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2016年8月21日 (日)

ほんとにあった怖い話(稲垣吾郎)夏の特別編2016(中島健人)病室でゴー!(武井咲)父とチラシの入手方法(前田敦子)

土曜日の谷間である。

①サイエンスフィクションと②ファンタジーと③スーパーナチュラルホラーの境界線は曖昧だ。

それはニュアンスとして表現するとしかない。

①「死後の世界」があると仮定する話。

②「死後の世界」か「夢」かよくわからない話。

③「死後の世界は必ずある!」という話。

おおむね・・・こういう感じだと思う。

もちろん・・・キッドの知る限り、「死後の世界」が現世で証明されたことはない。

なにしろ・・・死んでしまったら・・・二度と・・・いや・・・なんでもありません。

それはけして・・・口にしてはいけないことですから。

悪魔としてっ。

このドラマは③です。

で、『土曜プレミアム・ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016』(フジテレビ20160820PM9~)脚本・酒巻浩史(他)、演出・鶴田法男(他)を見た。台風9・10・11号が太平洋で活動中である。五つまとめてきたら五輪だったのにな・・・などと無責任なことを言っているが全国の皆さんの無事を心からお祈り申し上げます。スーパーナチュラルホラーも恐ろしいがナチュラルも恐ろしいのだった。東京だって半世紀以上前の台風では大川(隅田川)が氾濫して大変だったのである。さて・・・稲垣吾郎と子供たちが「キャーッ」っていう番組も長いな・・・。「みんなは家族がいるけど・・・僕は家に帰ったら一人なんたぜ・・・まあ、一人が好きなんだけどな」と何を言っても意味深な今日この頃だ。

いろいろあるとは思うが・・・「終わらないもの」なんて・・・ない・・・それだけの話である。

宇宙も終わるし・・・地球も終わる・・・人類も終わるし・・・人も終わる。

しかし・・・死後の世界はあるという話である。

本当にあったかもしれない話を本当にいるのかもしれない視聴者からの手紙を元に再現したドラマです。

最初の話・・・「押し入れが怖い」・・・美容師見習いの幹也(中島健人)は上京して一人暮らしを始める。賃貸アパートなので・・・三軒家チーフの出番はないのだが・・・明らかに事故物件である。先に上京していた同郷の友人・義之(前野朋哉)が捜してくれた物件だった。夜中に物音がして騒がしい。文句を言おうと隣の部屋を訪ねるが空室だった。それどころか・・・アパートの二階に住んでいるのは幹也だけだったのである

一階に住んでいる男(半海一晃)は・・・幹也の顔を見ると・・・物言いたげに去っていく。

幹也は美容師になりたくて・・・というよりは都会の生活に憧れて・・・地方公務員の職を辞し・・・親の反対を押し切って上京したのだった。

息子を案じる母親は山梨県名物の「ほうとう」を送ってくれる優しい母親である。

しかし・・・見習いとして酷使される幹也は・・・母親からの電話も煩わしく感じるのだった。

義之に「ほうとう」をおすそわけしようと呼び出した幹也・・・しかし・・・「ほうとう」は一日で変質していた。

「おかしいな・・・押入れは涼しいから大丈夫だと思ったのに」

「押入れが涼しい?」

「うん・・・ほら・・・」

「ほら・・・っておかしいだろう・・・押入れはクーラーでも冷蔵庫でもないんだぜ」

「・・・」

幹也が押入れを開くと・・・明らかに冷気が漂い出す。

「えええええええ」

「な」

「なっ・・・じゃねえよ」

不審に思った義之が検索すると・・・そのアパートは有名な「心霊スポット」だった。

「お前・・・ここ・・・引っ越した方がよくねえか」

「他に・・・安いアパートあるのか」

「いや・・・これほど安いのは・・・だから安かったのか」

顔を見合わせる二人だった。

幹也は一階の男に事情を聞いた。

「あの家で・・・育児放棄された子供が死んだんだ・・・母親は家出中で・・・子供は押入れで餓死していた」

「都会って恐ろしいところだな」

「まあな」

しかし・・・貧乏な幹也は引っ越すことができないのだった。

押入れからは時々、生足が出てきたりするのだった。

ある夜・・・幹也が目覚めると閉めておいた押入れの戸が開いている。

そして・・・やせ衰えた幼児の目が光った。

「ごめん・・・君はもう死んでいるんだ・・・でも僕は生きていかなきゃならない」

だが・・・悪霊にそんな理屈は通じないので・・・幹也は・・・母親に引越し代を無心するのだった。

世の中には息子に金を送ってくれる母親もいれば・・・育児放棄する母親もいるという恐ろしい話である。

「幽霊くらい我慢すればいいのに」と三軒家チーフは思うだろう。

二番目の話・・・「病棟に棲む五円玉」・・・ようやく看護師の資格をとったばかりの吉川亜由美(武井咲)はまだ「事故物件」を買うほどの貯金はないので・・・三軒家チーフの顧客にはなれない。そして・・・三軒家チーフが「事故物件」を売るために病院にチラシを配っていることなど知るよしもないのだった。

小児病棟に奇妙な女の子がいることに気がつく亜由美・・・。

女子小学生の入院患者・藤木麻友(豊嶋花)が院内の案内板をスケッチブックに書き取っていたのだ。

「何しているの」

「・・・」

麻友は無言のまま病室に戻るとスケッチブックを開く。

そして・・・図面に描かれた廊下に五円玉を乗せる。

いわゆるひとつの「コックリさん」的な動作である。

「それ・・・なに・・・」

「知らない」

「・・・」

五円玉は・・・するすると動き・・・とある病室の前で止まると・・・その部屋に入って行った。

そして・・・その夜・・・その病室の患者が死んだのだ。

思わず・・・先輩看護婦(板谷由夏)に相談する亜由美。

「病院で人が死ぬのは・・・普通のことよ・・・」

「ですね」

しかし・・・次の日も麻友の五円玉は・・・死者の出る病室を当てた。

「すごいわね・・・」

「・・・わからない・・・こわい・・・」

「こわいの」

「こわいよ」

「・・・」

この病院には何かよくないものが・・・潜んでいるのかもしれないと亜由美は思う。

そして・・・その夜・・・病院の廊下で亜由美は蠢く影を見た。

長い髪の女の影。

風もないのにそよぐ髪。

恐怖を感じる亜由美。

逃げても逃げても影はおいかけてくる。

思わず・・・麻友の病室に逃げ込む亜由美。

振り返ると・・・黒い影は「ゴーッ!」と言い残し去って行った。

三番目の話・・・「呪いの絵馬」(脚本・穂科エミ、演出・森脇智延)・・・しがないサラリーマン・小島洋介(バカリズム)は出汁汁にネクタイを浸けてしまうような粗忽者である。ある日、取引先の会社との飲み会の席で心霊スポットめぐりが趣味という美少女・川田千鶴(吉本実憂)から古めいた絵馬を贈られる。もちろん・・・洋介はまんざらでもない気持ちにになる。しかし、同居している妹(岸井ゆきの)は「そんなもの・・・贈る方も贈る方だし・・・受け取る方も受け取る方だわ」と呆れるのだった。

しかし・・・その夜から・・・洋介の周囲では奇妙な出来事が起こる。

会社の上司(利重剛)がうどんのどんぶりに七味唐辛子を全部入れたり、同僚や部下がミスを連発するのである。

まるで・・・洋介の粗忽が伝染したようなのだ。

事情を聞こうと千鶴の会社に電話するが・・・千鶴はすでに辞職していた。

「このままでは会社がつぶれる」

危機感をもった洋介は妹の勧めに従い・・・近所の神社に件の「絵馬」を奉納することにする。

しかし・・・近所にあるはずの神社への道程は恐ろしいほど遠かった。

近道は工事中で・・・曲がり角では交通事故・・・そして突然の嵐・・・。

だが・・・洋介は黄色いタクシーに乗ることで・・・絵馬をもらう時間まで遡上することに成功する。

凄い出費じゃないか・・・。

「これ・・・もらってください」

「お断りします」

「ちっ・・・」

それ以来・・・洋介は・・・会社で一番の粗忽者として恙無く過ごした。

四番目の話・・・「もう1人のエレベーター」・・・友達の上崎亜矢奈(生駒里奈)が入院したので四人の女子高校生(生田絵梨花・齋藤飛鳥・白石麻衣・西野七瀬)がお見舞いに行く。

「さっき・・・ストレッチャーに白い布かぶせられてた」

「それは・・・亡くなった人を霊安室に運んでいたのよ」

「霊安室・・・」

「地下一階にあるらしいよ」

「なんだかこわい・・・間違えて地下一階に行っちゃいそう」

「この病院のエレベーター古いものね」

「病院が古いからね」

エレベーターに乗った四人。

病院の出入口は一階である。

しかし・・・何故か・・・エレベーターは地下一階に直行する。

「どうして・・・」

「まさか・・・霊が一緒に乗ってたりして」

エレベーターの扉が開くと正面が霊安室だった。

「まさか・・・霊安室から・・・霊が出てきたりして」

霊安室の扉が開く。

「きゃあああああああ」

チラシを持った三軒家が現れた!

五番目の話・・・「誘う沼」・・・高松明憲(柳葉敏郎)は息子の直樹(志尊淳)と娘の瞳(恒松祐里)と一緒に湖畔の別荘に避暑に来ていた。妻に先立たれた明憲は喪失感から鬱を発症している。ぼんやりした父親を気遣い・・・直樹と瞳は気分転換になればと・・・父親を連れ出したのである。しかし・・・旅程の最後の夜。明憲は亡き妻と湖で戯れる夢を見る。

それは淫夢だった。

目が覚めた明憲は・・・自分だけもう一泊すると息子たちに告げる。

「父さん・・・大丈夫かい」

「大丈夫さ・・・今日は釣りでもするよ」

息子たちは父の身を案じるが・・・東京に所用があるために帰らざるをえない。

一人になった明憲は・・・昼寝をする。

夢の中に現れたのは・・・貞子だった。

最後の話・・・「夏の知らせ」・・・七年前・・・萩原朋子(前田敦子)は父親の晴彦(鹿賀丈史)の反対を押し切って田舎から上京・・・東京の小さな広告代理店に就職する。しかし、その実態は印刷屋で・・・業務内容は・・・スーパーマーケットのチラシや商店街のイベント代行だった。朋子は・・・あまり華やかではない日常に倦んでいた。ある日・・・三年前に死んだ父親の姿を商店街で見かける朋子。

上京をする時、喧嘩別れしたまま・・・葬儀にさえ出席していない朋子は・・・父の怨みを感じる。

「ち・・・化けてでたか」

出没する父親の亡霊に・・・辟易した朋子は・・・ついに帰郷するのだった。

母親は突然の娘の帰郷に驚く。

「お父さんが死んだ時さえ・・・帰ってこなかったのに・・・どうしたの」

「ちょっとね・・・」

父親の書斎に入った朋子は・・・見慣れぬファイルに気がつく。

そこには・・・朋子が作った「チラシ」がすべてコレクションされていた。

「ストーカーかよっ」

しかし・・・父親の溺愛に触れ・・・涙の止まらない朋子だった。

「お父さん・・・ごめんね」

親孝行をしたい時には親はなし・・・それは幸せなことなのである。

関連するキッドのブログ→ほんとにあった怖い話 夏の特別編2012

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