彼岸島 Love is over(白石隼也)今度は私が守る!(桜井美南)
これもかよっ。
明らかに劇場版の壮大な予告篇だけどな。
話がダイジェスト過ぎて・・・展開が早いというのが愚か者の戯言だということがよく分かる。
まあ・・・魔性の眷族の話をこれほど感性鈍く描いた作品もないからな。
そこがいい・・・という人もいます。
とにかく・・・2013年の続きなので書かないわけにはいかないよな。
これを書くと・・・自動的に「拝啓、民泊様。」も書くことになりそうだ。
まあ・・・それはそれでいいんじゃないか。
で、『彼岸島 Love is over・第1~2回』(TBSテレビ201609210158~)原作・松本光司、脚本・佐東みどり、演出・岩本晶を見た。全4話なので残り2回である。駆け抜けるんだな。吸血鬼伝説の残る「彼岸島」に連れこまれ・・・吸血鬼や邪鬼の支配する島でサバイバルを繰り広げる若者たち・・・必死の思い出・・・脱出に成功した宮本明(白石隼也)、ユキ(山下リオ)、西山(阿部翔平)、そして冷(佐藤めぐみ)だったが・・・船が怪物に襲撃されて・・・彼岸島に逆戻りである。なにしろ彼岸島から生きて還ってきた者は誰一人いないのだ・・・。
海岸で目覚める明・・・そして・・・恐怖の体験からか・・・面変わりしたユキ(桜井美南)だった。
不死の力を手に入れ彼岸島を支配するマスターヴァンパイア・雅(栗原類)に支配された吸血鬼軍団が襲来する。
そこへ・・・どこからともなく現れた丸太を持った大男。
吸血鬼から逃れ山奥で暮らす人間たちの集団・レジスタンスを率いるリーダー・師匠(声・石橋蓮司)である。
その人間離れした体格から・・・師匠も人間とは思えないのだが・・・彼岸島名物・必殺丸太攻撃を繰り出すのだった。
師匠は・・・邪鬼の太郎とさえ互角に渡り合うのだった。
どう考えても人間じゃないよね・・・。
そして・・・師匠は冷の父親だったのだ。
「俺も・・・師匠のようになれるかな」
「雅と互角に戦ったというお前のような男を捜していたのだ」
師匠とともに山奥に住み込むこと一年・・・明もまた・・・人間離れした能力を獲得した。
ほとんど・・・空を飛ぶ感じである。
もはや・・・日曜日朝の特撮ショーの香りが漂うアクション展開である。
腹筋鍛えたくらいじゃ・・・人間は飛べないけどな。
彼岸島ではどんな願いも叶うんだよ。
ガンダーラなのかっ。
明と師匠は連携プレーで雅のサイコジャックで操られた邪鬼・太郎を倒すが・・・ついに雅が姿を見せる。
「俺の部下になれ」
「誰がなるか」
雅と明の宿命の対決である。
痩身型の邪鬼の連携プレーは明を圧倒するが・・・。
弓道家として間接支援をするユキを守るために・・・必死の明は日本刀で雅を斬る。
しかし・・・雅は不死身だった・・・。
窮地に陥る明だったが吸血鬼となってもユキを守る心を失わないケン(遠藤雄弥)が雅の目を射ぬき・・・なんとか逃走に成功する。
結局・・・雅を倒すためには・・・帝国陸軍の開発した501ワクチンが必要なのである。
冷は・・・洞窟倉庫に・・・予備のワクチンが保管されている情報を得るが・・・洞窟の入り口には吸血鬼の村があった。
「レジスタンスを続けていても・・・いつかは・・・敗北する・・・吸血鬼を根絶やしにするしか・・・人間に明日はない」
師匠はついに決断するのだった。
例によって・・・AチームとBチーム作戦である。
師匠率いるAチームが正面から陽動を仕掛け・・・少数のBチームが洞窟に潜入するのだ。
Bチームのメンバーは・・・。
案内人・・・冷。
剣士・・・明。
弓担当・・・ユキ。
爆弾担当・・・西山である。
そして・・・決戦が始るのだった。
まあ・・・きっと・・・結末は・・・劇場で。
だろうけどな。
関連するキッドのブログ→彼岸島
| 固定リンク
コメント