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2017年1月 7日 (土)

山田孝之のカンヌ映画祭(芦田愛菜)パルム・ドールを狙って(長澤まさみ)

さて・・・前夜から2017年冬ドラマが始っているわけだが・・・何がレギュラーになるかは未定である。

このジャンルの特定が難しい・・・疑似ドキュメンタリーで疑似ドラマである作品はおそらく・・・これ以上は語らない。

しかし・・・前作と位置付けられる「山田孝之の東京都北区赤羽」より・・・題材的には魅了された。

もう・・・うわあ・・・の連続である。

かなり・・・エンターティメントの要素が強くなっている感じなのだが・・・うわあ・・・なのである。

第一回、終盤ではうわあああああああ・・・という感じになっている。

凄いもの見ちゃった感じがします。

で、『山田孝之のカンヌ映画祭・第1回』(テレビ東京201701070052~)脚本(構成)・竹村武司、演出・松江哲明(他)を見た。「失われた週末・・・かくも長き不在・・・」と「カンヌの休日 feat. 山田孝之/フジファブリック」は歌う。コート・ダジュール(フランスの風光明媚な保養地)に山田孝之(山田孝之)が颯爽と現れる。

転じてゴジラと七人の侍でおなじみの東宝撮影所である。

「映画監督の山下敦弘は山田孝之に突然、呼び出された」

語りは長澤まさみである。

山下敦弘(山下敦弘)は自分撮りで撮影所のゲートを潜りスタジオへと向う。

山下は「リンダ リンダ リンダ」でキネマ旬報ベストテンの2005年6位を獲得した監督である。

山田は「勇者ヨシヒコと導かれし七人」の最終回の撮影中だった。

「今度、カンヌで賞を取ろうと思って」

「カンヌ?」

「もうすぐ、ヨシヒコが終わるので・・・次の仕事として」

「カンヌ映画祭ということですか」

「そうです・・・カンヌの一番いい賞を取ります」

「えーと」

「そういうことですので」

ヨシヒコ(山田孝之)は撮影に戻っていく。

通りすがりのメレブ(ムロツヨシ)が現れる。

「山下監督じゃないですか・・・これは北区赤羽的なアレですか」

「山田くんって強引だよね」

「巻き込みますよね」

山下は「赤レンガ倉庫」「中華街」にほど近いビルの一室に招かれる。

山田はすでに「合同会社カンヌ」を立ち上げていた。

山下は少数の撮影クルーを同行させている。

「会社・・・」

「そうです・・・企画もあります」

「山田くんは受賞してたよね」

山田は「第34回ヨコハマ映画祭」(2012年)で助演男優賞を獲得していた。

「・・・」

「どうして、カンヌのパルム・ドールなの・・・ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞やベルリン国際映画祭の金熊賞じゃだめなの」

「ですね」

パルム・ドールはフランシス・フォード・コッポラが「地獄の黙示録」などで、今村昌平が「うなぎ」などで獲得している泣く子も黙る権威のある賞である。

昨年の第69回カンヌ国際映画祭では障害者差別を背景に雇用支援金の現状を描いたケン・ローチ監督の「わたしは、ダニエル・ブレイク」が受賞している。

是枝裕和監督による第39回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品の「海街diary」は惜しくも受賞を逃した。

だから・・・「カンヌ国際映画祭」のパルム・ドールは特別でそれ以外は眼中にないらしい。

山田の中に・・・山田を評価しない世界の映画界に対する・・・「何か」が渦巻いているらしい。

「それで・・・」

「題材はこれです」

山田の提示した企画は「エドマンド・エミール・ケンパー三世の映画」であった。

エドマンドは身長206cm、体重140kgのアメリカ合衆国の連続殺人者である。

1948年生れで1964年に15歳だったエドマンドは好奇心から祖父母を殺し、精神病院に入院する。

1972年にヒッチハイカーの女性二人と15歳の少女を殺害、1973年に18歳の学生など三人を殺害。さらに母親を撲殺し、頭を切断した後、母親の頭部を使って自慰行為を行う。さらに母親の友人も殺害した。

十人を殺害した後でエドマンドは警察に出頭し、終身刑となった。

「う・・・」

「面白くなると思います」

「これを君が・・・」

「いえ・・・僕はやりません」

「え」

「お金を集めたりして・・・作品を作るだけです」

「つまり・・・カンヌのパルム・ドールをとる作品をプロデュースしたいと」

「ですね」

漫☆画太郎先生が描いた山田の「絵」の下で悠然とする山田である。

「しかし・・・これを誰が」

「主演者は決まっています」

「ええっ」

「本人に直接話して・・・事務所的にもほぼ・・・」

「そうなんだ」

「これから・・・監督に直接会ってもらいます」

山田は待ち合わせ場所に山下を案内する。

「それって・・・綾野剛?」

「まあ・・・いいじゃないですか・・・会えばわかります」

待ち合わせ場所のカフェにやってきたのは・・・。

ランドセルを背負った芦田愛菜(12)であった。

「ええええええ」

「芦田さんです」

「あ・・・山下です」

身長206cm、体重140kgのアメリカ合衆国の連続殺人者である。

好奇心から祖父母を殺し、ヒッチハイカーの女性二人と15歳の少女を殺害、18歳の学生など三人を殺害、さらに母親を撲殺し、頭部を切断した後、母親の頭を使って自慰行為を行い、さらに母親の友人も殺害した・・・十人殺しの終身刑の男を・・・誰が演じるって・・・。

もはや人外魔境である。

関連するキッドのブログ→その「おこだわり」、私にもくれよ!!

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受信: 2017年1月 9日 (月) 00時09分

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