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2016年9月15日 (木)

愛とはお金です(北川景子)今日のこころごはんは肉じゃが(臼田あさ美)

五輪の夏ドラマに華麗に舞った「家売るオンナ」もフィナーレである。

最後まではっきりとは提示されないが・・・「サンチー不動産」は公私混同のパートナーと仲良く経営しているのでハッピーエンドなのだろう。

なんだかんだ・・・サンチーにとって・・・課長は・・・ずっとお慕い申し上げていた相手だったのではないだろうか。

そういう意味で・・・このドラマはお仕事ドラマの皮をかぶったラブコメなのである。

コンプライアンスに縛られて優柔不断になってしまった「会社の犬」を「男」として再生させる。

それが・・・サンチーの「パートナー探しの物語」なんだな。

もちろん・・・仕事はあくまで家を売ることなのです。

「世界一難しい恋」に続いてトレビアンな作品連打のこの枠・・・三作続けられたら・・・好ましい枠になるのだが・・・はたしてどうかな。

で、『家売るオンナ・最終回(全10話)』(日本テレビ201609ぬうPM10~)脚本・大石静、演出・佐久間紀佳を見た。妄想的には・・・BAR「ちちんぷいぷい」のママ・珠城こころ(臼田あさ美)がテーコー不動産株式会社・・・新宿営業所売買営業にやってきて屋代課長(仲村トオル)に抱きついた時・・・ポーカーフェイスを装いながら・・・営業チーフ・三軒家万智(北川景子)の心は穏やかではなかったと考えます。

不倫中なので・・・アフターファイブの付き合いが悪い事務員の室田まどか(新木優子)はこころママの存在を知らないのだった。

心のオアシスが職場に乱入して戸惑う男性社員一同である。

「私・・・黒い服を着た人に出ていけって言われちゃったの~」

話を整理すると以下の通り。

黒い服の人はBAR「ちちんぷいぷい」のある「サイトウビル」の管理会社の社員。

「サイトウビル」はオーナーが更地にして売却するために半年前から立ち退きが通告されていた。

相応の立ち退き料が支払われるところだが・・・こころママにとって・・・「ちちんぷいぷい」は「故郷」のようなものなので・・・退去するとアィデンティティが崩壊する。

「まるで・・・かっての私みたい」と白州美加(イモトアヤコ)・・・。

「全然違うから」と完全否定するこころママだった。

屋代課長がビルのオーナーと交渉した結果・・・ビルをそのままで売ることに問題はないのだった。

「サイトウビル」の現状は次の通り。

地上二階、地下一階のビル。

二階はオーナーの住居だったが・・・今は空き家。

一階は喫茶店だったが・・・今は空き店舗。

地下一階は三店舗のスペースがあり・・・現在、テナントとして営業しているのは「ちちんぷいぷい」のみである。

「テナントを埋めて・・・ビルの価値を高めて・・・一棟売りをする」

「賃貸物件としてテナント探しですか」と一番影が薄かった八戸大輔(鈴木裕樹)はクレームをつけるのだった。

「ビルを売るためだ・・・ビルを売れば大きな業績になる・・・総力戦だ」

しかし・・・サンチーこと三軒家チーフは・・・素知らぬ顔で・・・本日のゲスト顧客と面談中である。

宝塚マニアの女優が宝塚歌劇団元宙組男役トップスター(86期生)とご対面である。

「娘が事故にあって・・・足が不自由になってしまったので・・・バリアフリーの家に住み替え希望なのよ・・・」

「娘さんは・・・おいくつですか」

「十五歳」

「すると・・・望月様が・・・ストラスブールバレエコンクールで優勝なさった時と同じですね」

「あら・・・なんでそんなことを知ってるの」

「不動産屋だからです」

「・・・」

話を整理しよう。

元プロバレリーナの望月葵(凰稀かなめ)は娘と二人暮らし。

夫は・・・シンガポールを拠点に事業を展開していて・・・現地にも家族がいるらしい。

葵はバレエ教室を経営しており・・・娘のカンナ(堀田真由)もフランスのストラスブールバレエコンクール(スイスのローザンヌ国際バレエコンクールのようなものらしい)に出場する予定だったが・・・直前に負傷し・・・車椅子生活になってしまったのだ。

これは・・・やはり・・・パラリンピック対応か・・・。

「娘の前では・・・バレエの話はしないで・・・」

どうやら・・・心の糸がもつれているらしい。

大学病院の特別室に入院中のカンナと面談するサンチー。

「新しい家なんか・・・欲しくない」

「でも・・・今の家ではいろいろと不便だから・・・」

「ずっと入院しているもの」

明らかにクララである。

医師によれば怪我は完治しているが・・・カンナは立つ気がないらしい。

そこには・・・不仲な両親に対する思春期の娘の複雑な思いが関係しているのである。

「失礼ですが・・・あの部屋は差額ベッド代だけで一日五万五千円、一月165万円、一年で二千万円近くになります・・・お支払いはどうなさっているのです」

「主人は・・・お金だけは惜しみなく支払ってくれるのです」

金に糸目はつけない顧客に燃えあがるサンチーの商魂である。

「ちちんぷいぷい」で屋代課長と最古参の布施(梶原善)が経過報告をしている頃、サンチーは二階のバリアフリーではない住居を査定し、一階の蜘蛛の巣の張った空き店舗の壁紙を剥がし、床の絨毯をめくりあげ、足を踏みならす。

そして「この家は私が売ります」宣言である。

なぜなら「私に売れない家はない」のだから。

足立(千葉雄大)は深川営業所の同期社員から「サンチーの移動の噂」を仕入れる。

サンチーが新宿営業所から去る・・・その話は庭野(工藤阿須加)とシラスミカを激しく動揺させる。

「チーフが好きなら・・・なんとかしないとねえ」と微笑む足立王子。

「なんとかって・・・」

「強気で押すのさ・・・」

妄想で「そばにいろ」とサンチーをあすなろ抱きする庭野だったが・・・背後に立っただけで「私の背後に立つな」と一喝されるのだった。

ゴルゴサンチーである。

「自分は・・・」

「自分はなんだ・・・」

「ついていってもいいですか」

サンチーの犬は・・・サイトウビル一階の空き店舗の原状復帰を命ぜられる。

「僕・・・一人でですか」

「お前一人でだ!」

庭野は・・・壁紙をはがし、絨毯をはがし・・・店舗を磨くのだった。

もはや・・・別の業者である。

総力戦のテナント探し・・・足立は人気の占い師に目を付け、布施はヨガのトレーナーを勧誘する。

屋代課長は勧誘先のメイドカフェでツンデレコースを堪能する。

「一昨日きやがれ」

「僕はお客で課長は僕なのに~」なのである。

つまり・・・屋代課長は尻に敷かれたいタイプなのである。

宅間(本多力)は屋台のおでん屋を口説くが・・・少し無理があるのだった。

一方・・・シラスミカは・・・サンチーが移動になる前に家を売るオンナになろうと・・・初めて真剣に顧客名簿に取り組む。

だが・・・シラスミカなので・・・家はいれなかった。

「私に家は売れません」

「シラスミカ・・・あなたは会社を辞めなさい・・・今までたくさんの新人を見てきましたが・・・あなたほど学習能力のないものはいなかった。あなたには仕事があいません。あなたは自立することはできない。あなたは誰が守ってくれる人を捜すのです。それがあなたにふさわしい生き方です」

サンチーの忌憚のないアドバイスに茫然とする一同だった。

しかし・・・シラスミカは素直に足立を急襲するのだった。

「私と結婚して下さい」

「それは無理だよ」

「どうして・・・私はこんなに足立さんが好きなのに」

その理屈だとアイドルファンは全員アイドルと結婚できるわけだ。

「僕はみんなのものだから・・・誰かのものにはならない・・・だから誰とも結婚しない」

足立の答えがすでにアイドルである。

「じゃ・・・最後にキスして・・・それでこの夏のことはすべて思い出に変えるから」

「・・・ごめん」

生理的に・・・あるいは本能的に・・・シラスミカの唇から逃避する足立だった。

一人取り残されたシラスミカを宅間が見守っていた。

お似合いだからな。

望月葵を尾行した探偵モードのサンチーは・・・公園で盗撮を開始する。

動画を持って病院を急襲するサンチー。

「来ないでって言ったでしょう」

「あなたに見てもらいたいのです」

動画は・・・「深夜の公園で一人踊る望月葵さん」だった。

「あなたが踊れなくなって・・・お母様はあなたを気遣ってバレエ教室を閉鎖した・・・あなたは御両親の不和を理由に・・・バレエを見限った・・・しかし・・・それは逃げているだけ・・・お母様はあなたの前ではバレエを封印した・・・しかし・・・踊らずにはいられない。だから・・・こうして誰もいない場所で・・・自分のためにだけ踊っている・・・踊るのをやめたら・・・自分が自分でなくなってしまうから」

「・・・」

サンチーはゴキブリの玩具を投げる。

「あ・・・ゴキブリ」

「きゃ・・・」

カンナは思わず立った。

気がつくとサンチーは消えていた。

目の前にあるのは・・・母の踊る姿のみ・・・。

カンナは・・・母の姿を見つめた。

一方・・・屋代課長は・・・本社から・・・「再開発計画に含まれるサイトウビルから手を引け」と勧告される。

仕方なく・・・手を引こうとする屋代課長。

そんな屋代課長を「会社の犬」と詰るサンチー。

「私は・・・会社から恩を受けたとは思っていません。私はお客様の人生を預かっているのです。私の仕事は家を売ることです」

「君はそうかもしれないけど・・・」

「こころママのために・・・ちちんぷいぷいを守るという志は嘘だったのですか」

「・・・」

鬱屈した屋代課長は「ちちんぷいぷい」を訪れる。

「この店を守るためには・・・会社を辞めなくてはならない」

「そんな・・・だったら・・・いいよ・・・屋代ちゃんには会社を辞めてもらいたくない」

なにしろ・・・テーコー不動産一同は上客なのである。

「おまじないしてあげる・・・ちちんぷいぷい」

しかし・・・屋代課長の心ははれない。

定時になっても出社しないサンチーを案ずる一同。

思わず・・・サンチーの自宅に走り出す庭野だったが・・・サンチーはシンガポールに無許可出張していた。

「シンガポールですか」

「これから帰る」

サンチーはサイトウビルに望月母娘を案内する。

「この部屋・・・少しもバリアフリーになっていないじゃないの」

「次は一階です・・・」

「え・・・」

一階はレッスン場に改装されていた。

「お二人は・・・二階の部屋にお住まいになり・・・ここで踊るのです」

「・・・」

「ご主人からは・・・ここを買ってもよいと承諾をいただきました」

「え」

「愛とはなんでしょう・・・私は愛とはお金だと思います」

「・・・」

「愛するものの願いを叶えるために・・・お金は絶対に必要なものです」

「・・・」

「しかし・・・お金があっても・・・立つ気がないものを立たせることはできません」

「・・・」

「カンナさん・・・まだゴキブリが必要ですか」

カンナはよろよろと立ちあがり・・・レッスンバーにたどり着く。

「お母さん・・・私また・・・踊れるかな」

「もちろんよ・・・」

「ここにお住まいになり・・・ここでバレエをなさいますか」

微笑んで肯定する母娘。

「今・・・御主人と電話が繋がっています・・・お話になりますか」

静かに拒絶する母娘。

サンチーは代理人として望月氏と会話をする。

「望月様は・・・このビルを十億円でお買い上げくださいました」

サンチーはサイトウビルを売却した。

「サイトウビルは・・・売れました」と屋代課長に報告するサンチー。

「俺は辞表を出すつもりだ」

「売ったのは・・・私です」

「それじゃ・・・仲良く・・・一緒に辞めるか」

「仲良く・・・とは?」

見つめ合う二人だった。

一年後・・・地球のどこかの田舎町で・・・二人は「サンチー不動産」を営んでいた。

サンチーの屋代課長使いは荒い。

しかし・・・二人は幸せそうだった。

「ちちんぷいぷい」でこころママはバレエ教室の子供たち相手におやつタイムを始めた。

テーコー不動産新宿営業所。

布施課長・・・足立チーフの新体制。

シラスミカは退職し・・・宅間夫人となって・・・まもなく出産の予定である。

生まれてくる子供はタクマミカという母親に苦労することだろう。

しかし・・・それが人生というものだ。

有能な専業主婦とは違い・・・タクマミカはあくまで宅間氏に守られる存在。

しかし・・・有能ではないものが無能とは限らない。

ただ存在するだけで価値があるものは多いのだ。

住めば都だからな。

庭野は・・・タクマミカのお腹に触れさせてもらい・・・生命の神秘を感じるのだった。

すべて世はこともなし・・・。

そして・・・サンチーは今日も家を売る。

家を売るオンナだから。

ポーカーフェイスに喜怒哀楽を乗せるという抜群の演技力・・・北川景子という実力派女優の底力である。

まあ・・・演技とは何かということを知らぬお茶の間の皆さんに届くかどうかは別として。

こころママという一人ぼっちの女とサンチーというひとりぼっちの女が交錯するが・・・最後は恋仇としてすれ違って行く。

サンチーはこころママのヤキソバをスルーである。

夢の物語として・・・これもはっきりと主張されないが・・・主人公は・・・家を買いたたかない。

安く買って高く売るのが商人の基本とすれば・・・主人公は言値で買って・・・それよりも高く売るわけである。

これは・・・家を買いたたかれホームレスになった過去を持つ主人公の設定と符合しているわけだが・・・登場する「家」を買う方の顧客がある程度、リッチであることで成立するわけである。

「家を売る話」がロマンチックなお伽噺であることにこだわった展開が随所に見えた。

主人公はお金で買えない付加価値をお金に不自由しない人々にサービスするのだ。

そのために相場を無視した価格がお買い得になるのである。

市場という巨大な構築物にハゲタカたちが群がる・・・現実の不動産業への皮肉が最終話ではタイムリーに響く。

それは・・・脚本家の意識が・・・時空を超越しているからなのだな。

関連するキッドのブログ→第9話のレビュー

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コメント

じいやちゃま、こんにちは!

そうでしたか~、サンチーは買いたたかず
言い値で買い、付加価値で売ったというわけですね!
それならこの物件も納得できます。
だって愛ですもんね。
もし周辺が再開発となったらこの親子や店子の方たちは
どうするんでしょうね。
この価格であればなんとかなるとサンチーは先を読んだのかしら?

そんな風に考えると全編ファンタジーあふれる物件だったように感じてきました。
北川サンチーは無表情の中に一途さが湧き出てきて
とっても魅力的でしたね。
後味の良さは逸品でした。
また会いたいと思います。

今夜は満月ですからお団子レースしましょうね。
あんこや甘辛あん、お抹茶あんに加えて
ジャムやクリームもトッピングしておきますね~。
おそらくまこちゃまがトップ予想となりますが
じいやちゃまは、のどにつかえたら危険ですので
こちらでゆっくりとお味見なさってくださいね。
さっき届いた宇治のお茶をいれますね。

投稿: エリ | 2016年9月17日 (土) 12時14分

✿❀✿❀✿かりん☆スー☆エリ様、いらっしゃいませ✿❀✿❀✿

名月や 家をめぐりて 夜もすがら

・・・でございました。

お屋敷の裏庭に薄の原を造営してウサギを放し飼いにしておりますぞ。
雨天の場合はドウム型プラネタリウムでご鑑賞可能でございます。
画像は衛星カメラ生中継ですので実視大になっておりまする。

元名子役がまたしても妊娠のドラマは
とにかく入水自殺がすきで
父親が極悪非道に描ければ満足の脚本家が
またしでかしておりましたな。
これ以上なく案の定と申し上げるほかございませぬ~。

こちらは・・・まことにエンターティメントで
ブラックユーモアさえ心温まるという傑作。
ベテラン脚本家が新境地を開いたかのような仕上がりでした。

不動産業ファンタジーという目のつけどころがよろしかったのでしょうな。

サンチー様がかすかに微笑む。
サンチー様がかすかにたじろぐ。
サンチー様がかすかにあわれむ。
その一瞬を楽しむドラマでもございました。
一種の無意識操作で
なんとなく好感度があがっていくわけでございます。
サブリミナル効果の応用ですな。

まこかま工場でかまぼこ団子を作りすぎたので
アンナ様が世界の飢餓地帯に
かま団子ばらまき作戦を展開中でございまする~。

パラリンピックもまもなく閉会。
お嬢様も慈善事業疲れを
しばらく癒されますように・・・。

投稿: キッド | 2016年9月17日 (土) 16時49分

キッドさんついに最終回でしたね♪なんかあんまり最終回という感じでもなかったですけど(^_^;)終わった気がしないですね。
三軒家さんと上司が異動になったほかはあんまりいつもと変わらなかったですね。結局あの二人はくっついたのかな?(・・;)でも最後までおもしろかったです♪(^-^)vお客さんの足も治ってきたみたいでよかったよかった♪
パラリンピックも終わりですね~、夏もそろそろ終わりかな?でも日本では都政がまたなんかもめてるみたいでかなり心配になりますよ。
市場の人の商売にも影響ないといいのですが....。なんか無事に開催できるか心配(>_<)良い判断がなされるといいですが

投稿: 出雲 | 2016年9月18日 (日) 14時02分

~~☀~~出雲様、いらっしゃいませ~~☀~~

主人公がポーカーフェイスということで
「家政婦のミタ」を連想なされたり
主人公が有能ということで
「ハケンの品格」を想起なされたり
主人公がサイコパスということで
「悪夢ちゃん」を回想なされたりした方も
多いドラマだったかもしれませんが
どんなドラマでもどれかと似ている部分はございます。

キッドは検事が主人公の「HERO」との類似を
強く感じていました。
人間の一生を左右する職務を異常なほどの信念で
遂行していく主人公でございます。
刑務所送りにするのも家を売るのも
同じことですからね・・・そうなのかっ。

都市の・・・たとえば東京の
高いところ・・・たとえばスカイツリーの
展望台から下界を見下ろすと
どこまでも構築物が続いていく。
そこに人間の営みを見出すか・・・。
すべての建造物に所有者がいることを感じるか・・・。
「家」についての距離感によっても
見方の変わるドラマでしたね。
一生・・・借家住まいの人には無縁。
ある程度リッチでないと感情移入が難しかったり
実感のわかない人もいたのかもしれない。
家を買うことはそう何度もないことが普通です。
逆にファンタジーとして楽しめる方は幸いでございます。

三軒家と課長が入籍したのかどうか・・・二人が同棲しているのかどうか・・・曖昧に終わらせているのは・・・続編をどんな形でもスタートできるということですね。

まあ・・・あの家は職場兼住居風でしたので
出勤時間ゼロの二人なんだとは想像いたしますが~。

よさげな田舎でハッピーエンドは
「HERO」と同じですが
再開したときはパートナー変わってましたしね。
普通系→爆乳→美人と三段階スライド方式だった・・・。

パランリンピックについて
語りだすと誤解を招く発言連発になるので
自粛している今日このごろです。
まあ・・・あのブラジルにもできたのだから
日本でもできるだろう・・・という感じでしょうか。

市場については・・・まあ・・・お金の集まるところには
拝金主義者が集まるとしか申し上げようがありませんな。
ゴミにハエがたかるようなもので
自然現象ですが
殺虫剤を散布するわけにもいきませんからな~。

そこそこ放射能に汚染された街なので
土壌汚染くらい甘んじて受け入れる覚悟も必要なのかもしれません。

絶対安全な場所なんてあるわけないのでございますものねえ。

投稿: キッド | 2016年9月18日 (日) 15時00分

たしかにいろんなドラマに似てましたな(^_^;)それらのドラマに比べるとインパクトでは少し負けてたかな?という気もします。まあ、インパクトがあればいいというものではないですけど何発も出たあとだとどこかで見た感はあるかも!?でもなかなか面白かったのはたしかなので続編ができてもいいなあと思いますね♪(^o^)そうしたら三軒家さんと課長の関係も少しは進展するかもしれないですね。
北川景子さんはあまり作品に恵まれてなかった印象があるのですがこの作品で一皮剥けた気もします。第2の篠原涼子を目指してるのかも!?
東京都の問題は早く解決案が見つかるといいなあ~、という感じですがどうも良い判断を今の知事ができるか微妙で(^^ゞ周りが頑張るしかないか~!でも現場の人が頑張っているのだからあまり上が足を引っ張らないで欲しい!
それに解決できても市場の人や豊洲に住んでる方の風評被害による心中もいかばかりかと思うと(>_<)それにしても許すまじ共産党とマスコミ!(怒)まあ、私は実は都民じゃないんですけどね(^^ゞ

投稿: 出雲 | 2016年9月18日 (日) 17時29分

~~☀~~出雲様、いらっしゃいませ~~☀~~

北川景子の代表作といえば

「モップガール」(2007年)ということになります。

美少女戦士セーラームーン(2003年)のメンバーの中で
彼女がもっともスターになったのは「もげ」のインパクトによるものでしょう。

テレビドラマにかぎれば
「ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜」(2009年)
「謎解きはディナーのあとで」(2011年)
と帝国若手のお相手ヒロインも務め

「悪夢ちゃん」(2012年)という傑作ファンタジーの主人公や
「みをつくし料理帖」(2012年)という重厚な時代劇の主人公もこなし

「HERO 第2シリーズ」では帝国貴公子のヒロイン。

どちらかといえば作品には恵まれていると申せますな。

そして・・・それぞれで実力を発揮していると考えます。

だからこその・・・トップスターの地位があるわけでございます。

篠原涼子とは明らかに別ジャンルかと・・・。

築地市場の問題は既得権益者と新規参入者の綱引きのようなもので
どこにでもある話でございます。
なにしろ・・・世界でも指折りの豊かな国なので
それなりに緩いのでございます。
それだけに・・・虚言症のような共産党には
なかなかつけいる隙がないのですな。
首都には富裕層と同じく貧困層も集まりますから
いつの時代も不平分子の温床です。
キッドは宣伝車があまりにうるさいときは通報して
国家権力の介入を招いています。
まあ・・・いざとなったら闇に葬りますけどね。

人間は弱肉強食と平和共存の狭間で
ゴーと言ったり言われたりしながら
百年程度生きていく。
ただそれだけのものでございますからねえ。

投稿: キッド | 2016年9月18日 (日) 18時02分

うわー、たびたびすみません!m(__)mそうか、北川景子さんにはブザービートや悪夢ちゃんに出てたか~!
モップガールは見たことないんですよ。面白い作品だと評判なんですけどレンタルビデオ店に置いてなくて(・・;)
最近では珍しく正統派の美人女優さんですよね♪キッドさんもお好きかな?これからの活躍にも期待したいですね。

市場の件はとりあえず日本人はもう少し科学リテラシーを身につけるか、分からないことは自分で調べる癖をつけて欲しい~!
回り道をすれば時間もコストもかかるし、いざというときに割りを食う労働者や選手がかわいそうですわ。
でも悪い奴をやっつけるという名目で知事の決断まだ支持してる人も多いっぽいのが怖いですな(>_<)頼むから変な決断したりやったりしないでほしい!

投稿: 出雲 | 2016年9月18日 (日) 19時23分

~~☀~~出雲様、いらっしゃいませ~~☀~~

秋の夜長でございますから構いませんよ。

ただし・・・ここはあくまで「家売るオンナ」最終回のレビューのコメント欄なのでご注意くださりますように。

キッドは基本的にテレビに関わるすべての人が
大好きでございます。

お茶の間の皆さんは
「モップガール」を見ていなくても
北川景子が作品に恵まれていない印象を
受けると語ることができて何よりです。

キッドは石原都知事もクールビズ都知事も
自由でよろしいと思っています。
そもそも作家やキャスターが政治家になることは
地盤の開拓だけでも大変なことですからねえ。
土壌に問題があるかないかは別として
オリンピック道路がなくてもオリンピックはできますし
選手は競技に参加できればそれでよい。
労働者は働いて賃金をもらえれば別にかわいそうではないと思いまする。
豊洲市場がなくたって食べ物はどこからでも入ってくる。
何もあわてることはないのです。
党利党略であたふたする人がいれば
庶民は快哉を叫ぶ。
それでいいのです。
科学的事実なんて本当は何の意味もありませんからねえ・・・。
専門家の知識を疑うのは素晴らしいことですが
対抗するためには専門家になる必要があります。
少なくとも基礎知識は必要でしょう。
人間という種族は役割分担でサバイバルしてきたわけですからねえ。
リーダーはかっこいいのが一番ですよ。
そういう意味では・・・今の都知事は前の都知事より
150%くらいマシかと。

投稿: キッド | 2016年9月18日 (日) 21時30分

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