永禄八年、ヒャラ~リヒャラリコヒャラリラリ~(髙橋ひかる)
井伊家の伝承によれば永禄八年(1565年)に井伊直虎が家督を継承したことになっている。
この年は遠江国の国人領主たちが親今川氏と反今川氏に分かれて抗争した遠州忩劇の未だ渦中にある。
つまり・・・遠江国は内乱状態なのである。
そもそも・・・井伊直虎が家督を継いだのは反今川の旗手である曳馬城主・飯尾連竜を攻めた井伊家の当主である中野直由が討死してしまったからなのである。
飯尾連竜はこの年の暮れに今川氏真によって謀殺されるが・・・曳馬城に籠城した飯尾家臣団の抵抗は永禄九年も続いている。
つまり・・・井伊家はその戦の真っ最中にあるわけで・・・こんなにうすらぼんやりとした日々を送っていたわけがないのだ。
いや・・・そうであってほしいという願いもむなしく・・・井伊谷に周辺は・・・まるで江戸時代の小藩のようにのんびりと産業振興に夢中になっているのだった。
いや・・・それどころか・・・死んだ許嫁が亡命先で現地の女と子を為していたことで・・・主人公の心が乱れに乱れるという・・・なんのこっちゃ展開である。
いや・・・もういやああああああ。
しかし・・・高瀬姫を演じる高橋ひかるが・・・とても好みなのですべてを水に流すキッドなのでした。(仮記事です)
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