ラーメン大好き小泉さん2016年末SP(早見あかり)カワイイなんちゃって女子高生をやってみた(美山加恋)
年の瀬の谷間である。
裏番組の「かわいいなんちゃって女子高生がちょこっとゾンビになってみた」と合わせて「VSなんちゃって女子高校生祭り」を開催してもよかったのだが・・・年末進行なので一本立てにしました。
すでに成人している四人組だが・・・まだまだいける・・・と思います。
早見あかり・・・生誕1995年3月17日(21歳)
美山加恋・・・生誕1996年12月12日(20歳)
古畑星夏・・・生誕1996年7月8日(20歳)
田中美麗・・・1996年10月14日(20歳)
関東ローカルでは「僕と彼女と彼女の生きる道」(2004年)が放送中だったので当時8歳で小柳凛を演じた美山加恋の二十歳になりたてという成長ぶりも楽しめた。
干支が一巡したのだなあ・・・。
さる年だけにみんな去っていくのか・・・おいっ。
何故か、年末は訃報が相次ぐよなあ。
「雨に唄えば」のキャシー(デビー・レイノルズ)と「スターウォーズ」のレイア(キャリー・フィッシャー)の母娘が相次いで亡くなるとはなあ・・・。
で、『ラーメン大好き小泉さん2016年末SP』(フジテレビ201612300035~)原作・鳴見なる、脚本・久馬歩、演出・松木創を見た。年末年始に小泉さん(早見あかり)なのである。今年は「ちかえもん」があって女優として飛躍したと言えるな。ドラマブロガーとあなたの投票が選ぶ『2016年 オーディエンスベストドラマ賞』で4位入賞の原動力である。なにしろ・・・美しさが別格だからな。はあーっ・・・なのである。
さて・・・孤高の人である小泉さんにも・・・小泉さん大好きな大澤悠(美山加恋)、適当にちゃらんぽらんな中村美沙(古畑星夏)、学級委員長でラーメン嫌いだった高橋潤(田中美麗)というクラスメートがいてカルテットとなっている。
今回はカルテットが新横浜ラーメン博物館(神奈川県横浜市)にやってきて物語が始る。
小泉さんの一軒目は・・・B1F体感ゾーンの「「支那そばや」である。
残りの三人を置き去りにして・・・ラーメンを堪能する小泉さんだった。
中華人民共和国から「シナ」は蔑称とクレームが来た時代もあったが・・・無法の限りを尽くす不良国家のことなど知ったことではないと言う姿勢が清々しいぞ・・・おいおいおい。
「小泉さんがいない」と悠は涙目になっていると・・・ドイツ人男性が話しかけてくる。
「・・・ドイツ語・・・ダンケシェーン」と委員長・・・。
「委員長のくせにそれだけかよ」と美沙。
「ドイツ語は守備範囲外だわあ・・・」
小泉さんがB2F体感ゾーンに降臨する。
「名島亭ハツキアタリノオミセデス」
「アリガトウゴザイマス」
「小泉さん・・・ドイツ語も・・・」
「ラーメンの国際化は進んでいます・・・世界に支店を出しているチェーン店も多いのです。そこで味を覚えた外国人観光客が・・・本場日本のラーメンを目指してやってくる時代なのです」
とにかく・・・ラーメンを食べることに関する限り・・・ほぼ万能の小泉さんなのだ。
小泉さんは二軒目の「無垢-muku-ツヴァイテ」に向うのだった。
「無垢-muku-さんの本店はドイツにあるのです」
ラーメンを堪能する四人。
はあーっの四連打である。
そこへ現れる尾道(小野ゆたか)、荻窪(田中英樹)、喜多方(村松利史)のラーメン大好きおっさんトリオ。
喜多方は離婚したため姓の違う委員長の父親なのだった。
「潤がラーメンを食べている・・・」
喜多方は感動するのだった。
美沙は最近、ユーチューバーとなり・・・盛んに動画を収録するのである。
「ラーメンに集中しなさいよ」
何事にも真面目な委員長は注意する。
今回は・・・委員長と美沙の対立が主軸となっていく。
教室である。
美沙は「カワイイ女子高校生がラーメンを食べてみた」動画を投稿し・・・アクセス数を稼いでいた。
「なぜラーメンを食べるのか・・・そこにラーメンがあるからです」
「それは・・・小泉さんのパクリじゃない」
その頃・・・小泉さんは「できたてラーメンの丼がテーブルに置かれる音」を堪能していた!
「今日はラーメン食べに行かないの?」
「今日は家系ラーメンを食べようと思っています」
「家系?」
「吉村家を総本家として・・・なになに家とつくラーメン店のことです」
「駅前にもあるわよね」
しかし・・・小泉さんは鉄道利用で一時間・・・神奈川県厚木市にやってくるのだった。
「お腹すいた~」と甘える悠。
「どうして駅前にもあったのに・・・」と委員長。
「家系ラーメンはチェーン店なども大増殖中ですが・・・今日は家系ラーメンを作り上げた吉村実氏のご子息が経営する直系を食べるのです」
「直系?」
「もうすくですよ・・・三十分ほど歩いたら到着です」
嫌ならお帰りください・・・と言われるだけなのである。
三軒目は「吉村家」だった。
小泉さんのチョイスは「のりまし」で「麺かため油少なめ味濃い目」のチョイス・・・悠は完全に小泉さんのコピーである。
一方、美沙はチャーシューメンの「チャーシューまし」で「麺かため油多め味濃い目」を注文して・・・「すべて普通」の委員長にイチャモンをつける。
「そんなのつまんないじゃない」
「私は初めてのお店ではその店の基本を味わいたいの」
「せっかく選べるのに普通なんてやめなよ」
「余計なお世話よ」
揉める二人を余所に・・・ニンニク、生姜、豆板醤、特製大蒜酢で味を調える小泉さん。
真似をしようとする悠に「自分で選択しないと後悔しますよ」と釘を刺す小泉さんである。
美沙は悠に動画の撮影を強要するのだった。
「出来たてが食べ時なのに撮影なんてやめなよ」と委員長。
「私はユーチューバーとして特別なのよ・・・普通人は黙っていて」
「喧嘩はやめて・・・ほら・・・小泉さんが怒っちゃう」
しかし・・・小泉さんは「ライス」の食券を買ってきただけだった。
「ライス?」
「シメにライスを食べるのです」
「そういうお客さん多いですよ」と店長。
小泉さんはスープに漬したのりでライスを食べ終える。
はあ~っなのであった。
みかんの差し入れを持って家系の創始者・吉村実(本人)も登場し、小泉さんは感激するのだった・・・。
素晴らしいインターネットの世界にユーチューバー美沙のアップした動画が百万アクセスを突破し・・・調子にのった美沙は「かわいい女子高校生が○○してみた」シリーズを次々と発表する。
委員長は「そんなことがいつまでも続くはずがない」と批判を繰り返す。
ついに「かわいい女子高校生が退学届を書いてみた」を発表する美沙だった。
美沙を案じた悠は四軒目の「厳哲」(早稲田)で鮪塩ラーメンを食す小泉さんに相談する。
「このままじゃ・・・美沙はユウーチュー婆になっちゃうよ・・・」
「・・・」
「店長に撮影を強要したとか動画サイトは炎上しているし」
「・・・」
「このまぐろしおラーメン美味しいね」
「鮪塩と書いてシビシオと読むのです」
はあーっである。
小泉さんは五軒目の「べんてん」(練馬区)に三人を誘うのだった。
「委員長が来るなら・・・私帰る」
「いつもなら行列に並ぶところを閉店間際のために奇跡的に並ばずに食べられるチャンスを逃すというのならどうぞ」
「・・・」
「営業時間が三時間半しかないのでまさに貴重なタイミングです」
「・・・」
「二十年に渡り高田馬場で行列を作り続けた名店の味なのです」
はあーっである。
「一日三時間半で大儲け・・・まさに美沙に相応しいラーメンだわ」
「いいえ・・・営業時間は三時間半でも仕込みにはその三倍かかりますので一日十四時間労働です。定休日にも翌日の仕込みがあるので実際は年中無休です」
「地道すぎる・・・でも・・・そうしないとこの味は・・・無理なのか」
美沙は二十年後の自分を想像できないのだった。
しかし・・・二杯目に「つけ麺」を注文する小泉さんだった。
「え」
「この店の自家製麺はつけ麺で一層深く味わうことができます」
「つまり・・・ラーメンでも・・・つけ麺でも美味しいってこと・・・」と悠。
「そうね・・・人にはそれぞれの味わいがあるものね・・・普通がいいっていう押し付けもよくなかったわ」と反省する委員長だった。
「小泉さんはそれがいいたくて・・・べんてんに・・・」と悠。
しかし、三杯目に「塩ラーメン」を注文する小泉さんである。
「この店は塩ラーメンも絶品なのです」
はあーっである。
小泉さんは・・・ただ美味しいラーメンを食べるのだった。
2014年に店主の体調不良を理由に休業した「べんてん」は2016年に店主が回復して復活したのだった。
小泉さんはその味を楽しまないわけにはいかないのである。
これはラーメン大好きな女子高生の話だからである。
さあ・・・ラーメンを食べに行こう。
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