永禄十年、織田五徳と徳川信康婚姻す(柴咲コウ)
遠江国を巡って今川家と徳川家が鬩ぎ合う永禄十年。
駿河進出を狙う武田家と遠江を狙う徳川家の利害が一致する。
織田と徳川は同盟関係にあるがその絆を高めるための婚姻である。
信長はすでに武田家の後継者候補との婚姻を実現させている。
これによって永禄十年には織田・武田・徳川が同盟関係となったのである。
駿河と遠江二か国の領主である今川氏真は美濃尾張伊勢三河信濃甲斐の六か国の同盟と対峙していることになる。
今川家には相模伊豆武蔵を領する北条家が同盟者としてあるが・・・北条家の関心は関東の経営にあり・・・求心力を失いつつある今川家にどれほどの援助を与えるか不透明である。
氏真は必死だっただろう。
そのために遠江国の国人衆の締め付けを行い・・・結果として国人衆の謀反を招き寄せる。
駿府への忠誠心を強要するあまりに国力そのものを減衰させていくわけである。
国人衆同士の政略結婚をいくらすすめても・・・一族郎党すべてが裏切ればはいそれまでよなのである。(仮記事です)
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