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2016年7月17日 (日)

彼女の写真を撮った夏(黒島結菜)今日、友達が出来ました(高月彩良)

時は不思議なもの。

それを流れていくものと捉える人がいる。

フリがあってオチがあるのは時が流れているからである。

人間がそういう流れを感じるので・・・時は主観的なものであると捉える人がいる。

客観的な時は計れると捉える人がいる。

時を計る装置が時計である。

時計の計った客観的な時間も主観によれば長かったり短かったりすると捉える人がいる。

時は未来に向かって流れて行くのだろうか。

それとも・・・過去へと流れ去っていくのだろうか。

時は過ぎ去ればすべてが消えてしまうと捉える人もいる。

時が過ぎ去れば消え去るものだとすれば・・・過去に戻ってもそこには何もないのだ。

そこに何かがあると思うのは・・・単なる空想にすぎないのかもしれない。

過去に広がる・・・無限の虚空。

もちろん・・・そんなところにかけていけば・・・即死である。

で、『時をかける少女・第2回』(日本テレビ20160716PM9~)原作・筒井康隆、脚本・渡部亮平、演出・岩本仁志を見た。高校生として最後の夏休みを迎える直前・・・二十二世紀からやってきた未来人の「時をかけるクスリ」を吸引し「時をかける少女」となった2016年の芳山未羽(黒島結菜)・・・。クスリを紛失した未来人のケン・ソゴル(菊池風磨)は一人暮らしの深町奈緒子(高畑淳子)や藤浦東高校の人々に催眠による記憶改変を行い、芳山くんの幼馴染の浅倉吾朗(竹内涼真)の「良い思い出」を奪って21世紀には実在しない深町翔平になりすます。すべては「芳山くんのせいだ」と責任転嫁する翔平だが・・・そもそもケンとゾーイ(吉本実憂)が時間を越えなければ何も起こらなかったのである。

ケンは薬学の研究員。ゾーイはその後輩である。

二人の会話によれば・・・22世紀の世界は「あの日」以来、一年中、雪に閉ざされた環境になっている。

「あの日」が地球規模の気候変動をもたらしたらしい。

超管理社会になった世界では・・・人々は遺伝子情報に基づいた交配を行っているらしい。

つまり・・・22世紀には「夏」も「恋」もないのである。

西瓜もないのだった。

未来技術の洗脳によって翔平/ケンを自分の息子と思いこまされた深町奈緒子は疑似母性愛の喜びに包まれる。

西瓜を生まれて初めて食べた翔平はその美味しさに驚愕するのだった。

「お母さん・・・僕はキスがしてみたい」

「え」

「お母さんで練習してみたい」

「気持ちの悪いことを言わないで・・・自分の手にしなさい」

「えええ」

短期滞在の予定だった翔平には21世紀についての漠然とした知識があるだけだった。

しかし・・・「西瓜のない世界」から来た翔平にとって「西瓜のある世界」に生きる人々は羨ましい存在になってしまったのかもしれない。

そして・・・「あの日」の責任が「過去の人間」にある以上・・・「未来の人間」は過去の人間に対して何をしても許されると思っている可能性もある。

精神支配技術によって・・・過去の人間を自分勝手にコントロールしておきながら・・・悪びれたところがない翔平・・・いや・・・単なる未熟な若者なのではないだろうか。

とにかく・・・初めて食べるキャベツや胡瓜に歓喜するゾーイは「早く時をかけるクスリを再調合しろ」と翔平を急かす。

しかし・・・「恋」という「性欲」に目覚めた翔平は・・・芳山くんに「キスをしたい」気持ちで胸がいっぱいになるのだった。

翔平に「よき思い出」を奪われた上に・・・芳山くんが時をかけることによって「勇気を出して初めての告白」も「なかったこと」にされてしまう吾郎ちゃん。

「吾郎ちゃんは芳山くんが好きなのかい・・・実は僕もなんだ」

「え」

「吾郎ちゃんと芳山くんはキスをしたのかい」

「ええっ」

「まだなんだね・・・よし・・・僕が先に芳山くんとキスするぞ」

「えええ」

数日前から急に「幼馴染」になった翔平の・・・無邪気ゆえの不気味な言動に戸惑う吾郎ちゃんなのである。

七月十日・・・吾郎ちゃんから芳山くんへの告白がなかったことにされ・・・起きなかった事故から翔平を芳山くんが救った翌日。

藤浦東高校3年6組の担任でもある矢野和孝(加藤シゲアキ)の数学の授業で居眠り中に淫夢を見る芳山くん。

夢の中で・・・いつも吾郎ちゃんがキスを求めてくるのだが・・・思わず拒んでしまうという処女の願望と恐怖が交錯した芳山くん。そこへ翔平が登場し・・・キスを求めてくる。芳山くんは不安と期待を同時に感じるのだった。精神を改造された芳山くんもまた・・・翔平に性的魅力を感じ始めている。

吾郎ちゃんにとって残酷な精神の迷宮である。

「そんなのだめよ!」

「何がダメなんだ・・・」

夏の陽射しの中で・・・矢野先生は芳山くんを叱責するのだった。

昼休み・・・屋上にやってきた一人未来人が紛れ込んでいる幼馴染トリオは・・・「自殺しようとしているように見える男子生徒」を発見する。

芳山くんが抱きとめるが・・・西岡光(森永悠希)は自殺しようとしていたわけではなかったらしい。

「危ないじゃないか・・・死ぬとこだったぞ」

「え・・・でも・・・」

「僕は・・・高い所が好きなんだ」

「・・・」

「というか・・・急に好きになった」

西岡光は生物部の部室で・・・手術跡を披露する。

その乳首を堪能する芳山くん。

「僕は二年前に心臓の移植手術を受けました・・・それ以来・・・高い所にあがってドキドキするようになったんです・・・それから夜八時頃になると・・・胸が高鳴るんです」

「臓器移植による嗜好の変化があると言う人もいるね・・・心臓にも記憶があるのかもしれない・・・まあ疑似科学の領域だけどね」

西瓜を堪能しながら・・・翔平は雑学的知識を披露する。

「僕が・・・その人から心臓をもらって生きているわけなので・・・その人がそう願うなら・・・できるだけ高い所に昇ってドキドキしようと思うんだ」

「それって・・・危険な感じがします」

「でも・・・高い所に昇ってドキドキすると・・・生きていることの喜びが・・・」

「それは・・・もう完全に危ないね」

「ドナーがどんな人かは・・・」

「もちろん・・・教えてもらえないのです・・・ただ・・・同年代の人だったそうです」

「・・・」

芳山くんの好奇心に火がつくのだった。

「まさか・・・よからぬことをたくらんでいるじゃないだろうな」と釘を刺す翔平。

「あのね・・・私・・・実は時をかける少女になったの」

「え・・・」と驚く吾郎ちゃん。

「私・・・西岡くんに心臓を贈った人に会ってくる」

「何を馬鹿なことを・・・」

「会ってどうするつもりだ・・・」

「そんなこと・・・わからないよ・・・」

「余計なことを・・・」

しかし、時をかける芳山くんだった。

「え・・・」と驚く吾郎ちゃん。

説明しよう・・・この時空は分岐する不確定世界だが・・・神となった芳山くんの精神にある程度まで支配されている。芳山くんの主観に沿った過去へ芳山くんが飛翔する時・・・この時空から芳山くんの存在は消滅するのである。

芳山くんの主観に沿った過去から芳山くんの主観に沿った未来に芳山くんが飛翔する時には芳山くんの主観に沿った一種のタイムラグが生じ・・・芳山くんの存在が再び再構築される。

この時、芳山くんは「むにょっ」と呻くのだった。

「本当に・・・タイムリープしたのか」と吾郎。

「したよ・・・」

「その人に会えたのか・・・」と翔平。

「会えた・・・でもね・・・彼女は・・・高い所が好きというわけじゃなかったよ」

時間旅行を終えた芳山くんは夢見るような顔をしていた。

「彼女は・・・たぶん・・・恋をしていたんだ」

「恋?」

第一の二年前・・・。

西岡光の心臓移植の翌日の新聞を読んだ芳山くんは「坂道の途中で自転車のブレーキが故障したことによる死亡事故」の記事を発見する。

死亡したのは・・・県内の別の高校に通う女子生徒・松山実穂(高月彩良)だった。

実穂の生きている時間にジャンプした芳山くんは・・・好奇心の趣くままに・・・彼女を尾行する。

松山実穂は美しく賢い女子高校生だった。

放課後は図書館で受験勉強し・・・午後八時になると駅へと向う。

片思いをしている実穂は・・・通勤電車に乗る担任教師をそっと見送るのが日課だった。

実穂の心臓が高鳴るのは・・・「恋」のためだったのだ。

そして・・・実穂の恋する相手は・・・藤浦東高校に転任してくる前の・・・数学教師・矢野和孝だったのだ。

「禁断の恋か・・・」と吾郎ちゃん。

「何それ・・・美味しいの」と翔平。教師と生徒の道ならぬ恋の禁断さ加減が未来人には分からない。そもそも・・・未来人には「恋」そのものがわからないのだ。

「先生は・・・知ってたのかな」

「確かめてどうする・・・」

「だって・・・このままじゃ・・・彼女が可哀想だもの」

「君が本当に過去へ行っていたのだとしても・・・運命を変えるようなことをしてはダメだよ」

「・・・」

「もしも・・・君が彼女を助けたりしたら・・・心臓移植を受けられなくなった彼が・・・死んでしまうかもしれないんだよ」

「そんなの・・・わかってるけど・・・でも」

もどかしい気持ちを抱えて家路につく芳山くん。

妹の芳山那帆(石井萌々果)は彼氏との電話でイチャイチャしているのだった。

「同時に切るよ~・・・三二一・・・ずるい・・・切るって言ったのに~」

「誰と電話してんの」

「彼氏だよ」

「中学生のくせに生意気な・・・」

「中学二年になったら彼がいるのは当然でしょう・・・」

「う」

「お姉ちゃんも口惜しかった恋人作りなさいよ・・・青春の季節は短いよ」

「・・・」

芳山くんの中で膨張する今はもういない実穂への同情心・・・。

吾郎ちゃんも身悶えしていた。

まさか・・・翔平も・・・芳山くんに恋をしていたとは・・・。

一体・・・いつから・・・。

思い出そうとしても思い出せない吾郎ちゃんだった。

だが・・・いつも一緒だったのだ・・・翔平が芳山くんを好きになってもおかしくはない。

そう思いなおす吾郎ちゃんだった。

可哀想な吾郎ちゃん健在である。

いなかったんだよ・・・翔平の野郎は・・・と教えてあげたい一部お茶の間だった。

翌日・・・放課後の職員室を訪れた芳山くんは・・・矢野先生に質問する。

「先生は・・・生徒と恋をしたことはないんですか」

「何を言い出すんだ・・・お断りだぞ・・・」

「私じゃありません・・・前の学校とかで・・・」

「友達が俺のこと好きだとかと言いながら実は自分のこととかじゃないだろうな」

「違いますってば・・・じゃ・・・生徒から告白されたりとかは・・・」

「そうだな・・・いや・・・そんなことはなかったぞ・・・」

しかし・・・遠い目をする矢野先生に・・・「何か」を感じる芳山くん。

矢野先生も・・・彼女の存在を意識していたのかもしれないと推測する芳山くんである。

何故かもどかしい思いを抱いて写真部員として・・・風景写真に挑む芳山くん。

「電柱と電線ばっかじゃないか」と批評する翔平。

「それっぽいでしょう」

「これが・・・君の撮りたい写真なのか・・・」

「さあ・・・」

「でも・・・写真って面白いよね・・・時間が止まっているみたい」

「・・・」

「ねえ・・・人間でも撮ってみたら・・・僕ならヌードになっても・・・」

人間を撮る・・・時間を止める・・・閃く芳山くん。

そうだ・・・せめて・・・彼女の生きた証を・・・撮ってあげよう。

芳山くんは時をかけた。

第二の二年前・・・。

説明しよう・・・すでにこの時空における神となった芳山くんは・・・衣服と同様にカメラも過去に持ち込み可能なのだ。

「モデルになってください」とストレートにアタックする芳山くんだが・・・見知らぬ女子高校生を警戒する実穂だった。

「絶対に負けないじゃんけん作戦」で小刻みなタイムリープによりループを作り・・・実穂を口説く芳山くん。

ついに・・・披露困憊してしょんぼりしているところを・・・実穂に見出される。

「どうしたんですか・・・何かお困りなの・・・」

「写真を撮りたいんです・・・でもモデルになってくれる人がいなくて・・・」

「コンテストか・・・何か」

「そんなとこです」

「私にできることがあったら」

「いいんですか・・・モデルになってもらえますか」

「ええ・・・でも・・・コンテストに落選しても私のせいにしないでね・・・」

「やったーっ・・・釣れたーっ」

「え」

カメラマンとモデルとして急速に心を通わせる芳山くんと実穂。

七月の濡れた砂浜。爽やかに頬を撫でる風。黄金色の黄昏。

「私なんか・・・撮って楽しい」

「私・・・あなたの裸がみたいの・・・」

「え」

「心を裸にして・・・」

「・・・」

「好きなら好きって言えばいいのに・・・」

「え・・・」

「誰かに恋をしているんでしょう・・・」

「そんな・・・」

「顔に描いてあるもの・・・」

「まさか・・・」

「相手は・・・先生とかだったりして・・・」

「どうして・・・」

「本当にそうなの・・・」

「・・・」

「告白しないの・・・」

「志望校に合格して・・・卒業したらね・・・私・・・子供じゃないから・・・先生に迷惑かけたくないの」

「・・・」

受験も・・・合格発表も・・・卒業式も・・・告白も・・・その時は彼女にやってこないのだ。

「せめて・・・今、好きって言いなさいよ」

実穂はカメラに向って「好き」と囁いた。

芳山くんは・・・自分がとりかえしのつかないことをしてしまったことに気がついた。

「あの人がね・・・私の好きな先生・・・」

物影からこっそり・・・駅の改札口に消える二年前の矢野先生を指さす実穂。

「また・・・明日・・・学校で会えるんだけどね・・・夏休み長くて嫌だなあ・・・」

「・・・」

その日は・・・実穂の人生の最後の日だ。

明日、学校で矢野先生には会えない。

長い夏休みは始らない。

「写真できたらみせてね・・・モデルとしてチェック・・・あら・・・何故・・・泣いてるのよ」

写真を見せることはできない。

「まるで・・・一生の別れみたいじゃない・・・」

一生の別れなのだ。

「私・・・あなたと友達になれて・・・うれしいよ」

「わ・・・私も・・・」

実穂の自転車の荷台を握りしめる芳山くん。

「こらこら・・・帰れないぞ」

彼女を助けたら・・・彼が死ぬ・・・。

もう・・・彼には死んでもらおうかと思う芳山くんだった。

しかし・・・実穂は自転車を発進させた。

「じゃあ・・・またね」

芳山くんは・・・「さよなら」とつぶやいた。

夏の熱気が残る夜の街で芳山くんは時をかけた。

現在・・・夏休み直前。

七月の風が吹きわたるプールサイドで芳山くんは翔平に作品を見せた。

「これが・・・彼女か・・・」

「そうだよ・・・彼の心臓の彼女・・・」

「彼女は恋をしていたのかい」

「そう・・・彼の胸の中で・・・彼女の心臓は・・・今も高鳴ってるの・・・今にも踊りだしたい気分で・・・」

そこへ・・・二人への嫉妬を感じながら吾郎ちゃんがやってくる。

「え・・・綺麗な人じゃないか・・・」

「そうだよ・・・すごく美人だったんだよ・・・とてもいい子だったよ」

風が吾郎ちゃんの手から彼女を奪い去る。

「あ」

「ダメじゃないか」

「ごめん」

あわててプールに落ちた写真を拾おうとする吾郎ちゃん。

その隙をついて・・・芳山くんの唇を奪おうとする翔平だった。

「きゃ」

思わず・・・プールに落下する芳山くん。

芳山くんは・・・青春の匂いを嗅ぐ。

夏のプールの水の匂い。

その頃・・・西岡光は屋上で・・・一人・・・ダンスを踊っていた。

松山実穂の心臓のリズムに従って・・・。

太陽の光と・・・人間の影・・・。

関連するキッドのブログ→第1話のレビュー

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