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2016年10月 5日 (水)

女だからって甘くみたら痛い目に遭うよ(佐藤めぐみ)

さすがのキッドも・・・このドラマについて語る言葉を絞り出すのはかなりの困難を伴う。

基本的に・・・おバカドラマだからな。

今回は・・・その知性のなさをさらにパワーアップしてきた感じだ。

とにかく・・・主人公はいざとなったら戦う。

何が何でも戦う。

ピンチにつぐピンチであるが・・・そもそも・・・自らピンチの中に飛び込んでいくわけである。

人の心を持ちながら・・・吸血鬼になってしまう悲哀というトーンが背景にはあるわけだが・・・なったらなったでなんとかなるわけである。

人間のユキと・・・吸血鬼になってしまったケンとの恋心の葛藤が前作ではそこそこ描かれていたが・・・なにしろ・・・ユキが配役チェンジで脳内変換が忙しいのだった。

このユキは・・・ケンのために血を捧げたユキなんだよなあ・・・といちいち思い出してチェンジをしなければならない。

そういうモタモタは全編にあふれていて・・・長い予告篇という性質を露わにするのです。

で、『彼岸島 Love is over・第3回』(TBSテレビ201610050158~)原作・松本光司、脚本・佐東みどり、演出・岩本晶を見た。吸血鬼伝説の残る「彼岸島」に連れこまれ・・・吸血鬼や邪鬼(オニ)の支配する島でサバイバルを繰り広げる若者たち・・・なのだが・・・ちょっとした修行の結果、超人的な体力を身に付けた主人公はもはや仮面ライダーのようだ・・・。

不老不死で不死身の吸血鬼・雅(栗原類)を倒すためには大日本帝国陸軍の秘密部隊が開発した501ワクチンが必要・・・しかし・・・それは洞窟倉庫に秘匿されており・・・その入口には吸血鬼の村がある。

どれだけ広いのかわからない島の中で・・・吸血鬼から逃れた人間の隠れ里を指揮するお頭こと「死人の面」を装着した巨人・・・師匠(声・石橋蓮司)は陽動突入部隊と隠密侵入部隊のA・B二チームによる「501ワクチン獲得作戦」を決行する。

吸血鬼の村の表通りに師匠率いるAチームが突入し・・・吸血鬼たちを引きつけている間に剣の達人と化した宮本明(白石隼也)、弓矢の名人であるユキ(桜井美南)、爆弾魔の西山(阿部翔平)、案内人の冷(佐藤めぐみ)たちBチームが裏通りを進み・・・洞窟入口へと侵入する作戦だが・・・。

こっそり忍びこんでは主人公が活躍できないために・・・Bチームにもどんどん敵が向ってくる。そして・・・それを殲滅する主人公・・・ほとんど二手に分かれている意味がないぞ。

それでも・・・西山が爆弾を使用すると・・・。

「馬鹿・・・敵を引きつけてしまうじゃないか」と叱責する明なのだった。

明の獅子奮迅の活躍も明らかに敵を引きつけている。

下手をすれば・・・丸太無双の師匠が倒した敵より明の倒した敵の方が・・・多いんじゃないかな。

・・・そういう部分を味わうドラマではないみたいだぞ。

どうしたもんじゃろうのう。

それは・・・ほぼ禁句じゃないか。

本来・・・後方支援攻撃の担い手である射手のユキも接近戦に次ぐ接近戦だ。

しかし・・・絶体絶命になると・・・ユキを見守っている吸血鬼のケン(遠藤雄弥)が現れて・・・対吸血鬼戦闘を行うのだった。

ケンを慕う吸血鬼の紫苑(上間凜子=クレジットでは上間美緒)もまた・・・ケンを助けるために対吸血鬼戦闘を行う。

「なんで・・・お前まで・・・」

「私は・・・あんたが見ていた女を勘違いして吸血鬼にしてやった・・・ひどい女なんだよ」

「お前だって・・・人間がうらやましいと思うだろう」

「そういうことじゃないよ・・・あんたが好きなんだよ」

思わず憐れな紫苑を抱きしめるケンだった。

自分の代わりに吸血鬼になった女・・・田中(森岡龍)の恋人の梢(月岡鈴)を・・・そうとは知らずに顔見知りだからと・・・殺すのを躊躇するユキ・・・。

「躊躇ったら・・・だめだ」とケンはユキを叱責する。

この辺りの葛藤をもう少し丁寧に描きたいところだが・・・予告篇なのでそんな時間はないのだろう。

妄想で補うしかないのだな。

一方・・・雅は・・・ハーレムで椿(高野人母美)、弥生(みすず)、まり子(柳ゆり菜)といったモデル風の女たちに囲まれてのんびりしている。

「どうやら・・・予備のワクチンがあったようです」

「まずいじゃないか・・・お前・・・なんとかしろ」

雅に命じられ・・・人影が揺れる。

人と人ならざるものの戦いは・・・戦争である。

「やめろ」と言われてもやめないのである。

アレッポの市街地を見よ・・・なのだ。

煉瓦で隠された秘密通路への入り口に到着した冷・・・。

しかし、邪鬼が襲ってくる。

堂々と日本刀で巨大な邪鬼と渡りあう明・・・やはり仮面ラ・・・。

地下には広大な洞窟が広がっている。

旧日本軍の秘密基地である。

長く続く回廊・・・彼岸島の面積の謎である。

やがて・・・吸血鬼となった旧陸軍士官の群れが現れる。

どれだけ・・・士官だらけの軍隊なんだよ。

全員、軍刀で武装した軍人なのだが・・・警棒を持った冷は堂々と渡り合う。

相変わらず接近戦で弓術を披露するユキ。

洞窟内で爆薬を使用する西山。

落盤というものについて・・・まあ・・・やめよう。

ユキがピンチになり明が救援している間に・・・ついに冷は拉致されてしまう。

「あいつら・・・なぜ・・・吸血手段がないのに・・・何故・・・邪鬼化しないのだ」

「こんなところに祭壇が・・・」

「お供えは・・・ネズミだ」

「ネズミなんかの血じゃ・・・」

「何か特殊な遺伝子操作をしたネズミなのかも」

「いろいろと・・・便利だなあ」

一方・・・囚われた冷は軍人吸血鬼たちに・・・十字架にかけられようとしていた。

「あいつら・・・何をする気だ」

しかし・・・ミニスカートの冷が十字架拘束サービスをするために・・・しばらく待機する明だった。

準備が整ったところで乱入である。

しかし・・・軍人たちは逃げる。

「何故だ」

「これは・・・生贄の儀式なんじゃ・・・」

たちまち・・・現れる邪鬼の百目・・・。

明は一刀で冷の拘束具を切断するのだった。

「逃げろ・・・」

百目との戦闘に突入する明。

百目は洞窟の天井を突き破り、地上に現れる。

それを跳躍して追う明・・・やはり仮面ラ・・・それより・・・本来の目的は!

全身に視覚器官を持つ百目には死角がないので・・・あらゆる攻撃がかわされてしまう。

地面に叩きつけられ・・・絶体絶命の明は・・・突然、無力な乙女の顔で死を受容する。

しかし・・・そこに・・・明の兄である宮本篤(鈴木亮平)が現れた!

「二人がかりで倒すぞ」

「兄貴・・・」

明は・・・躊躇する・・・篤には・・・吸血鬼の気配が感じられる・・・。

つづくだが・・・どうせ最終回もつづくなのだろう・・・。

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