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2017年3月23日 (木)

海賊も用心棒も殺し屋ですが何か?(綾瀬はるか)

国会で都議会で・・・うさんくさい人がうさんくさい人たちからうさんくさい質問をされてうさんくさい答えをしている今日この頃である。

もちろん・・・世の中がうさんくさいので・・・それでいいのだろう。

うっかり・・・付き合っていると気が滅入るのでほどほどにしなければならない。

権力は腐敗するのが当たり前なので時々・・・膿を出すのは悪いことではない。

しかし・・・混沌とした世界情勢を前に・・・あまりだらだらとしているのは・・・それはそれで不安なのである。

隙を見せたらやられてしまう・・・すでにそういう時代じゃないのかな。

うっかり・・・負ける方につかないように・・・それだけが気がかりである。

それとも・・・いよいよ世界大戦争に突入なのかな・・・。

で、『精霊の守り人II 悲しき破壊神・第8回』(NHK総合20170318PM9~)原作・上橋菜穂子、脚本・大森寿美男、演出・西村武五郎を見た。人命尊重という理想から・・・最も遠いのが戦争行為であることは明らかである。しかし、理想はあくまで理想であり・・・現実的には21世紀になっても他国の国土を併合してしまう国家が国連の常任理事国であり、他国の領土を不法占拠している隣国や他国の人間を拉致して殺害する隣国が公然と存在しているわけである。盗賊から商人を守る用心棒が・・・殺人を後ろめたく思うようだと・・・専守防衛など成立しないことになる。「戦争で人を殺しても敗北しない限り罪には問われない・・・」ということを義務教育で教えることの是非が問われるわけである。先制攻撃した方が敗北した場合は・・・責任を追及されるし・・・先制攻撃をするような人々に負けた場合は想像するだけで恐ろしい・・・つまり・・・何が何でも負けられないのが戦争と言うものなんだなあ。必ず勝つとは限らないからなるべく戦争にならないように知恵を絞るべきなのだが・・・それはそれとしていつでも敵を殺せる準備はしておかないとねえ。

いつか・・・どこかの世界・・・。

北の大陸の・・・新ヨゴ国の西・・・カンバル王国の南に位置するロタ王国。

ロタ国王ヨーサム(橋本さとし)の崩御によって北部ロタと南部ロタの対立が深まっていた。

南大陸をほぼ制圧したタルシュ帝国は・・・北大陸と南大陸の狭間に位置する海洋国家サンガル王国をすでに傘下に収め・・・虎視眈々と・・・北大陸征服の時を狙っている。

南部ロタの太守スーアン(品川徹)は南部の領主たちの盟主として・・・タルシュ帝国と手を組み・・・前国王ヨーサムの弟・イーハン(ディーン・フジオカ)の王位継承に異を唱えていた。

ロタの被差別民タルの女トリーシア(壇蜜)と情を交わしたイーハンは・・・秩序を乱すものとして危険視されていたのである。

王の密偵組織であるカシャル(猟犬)も・・・穏健派の長・スファル(柄本明) と・・・その娘で過激派のシハナ(真木よう子)の二派に分かれて争う始末だった。

トリーシアの娘・アスラ(鈴木梨央)が精霊の一種で恐ろしい破壊神タルハマヤを宿したことにより・・・イーハンとスーアンの対立は決定的なものとなる。

サーダ・タルハマヤとなり・・・ロタの貴族たちを虐殺しかけたアスラを用心棒のバルサ(綾瀬はるか)が制止し・・・混乱するロタ王都を脱出する。

タルハマヤを拒絶したアスラは・・・意識を取り戻すが・・・言葉を失っていた。

バルサと薬草使いのタンダ(東出昌大) はチキサ(福山康平)とアスラの兄妹を連れて・・・ロタ王国と新ヨゴ国の国境の街・・・四路街へと退避する。

マーサの店に兄妹を預けたバルサは・・・新ヨゴ国の皇太子チャグム(小林颯→板垣瑞生)が暗殺されたと聞き・・・悲哀に襲われるのだった。

自分の大切な人を守り切れなかった無力感に包まれたバルサは・・・言葉を失い温もりを求めるアスラを残し・・・孤独の道を進む。

護衛士として・・・隊商の用心棒の職を求めて・・・口入屋に向うバルサ。

しかし・・・皇太子の死を受けて臨戦体制となった新ヨゴ国の国境は封鎖され・・・国王の崩御により喪に服すロタ王国の情勢も不安定となり・・・交易商人たちも商いを手控えていた。

「バルサ・・・当分・・・用心棒の口はないぞ」

「新ヨゴからロタへ向かう隊商がやってくるまで・・・待つさ」

「さて・・・そんなものが来るのはいつになることか・・・」

「・・・」

「すでに海の民はタルシュに下り・・・新ヨゴ国も滅んでしまうかもしれないという御時勢だ・・・」

新ヨゴ国の帝(藤原竜也)は・・・皇太子チャグムを軍神とするための儀式を行っていた。

「皇太子チャグムは新ヨゴ国にその身を捧げた・・・チャグムは神となった・・・軍神チャグムよ・・・新ヨゴ国を守りたまえ」

帝は陸軍大提督ラドウ(斎藤歩)に国境の封鎖を命じた。

「鎖国」によって・・・タルシュの侵略が納まるが如くの対応である。

しかし・・・タルシュ帝国の第二王子ラウル(高良健吾) がチャグムに告げた言葉が事実なら・・・すでにタルシュの触手は皇宮内に伸びているのである。

新ヨゴ皇国の星読博士シュガ(林遣都)は・・・それが誰かを推測する。

チャグム皇太子の死を受けて・・・皇太子の扱いとなったトゥグム(高橋幸之介)の教育係のガカイ(吹越満)は充分に怪しい。

帝を暗殺して傀儡の帝を立てるなら・・・チャグムよりもトゥグムの方が相応しい。

「シュガよ・・・よく・・・帝はお前をお許しになられたものだな」

「ガカイさんにお伺いしたいことがあります」

「なんだ・・・」

「ガカイさんは・・・次期聖導師になられるかもしれない」

「そうかもしれんな」

「ガカイさんは聖導師として・・・どのように国を守るつもりですか」

「シュガよ・・・我ら星読博士の仕事とは何か」

「星を読むことです」

「そうだ・・・我々は運命を読む・・・そして運命を変えるのは我々の仕事ではない」

「なんですって・・・」

「新ヨゴ国が滅びると星が告げるなら・・・その運命を受け入れるのが天意に適った生き方だ・・・」

「まさか・・・帝を裏切って・・・タルシュに従うのではないでしょうね」

「それを星が告げるのならな」

「・・・」

帝は命令に従ってチャグム暗殺を遂行したと報告する狩人頭のモン(神尾佑)を召喚した。

「モンよ・・・チャグムは・・・最後の瞬間・・・それを命じたのが・・・朕であることを悟っていたか」

「そのような・・・暇はなかったと思われます・・・チャグム殿下はあっという間に海の藻屑となりました」

「そうか・・・モンよ・・・汝のしたことを悔いる必要はない・・・チャグムはその身を捧げて新ヨゴ国を守護したのだ・・・それを悔いることは・・・軍神となったチャグムへの冒涜と心得よ」

「惧れ多いことでございます」

帝は微笑んだ・・・。

聖導師(平幹二朗)の寿命はつきかけていた。

しかし・・・シュガが秘事を打ち明けるとすれば・・・他に人はいない・・・。

「聖導師様・・・お知らせしたきことがあります」

「何事か・・・」

やつれた聖導師の顔に精気が蘇る。

聖導師は・・・秘密の通路を使い・・・後宮に潜入する。

チャグムを失ったと信じる二ノ妃(木村文乃)は奥に引き籠っていた。

「二ノ妃様・・・」

「聖導師・・・近う寄れ・・・もそっと・・・近う」

「チャグム様は・・・お亡くなりになっておりませぬ・・・」

「・・・」

「チャグム様は・・・生きておいででございます」

「なんと申した」

「チャグム様は・・・死んだとみせかけて・・・タルシュの手を逃れ・・・ロタ王国に落ちのびられたそうです」

「まことか・・・」

「嘘など申しませぬ・・・」

「チャグムが生きている・・・たった一人で・・・ロタにおると・・・さすれば・・・バルサを雇わねばならぬ・・・」

「バルサ・・・」

「狩人のジンを呼べ・・・」

「畏まりました」

ジン(松田悟志)は密命を受け・・・国境地帯へと旅立った。

バルサと別れ新ヨゴ国に向ったタンダは・・・国境封鎖の監視を逃れ・・・獣道をたどっていた。

そこで・・・タンダはジンと邂逅する。

「あなたは・・・狩人のジン・・・」

「タンダよ・・・バルサの居所を知らぬか・・・」

「まさか・・・あなたが・・・討手ですか」

「俺ではバルサを討てぬことは・・・お前がよく知っているだろうが」

「・・・」

「二ノ妃様からの仕事の依頼だ」

「お妃様から・・・」

「任務は・・・チャグム殿下の護衛だ・・・」

「チャグム殿下は亡くなったと聞いた・・・」

「生きておられる」

「えええ」

バルサは四路街の口入所でジンから・・・二ノ妃の手紙を受け取った」

「チャグムが生きている・・・」

バルサは腹の底からこみあげてくる衝動をこらえることができなかった。

バルサは笑った。

「アハハ」

「バルサ・・・」とタンダが人目を気にする。

「ハハハハ」

「バルサよ・・・引き受けてもらえるか」

「ハハハハハハ・・・・引き受けた」

バルサは前払いの報酬を受け取る。

「二ノ妃は・・・相変わらず気前がいいな」

「どうする」

「とりあえず・・・ロタ王国のツーラム港に向う・・・手紙にあるタルファの首飾りを換金していれば・・・足取りがつかめるだろう・・・」

「頼んだぞ・・・バルサ」

「ジン・・・お前は・・・タンダを新ヨゴに送ってくれ」

「え・・・俺を連れていかないのか」とタンダ。

「急がねばならんからな」

バルサはすでに馬市場に向っていた。

チャグムは海上で暮らす海の民ラッシャローの船にたどり着いていた。

ツーラム港を目指す算段をしているところで・・・海賊の襲撃を受けたのだった。

そうとは知らぬ・・・バルサはツーラム港の酒場を巡っている。

大衆食堂の店主(市オオミヤ)に情報を求めるバルサ。

「この街でお高い宝石がさばけるかい」

「この店は酒を振る舞う店だよ・・・そんなことを大声で言うもんじゃない」

「心配してくれてありがとう・・・邪魔をしたな」

バルサは釣りをしているのだった。

「宝石」という餌には・・・ならず者が食い付くのである。

しかし・・・店を出たバルサを追いかけてきたのはツアラ・カシーナ(海の恵を呼ぶもの)と呼ばれる海賊頭のセナ(織田梨沙)だった。

バルサを尾行したセナはたちまちまかれてしまう。

そして・・・セナは背後からバルサに問われるのだった。

「私に何か用かい」

「そういう店を知っている・・・」

「ほう・・・そうかい」

「私もその店のことを調べている・・・何か・・・わかったら教えてほしい・・・それが店を教える条件だ」

「ふうん・・・まあ・・・いいだろう」

「武器は持っていけない・・・私が預かろう・・・」

「・・・」

「合言葉は・・・ネズミが猫にご挨拶申し上げる・・・」

「店はどこだい」

「ついておいで・・・」

バルサは怪しい路地裏の盗品商オルシ(寺十吾)の店に入った。

「おや・・・メスのネズミか・・・」

「それが客に対する態度なのかい」

「おや・・・売り手かと思えば・・・買い手だったのか・・・何をお求めですか・・・お客さん」

「そうだな・・・たとえば・・・タルファの首飾り」

「・・・あなた様にお買い上げいただけるとは思いませんが・・・」

「あるのが・・・わかればいいんだよ・・・私が知りたいのは・・・それを持ちこんだ人間の情報だ・・・言い値で買うよ」

「お前は・・・何者だ」

「それは知らない方が身のためだよ」

「しゃらくせえ・・・少し痛い目に合わないと・・・」

目の前からバルサが消え去ったことに驚くオルシ。

しかし・・・その時には背後に回ったバルサに首を絞められていた。

「大人しくしていれば・・・苦しまずに済んだんだよ」

オルシの手下たちは武器を構えて近付く。

「待て・・・」

「ふふふ・・・わかるかい・・・首の骨が悲鳴を上げているのが」

「よせ・・・」

「海賊だ・・・」

「へえ・・・」

「赤目のユザンが・・・売りに来た」

「品物はどうした」

「スーアン城の若殿が買った」

「よし・・・ではこのまま・・・出口まで付き合ってもらおうか」

「・・・」

店を出たバルサは殺気を感じる。

解放されたオルシは手下の影に隠れて叫ぶ。

「生きて帰れるとでも思ったのか・・・」

「生かしておいた恩を仇で返すのかい」

「野郎ども・・・やっちまいな」

オルシの手下たちが殺到する。

しかし・・・バルサは素手で充分に渡りあうことができた。

男たちの攻撃をかわしながら路地を進んでいく。

その先に立つ男にただならぬ気配を感じたバルサは・・・拳を突き出す。

その拳を受けとめたのはラウル王子の密偵・・・ヒュウゴ(鈴木亮平)である。

ヒュウゴは凄腕で追手を食いとめるのだった。

「バルサ・・・こっちだよ」

セナがバルサの短槍を渡しながら導く。

「私を知っているのか・・・あんた誰だい・・・」

「私はチャグムの友達さ・・・セナって言うんだ」

「・・・」

バルサはセナと逃走を続ける。

「こっちだよ」

「赤目のユザンを知っているか・・・」

「知っている・・・同じ島の生まれだ」

「棲家は」

「案内しよう」

二人は闇に消える。

タルファの首飾りを売って・・・売春宿で大盤振る舞いをしたユザン(平山祐介)は一寝入りするためにアジトに戻って来た。

「おい・・・野郎ども」

様子がおかしいことに・・・酔いのため気がつかないユザンである。

見慣れぬ女の姿に・・・驚くユザン。

「なんだ・・・お前は・・・」

「遅かったじゃないか」

「お前・・・子分たちに何をした」

「お前の行く先を言わないもんだから・・・眠らせてやったよ・・・なかなか良い子分じゃないか」

「ふざけるな・・・」

「お前・・・タルファの首飾りをどうやって手にいれたんだい」

「タルファの・・・」

そこへ・・・軍勢がなだれ込む。

「なんだ・・・」

「お前のしでかしたことの報いなんだよ」

「あれは・・・ロタの兵隊じゃねえか・・・」

「逃げるんだ・・・裏口があるだろう」

「・・・」

兵士たちの数に怯えて・・・ユザンは逃げ出した。

追手を逃れる二人は袋小路の隠し扉を開いて待つセナに導かれて息をつく。

「一体なんだってんだ・・・」

「お前・・・チャグムをどうした」とセナ。

「チャグム・・・」

「十五、六の男の子だよ・・・そいつは私の大切な人なんだ」

「あのガキのことか・・・」

「お前が・・・ラッシャローの船を襲ったのは噂になってるんだよ」

「お前は誰だよ・・・」

「へえ・・・私の顔を知らないのか・・・それでも海賊のはしくれかい」

「え・・・あ・・・セナ様・・・ツアラ・カシーナがなんで・・・こんなところに」

「まさか・・・お前・・・チャグムを奴隷商人に売り飛ばしたんじゃないだろうね」

「あの首飾りをいただいて・・・港まで送っただけだよ・・・ガキは市場の方に歩いて行った・・・それきりだ」

「そうか・・・チャグムはそこで・・・ロタ王の崩御を知り・・・途方に暮れただろう」

「しかし・・・なんでロタの兵隊が・・・」

「お前の売った宝石は・・・売ったものの口封じが必要なものだったのさ」

「チャグムは・・・スーアン城に入り・・・おそらく軟禁されている」とヒュウゴが割り込む。

ヒュウゴに目配せされて・・・セナはユザンを連れ出す。

「命が惜しかったら・・・すぐに出港しな・・・」

「へい・・・」

「バルサさん・・・私がチャグムの友達というのは本当だよ・・・バルサさんは・・・チャグムに聞いた通りの人だった」

「・・・」

セナとユザンが部屋を出て行くと・・・バルサはヒュウゴに向き合う。

「お前は・・・タルシュの密偵・・・ヒュウゴなのか」

「ほう・・・そこまで御存じですか」

「お前は・・・チャグムの敵ではないのか」

「立場で言えば・・・敵ということになるでしょう・・・しかし・・・人の心は・・・そのように割り切れるものではありますまい」

「お前・・・チャグムに何をした・・・」

「私は古きヨゴの民として・・・殿下に寄り添い・・・時にはその命をお助けいたしました・・・そして・・・殿下の前で・・・処刑されるように仕向けたのです・・・殿下は私の命乞いのために屈服し・・・一度は帝の暗殺を請け負った・・・・」

バルサは・・・ヒュウゴが・・・チャグムの心を弄んだことを知った。

「酷いことをしたものだな」

「それが・・・唯一の・・・戦乱を避ける手段だったのです」

バルサは拳を繰り出した。

ヒュウゴはあえて・・・拳に顔を晒し・・・壁際まで吹っ飛んだ。

スーアン城に南部同盟の領主の一人アマン(緋田康人)が到着した。

「太守様・・・新ヨゴ国の皇太子を捕えたとは本当ですか」

「聞こえが悪いぞ・・・アマン殿・・・チャグム殿下は我が城にご滞在なされているのだ」

「しかし・・・」

「ユラリー・・・さがっておれ」

スーアンの孫娘ユラリー(信江勇)は父親の命じられるままに食卓から去った。

「すべては・・・わが息子オゴンの手柄じゃ・・・」

オゴン(富澤たけし)は微笑んだ。

「だが・・・新ヨゴ国の皇太子を匿ったとなると・・・タルシェには裏切り行為と責められるのでは」

「アマン殿・・・殿下はあくまで・・・取引材料じゃ・・・タルシュにはこう申すのじゃ・・・わが息子・・・アマンがロタの王座につきし時・・・チャグム皇太子を引き渡すと」

「ロタを総べるアマン国王・・・」

「うむ・・・よき響きじゃ・・・」

スーアン大領主を盟主とする南部同盟は・・・北部を制圧したイーハン王の王位継承を認めず・・・タルシュ帝国と組んで・・・ロタ王国の統一を目論んでいたのだった。

チャグムは・・・タルシュの虜囚から・・・スーアンの虜囚になったことにまだ気がつかない。

「いつになったら・・・スーアン太守に御目通りが叶うのか」

チャグムは与えられた客室で・・・侍女(花影香音)に問う。

「私に問われてもわかりかねます」

「一刻も早く・・・おとりつぎ願いたい・・・」

「ごゆっくり・・・お休みくだされませ」

「・・・」

チャグムは己の非力を噛みしめる。

バルサには幼い弟子の苛立ちが・・・手にとるようにわかっていた。

「チャグム・・・待っていろ・・・」

バルサはチャグムが幽閉されているスーアン城を見上げた。

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