部屋ではなしましょう」
細めのサングラスの下で怪しく輝く高部社長の邪眼である。
ぞっとする裕子に夏目からの着信がある。
「え・・・自宅の住所を聞き出せって・・・」
「花を贈るとか・・・理由をつけて・・・必要な処置です」
裕子は高部からの誘惑を退けて情報を入手する。
神宮寺チームは高部プロダクションの実態調査を開始する。
猫田弁護士とアソシエイトの城ノ内弁護士(馬場園梓)は高部プロが実態のないバーチャルオフィスを利用していることを突き止める。
「高部プロには・・・営業の実態がない・・・」
一方、高木は高部の住所が「大久保」名義であることを突き止める。
「でも・・・確かに高部本人が帰宅しました」
レッドが身辺調査を終える。
「高部は偽名です・・・」
「大久保との関連は・・・」
「大久保が本名です・・・」
「なるほど・・・」
ベテラン秘書である朝丘理恵子(宮地雅子)が告げる。
「大久保プロという・・・悪徳芸能事務所の噂を聞いたことがあります」
古株パラリーガルの九十九が補足する。
「モデルや女優の卵に違法AVや買春を強要してつぶれた悪徳業者ですね」
「その筋のものか」
「半グレの芸能ゴロというところですか」
「もらったな・・・」
サラブレッド(良血馬)からムスタング(野生馬)となる咲坂は嘶くのだった。
裕子に呼び出されて・・・解体場に現れる獲物だった。
「すっかり・・・会社らしくなりましたね・・・こちらのお二人は・・・」
「私がお世話になっている弁護士の先生方です」
「え・・・」
「高部さん・・・高部って偽名ですよね」と獅子として咆哮する夏目弁護士。
「ええっ」
「偽名で交わした契約書が有効であるとするならば・・・詐欺罪であなたを訴えることになりますが・・・よろしいでしょうか」
「何を言っているんだか・・・」
そこで咲坂が身を乗り出す。
「それとも・・・風営法違反で・・・裁判しますか・・・この先生にかかったら・・・実刑までありますよ・・・買春斡旋業者の大久保さん」
尻尾を巻いて逃走する犯罪者だった。
「危ないところだったわね」と夏目夫人。
「私・・・」と萎れる裕子だった。
「いや・・・未然に阻止できたので・・・何も問題はありませんよ」と微笑む咲坂。
遅い夕食をとる元夫婦。
「独立に反対した点以外には・・・ご主人に不備はないのよね・・・浮気なし・・・家庭内暴力なし・・・返済不能な借金なし・・・ギャンブル狂いなし・・・」
「一事が万事ってこともあるからな」
「一時の気の迷いというのもあるわ」
「・・・さて・・・俺は帰るよ・・・仕事が残ってる」
「あなた食べ過ぎよ」
「う」
元夫の食生活に釘を挿す元妻だった。
裕子夫人を思い出の結婚式場に連れ出す夏目弁護士。
悔い改めた登志夫を伴う咲坂弁護士。
「ごめん・・・事業にのめり込みすぎて・・・君という存在の大切さを忘れていた」
「私こそ・・・意地を張って・・・あなたの一面だけしか見ないようにしていた」
「本当は・・・君が外に出すのが心配だったんだ」
「馬鹿ね・・・浮気なんかしないわよ」
夫婦生活をやりなおすことに合意する二人だった。
熱海と高木は夫妻に付き添い退場する。
「円満解決だな」
「まさにウインウインね・・・」
「君の方が・・・裕子さんの新会社で移籍後最初の顧問を獲得してお得だよな」
「男の嫉妬はみっともないわよ」
「・・・」
「あら・・・言いかえさないの」
咲坂は弁護士バッヂを外す。
「俺も・・・君にすまないことをしていたと気が着いた」
「・・・」
「君と言う人間の尊厳を踏みにじり・・・済みませんでした」
夏目み弁護士バッヂを外す。
「土下座することはないのよ・・・私だって・・・本当のあなたを見失っていたわ・・・だから・・・事務所を移って遠くから眺めることにしたのよ」
「・・・じゃ・・・どうしようか」
「どうする?」
帰宅した・・・みずきは玄関で母親のハイヒールを発見する。
キッチンでは・・・母親がグェンの手ほどきでベトナム料理を作っていた。
「ママ・・・」
「みずき・・・お父さんとお母さんは・・・やり直すことにしたよ」
「パパ・・・」
「これからは・・・親子三人で・・・一緒に暮らすんだ」
「グェンさんは・・・」
「ママさんもパパさんも仕事忙しいからね・・・私もクビにはならないよ」
「やった・・・」
「主人も賛成だしね」
「え・・・グェンさん・・・結婚してたの」
「はい・・・夫は医者の森山さんね・・・私、日本国籍取得しているね」
「堂上総合病院の・・・森山卓先生ですか?」
こうして・・・「ライバル弁護士が家に帰れば夫婦」という主題が完成したのである。
長い前日譚だったな・・・。
つまり・・・「俺たちの戦いはこれからだ」オチである。
レッドのアソシエイトとして生垣太郎弁護士(坂口涼太郎)が採用される。
「生牡蠣って・・・名前だけで選んでるだろう・・・」
レッドと熱海を天秤にかける悪い女モードのパラリーガルさとみ・・・。
「結局・・・咲坂先生の再婚って・・・熱海さんのおかげかもですね」
「エヘヘ」
「ウザさが一つのパワーになるなんて・・・発見です」
「ゲロロ」
その片隅で・・・秘書見習いとなった島谷涼子は続編開始に備える姿勢なのだ。
そして・・・お見合いの会食に挑む猫田。
「私・・・食いしん坊なんです」
「私も・・・」
「私・・・水溜りなんですけど・・・猫田さんと結婚したら・・・猫溜まり・・・なんか可愛いですよね」
「うえええええん」
「どうして・・・泣くんですか」
「なんだか・・・暖かい気持ちになりました」
春も終わりだが・・・猫田には遅い春が訪れる・・・のかもしれない。
関連するキッドのブログ→第8話のレビュー
まこ「こうして・・・王様と女王様は末長く幸せに暮らしましたとさ・・・めでたしめでたし・・・ベタベタなハッピーエンドでごじゃいました~・・・夫婦はやっぱり共に白髪の生えるまででしゅよね~。そして・・・この教会は・・・多くのウザキャラたちの眠る場所です・・・活動を終えたウザキャラロイドが出番に備えて安眠中なのデス。時々・・・会いたくなるけどすぐにウザくなるのでご注意くだしゃりますように!・・・続編の時はもう少し夫婦がイチャイチャしますように・・・」
エリ「ちょっとした不満を抱える人々を狙う悪質な詐欺の手口・・・ざっくりとしたハッカーからちまちましたオレオレ詐偽まで・・・少しでもお金が余っていればたちどころにターゲットになってしまう時代ですね。公僕の警官の皆さんにも頑張ってもらいたいですが・・・転ばぬ先の杖はやはり弁護士さんでス~。腕利きで対立する弁護士が家に帰れば夫婦というのはセキュリティー的な問題がありそうですが・・・ここからがきっと本番なのでしょうか・・・そういう意味では凄く長い予告篇?」
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コメント
じいやちゃまこんにちは!
鬱陶しい日々が続きますね。
今日はホタテのシューマイつくりましたわ。
隠し味にみょうがも入れましたわ。
おにぎりはゆかりでさっぱり。
梅酒をオンザロックでどうぞ~~♪
そうでしたか~これまでのはプロローグだったのね。
コレから本筋に入るとは、
まこちゃまの竹様はさすがでございます~?!
そういうまこちゃまの悪戯対策予算は
国家規模を超えますから
スケールの大きさが違いますわね~(ねえちゃんバカ)
そういえば先日まこちゃまジェットで
お隣のベランダを傷つけちゃったから、
相談に乗ってもらいたいの。
高層なもんでなかなか業者もいなくて・・
じいやお願いしますね~。
夏もきっと忙しくなるわね~。
投稿: エリ | 2016年6月19日 (日) 17時55分
✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿
いよいよ梅雨でございますな。
ホタテに茗荷はよろしゅうございますねえ。
夜のおつまみに枝豆をご用意いたしましたぞ。
お夜食には赤貝とキュウリの細巻き寿司など
いかがでございましょう。
お酒は二十歳になってからでございますぞ~。
まこ様の竹様と松雪様を揃えて
これでおしまいでは
少しもったいない気がいたしますからな。
今回は浮いていた感じのメンバーたちも
長期シリーズになればそれなりに味わいが
でることでしょう。
企業法務はある意味、地味ですし・・・
場合によっては「悪」の香りがいたしますので
そこは表向きで・・・
毎回弁護士夫婦が・・・巻き込まれた殺人事件を
警察より先に解決してしまう素人探偵方式に
すればいいのに・・・と思いましたぞ。
焼き直すべきネタは死ぬほどございますので~。
なにしろ・・・法の抜け穴を毎回毎回
紹介するわけにもいかないので
お茶の間をあっと驚かせるのは
なかなか難しいことと存じまする。
まこ様の悪戯の実態など
世間に知られては絶対にいけないこともございますし。
平成財閥がロイドを多用するのも
口封じのためにいちいち使用人を
抹殺していたのではブラック財閥となってしまうからでございますよ。
この間、まこ様が手作りレーザー砲で
某国の軍事衛星をうっかり撃破してしまった時など
第三次世界大戦勃発寸前でございましたからな~。
くわばらくわばらでございます~。
投稿: キッド | 2016年6月19日 (日) 19時48分
しゃなり、しゃなり・・・
弁護士の妻なので、ごっこ遊びをする際には
おしとやかに・・・と思ってたけど
やっぱ松雪しゃんが演じるだけあって高飛車妻!
竹さまはカッコイイけど、やはり妻に離婚されて
グチグチとカッコ悪いとこも・・・
そんな二人のとどめがパパママ呼び!!!
何でしゅか~職場にそげな甘ったるい雰囲気を
持ち込んでからにーーーっ!
とやきもきしたけど結局は元サヤ・・・
うん、それで竹さまがしゃーわせならば・・・
まこも竹さまのためなら死ねるほどには岩清水♪
投稿: まこ | 2016年7月 5日 (火) 16時15分
●no choco●まこ☆ミキ様、いらっしゃいませ●no choco●
まこお嬢様、七月の花嫁衣装セットが第777クローゼットに届いておりますぞ。
お年頃のお嬢様方がいつでもどこでも挙式なされるように世界の民族衣装すべてが揃っております。
六月の花嫁衣装は世界の恵まれない花嫁にプレゼントいたします・・・なになに・・・もう日曜日にフリーマーケットですべて売却なされたと・・・。
さすがはまこお嬢様!(じいやバカ通常モード)
竹さまロイドは
「選タクシー運転手」のAIと
「パパ弁護士」のAIが相互干渉して
疑似性格が似てしまった感じがございますな。
「もうプロロイド」と少し自由に会話させて
面倒くさくないイケメン系にシフトさせまする。
「岩清水系ロイド」は現在、フルメンテナンス中なので
ご利用の際は竹さまウザかわいいタイプをご利用くださいませ。
結論としては「夫婦喧嘩はメイドロイドも食わない」でございましたなあああああっ。
投稿: キッド | 2016年7月 6日 (水) 00時09分