毎度おなじみの一番大切なものを盗まれる勇者たち(山田孝之)
残りHPが1の盗賊Cを間宮祥太朗が演じていると思われるのだが・・・。
公式を確認すると・・・盗賊C(間宮健太郎)となっている。
誰だよ!
間宮祥太朗と言えば・・・脚本・演出・福田雄一の「ニーチェ先生」の主人公を演じているわけだが・・・。
まあ・・・その程度の役者なのだろう・・・あんまりじゃないか!
それともあれかな・・・ギャラとかの関係で別名出演なのか?
いや・・・クレジットは間宮祥太朗だったじゃないか。
キャラクター図鑑・・・楽しいのにな。
「秋元さんお願いします」「秋山だよっ」的なネタなのかもしれんけどな。
で、『勇者ヨシヒコと導かれし七人・第6回』(テレビ東京201611120018~)脚本・演出・福田雄一を見た。恒例の前座コーナーの盗賊C(間宮祥太朗)はどこぞで戦闘してきた後らしく満身創痍である。勇者ヨシヒコ(山田孝之)を除く仲間たち・・・戦士ダンジョー(宅麻伸)、魔法使いのメレブ(ムロツヨシ )、村の女ムラサキ(木南晴夏)は盗賊Cを気遣って「出直してきた方がいい」と推奨する。メレブが怪しいコントローラー・パッドを操作すると・・・盗賊Cの残りヒットポイントは「1」しかないことが判明する。「ノコリイチコさん・・・やめとけば」と忠告する一同。問答無用で斬りかかった盗賊Cだがすっ転んで棺桶に入るのだった・・・。
「教会に連れていってあげましょう」
優しいヨシヒコである。
「結構、強かったから・・・お金かかるよ」
ムラサキは財布の中身を気にするのだった・・・。
仏(佐藤二朗)が登場する。
今回の仏は焼き肉屋で同僚とゴルフ談義をしている設定である。
ヨシヒコたちの指導者である仏が巨大組織の一員に過ぎないというアレなのである。
仏はカルビを食って煙モクモクで飯を食ってビールを飲んで酩酊するのだった。
「ウガスの村へ・・・グースカピー」
「寝るのかよっ」
ウガスの村は・・・盗賊の村だった。
「こういう玉を持っている人を捜しているのです」
ヨシヒコが村人(盗賊に)あっさりと玉を持ち逃げされる展開×2があって・・・盗賊の親分・カンダタ(高嶋政宏)が登場する。カンダタは「ドラゴンクエストIII そして伝説へ・・・」に登場するシャンパーニの塔の盗賊であり・・・シリーズを通じての定連悪役である。「蜘蛛の糸/芥川龍之介」に登場する泥棒のカンダタ(犍陀多)がルーツなのだろう。
カンダタは声が大きいが・・・義賊であり・・・ヨシヒコが「魔王」を倒すと聞いて・・・協力を申し出る。
「子分たちには・・・玉を返すように言うよ」
カンダタは・・・オレンジのオーブの持ち主だった。
カンダタは宝物倉に一同を案内するが・・・オーブはすでに盗まれていた。
カンダタは盗みの腕は一流だがガードは甘いのだった。
オーブを盗んだ犯人である女盗賊ローゼン(中村静香)が現れた!
ナイスボディーな女盗賊は仮面をつけているが・・・「家政夫のミタゾノ」から連続ゲスト出演で一部お茶の間を魅了するのだった。
ローゼンは「盗みの魔法」を会得していて・・・なんでも盗めるのである。
メレブは「魔法の杖」、ダンジョーは「もみあげ」、ムラサキは「バスト」を盗まれてしまう。
「ああ・・・胸をとられちゃった・・・どうしよう」
「元々・・・ムネタイラじゃないか」
ムラサキは公式によるとB80である。
「いただいていくよ」
ローゼンは去っていく。
「ヨシヒコは何も盗まれなかったの」
「はい」
「いいや・・・あなたは大切なものを盗まれていますぞ」
突然、現れた国際警察(インターポール)の銭形警部風の男(佐藤正和)は断言する。
「何を盗まれたというのです」
「彼女はあなたの心を盗んでいきました」
「そんなはずはありません」
否定するヨシヒコだったがムラサキは疑いの眼差しをを向けるのだった。
ヨシヒコの心が奪われた証拠をメレブが発見する。
激しく怒張するヨシヒコのモザイク的巨大な男根である。
ヨシヒコとムラサキもまた・・・巨根と貧乳のコンビだったのだ。
盗まれたものをとりかえすために村を出たヨシヒコたちだったが・・・全員が不調で魔物相手の戦闘にも苦戦してしまう。
囲炉裏端の一同である。
「ボインがなくなって肩がこらなくなった」
「・・・」
「呪文を覚えたよ」
「それは凄い」
「フタメガンテ」
固い瓶詰めのフタを命と引き換えに開けたくなる呪文である。
魔法の杖がなくてもヨシヒコには効くらしい。
身近に瓶詰めがないので苦悶するヨシヒコだった・・・。
ローゼンは何故かバスタオル一枚で登場する。
ヨシヒコは激しく勃起して・・・キャバクラの酔客のような血走った目でローゼンの虜になってしまうのだった。
「やはり・・・心を奪われていました」
「単に・・・女盗賊に惚れたんだろう」
「お前たちからも・・・もっと盗んでやるよ」
ダンジョーとムラサキはスキンヘッドに・・・メレブはウスラハゲにされてしまうのだった。
ヨシヒコを残して撤退する三人。
「結局・・・ハゲに対する親近感が・・・大統領選の勝因なのか・・・」
「あのズラをかぶれば誰でも大統領気分になれるものね」
三人の前に姿を見せるヨシヒコは・・・アルセーヌ・ルパンを祖父に持つ神出鬼没の大泥棒風になっていた。
「似てないぞ~」
「私はぱふぱふして気がついたのです」
「あ・・・このパターンは・・・」
「魔王などどうでもいい」
「聞いたことあるぞ・・・そのセリフ」
「ローゼンが世界中のボインを盗み・・・それを再配分すれば・・・ボインの平等が実現します」
「再配分したら・・・ボインではなくなるのでは・・・」
「世界中の女がボインになれば・・・男たちはみんなパフパフで満たされる」
「・・・」
「魔王を倒さなくても世界は平和になります」
「・・・」
「私はそのために泥棒になりました・・・魔王なんてもうどうでもいい」
凄腕の早撃ち拳銃使い次元大介風の男や・・・古の大泥棒石川五右衛門を先祖に持つ剣士13代目石川五ェ門風の男・・・そして権利を守るキャラクター風な映画泥棒と共に去っていくヨシヒコ。
「絶望だ・・・」とダンジョー。
「いや・・・大丈夫・・・明日・・・ヨシヒコは帰ってきます」とメレブ。
「なんでだよ」とムラサキ。
「私は昔の記憶を思い出したのです・・・あれは確か2011年の夏・・・『勇者ヨシヒコと魔王の城』の第6話のことです」
ヨシヒコは・・・ラムール村の診療所で働く可憐で巨乳な娘・リエン(中村静香)と恋に落ちたのだった。
しかし・・・リエンの正体は邪悪な魔法使いの魔法で姿を変えたハゲでメガネのおっさん(ト字たかお)だったのだ。
ローゼンの寝室・・・お馴染みの下着姿で登場するヨシヒコ三世・・・。
「ローゼンちゃんのためにお宝を盗んできたんだわ~・・・お約束のチューをいただきま~す」
「キスをすると魔法が・・・」
たちまち・・・ハゲでメガネのおっさん(橋沢進一)に変身するローゼン。
「ああああああああああああ」
11月11日に生放送された「~笑わせたもん勝ちトーナメント~KYO-ICHI」(フジテレビ系)で優勝したタイムマシーン3号のネタは「チビデブメガネの三重苦」という自虐的なものだったが・・・ハゲメガネネタには及ばないんだな。
自分で自分を貶めて笑いをとる・・・健気なことだ。
魔法が解けたヨシヒコは仲間のもとに戻るのだった。
「同じフォルムの女に・・・二度も騙されるなんて」とムラサキ。
「二度あることは三度あるというから・・・気をつけないとな」とダンジョー。
「それはブッキング的な話ですか」
「ヨシヒコはムネタイラが好きなのよ~」
「変な暗示はやめなさい・・・ムーネー・タイラー国務長官」
「タイラーは大統領でしょう」
ヨシヒコ一行を陰ながら追うヒサ(岡本あずさ)は自分の胸のサイズを確認する。
「兄さまは・・・ヒサの胸のために・・・でも泥棒なんてよくありません」
公式によれぱ岡本あずさのBサイズは非公開である。
あずさは変化の杖で二時間ドラマの女王風の和装の女(山村紅葉)に変身して兄を見守るのだった。
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