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2016年7月13日 (水)

ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子(波瑠)人殺し殺し(横山裕)ハローグッバイ(篠田麻里子)

さて・・・そこそこ快調なスタートを切った夏ドラマ・・・。

(水)(木)の処理が難しいな。

(月)「好きな人がいること」(仮)

(火)「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」

(水)未定

(木)「遺産相続弁護士 柿崎真一」(仮)

(金)「神の舌を持つ男」

(土)「時をかける少女」

(日)「真田丸」

これに・・・「家売るオンナ」「死幣-DEATH CASH-」「闇金ウシジマくん Season 3」が絡むと・・・もうあふれているじゃないか。

「ウシジマくん」はキラーコンテンツなので(仮)の二つのコンテンツと・・・残ったコンテンツが二枠を賭けて激闘なんだな。

桐谷美玲VS北川景子VS吉岡里帆VS森川葵か・・・恐ろしい勝負だな。

夏ドラマのくせに・・・殺意が漲ってるじゃねえか・・・。

こうなると主人公じゃない二人はつらいよね。

「好きな人がいること」の三男相手にあまりん、「時かけ」の担任教師に悦子先生でキャスティングし直してもらいたいよねえ・・・おいっ。

で、『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子・第1回』(フジテレビ20160712PM10~)原作・内藤了、脚本・古家和尚、演出・白木啓一郎を見た。異常犯罪・捜査官と分割しても異常・犯罪捜査官と分割しても大丈夫な藤堂比奈子刑事の登場である。ちょっとおかしなことになっている捜査官はクライム・サスペンスの王道である。この手の話は主人公が魅力的かどうかにかかっている・・・どんな物語でもだろうが・・・しかし・・・現在最も輝いている女優である波瑠には無敵のオーラがつきまとっているので・・・安心なのである。久しぶりに魅力的な女刑事が登場した!

キッドは「ストロベリーナイト」(2010年)の姫川玲子警部補(竹内結子)や「アンフェア」(2006年)の雪平夏見警部補(篠原涼子)よりも「ケイゾク」(1999年)の柴田純警部補(中谷美紀)の直系を感じる。

パイオニアである「沙粧妙子 - 最後の事件 -」(1995年)の沙粧妙子警部補(浅野温子)から派生するスーパー女刑事の中でも・・・三本指に入るということである。

つまり・・・沙粧妙子警部補、柴田純警部補の正統な後継者の誕生である。

それは真山徹(渡部篤郎)がキャスティングされているからじゃないのか・・・。

だって相棒の刑事が妹殺されてるんだぜ・・・そこかっ。

では・・・恒例の階級チェック。

警視総監 橘朝子(かたせ梨乃)「奥様は警視総監」

警視監 銭形泪(黒川芽以)「ケータイ刑事」

警視長 沖田仁美(真矢みき)「踊る大捜査線」

警視正 銭形愛(宮崎あおい)「ケータイ刑事」

警視 銭形舞(堀北真希)「ケータイ刑事」

警部 大澤絵里子(天海祐希)「BOSS」

警部補 柴田純(中谷美紀)「ケイゾク」

巡査部長 恩田すみれ(深津絵里)「踊る大捜査線」

巡査 遠藤鶴(本刈屋ユイカ)「ゴンゾウ 伝説の刑事」

主人公の藤堂比奈子(藤澤遥→波瑠)は最下級の巡査である。ちなみに相棒の東海林泰久(横山裕)は警察法には規定されていないが巡査部長と巡査の間に存在する職位となる巡査長(巡査よりも微かに偉い)である。

キャンディーの包装紙が乱舞している。

凄惨な少女の死体を興味深く見つめる比奈子・・・。

少女の口腔には無数の飴玉が詰め込まれ、唇の上で山となっている。

手足は床に釘付けされている。

血の海に指をつけて掬い取った比奈子は・・・その味を確かめようとして覚醒する。

警視庁刑事部捜査第一課で内勤中の新人刑事である比奈子は・・・過去の未解決事件の捜査資料を読みこみすぎて・・・事件現場を夢に見たらしい。

それは平成二十三年・・・五年前・・・に江東区で発生した殺人事件を忠実に再現していた。

長野県出身の比奈子は・・・亡き母・藤堂香織(奥貫薫)が推奨するブリキ缶入り「善光寺名物の七味唐辛子」を愛用している。

一人暮らしの比奈子は・・・身支度を整え・・・スイッチをONにする。

部屋を一歩出れば・・・比奈子は刑事になるらしい。

夢の中の幻想的な美貌の天使とは違う・・・ふつうの美人刑事になるのだ。

この二つの美しさを表現できるところが・・・彼女の女優としての実力の凄みなのである。

とにかく・・・比奈子は心の中に何か異常なものを秘めた刑事ということだ。

警視庁の自動販売機仲間として交通課の鈴木仁美(篠田麻里子)と鑑識官の月岡真紀(佐藤玲)が登場する。

「ケイゾク」の後継機としての比奈子なので・・・どちらかの生命は風前の灯であることが予感される。友は死ぬ運命なのである。

鈴木仁美は警察学校の同期生である比奈子と月岡を週末の合コンに誘う。

彼女は最近・・・昔の合コン相手からしつこくされているらしい。

「大丈夫なの・・・」と友人として案じる比奈子。

「私、最初から警察官であることを隠していないから」

死のフラグは仁美に立った。

比奈子の勤務する警視庁刑事部捜査第一課はいくつかの班によって構成されている。

比奈子は厚田巌夫(渡部篤郎)が班長を務める「厚田班」の一員である。

班員は以下の通り。

倉島敬一郎(要潤)、清水良信(百瀬朔)・・・そして東海林泰久(横山裕)である。

一見してチンピラのような東海林刑事は・・・五年前のある事件によって・・・粗暴な性格に変貌したらしい。

東海林刑事は犯罪を憎悪するあまりに・・・別班である片岡啓造(高橋努)が指揮する「片岡班」の捜査する事件にも介入し・・・周囲を困惑させている。

出社しない社員を案じた社長によって変死体が発見される。

過去十年の未解決事件の捜査資料をすべて暗記しているという特殊な記憶力を持つ比奈子は・・・死人が「性犯罪の加害者として前科がある」ことを指摘するのだった。

厚田は・・・尋常ならざる比奈子の現場投入を決断する。

新人鑑識官の月岡が吐き気を催す現場である。

ベテラン鑑識官の三木健(斉藤慎二)も「結構な死体だ」と言葉を濁す。

「無理をしなくてもいい」と比奈子に配慮する倉島刑事だが・・・比奈子は顔色も変えずにグロテスクな死体となった宮原秋雄(清水優)を検証する。初めて見る現場は比奈子にとって興味深いものだった。

まるで殺人現場を楽しんでいるような比奈子の態度に・・・苛立ちを感じる東海林刑事・・・。

「お前・・・ちょっと変だぞ」

だが・・・比奈子は一向に動じない。

幼い子供が父親に花の名前を訪ねるように・・・厚田班長に質問する比奈子。

「この傷痕は何でしょう・・・」

「咬まれた跡みたいだな・・・しかし・・・おかしいな」

「何がでしょうか」

「これは・・・まるで自分で自分の首を絞めたようだ・・・お前・・・何か思い出すことはないか」

「この近所で三年前に・・・女子高校生が暴行され殺害されています」

「それが何だってんだ・・・」と噛みつく東海林刑事。

「いえ・・・脳内を検索した結果を・・・」

「関係ないことを・・・一々、口にするな」と怒鳴りつける東海林刑事。

「似ています・・・いや・・・そっくりなんです」と突然、所轄の刑事が発言する。「その事件はウチが担当しました・・・被害者の女子高校生の死体とこの死体・・・ポーズまで一緒です・・・彼女も口に下着を・・・そして・・・この男は・・・容疑者の一人です」

「・・・」

刑事たちは「被害者の遺族による復讐」を連想する。

比奈子の発した言葉が事件とは無関係ではなかったことに・・・東海林刑事は苛立つ。

この女は・・・おかしい・・・まともではない・・・と直感する東海林刑事だった。

事件の可能性を鑑みて・・・宮原の性犯罪の被害者に聞き込みを開始する刑事たち。

比奈子は・・・東海林とともに被害者の一人を訪ねるが・・・宇田川早苗(柏原優美)は三か月前に自殺していた。

「早苗は・・・宮原に・・・脅迫されていたんだ・・・結婚前の大事な時期だったのに」と告白する早苗の両親。

「なぜ・・・警察に相談しなかったのですか」

「警察が・・・宮原を死刑にしてくれますか?」

両親の感じる絶望に東海林は暗澹たる思いを感じるが・・・比奈子は・・・早苗の精神的なケアを担当していた心療内科医の中島保(林遣都)に興味を感じる。

比奈子は独自の記憶法である「ぞんざいな感じのお絵かき」で・・・時計を二つ持つ男をチェックするのだった。

しかし・・・検死の結果・・・宮原の死因は自殺と断定される。

「自分で自分の首を絞めたってことか」

厚田班長は・・・検死を担当した帝都大学医学部の石上妙子法医学教授(原田美枝子)に問う。

「まあね・・・いろいろ・・・おかしなこともあるけど・・・この噛み跡なんか・・・忠実に再現しているわ・・・それも自分でやったとなると・・・異常よね・・・まあ・・・犯罪者なんてそもそも異常なわけだけど」

東海林は宮原のスマートフォンから自死の自撮り動画を発見していた。

「携帯に?」

「ケータイじゃなくてスマホです」

「スマートホンだって携帯端末だろうが」

些細なジェネレーションギャップである。

「とにかく・・・自殺じゃ・・・事件性はないということですよね」と興味を失う東海林だった。

しかし・・・比奈子はより深く興味を感じていた。

「おかしなことは・・・それだけでしょうか」

「そうね・・・食事でも奢ってもらおうかな・・・焼き肉でも」

石上教授は厚田班長と何やら因縁があるらしい。

「焼き肉は・・・ちょっと・・・甘いものぐらいなら」と厚田は躊躇う。

「両方賄えるお店があります」と比奈子が進言する。

店長(伊藤麻実子)が「萌オ萌オプリティ♪」と叫ぶ「萌オさまカフェ」は焼き肉とロールケーキが楽しめる店だった。

ケーキにも七味をふりかける比奈子に辟易する厚田班長である。

「で・・・何がおかしいんだ」

「普通の人間には・・・自分で自分を殺せないものだけど・・・遺体からはかなりの数値で脳内麻薬物質が検出されているの」

「つまり?」

「彼は・・・自分を殺すことに快感を覚えていた・・・ということよ」

「おかしな話じゃなくて・・・奴がおかしいってことだろう」

「私も・・・単なる自殺ではないと思えます」

「その理由は・・・」

「それは・・・」と口ごもる比奈子。

「女の勘ってやつよね」と微笑む死神女史と仇名される石上教授だった・・・。

死神女史は仮説として「暗示による・・・自死の誘導」について仄めかす。

「しかし・・・催眠術では人を殺せないのでは・・・」

「自己防衛機能があるからね・・・だけど・・・病は気からって言うでしょう。人間は思ったよりも何かにコントロールされやすい生き物なのかもしれないわよ」

「・・・興味深いです」

週末の合コンに何故か参加する三木鑑識官は素晴らしいインターネットの世界に「宮原の動画」がアップロードされていることを発見する。

メキシカン料理の店からの仁美の連絡を受けた比奈子は・・・微かに吃音の男の咎める声を聞く。

「つ・・・つうろでの・・・つ・・・つうわは・・・ほ、ほかのおきゃくさまの・・・め、めいわくになります」

そして・・・翌朝・・・仁美は死体で発見されるのだった。

撲殺と断定した警察は殺人事件としての捜査を開始する。

仁美が殺害される直前まで一緒に合コンをしていた月岡鑑識官は涙をこらえられない。

しかし・・・比奈子は驚くほどクールに臨場するのだった。

「お前・・・同期だろう・・・」と呆れながら詰る東海林刑事。

「彼女は親友です」

「お願いだから・・・ここで楽しそうにするのはやめてくれ」

死体発見現場から・・・比奈子を遠ざける東海林だった。

比奈子の常軌を逸した言動が東海林の心に不安を生じさせるのだ。

親友が殺された人間にはそれに相応しい態度があると考えるタイプの東海林だった。

宮原のスマートフォンは録画映像が投稿サイトに自動送信される特殊なアプリケーションによって汚染されていた。

やがて鑑識班は・・・中国のサーバーから送りつけられた特殊なアプリの発信人を・・・「サイトウフミタカ」と特定する。

そして・・・三木鑑識官は仁美のスマホの着信履歴に斉藤文隆という名が残されていたことを指摘する。

「自殺した・・・宇田川早苗の婚約者が・・・斉藤文隆さんでした」

送付されなかった結婚式の案内状の名前を瞬時に記憶していた比奈子なのである。

確保された・・・斉藤文隆は特殊アプリをプログラムしたことは認めたが・・・「復讐」を示唆する謎の人物の依頼に応じただけだったと告白する。

目的は・・・「宮原の悪行」を世間に公表するためと聞かされていたのに・・・宮原が変死体となって発見され・・・以前、合コンで知り合った仁美に相談しようと電話をしていたと言うのである。

謎の黒幕を特定することができずに・・・事件は暗礁に乗り上げる。

仁美の殺害現場をもう一度観察するために訪れた比奈子は・・・現場に花を手向ける心療内科医の中島を発見する。

中島の存在を「興味深い」と感じた比奈子は・・・彼をお茶に誘うのだった。

「あなたは・・・なぜ・・・彼女に花を・・・」

「女性警察官が殺されたと聞き・・・痛ましいと思いました」

「それだけですか・・・」

「私は少年鑑別所などで心理検査を行う監察技官を目指しているのです」

中島が勤める「ハヤサカメンタルクリニック」の院長・早坂雅臣(光石研)の事例について語る中島・・・。

「蛍光灯ベイビーを御存じですか・・・母親に育児放棄された・・・乳幼児が・・・蛍光灯の明滅に依存するという事例です。母親の注ぐ愛情も刺激の一種ですから・・・光がその代替をするわけです。母親殺しの少年が蛍光灯の明滅に癒されたと語っています・・・早坂先生の心理検査の記録は・・・警視庁にも残っているはずです」

「調べてみます」

「誤解しないでください・・・蛍光灯ベイビーがみんな母親を殺すわけじゃない」

「誰もが母親を殺す可能性はあります」

微妙にすれ違う二人の会話である。

警視庁に帰還した比奈子は・・・資料室で母親殺しの少年の心理検査の記録を見る。

「ママは・・・邪魔だといった・・・お前がいなければよかった・・・お前なんか産まなければよかったと」

「それで君は・・・」

「ママをバットでぶったたいた・・・ママは許してくれって泣いた」

「その時・・・どんな気持ちだった・・・?」

「き、気持ちよかった・・・い、いい気持ちだった」

比奈子は目を輝かせて記録を鑑賞する。

「お前は何を見ているんだ」と乱入する東海林刑事。

「十年前の蛍光灯ベイビーの記録です」

「この気持ち悪い男のことか・・・何をしているかと思えば・・・鈴木巡査の捜査じゃないのかよ・・・もういい・・・お前は捜査から外れろ・・・」

「でも・・・もし殺人衝動を引き起こすスイッチがあるとしたら・・・宮原は」

「いい加減にしろ・・・宮原は自殺だ・・・殺人犯が自殺した・・・よくあることだ・・・どうでもいいだろう」

凡人である東海林刑事には・・・天才である比奈子が理解できない。

さらに・・・東海林刑事には・・・心理検査を行う監察技官に何か嫌な思い出があるらしい。

「お前は・・・大人しく内勤でもやってろ・・・」

捨てゼリフを残して立ち去る東海林刑事。

しかし・・・蛍光灯ベイビーの母親殺害資料から・・・「ワレキューレ(死の天使)」の香水の瓶を発見する比奈子。

それは・・・未解決の中年女性殺害事件の資料にも見い出されていた。

そして・・・仁美はその香水を愛用していたのだ。

「これは・・・ただの・・・普通の殺人・・・そして・・・犯人はもうわかりました」

独り言をつぶやく不気味な感じの比奈子である。

比奈子は中島に電話をかける。

「蛍光灯ベイビーの記録を拝見しました・・・」

「そうですか」

「これは・・・偶然ですか」

「え・・・」

「あなたが・・・仁美の殺害現場にいて・・・私に蛍光灯ベイビーの話をなさったことです」

「・・・何のことでしょう」

「私・・・これから彼に会って確かめてみるつもりです・・・」

「え・・・」

通話は打ち切られた。

憂いを浮かべた中島は・・・引き出しをあける。

そこには・・・あの「キャンデーの包装紙」が収納されていた。

その頃・・・東海林刑事は・・・情報屋(不破万作)から・・・仁美殺害の犯人に関する重要な情報を買っていた。

比奈子はメキシカン料理の店の従業員・小林翔太(三浦貴大)を呼びだしていた。

彼こそは・・・十年前に母親を殺害した蛍光灯ベイビーだったのだ。

人殺しは簡単に野に放たれるのだ。

「あんた・・・誰・・・」

「人殺しを見に来たのです」

「え・・・」

「あなたの人殺しのスイッチが入るところを・・・」

「何言ってんの・・・」

「裸電球の光と・・・ワレキューレの香り・・・」

「・・・」

「それが・・・あなたの殺人衝動を引きだす・・・」

「ふ・・・ふざけんな」

「あなたの吃音は・・・その前兆・・・」

「お・・・お前・・・し・・・死にたいのか」

比奈子は香水の瓶を投げた。

薄暗い用具置き場の裸電球が灯っている。

表情が変わる蛍光灯男。

「こ・・・殺してやるよ・・・」

歓喜に満ちる蛍光灯男の荒廃した笑み・・・男はスマホで撮影を始める。

「ママみたいに泣いて謝れ」

「あんたが邪魔だ・・・あんたなんか・・・いらない・・・あんたなんか・・・産まなきゃよかった」

比奈子は蛍光灯ベイビーの母親を真似る。

「・・・ぶっ殺す」

「どうやら・・・スイッチが入ったみたいね」

比奈子はバッグに手を入れ身構える。

バッグの中には拳銃があるのだろうな・・・まさか七味唐辛子じゃ・・・。

そこへ・・・東海林刑事が駆けつける。

東海林刑事は必要以上の暴行を開始するのだった。

その姿を驚きながら観察する比奈子・・・。

厚田班の刑事が駆けつけ・・・東海林刑事が殺しかけた蛍光灯男を救助するのだった。

東海林刑事にも・・・比奈子にも・・・心の闇が隠されている。

厚田班長は・・・ため息をついて・・・その「状況」を受け入れるのだった。

家族の墓参りに赴く謹慎中の東海林刑事。

「兄ちゃん・・・またやっちゃったよ・・・人殺し殺しになりそうだった・・・」

厚田班長は石上教授にぼやく。

「俺たちに・・・蛍光灯男のことを密告した人間が特定できない・・・」

「知ってる?・・・蛍光灯男・・・留置場で自殺したわよ・・・自分で自分を撲殺したわ」

「・・・・」

この世には・・・自死を促す何者かが潜んでいるようだ。

月岡は「仁美の仇を討ってくれてありがとう」と比奈子に告げる。

「私は何もしてないわ」と七味唐辛子入りのココアを飲み干すのだった。

帰宅した比奈子は扉を閉じる。

「スイッチOFF・・・」

スイッチが切れても美しいスーパー女刑事だった・・・。

圧倒的じゃないか・・・。

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