私を女として愛さない人を男として愛することはありません(北川景子)日本一可愛いお天気お姐さん(篠田麻里子)
今季は(火)(水)とポーカーフェイスの女が主人公である。
(火)はポーカーフェイスの上に作った表情を乗せるので難解である。
一方・・・(水)は微かに表情の変化があり・・・それが一部お茶の間の妄想を掻きたてる要素となっている。
(火)の波瑠も(水)の北川景子も見事な女優力で対応しているのである。
そんな・・・(火)(水)の両方にゲスト出演したAKB48の第1期オーディションで落選した過去のある篠田麻里子(30)なのだが・・・魅力的な素材だけに・・・もう少し演技プランの工夫が欲しいところである。
本来、「お姉さんキャラ」で売ったアイドルなので・・・「お天気お姉さん」部分は問題ない。
問題は・・・裏の顔である。
もちろん・・・ヤンキーまがいの言動は・・・「素」のようなモードで演じたわけだが・・・気象予報士同志の夫婦ということでは・・・女子プロレスラーとプロレスラーのおしどり夫婦である北斗晶と佐々木健介をもう少し研究するべきだったのである・・・あくまで妄想です。
夫役の和田正人にはあきらかにそれが感じられた・・・あくまで妄想です。
表が「アイドル要素」であれば・・・裏は「ヤンキー要素」で充分という考え方もあるが・・・ここは「化け物じみた要素」で表と裏のメリハリをつけるべきなのだ・・・あくまで妄想です。
そういう「落差」を生みだす根性が・・・時に女優には求められるのである。
で、『家売るオンナ・第8回』(日本テレビ20160831PM10~)脚本・大石静、演出・佐久間紀佳を見た。脚本家は「お天気お姉さん 」には独特のこだわりがあるようだ・・・ポンポンマイクをつけたり男に媚を売ったり天気予報をはずしたりしても・・・きっと好きなんだな。自分が傷つくことには敏感でも相手を傷つけることには頓着しないタイプの中年女性とか暴力的だが慰謝料に時価三億円の屋敷をくれる男性実業家とかもきっと好きなんだと思う。そういう「愛」が滲み出るドラマは素晴らしいのだ。愛とはメモリーだからである。
テーコー不動産株式会社・・・新宿営業所売買営業課に屋代課長(仲村トオル)の元妻・理恵(櫻井淳子)が現れた。
二番目の夫と四月に離婚した理恵は・・・慰謝料として譲渡された時価三億円の屋敷を売り、新しいマンションを購入したいと言い出す。
同時に十年以上前に別れた「大ちゃん」こと屋代課長との復縁を匂わせるのだった。
人間が悪魔になるために「愛妻が男と駆け落ちすること」は充分なインパクトである。
それほど悪魔になったようには見えない屋代課長の中でも・・・「捨てられた怨み辛み」が堆積しているわけである。
だが・・・理恵は・・・そんな昔のことは忘れた方が健康的だと言うのである。
お、お前がそれを言うのかよっ・・・である。
「疲れてるわねえ・・・昔も疲れた・・・もう寝るしか言わなかったよねえ・・・うふっ」
毒々しさが醸しだされる理恵なのだった。
一方・・・前回、実家を営業チーフ・三軒家万智(北川景子)に売り飛ばされた白州美加(イモトアヤコ)はすっかりサンチーの信者となっていた。
シラスミカなのにチラシ千枚のポスティングをすでに終えているのだ。
サンチーはトイレ中の事務員の室田まどか(新木優子)の代役としてシラスミカにお茶出しを命ずる。
「しかし・・・それは事務員の仕事です」
最低社員の名残を見せるシラスミカ。
「お前の仕事はなんだ」
「家を売ることです」
「家を売った実績はあるのか」
「・・・お茶を出してきます・・・シラスミカ・・・ゴーッ!」
「自分で言っちゃったよ」と呆れるベテラン社員の布施(梶原善)・・・。
しかし・・・サンチーのターゲットは布施に移る。
「狛江の中古一戸建て・5LDKの物件は売れましたか」
「いや・・・バブルの頃の建物は無駄に広くて」
「言いわけは必要ありません・・・売れないのであれば私が売ります」
「あてがあるのですか」
「私に売れない家はありません」
「・・・いや・・・私がもう少し頑張ります」
これ以上・・・サンチーに実績をあげられては・・・立場がなくなる布施だった。
お茶を出しに行ったシラスミカは・・・屋代課長と理恵の関係を知り・・・下司なワイドショーのレポーターのように課内に情報を伝播する。
自分が憧れているサンチーとタクシーの中でキスをしていた屋代課長の元夫人の存在に動揺する庭野(工藤阿須加)だった。
庭野視線で見ると・・・サンチーは微妙に動揺しているようにも見えるのである。
思わせぶりの無表情って凄いな。
戻って来た屋代課長は・・・理恵の物件を別の営業所に任せると言い出す。
「仕事を譲るのですか・・・」
「微妙な案件なので」
「それなら・・・私が承ります・・・お客様の情報を私のPCに転送してください」
「いや・・・やはり私が担当する」
考えようによっては・・・元妻の存在を・・・サンチーに悟られたくないかのように見える屋代課長である。
「今の私に売れない家はない」
テーコー不動産株式会社・・・新宿営業所売買営業課は・・・もはやサンチー旋風が吹きまくっているのだった。
八戸(鈴木裕樹)や宅間剛太(本多力)は首をすくめ・・・すでに陥落している足立(千葉雄大)や庭野は万歳を三唱するのだった。
ここまでおよそ六分弱・・・見事なイントロダクション(前奏)である。
屋代夫妻が二十年前に結婚し・・・すぐに離婚に至ったこと。
社内結婚だった理恵は・・・シラスミカの社員としての質の悪さを指摘すること。
シラスミカは足立との結婚を夢見てうっとりすること。
足立にはその気はまったくないこと。
その場面が足立、シラス、タクマのスリーショットであること。
屋代課長の結婚式の司会が布施だったこと。
サンチーと屋代課長と庭野の三角関係。
不倫中の事務員まどかの・・・離婚した夫婦に対する微妙な反応。
ぎっしりとつまった要素を抱えつつ華麗にスタートなのである。
これは・・・脚本家の最高傑作になるんじゃないか・・・。
さらに・・・第二の案件として・・・テレビ日本(フィクション)の朝の情報番組「モニモニモーニング」で「6時58分の恋人」と称される「日本一かわいいお天気お姉さん」こと前原あかね(篠田麻里子)の新居購入が浮上する。
担当の足立は朝からウキウキなのである。
そして・・・「芸能人」が初めての・・・庭野もソワソワするのである。
足立と庭野のスキップ・モードに・・・シラスとまどかは敵愾心メラメラなのである。
「チーフは・・・前原あかねなんて知らないでしょう」とシラス。
「お天気お姉さん・・・です」
「知ってるんですか・・・もちろん嫌いですよね」
「お客様に対して好き嫌いなどない」
・・・一同納得である。
しかし・・・テレビで見るアイドルのような天使はあくまで外面・・・。
実際のあかねは「煙草スパーッ」の高圧的な気象予報士だった。
「館内は禁煙になっております」
「あんたら・・・喫煙や不倫が・・・殺人と同じような犯罪だと錯覚しているバカな人間なんだろ」
「・・・」
「ネットに書くなよ・・・こっちはあんたを信用して、家を買うんだから・・・」
「・・・」
「それにあんた・・・オーデコロンがきつすぎなんだよ」
「・・・」
落胆と失望と恐怖に我を失う足立だった。
しかも・・・あかねの求める物件は・・・衣装部屋、あかねの書斎、あかねの寝室、マネージャーの寝室あわせて4DKで高級住宅地(テレ日の所在地付近)という・・・高額が予想されるものだった。
そして・・・マネージャーの津田(和田正人)はあかねの夫だった。
つまり・・・あかねは人妻だったのである。
「結婚の件は非公開だからな・・・ネットに書くなよ」
茫然とする足立とお茶出しを引き受けた庭野だった。
「どうだった」と訊ねる屋代課長。
「タバコスパーッでした」
「タバコスパーッなのか」
そこへ・・・津田マネージャーから「担当チェンジ」の電話が入る。
「わかりました・・・ナンバーワンの営業チーフに担当を変更いたします」
屋代課長の決断・・・その瞬間・・・微かに揺らぐ三軒家のポーカーフェイス。
なんだ・・・今の反応はなんだ。
妄想膨らむ・・・一部お茶の間である。
こうして・・・「課長の元妻の三億円豪邸」と「お天気お姉さんの高級マンション」そして「狛江のバブルな中古一戸建て」が本日の物件となるのだった。
盛りだくさんだな。
屋代課長は・・・元妻に素晴らしいマンションを紹介するが・・・復縁を求める理恵に辟易する。
布施と一緒に結婚式の司会をした高田のぞみを始め、二十年前に結婚というゴールを競い合った受付嬢や営業ウーマンたちも軒並み離婚して・・・さびしい人生を送っているらしい。
しかし・・・彼女たち四人の旅先の写真は・・・和気藹々である。
なんとなく釈然としない屋代課長である。
そのために・・・サンチーをBAR「ちちんぷいぷい」に誘うのだった。
噂のサンチーの来店を歓迎する風情のBAR「ちちんぷいぷい」のママの珠城こころ(臼田あさ美)である。
「問題は各個撃破するべきです・・・家を売ることと元奥様との復縁は別問題です」
「だけど・・・微妙に・・・問題がもつれあっていて・・・」
「奥様は家が欲しいのではなくて課長が欲しいのだと思います」
「だから困ってるんだ・・・」
「課長は私に何をして欲しいのですか」
「いや・・・何と言っても」
「家は売るべきです・・・奥様との復縁はキッパリと断るべきです」
「キッパリとか・・・うん・・・キッパリとだな」
そこへ・・・庭野が乱入する。
そして・・・突然・・・「タクシーの中での二人のキス」を目撃してしまったことを告白。
「あれは・・・無責任な行動だった・・・」
ここでサンチーの顔が驚愕モードになるのだった。
普通に考えると・・・女としてショックの表情だが・・・サンチーなので読み切れない。
「しかし・・・俺は・・・チーフのことを特別な女だと思っている。今までの人生の中でチーフのような女性に出会ったことはなかった・・・男とか女とかではなく・・・チーフは俺の心の中で輝いているんだ」
「その気持ち・・・わかります」
本質から逃れようとする男たちの言葉を・・・急いで結婚したいと思わない世代のこころは「素晴らしい話・・・感動しちゃった」と追従する・・・が・・・水商売の女としての基本は忘れないのだった。
「で・・・肝心のサンチーさんは・・・課長さんのことをどう思ってるの・・・ついでに庭野くんのことも」
すでに・・・ポーカーフェイスに戻っているサンチーである。
「課長のことは好きです・・・統率力がなく、上に弱く、長いものには巻かれ、優柔不断なところはありますが・・・好きです」
唖然とする庭野。
「庭野のことも好きです・・・誠実と言えば聞こえはいいが確固たる信念というものがなく、やる気はあるけれど独創的な企画力がない・・・しかし、好きです」
唖然とする課長。
「けれど・・・課長や庭野が女として私を見ることがないように・・・私が課長や庭野を男として見つめることはありません・・・私はこれで失礼します・・・ご馳走様でした」
退場するサンチー。
「俺たち・・・ふられたのか」
いや・・・どちらかといえば・・・課長がサンチーをふったのである。
責任だけは何があっても回避しようとする屋代課長の姿勢に呆れるこころだった。
「さあ・・・さっぱり」
お手上げである。
まあ・・・とにかく・・・サンチーは今夜もパートナーを求めて夜の街を直進するのだった。
とにかく・・・悪い男にひっかかる可能性は極めて低いと思われる。
お天気お姉さんあかねは・・・番組のメイン・パーソナリティーから食事に誘われ・・・自宅でマネージャーの津田はサンチーと面談する。
手作りプリンをサンチーに勧める津田・・・。
「家庭のことはご主人がなさるのですか」
「ええ・・・季節の花を飾ったりして・・・これは桔梗・・・夏の花です・・・花言葉は永遠の愛・・お天気予報では季節の花の話は定番なんですよ・・・」
「・・・」
「私も気象予報士です・・・あかねは最初は私のアシスタントでした・・・今ではすっかり彼女が主人で・・・私は家政婦のようなもの・・・でも・・・今日は渋谷あたりで夕立ちがありますよ」
「こんなに晴れているのに」
「晴れているのに突然降るから夕立ちです・・・まあ・・・今風に言えばゲリラ豪雨ですか」
津田の携帯電話に着信があり・・・席を外す。
すかさず・・・会話を盗み聞きするサンチーだった。
津田が浮気していることを直感するサンチー・・・。
「それでは御意向に従って物件をお探しいたします」
「お願いします」
一方・・・自分の甘さを噛みしめた足立は雪辱に燃えるのだった。
シラスはお客様からの差し入れを貪り食う。
シラスと足立の間に立ちはだかるタクマ。
そして・・・夕立・・・。
土砂降りに打たれて帰社するサンチー・・・。
タオルを差し出すまどか・・・。
愛人の案件の折にサンチーに親しみを抱いたのか・・・。
「何かお手伝いすることはありませんか」と足立と庭野。
「私も」とシラス。
「シラスミカはチラシをポスティングしていなさい」
「はい」
「足立と庭野はマネージャーの身辺捜査・・・浮気相手がいるはずです」
「そんな・・・探偵みたいなこと」と逡巡する庭野。
「家を売るためです・・・手伝う気があるならゴーッ」
飛び出す足立&庭野である。
なかなかに・・・名コンビになるのだった。
スキップから抜き足差し足である。
そして・・・怪しい花屋の女店員をチェック!
花屋の女店員と喫茶店で待ち合わせるマネージャー。
しかし・・・現れたのはサンチーだった。
「彼女には帰ってもらいました・・・浮気ならやめておきなさい・・・夫婦仲が悪くなると家の購入に問題が生じます」
「・・・」
「もしも・・・本気であるのなら・・・彼女との新居をお探しいたしますが」
「いえ・・・彼女とはあくまで浮気です・・・あかねの高圧的な態度に疲れて・・・彼女に癒しを求めたのです・・・桔梗のもう一つの花言葉は・・・従順・・・ですから」
しかし・・・二人の姿を・・・ハイエナ記者が盗撮し・・・スキャンダルがでっちあげられる。
だが・・・問題なのは・・・「あかねの夫の浮気」ではなく・・・「あかねが人妻だったこと」である。
たちまち・・・素晴らしいインターネットの世界でネガティブ・キャンペーンが展開され・・・あかねの人気は急落するのだった。
天気予報の途中で涙ぐんでしまうあかねだった・・・。
テレビ局の地下駐車場で・・・夫を詰るあかね。
「なんてことしてくれたんだよ・・・お天気お姉さんじゃなくて・・・お天気奥さんになっちまったじゃねえか」
「しかし・・・あれは誤解だ」
「そんなことどうでもいいんだよ」
そこへ・・・サンチーが現れた!
「何しにきたんだよ」
「新居をお勧めに参りました・・・ご覧にならないと後悔します」
「脅してんのか」
「いいえ・・・家を売りに参ったのです」
「番組も降板だし・・・CMの契約も切られて・・・買えねえよ」
「参りましょう」
「マスコミがウジャウジャしてんだよ」
「堂々と出て行けばよろしいのです」
草のものと化した足立&庭野がハゲタカ記者をミスリードするのだった。
新居は天窓のある家だった。
「空が・・・見える」
「空が・・・見えるな」
「昔はこうして・・・空を見ながら・・・いろいろ教えてもらったよね」
「・・・」
「私・・・あんたがいなくなったら・・・困ると思って・・・そしたら泣けてきた」
「あかね・・・」
「たとえ・・・男と女でなくなっても・・・奴隷と主人の関係でも・・・お互いに助け合っていけば・・・必ず家は買えます・・・気象予報士として完璧であれば問題ありません・・・桔梗の花言葉は・・・友の帰りを待っている・・・です」
「・・・」
「この部屋・・・お買い上げいただけるでしょうか」
「買います」
新たなる挙式を行い誓いの言葉を述べるかのような二人・・・。
(落ちた・・・)
サンチーは確信するのだった。
「津田夫妻に・・・家が売れました」と課長に報告するサンチー。
「え・・・そうなの」
「たとえ・・・男と女でなくなっても・・・一つ屋根の下で暮らせば家族ですから」
「それだ・・・」
天啓を受ける屋代課長だった。
布施のもてあましていた・・・5LDKを売りさばくチャンスである。
元の妻・理恵と三人の女友達に・・・シェアハウスでの共同生活をお勧めする屋代課長と布施である。
「皆さんは幸せを競い合い・・・そして孤独になった女たちだ・・・一緒に幸せになればよろしいのではないかと・・・」
「ねえ・・・そうしましょうよ」
女友達に言われて・・・屋代課長との再出発を諦める理恵だった。
いくつになっても集うのが好きな人々は一定数存在するものだ。
こうして・・・テーコー不動産株式会社・・・新宿営業所売買営業課はほぼ・・・サンチーによって陥落したらしい・・・。
サンチー・チームの誕生である。
お天気お姉さんは・・・何だか変な姐御になって再出発したらしい・・・。
爆乳じゃないからな・・・。サラシはねえ。
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コメント
キッドさんおひさしぶりです♪このドラマ意外と面白くて毎週見てます!三軒家さんのキャラはミタさんみたいですね~(^^ゞ
同じ枠だし意識してるのかな?篠田麻里子さんを久しぶりに見た気がします。意外とすれた役が多い気がします(笑)オリンピックも楽しかったですけど終わっちゃいましたね♪
でも最近はなんだか東京都のオリンピックがまたなんだか心配なことに....f(^^;早く不安が解消するといいのですが。
あっ、ちなみに安部マリオの演出はすごく良かったですよ~
投稿: 出雲 | 2016年9月 2日 (金) 23時31分
天才的な能力の持ち主ということでは・・・「家政婦のミタ」(2011年)の松嶋菜々子よりも・・・「ハケンの品格」(2007年)の篠原涼子を彷彿とさせるような気がします。
「家政婦のミタ」の悲惨な過去のイメージはサンチーの嘘か本当かわからないハードな青春と似ているかもしれません。
ただし・・・「家政婦のミタ」は結局、だめな父親を描きたかっただけの話ですので・・・
こちらの方が職業ドラマとしてのエンターティメント性は高いと考えます。
まあ・・・好みの問題もありますけれどね。
サイコパスの善人性というのは一種のトレンドですが
キャラクター造形の常套手段ともいえますからねえ。
北川景子は「悪夢ちゃん」でその傾向の役を演じているし
脚本家は「お天気お姉さん」で
ある種の能力に特化した主人公を面白おかしく描くことに成功している。
両者の幸せな結婚が・・・このドラマを傑作にしているような気がします。
顧客の人生がどうなろうと知ったことではない・・・と言いながら
なんだかんだ・・・顧客のニーズに答えていく。
ここにビジネスものとしてのポイントがあるようです。
とにかく・・・お客をその気にさせること。
このドライな感じがそそるのでございます。
篠田麻里子は苦労人としての物語を持っている
気になる存在ですが
今回は少し役作りが甘いような気がして
率直な感想を述べました。
リオ五輪が問題なく終わって幸いでしたな。
東京五輪の時に世界が平和であるかどうかは
気がかりなことです。
安部マリオは総力戦でしたな。
一人一人は遅くても銀メダルがとれた男子リレーのように
日本人は・・・結局・・・そこが得意なのでございましょう。
まあ・・・来年のことは鬼が笑いますので
四年後のことはゴジラが吠えるとしか・・・。
投稿: キッド | 2016年9月 3日 (土) 00時13分